ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

ジャニーズWESTのファンに見てほしい!METROCK14日出演者厳選8組

【記事公開日:2022/05/03】

 

来週の5月14日から大阪・東京と2週連続、合計4DAYSで行われるMETROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022。通称METROCK。

 

このMETROCKに先日ジャニーズWESTの出演が決まりました。

 

昨年も出演が決まっていましたが、中止になったため今回初出演となります。

当日私は、予定もあり見えませんが。15日のみ参戦します。

 

さて、このブログではジャニーズWESTのアルバムをすべて紹介をしてきました。

だからこそ、ジャニーズWESTがフェスで邦ロックファンの心をしっかりつかんでくれることは保証します。

 

ただ、フェスという場所は、多くのアーティストを見れる素晴らしい場所です。

ぜひ、ジャニーズWESTのファンの方には他のアーティストもしっかりみて楽しんでほしい。

 

そんな気持ちを込めて、オススメのアーティストを8組紹介します。

 

順番はタイムテーブルの出演順です。

よろしくお願いします。

 

yama 

GREEN HILLステージ 11:50~出演。

この曲「春を告げる」は、ストリーミング累計再生回数が2億回越えしている。「しらんけど」の初披露をしたCDTVでも共演をしていた。顔出しなしで活動をしているので目の部分に仮面をつけてライブ活動をしている。

「春を告げる」の印象が強いyamaであるが、音楽性は様々。疾走感のあるサウンドの「麻痺」やピアノの音色が心にぐっとくる「Oz.」なども違った魅力を感じられるだろう。2021年だけでタイアップ曲が12曲ある。「Oz.」は、アニメ『王様ランキング』にも起用されている。タイアップ曲も多いのでセットリストの中には、どこかで聞いたことがある楽曲も含まれているだろう。

 

 

ヤバイTシャツ屋さん

BAY FIELDステージ 12:30~出演。

この曲「ハッピーウェディング前ソング」は、youtubeでも多く使われてヒットした楽曲。フェスで何度も見ているが、見るたびに思うのは何も考えずに楽しめる最高のライブをしてくれる。いい意味でコミカルで中身のない歌詞とかっこいいバンドサウンドが合わさりその場にいるすべての人を心の底から楽しませてくれる。

初めて見る人はひょっとするとその空間は異質に感じるかもしれない。ただ、ジャニーズWESTのトンチキソングになれているファンの方なら、どこか通じるものがあるのではないだろうか。このフェスでの共演が今後楽曲提供につながる可能性は高い。

 

 

Vaundy

GREEN HILLステージ 13:20~出演。

ストリーミング累計再生1億回楽曲を4曲持つ、今勢いのあるアーティスト。Vaundyのすごいところは曲の振れ幅。動画のライブ映像に収録されている2曲からもわかる通り、ジャンルの振れ幅がすごい。新曲ブログでたびたび紹介をしているが紹介するたびに驚かされる。ジャンルレスという言葉が今一番似合うアーティストだ。

昨年初めてVaundyをフェスで見たが、一緒に見た普段Vaundyを聞かない友達がセットリストの8割を聞いたことがあるといっていた。確実に知っている曲と出会えることは間違いないだろう。

 

 

キュウソネコカミ

BAY FIELD14:00~出演。

ジャニーズWESTの出番の1つ前に同じステージに出演をする。実はこのBAY FIELD、ジャニーズWESTまで打首獄門同好会・ヤバイTシャツ屋さん・キュウソネコカミとコミカルなバンドたちが続く。

キュウソネコカミの魅力はコミカルな歌詞と面白いライブパフォーマンス。その中にしっかりとしたロックバンドとしてのすばらしさを見せつけるライブをしてくれる。関西発のバンドだからこそできるパフォーマンス。何度もライブを見たことがあるが毎回楽しかったという気持ちでいっぱいになるライブをしてくれる。

 

 

ジェニーハイ

GREEN HILL 16:30~出演

川谷絵音がプロデュースを行うバンド。メンバーは川谷絵音の他に小籔千豊・くっきー!・ロックバンド・tricotのメンバーでもある中嶋イッキュウ新垣隆という謎の組み合わせ。

異色の組み合わせだが、楽曲はすばらしい。そのギャップが面白い。コミカルなものからおしゃれなサウンドで聞き心地のいいものまで。私自身、まだライブは見たことがないのでどんなライブをするかはわからないが、このメンバーの時点でMCは面白いだろう。ぜひ、私の代わりに見てきてほしい。

 

 

Chilli Beans.

SUNSHINE ARCH 17:25~出演。

フェスも後半となりおそらく疲れがたまってくる時間だろう。そんな時間に聞いてほしいのが、このバンド。今ブレイク必須のガールズバンドChilli Beans.。

この曲「 lemonade」は先ほど紹介をしたVaundyが編曲に参加している。落ち着きのあるメロディとエモさを感じられるサウンド。現在サブスクではEPが2枚と新曲1曲と合計9曲。まだ楽曲数も少ないがバンドとしての色がしっかり表れてきている。2022年より飛躍することは確実なバンド。疲れているからこそ、ゆっくり落ち着いた気持ちで聴けるかもしれない。ただ私自身まだライブでは見たことはないの、でがらりと表情を変えてくれるかもしれない。

 

 

NEE

NEW BEAT SQUARE 18:10~出演。

2021年9月にメジャーデビュー。今年のブレイクアーティストとしてこのブログでも紹介をした。このアーティストのヴォーカルくぅはHey! Say! JUMPの昨年のシングル表題曲「群青ランナウェイ」の楽曲提供をしている。この曲を好きな人はおそらく好きなサウンドではないだろう。なぜなら、「群青ランナウェイ」はイントロから曲の展開までNEEらしさが全開にでている曲だからだ。

中毒性の強いサウンドの楽曲が多く、聞けば自然と楽しくなってくる。私はまだライブを見たことがないので、どんなライブをするのか全く予想がつかない。

 

 

WANIMA

BAY FIELD 19:10~出演。

14日の大トリを飾ってくれるWANIMA。2017年第68回NHK紅白歌合戦に出場。ジャニーズとの接点としては、関ジャニ∞に「ここに」を楽曲提供している。代表曲は「ともに」「やってみよう」など様々な言いだしたらきりがない。

メッセージ性のある歌詞は明日からを生き抜く勇気や元気を与えてくれるだろう。また、熱量のあるライブステージは最後の体力をすべて奪い去ってくれることは間違いない。テレビ出演も多いバンドだが、ライブステージではテレビ以上の熱量でロックバンドとしての魅力を見せつけてくれるだろう。

 

 

以上の8組をピックアップして紹介しました。

 

今回、ジャニーズWESTをきっかけにフェスという場所をはじめて訪れる人も多いだろう。好きなアーティストを見るためにフェスに行くというのは会場のほとんどの人がいくきっかけだと思う。

 

今回初めてフェスに行くという方は、ぜひフェスという空間をおもいっきり楽しんでほしい。そして、マナーを守ってほしい。

 

これはジャニーズWESTに限った話ではないが、アーティストのTシャツを着ている時点でアーティストの看板を背負っているという自覚を持ってほしい。

 

フェスには、いろんな人がいる。

アーティストのワンマンで当たり前のことがフェスではマナー違反になることもある。

 

マナーが悪い人がいるとTシャツをみるとこのアーティストのファンなんだと思ったりもしやすい。

 

だが、逆もそうだ。マナーのいいお客さんをみて、このアーティストのファンはいい人たちが多いなと思ったりもする。

 

初見でみるアーティストだとなおさら、アーティストのライブを見るきっかけすら左右するかもしれない。

 

だからこそ、フェスでの注意事項ををMETROCKのHPで事前に確認の上楽しんでください。

また、フェスでは初め

てのアーティストとの出会いも当たり前。目当てのアーティストが終わったから帰るのではなく目当てのアーティスト以外との出会いをしっかり楽しんでほしい。

 

私はTwitterで多くのジャニーズWESTのファンの方とかかわっています。

どの方もやさしくあたたかい方ばかりです。だからこそ、よりジャニーズWESTのことが好きになりました。

なので、正直なところ心配はしていません。

 

今回のブログがMETROCKに行く人たちの当日楽しむきっかけになってくれたらうれしいです。

 

読んでいただきありがとうございます。

 

 

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ビバラ!オンライン 2022 【4/30】厳選4組ライブレポート

【記事公開日:2022/05/02】

 

現在、開催中のVIVA LA ROCK 2022。今回、現地には行けませんでしたが一部のアーティストがオンライン配信がありました。

 

4月30日には特に個人的に好きなアーティストが多かったのでチケット買ってみることにしました。折角なら、ライブレポという形でブログも書きたいと思います。

 

流石に全部のアーティストを紹介するのは難しいのでこのブログでこれまで何度も紹介をしてきた4組のアーティストを紹介します。

また、セットリストについてはVIVA LA ROCK 2022のHPに記載されていたものを参考にしています。

 

 

ビッケブランカ

フェス全体のトップバッターを飾ったビッケブランカ。VIVA LA ROCK の1日目というフェスの全体のスタートという大事な役割。会場のボルテージを上げてくれるかのように「Shekebon!」のイントロから会場を盛り上げる。ハイトーンのきれいな歌声と共にジャンプをして会場全体が幕を開けた。そして、彼の相棒ともいえるピアノのもとへ良く。そして、2曲目「Slave of Love」が始まる。前半はピアノの弾き語りを行い、途中でギターソロが入り空気を換えて会場をより盛り上げてくれる。音がやみ、歓声を浴びるかのように「一緒に楽しみましょうね」と笑顔と共に曲が再スタート。よりライブに惹きつけられる。
3曲目の「アシカダンス」はシンセサイザーとバンドサウンドが入り混じりフェス映えするかっこいい楽曲。久しぶりのビバラロックということで、意気込みを語るMCから新曲「アイライキュー」をやさしく歌い上げてくれる。そこから出演者につないでいくために代表曲「Ca Va?」で盛り上げる。オンラインでも会場の一体感と熱量が伝わってくる。一体感をそのままに「ファビュラス」が披露される。最後は、ベストアルバムリリースの為に行ったファン投票で1位を飾った「ウララ」で幕を閉じる。「すべてのスタートを頼む」という主催者の声に見事にこたえてくれた。フェスの最高のスタートとなるライブだった。
これまで何度も紹介をしてきたビッケブランカ。だからこそ、なじみのある楽曲達が並んでいた。音の魔術師といわれる所以を感じらることができたステージだった。

 

セットリスト
01. Shekebon!
02. Slave of Love
03. アシカダンス
04. アイライキュー
05. Ca Va?
06. ファビュラス
07. ウララ

 

 

秋山黄色

ロックバンドさながらのギターサウンドでライブはスタートする。軽快なギターとベースのサウンドが印象的な「アク」から1つの曲のように代表曲「アイデンティティ」につながる。「ビバラロック楽しんでいこうぜ!」という雄たけびと共にライブの熱量は上がっていく。その熱量は、この曲で終わってしまうんではないかと思わせてしまうほどだ。

曲が終了すると暗転して「Caffeine」のイントロが流れてくる。ギターのカッティングが印象的なこの曲。原曲からはおしゃれさも感じていたが、ライブだとここまでロックに変化していくのか。ここでMCが入る。これまで何度も出演をしてきた秋山黄色。コロナ渦でより知名度をあげた彼にとって今回のビバラは新たな景色となっただろう。

MCがおわり、休む間もなく「見て呉れ」のハイトーンな歌いだしで空気を変える。そして、「どのバンドのファンでもどのグループのファンでも今は俺のお客さんだから、自分のお客さんを退屈な思いをさせません。」と目の前の人たちを心をつかむMCと共に「とうこうのはて」が始まる。そして、1曲はさんで「シャッターチャンス」で最後を締めくくる。

サブスクではアルバムをすべて聞くくらい好きな秋山黄色。今回、オンラインとはいえライブ映像を見たのは初めて。彼のステージはサポートメンバーと一体となりシンガーソングライターというよりはロックバンドのステージだった。いつか生でライブを見たい。

 

セットリスト
01. アク
02. アイデンティティ
03. Caffeine
04. 見て呉れ
05. とうこうのはて
06. ナイトダンサー
07. シャッターチャンス

 

 

タニタツヤ

照明の演出と共に行進をするかのように登場するキタニタツヤ。ステージに立ち姿が見えるると「聖者の行進」がスタートする。会場に手拍子を促し、気づけば一体感が生まれている。かっこよく色気のある歌声と混ざり合うバンドサウンド。そんな1曲目で空気感を作り2曲目「Ghost?(BMJ ver)」では、がらりとイメージを変える。原曲では、ALIがプロデュースしている曲。今回は、キタニ自身のリアレンジとなっており原曲とはまた違った良さがある。

その後「悪魔の踊り方」と続き、文学的であり幻想的な曲が続いた後、MCが入り、先程のライブパフォーマンスをしていたとは思えない、笑顔で親しみやすい話し方でギャップを見せてくれる。次に始まったのは「Cinnamon」。初めて聞いたが、イントロのおしゃれなバンドサウンドから心をつかまれて一緒に踊りたくなる。次の曲「人間みたいね」でもグルーブが良く聞き心地がいい。そんな流れで「Rapport」が始まり、急にロックサウンド全開のギターのサウンドが入り驚かされる。この振れ幅の多さこそが彼の魅力だろう。
そして、彼の代表曲ともなりつつある「プラネテス」がはじまる。何度も聞いている曲だが、ライブだとより壮大さを感じられた。最後の曲「泥中の蓮」ではベースを演奏しながら歌い上げる。

名前が着実に知れ渡っているキタニタツヤ。幅広いジャンルの音楽をこなす一面を見せつけたライブとなった。来年、今年以上に知名度をあげてより大きなステージでライブを見せてくれるだろう。


セットリスト
01. 聖者の行進
02. Ghost?(BMJ ver)
03. 悪魔の踊り方
04. Cinnamon
05. 人間みたいね
06. Rapport
07. プラネテス
08. 泥中の蓮

 

 

BE:FIRST

オンラインの為1曲目の新曲はカットされているので「Brave Generation」のスタート。ロックサウンドのカッコいいイントロと共に行われた挨拶はまるでロックバンド。ほか楽曲と比べてダンスの少ないこの曲は、彼らのラップや歌唱力をより堪能できるものとなっている。立ち振る舞いから緊張感も伝わってくるもののその歌唱力はさすが。グループのふり幅を見せつけるかのように「Betrayal Game」が始まる。色気のある歌声と息の合ったパフォーマンスでロックファンの印象を変えていく。

曲が終わり「はじめてビバラロックに立つボーイバンドBE:FIRSTです」と名乗り上げる。半年前にデビューをした彼らにとって、1年前は今一緒に見ているお客さんと同じリスナー。アーティストとしてフェスのステージで音楽を届けたいと伝える。そんなMCからは半年前にデビューしたとは思えない決意が感じられる。そこには初々しさでなく堂々としている。

そして始まったのは、「To The First」。その後「Move On」「Be Free」と立て続けにオーディションの課題曲となった3曲のパフォーマンス。自分たちの夢の切符とも言える楽曲達を歌いあげ、音楽への感謝を伝える。今日はじめましての方や興味ない人もいるかもしれないが応援させてくださいと始まったのは、プレデビュー曲「Shining One」。先程の3曲からのプレデビュー曲の流れはファンには考え深いものがあるだろう。

暗転して一言「Bye-Good-Bye」という声と共にイントロがスタート。始めの緊張感が嘘かのように楽しさが伝わってくる。そして、最後にデビュー曲「Gifted.」で締めくくる。まるでステージの終わりではなく、これからBE:FIRSTの物語がスタートするかのように。
ロックフェスというアウェーの空間。グループとしても初めての経験だっただろう。そんな場所でもステージでしっかりと新たなファンを作り上げた最高のパフォーマンスを見せてくれた。

 

セットリスト
01. 新曲
02. Brave Generation
03. Betrayal Game
04. To The First
05. Move On
06. Be Free
07. Shining One
08. Bye-Good-Bye
09. Gifted.

 

以上の4組です。紹介いしたいアーティストや素晴らしいアーティストはまだまだいました。全アーティストを紹介するのは難しかったのでブログでよく取り上げる4組を詳しく紹介しました。

 

ライブレポート記事の経験は決して多くありません。このライブレポートからライブの情景が浮かんでくれたらうれしいです。

 

また、今日紹介をした4月30日のアーカイブは5月6日23:59まで見ることが可能です。

現在チケットを買うこともできます。

 

見たくなった方はぜひ見てみてください。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

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ベストソングTOP10【2022/4】

【記事公開日:2022/05/01】

 

毎月行っているベストソングTOP10。

こちらでは、1か月で新曲ブログで紹介をしていた楽曲の中から特に個人的に好きだった曲をランキング形式で紹介します。

 

ブログ公開前には、Twitterのスペースで発表をしました。

スペースを聞いてくれた方も聞けなかった方も記事を楽しんでくれたらうれしいです。

 

また、こちらのランキングは個人的な基準なので好きな曲があったらいいなという気持ちで見てくれたらうれしいです。ぜひ曲を知るきっかけに。

 

それでは10位から順番に紹介していきます。

 

10位 AOZORA/THE HAJIMALS

FM802×ナカバヤシ ACCESS!キャンペーンソング。毎年春にFM802とゆかりのあるアーティストが中心となって行うプロジェクト。今年はゆずが中心となり、石原慎也 ( Saucy Dog ) / はっとり(マカロニえんぴつ) / 林萌々子(Hump Back) / 花村想太(Da-iCE) / Vaundyが参加している。ピアノの音色と共に春の訪れを感じられるイントロ。ゆずから始まりVaundyへとバトンがつながれる。個性のある歌声を持ったアーティストたちが自身の個性をしっかり出しながら曲を彩っていく。ゆずらしさを感じられる楽曲を豪華なメンバーが曲を盛り上げてくれる。期間限定となるのでぜひお聞きください。

 

 

9位 それを愛と呼ぶなら/Uru

日曜劇場『マイファミリー』の主題歌。

ドラマを彩るようにやさしく心にスッと入ってくるメロディ。そこにUruの歌声が合わさりドラマをより盛り上げてくれる。毎回、ドラマのいいところで流れてくれる。この曲が流れだすと涙が自然とこぼれだす。ドラマでは、家族との時間を大事にせず仕事を優先した主人公を二宮が演じるが、そんな彼の気持ちの変化や後悔などが歌詞にうまく表現されている。ドラマや映画の世界観に寄り添う楽曲と歌声がUruの間違いなく魅力だ。

 

 

8位 星が泳ぐ/マカロニえんぴつ

TVアニメ『サマータイムレンダ』オープニングテーマ。

懐かしさと恐怖が混ざり合うバンドサウンド。歌詞からはしっかりアニメの世界観が表れている。アニメを見てなくても楽しめる楽曲ではあるのだが、原作もしくはアニメをみて初めて完成されるといってもいいだろう。ただ、見ていない人でも切ない夏ソングとして聞くことができるのでさすがだ。サウンド展開はマカロニえんぴつのよさがしっかり表れている。毎月のようにリリースをしている彼ら。毎回新たな魅力を見せてくれるバンドだ。

 

 

7位 恋のジャーナル/THE 2 

The SALOVERSのヴォーカルで俳優業もしている古舘佑太郎が2017年に結成をしたバンド2。メンバーが変更となり、元赤い公園歌川菜穂と元Shiggy Jr.森夏彦がメンバーとなりTHE 2名義でスタートした楽曲。この曲はサカナクションの山口一郎がプロデューサーを務めている。

2010年代前半のギターロックを彷彿させるサウンド。どこか懐かしさもありながらしっかりと中毒性がある。ギターからはサカナクションらしさも感じ取れる。一度聞くと何度も聞きたくなる。その中毒性は歌詞とサウンドの強さだろう。ライブで聞いてみたい1曲だ。

 

 

6位 喜劇/星野源

アニメ『SPY×FAMILY』エンディング。

アニメが放送される前から話題となっていた楽曲。この曲が配信スタートしてすぐに聞いたが驚かされた。作品の世界観を感じ取られる歌詞。そこに星野源だからこそ作り出されるサウンド。タイアップによりすぎるわけでも、無視をしているわけでもないのだ。落ち着きがありおしゃれなサウンド。秘密を持った3人が集まった仮の家族という作品の世界観を【喜劇】というタイトルに込めている。さすが、星野源ということを1度聞くだけで言いたくなる楽曲だ。

 

 

5位 ミラーチューン/ずっと真夜中でいいのに。

この曲がリリースされて初めて聞いた時思ったのは、いい意味でなんて変な曲なんだということ。それは、サウンドの展開の仕方。ギターロックのようにバンドサウンドがメインとなったイントロ。そこにアニメ声のようにかわいく「3,2,1 mirror tune ~」と入っていく。だからこそポップさもある。サビになるとサックスの音が入りジャズ要素もある。間奏ではサックスがおしゃれでなつかしさを感じられる。いろんな音楽ジャンルが入り混じりながらもしっかりまとまっている。そして、不思議と聞きなれると違和感など全くないのだ。毎回前提を超えてくる、ずとまよのすごさをより感じた。

 

 

4位 Betrayal Game/BE:FIRST

ドラマ「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」主題歌。3月のベストソング1位に選出をしたBE:FIRST。3か月連続でTOP10に選出をしている。

今回の楽曲は、おしゃれでかっこいい色気を感じられる楽曲。ベース音がメインとなりムーディーな雰囲気を醸し出す。PVからも色気のある一面ときれいでさわやかな一面をみることができる。昨日VIVA LA ROCKにも出演を果たして、この曲を歌っていたがPVを超える色気があふれるものとなっていた。改めてパフォーマンスと歌唱力のすごさを感じられるフェスでのパフォーマンスだった。明日、ビバラの記事を別途公開する予定です。

 

 

3位 燦燦/三浦大知

朝ドラ『ちむどんどん』の主題歌。

今月よりスタートした朝ドラ。毎朝この曲を聞くためにドラマを見ているといっても過言ではない。三浦大知の魅力の一つである歌唱力。ヴォーカリストとしての三浦大知を堪能できる楽曲となっている。作詞も彼自身がしており、ドラマに寄り添いながらも自身の感情をしっかり詰め込んだ楽曲となっている。

音数の少なく落ち着いたサウンドだからこそ伸びのある歌声がしっかりと味わえる。ダンスパフォーマンスも最高なのでそちらが注目されやすいが、今年はこの曲と共にヴォーカリストとしての実力をより見せつけてくれるだろう。この曲をTHE FIRST TAKEで歌ってほしい。

 

 

2位 ミックスナッツ/Official髭男dism

TVアニメ『SPY×FAMILY』OP。

リリースしてからずっとチャートを盛り上げ続ける楽曲。スパイを彷彿させるドキドキ感を与えてくれるイントロ。アニメのキャラクター、アーニャが好きなピーナッツ。ミックスナッツの中でピーナッツだけ唯一木の実ではない。そんな異質な存在であるピーナッツをアニメのキャラクターたちに合わせて歌っている。

全体的にヒゲダンとして新境地を感じられる中でしっかりヒゲダンらしさも両立しているから面白い。リリース前からそうなるだろうとは思っていたが2022年を代表する曲になるのは確実だろう。

 

 

1位 kaleido proud fiesta/UNISON SQUARE GARDEN 

アニメ『TIGER & BUNNY 2』オープニングテーマ。

TIGER & BUNNY」シリーズとのコラボはこれで4曲目。これまでの主題歌の歌詞を彷彿させるような歌詞が入っており、わかる人にはわかる遊び心が詰まっている。そして、なんといってもキャッチー。ロックとポップが融合し、聞けば聞く程好きになっていく。キャッチーだからこそ、スルーしてしまいがちだがサウンドは何がどうなっているかわからない。特にCメロは、なぜこれで普通に歌えてしまうんだろうと聞き始めたときは思っていた。それすらも聞いていく中で違和感がなくなっていくからこそ面白い。やっぱりUNISON SQUARE GARDENは、面白く最高にかっこいいバンドだなと再認識させられた。

 

 

以上が4月のベストソングTOP10です。

 

毎月このランキングを決めるのは難しいですが、今月は特に難しかったです。

正直、ベスト10に入れた以外でも好きな楽曲は多くあります。その中で厳選してランキングを決めた基準は、初回で聞いた時のインパクトとリリース後の自分自身のリピート率でした。

 

1位と2位の楽曲は衝撃度もリピート率も同じくらいでした。だからこそ直前まで迷っていましたが、最後はふとした瞬間にどちらから聞いているかできめました。

 

5月にも入りましたが今月はどんな楽曲達がリリースするのか。

今月も楽しみです。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

【過去ベストソングTOP10】

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なにわ男子シングル「The Answer/サチアレ」全曲レビュー

【記事公開日:2022/04/30】

 

定期的に投稿をしているジャニーズのアルバムやシングルの全曲レビュー。

これまでシングルでは、King & Prince、SixTONESKinKi Kidsのシングルをいくつか紹介してきました。

 

今回は、4月27日にリリースされたなにわ男子のシングル「The Answer/サチアレ」を紹介します。

 

普段はシングル自体そこまで買わないのですが、今回は家族が買ったものを借りてレビューをしています。

 

初回盤A・B・通常版に収録されているすべての楽曲を紹介します。

 

 

The Answer

日本テレビ系日曜ドラマ「金田一少年の事件簿」主題歌。

デビュー曲の「初心LOVE」とは真逆の世界観の楽曲。ドラマのイメージを彷彿させるミステリアスな世界観。疾走感のあるサウンドにストリングスアレンジがドラマチックに演出をする。初めてPVを見た時からかっこよくすぐに好きになった。

前作以上に1人1人のパートの個性を感じられる。落ち着いたイントロから時計の音ともに疾走感を上げていく。サビ前に急に転調をしてよりミステリアスになるからこそサビがより盛り上がっていく。ラスサビの大橋くんのフェイクが最高だ。ジャニーズの先輩たちがつないできた「金田一少年の事件簿」。その主題歌ということもありいろんなジャニーズの先輩の楽曲の要素を取り入れた楽曲とも感じた。

 

 

サチアレ

フジテレビ『めざましテレビ』テーマソング。

ゆずの北川悠仁からの楽曲提供曲。北川悠仁がこれまでジャニーズに楽曲提供をしたのは、関ジャニ∞「T.W.L」、嵐「夏疾風」の2組だけ。関ジャニ∞と嵐といえば『熱闘甲子園』テーマソングを担当したグループとしても同じであり、今回の楽曲提供とより二組との縁の深さを感じた。

「The Answer」のかっこよさとは対照的にさわやかな楽曲。ゆずらしさもどこか感じながらしっかりとなにわ男子のカラーを感じられる曲となっている。めざましテレビのテーマソングということもあり朝を感じられるフレッシュさもあり、なにわ男子のイメージに合った楽曲だ。

 

 

NANDE?!

初回盤Aのみに収録されいてる。作詞作曲は数多くのジャニーズ楽曲を手掛けている岡嶋かな多。特に最近だとジャニーズWESTの「証拠」や「黎明」なども手掛けており、ジャニーズWESTの新たなイメージの火付け役となった方といってもいいだろう。そんな方が初めてなにわ男子に提供をした楽曲。

イントロのサウンドからおしゃれでかっこよくすぐ好きになった。かっこいい曲、爽やかな曲と表題曲が続く中カップリングではムーディーで色気のある曲が収録されているから面白い。間奏のギターソロでは哀愁と懐かしさを感じられる。

 

 

なにわの男子やねん!

初回盤Bのみ収録。King & Prince「Amazing Romance」の楽曲提供を行った中村瑛彦が作詞作曲をしている。

関西ジャーズらしい楽曲。シングル表題曲からは王道アイドルのイメージが強いが、このような曲を聞くとしっかりと関西ジャニーズンの遺伝子を受け継いでいることがわかる。歌詞の中ではCDデビュー日11月12日をかけがえない記念日と書かれており、グループの活動やこれまでの感謝も伝わる。なにわ男子の自己紹介ソングといってもいいだろう。ライブでは楽しくパフォーマンスしてくれる様子が脳内で浮かんでくる。

 

 

魔法ヶ丘

通常版のみ収録。関ジャニ∞の「ブリュレ」「冬恋」などを手掛けた田中秀典が作詞を担当している。作曲は千佐真里奈が担当。

この曲でもまた違った一面を見せてくれる。聞き心地の良いサウンドに乗せて、甘酸っぱく青春を感じられる歌詞で展開される楽曲。今回のシングルで一番スローテンポだからこそ個々の歌声をしっかりと感じることができる。関ジャニ∞に多くの名曲を提供した田中秀典が手掛けたこの曲は、なにわ男子のこれからファンに愛される楽曲になるかもしれない。

 

 

Good Day!!

通常盤のみ収録。嵐をはじめジャニーズに多くの楽曲を提供してきたErik Lidbomが作曲に参加した曲。

華やかなイントロから始まりミュージカルのような曲調で曲が彩られていく。落ち込んでいるときやしんどい1日を明るく前向きにしてくれる楽曲となっている。舞台なども多く手掛けるジャニーズ事務所。そんな舞台で流れていそうなジャニーズイムズを強く感じられる楽曲となっている。

 

 

以上の6曲です。

 

なにわ男子のシングルを全曲聞いたのは今回が初めて。

デビュー曲「初心LOVE」のイメージは、ポップでキラキラした王道アイドル。多くの方が「初心LOVE」がなにわ男子のイメージとなっただろう。

 

デビュー曲がヒットすると大事となるのが2作目。イメージが一緒になりすぎず、曲のクオリティもさがらず、ファンを落胆させないものにしないといけない。ゆえに2曲目のシングルが一番難しかったりする。

 

そんな2作目のシングルで収録された楽曲たちをみてみるとなにわ男子の可能性を大きくひきあげてくれるものとなっていた。

かっこよさ、さわやかさ、関西色、おしゃれさ、甘酸っぱさ、ミュージカルといったいろんな要素を感じる楽曲が並んでいた。

 

その曲達からは、これまでのジャニーズの先輩グループを彷彿させる楽曲達ともいえる。先輩たちの遺伝子を受け継ぎながらなにわ男子のカラーをいれた楽曲達となっているのだ。

 

グループとしてはもちろんソロでの活動も増えているなにわ男子。

今後どんな楽曲を歌い上げて、どんな躍進を遂げるのか楽しみだ。

 

また紹介する機会があればその際はよろしくお願いします。

 

【ジャニーズシングル全曲紹介】

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「Radio Dream」~ラジドリ Enjoy Songs~【2022年4月】

【記事公開日:2022/04/28】

 

4月からスタートしたラジオ番組「Radio Dream」

 

インターネットラジオ放送局SOUND UP STATION NFRSでナンカノユメのdaishiさんと一緒に毎週木曜日22:30~DJを務めています。

 

この番組のコーナーである~ラジドリ Enjoy Songs~では、毎週インディーズアーティストの楽曲を紹介しています。

 

放送後にはTwitterではYouTube動画とともに簡易的に紹介をしていますが、1か月の最後の放送では、1か月間で紹介をした楽曲をまとめてブログで紹介をします。

 

紹介順はラジオの放送順です。

 

よろしくお願いします。

 

ミナミが笑う/ナンカノユメ

大阪発 ポップロックバンド。番組DJでもあるdaishiがギターを務めるバンド。90年代のどこか懐かしさを感じられるロックサウンドを現代に。ヴォーカルの841のつややかな歌声とギターのサウンドが曲を彩る。この曲は、「Radio Dream」のオープニングの楽曲にもなっている。まだ1か月だがこの曲を聞くと番組がスタートした気持ちになる。歌いだしから始まり疾走感のあるバンドサウンドで曲が盛り上がっていく。

先日、城天ストリートのライブを見てきたが、原曲以上にブラッシュアップされておりよりかっこいい仕上がりとなっていた。ちなみにエンディング曲は、同バンドの「キツネノヨメイリ」を使っている。

 

 

epilogue/modern times Bloom

『日常にこぼれ落ちた哀しみをそっと掬い取るような音楽を』をコンセプトに活動中。2021年10月24日 始動。Gt.Vo.中野大地,Dr.モリホノカの2人組。
ヴォーカル中野さんのきれいな歌声から始まる歌いだし。少ない音数で歌声が最大限、味わえる。聞き心地のいい落ち着いたサウンドに乗せて、元恋人に向けた何とも言えない気持ちがつづられる。切なさもありながらも曲全体から感じられるやさしさ。それは、最後の歌詞【分かっている言いたいことは それでも愛しているんだ】に込められているのだろう。全体から愛情を感じる。

 

 

FLIGHT/松本由衣

大阪出身のシンガーソングライター。『日常を支える歌』をコンセプトにさまざまな歌を歌う。
アコースティックギター1本の音色で展開される楽曲。フライトとファイトで韻を踏んだ歌詞。そんな歌詞からは、今後の音楽活動に向けた希望や覚悟が込められている。ギター1本でプロペラが回っているように飛行機が飛んでいる情景が浮かぶ。きれいさもありながら個性を感じられる歌声は聞き心地がいい。最後をサビ終わるのではなく、違うフレーズで締められていくことで物語が続いていくように感じる。彼女のシンガーソングライターとしての物語が始まったかのように。

 

 

スーパーカーシンドローム/meh meh white sheeps

大阪の男女ツインVo.ポップロックバンド。この曲は、アメリカのCMにも起用された楽曲。日本でのCM放送はされていないが全米で流れていた曲だ。
この曲は、2005年に解散をした日本のバンドSUPERCARに敬意を表した楽曲。シンセサイザーとバンドサウンドが奏でるサウンドはどこか懐かしさを感じられる。男女二人のツインボーカルだからこそ繰り出すことができるハモリや掛け合い。間奏ギターがしっかりと存在感を出し曲を盛り上げてくれる。自分自身SUPERCARは詳しくないがこの曲を聴いて聴いてみたくなった。彼らの楽曲を聴いてみると「マグカップ」という楽曲もかっこよく、また違った印象を受けることができる。

 

 

以上の4曲です。

 

今月よりスタートをしたラジドリ。

ラジオという新たな挑戦の機会をいただきました。音楽ライターとしてこれからもブログ、ラジオなどの様々な形で皆さんに新たな音楽との出会いの機会を届けていきます。

 

今日の記事でラジオに興味を持ってくれた方はぜひこちらから聞いてください。

www.nfrsradio.com

 

 

よろしくお願いします。

 

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今週の新曲オススメの16曲【2022/04/27】

【記事公開日:2022/04/27】

 

今週で早くも4月が終了ですね。

今週紹介をする楽曲までで4月のベストソングTOP10を決めます。

 

今週は、297曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

 

よろしくお願いします。

 

Betrayal Game/BE:FIRST

⽇本テレビ系⽊曜ドラマ「探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~」主題歌。

ビートを刻む印象的なイントロ。おしゃれさは、もちろんだが色気が感じられる歌声。それはPVからも感じられる。クールで色気のある1面ときれいでさわやかな1面の2面性のあるPV。サビからのラップパートは圧巻。4人で歌いつなぐラップパートはかっこよく、そこからのハイトーンボイスが素晴らしい。

この曲は、来月リリースされる2ndシングルに収録される。収録曲はポップでキャッチーな「Bye-Good-Bye」、ロックサウンドが印象的な「Brave Generation」、おしゃれで色気のある「Betrayal Game」とどれも中毒性が強くイメージの違う曲が並んでいる。どれも最高の楽曲だ。

 

 

 AOZORA/THE HAJIMALS

毎年FM802が春に行っているACCESS!キャンペーンソング。今年は、ゆずが楽曲制作を行い、メンバーを決めている。参加したのは、 ゆず / 石原慎也 ( Saucy Dog ) / はっとり(マカロニえんぴつ) / 林萌々子(Hump Back) / 花村想太(Da-iCE) / Vaundy。今の音楽業界を代表するメンバーが並んでいる。

ゆずらしさと共に春の訪れを感じられる楽曲。全体的に好きだが、個人的に好きなのは2番の花村さんとゆずの岩沢さんの2人で歌うところだ。25周年を迎えたとは思えないくらいこのメンバーになじんでいるゆずのフレッシュさもすごい。期間限定なのでぜひ見てください。

 

 

それを愛と呼ぶなら/Uru

ドラマ『マイファミリー』の主題歌。編曲を小林武史が担当している。

ドラマも見ているが本当にいいところで毎回この曲が流れてくれる。やさしく寄り添うようなピアノの音色とUruの歌声。ドラマの為に書かれた歌詞は、ドラマの世界観をより盛り上げてくれる。これまでドラマや映画の主題歌を多く担当しているUru。主題歌作品を見るたびに思うが、毎回作品に寄り添い、作品の一部のように感じられる楽曲が多くて素晴らしい。

 

 

More Than Words/MAN WITH A MISSION

映画「劇場版ラジエーションハウス」の主題歌。この作品のドラマシリーズも主題歌を担当していたマンウィズ。

ドラマ主題歌だった「Remember Me」をどこか彷彿させるイントロやサウンド展開だが、より壮大さを感じられる。この作品=MAN WITH A MISSIONというイメージをしっかり確立してくれた。この曲が収録されたアルバムも5月にリリースされるので楽しみだ。

 

 

カンタンナコト feat.SKY-HI/THE ORAL CIGARETTES

この曲も収録されたFeaturing EP 「Bullets Into The Pipe」がリリースされた。この曲はオーラルのライブ定番曲でもある。3年前に行われた「PARASITE DEJAVU」で生で見たコラボだったので配信されたことを知りおどろいた。

ライブから3年の月日を経て、よりブラッシュアップされている。原曲の良さをしっかり残しつつSKY-HIのかっこいいラップがより曲を盛り上げてくれる。他の楽曲コラボもよかったのでEPを聞いてほしい。

 

 

溜め息/変態紳士クラブ 

本日リリースされた3rd EP「舌打」の収録曲。昨年「YOKAZE」が大ヒットした変態紳士クラブ。エモさを感じるメロディーやサウンド。落ち着きのある歌声とメロディで夜道を歩きながら聞きたい楽曲だ。2分57秒という短い楽曲だが、聞き心地が良く何度も聞きたくなる。

 

 

 Cheers feat. Tani Yuuki, 菅原圭 / MAISONdes

サントリービール“東京クラフト”キャンペーンソング。

「ヨワネハキ」以降話題性がどんどん高まっているMAISONdes。今回は、「W/X/Y」がロングヒット中のTani Yuukiが楽曲提供。歌っているのは、Spotifyが選ぶ「RADAR:Early Noise 2022」に選出された菅原圭。両者を知っているものとしては素晴らしいコラボ。今話題のTani Yuukiが歌わず楽曲提供をしているということもすごい。ビールのキャンペーンソングということもありビールを注ぐを音がASMRのように入り気持ちがいい。歌声はもちろんサウンドが心地よい楽曲だ。

 

 

LIFULL (feat. asmi)/竹内唯人

新世代のシンガー竹内唯人。今回、ブログで今年ブレイクアーティストとしても紹介をしたasmiをゲストに迎えた楽曲。

彼に近い世代のカップルが抱える悩みを描いた楽曲。カップルのやり取りのように感じられる二人の掛け合いが歌詞の世界観が表現してくれる。それにしても、asmiは毎月のようにいろんなアーティストのフィーチャリングで参加しているように感じる。

 

 

Fanfare/POP ART TOWN

以前から何度も新曲ブログで紹介をしているPOP ART TOWN。これまでの楽曲は全体的にポップなサウンドが印象的だった。今回の楽曲は、エレキギターサウンドが印象的なロックチューンとなっている。アップテンポで疾走感のあるサウンドはかっこよくバンドとしても新たなイメージを持つことができた。バンドとしての振れ幅が広がった1曲になったのかもしれない。

 

 

ひかりあうものたち/Bye-Bye-Handの方程式

TVアニメ「デジモンゴーストゲーム」のエンディングテーマ。

これまで何度か新曲ブログで紹介をしてきたBye-Bye-Handの方程式。バンドとして初のアニメタイアップ作品。どこか懐かしさと共にバンドらしさをしっかり感じられる楽曲。ノスタルジックなロックチューンとなっている。新曲を聞くたびにやっぱりこのバンドは好きだなと思わせてくれる。

 

 

サラブレッド/BBHF

Galileo Galileiのオリジナルメンバーとサポートメンバーによって2018年に結成されたBBHF。この曲は5月にリリースするDigital EP「13」からの先行配信。

自然とリズムに乗りたくなるようなイントロ。聞き心地のいいバンドサウンドに乗せてヴォーカルの歌声がスッと心に入ってくる。リリースされるEPも聞きたいところだ。

 

 

夢中/Ochunism

この曲でユニバーサル ミュージックよりメジャーデビューを果たしたOchunism。ジャンル不特定バンドをキャッチフレーズにこれまでいろんな特徴のある楽曲を見せてくれた。今回はまた違った印象を見ることができる。おしゃれに展開されていくサウンド。途中で急に転調をしてリズミカルになる。そこからエレキギターが哀愁と懐かしさを感じさせる。メジャーデビュー後の活動も楽しみだ。

 

 

ソングライター/Arakezuri

以前に「結果論」という楽曲を紹介したことがあるArakezuri。

今回の楽は、疾走感のあるイントロで心をつかんでくれる。どんな歌詞で始まるかと思うと楽曲の曲構成について歌われていく。そんな歌詞からはコミカルさも感じられるが、そこには魂の叫びのようなものが感じられる。後半の歌詞からはロックバンドとしての強さが自然と伝わってくる。

 

 

アルターエゴ/Mercy Woodpecker

熊本県発のギターロックバンド。今回初めて紹介するバンドだ。

イントロのギターのサウンドからしっかりと心をつかまれた。疾走感のあるサウンドで展開されていく。聞いていると自然と脳内でライブハウスで拳を上げている自分の姿が浮かんだ。初めて知ったので他の楽曲達も聞きたいと思う。

 

 

モンスター/OverTone

今年の3月にメジャーデビューをした4人組ボーカルグループ。こちらも初めて紹介をする。調べるまでバンドかと思っていた。キャッチーでポップなバンドサウンドにのせて4人の歌声が曲の世界観を彩る。今後も注目していきたい。

 

 

幕開けの歌/BurGerK 

昨年インディーズアーティスト紹介で紹介をした4人組シティロックバンド。以前紹介を「パラダイム」から1年半ぶりの新曲ということで4月20日配信スタート楽曲だが紹介したい。

シンプルで聞き心地のいいイントロ。徐々に音数が増えていき、歌いだしにつながっていく。以前の紹介記事で記載したがメンバー全員がいろんな業種で第一線で活動をしている。解散のタイミングもいくつかあった、「散々岐路に立って」という歌詞からはバンド自身をを感じられる。あらたなバンドとしての活動の幕開けを思わせる楽曲だ。

 

 

以上の16曲です。

 

4月も今週で終わりです。

今週紹介をした新曲ブログの楽曲までで4月のベストソングTOP10を決めます。

3月は、スペースでの紹介はしませんでしたが今回は行います。

 

5月1日21:00よりTwitterスペースにて4月のベストソングTOP10の発表を行ったうえでブログ記事を投稿します。

 

ぜひお楽しみに。

 

【4月新曲ブログ】

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King & Prince シングル「Lovin' you/踊るように人生を。」全曲レビュー

【記事公開日:2022/04/23】

 

4月13日にリリースされた King & Princeのシングル「Lovin' you/踊るように人生を。」

 

前作「恋降る月夜に君想ふ」の全曲レビューもフォロワーさんからの依頼をいただき紹介しました。

 

実は、今作も同じフォローさんから紹介をしてほしいと依頼をいただきました。

今回も通常版と初回盤2種を送っていただきました。

本当にありがとうございます。

 

他グループのシングルやアルバムを紹介する機もありますが全グループのCDを購入することは難しくとてもありがたいです。

 

さて、早速3種で収録されている楽曲を全曲レビューしていきます。

 

よろしくお願いします。

 

Lovin' you

平野紫耀出演「ジュレームiP」(コーセーコスメポート)CMソング。

今回の楽曲のPVは、メンバー1人1人とデートをしているようなつくりとなっており、ソロショットと合わせてソロパートが振り分けられている。

きれな音色から物語が始まるかのようにスタートするイントロ。岸 優太の澄み渡る歌声から始まり平野紫耀の色気のある歌声へとバトンがつながれていく。そこから3人の歌声が順番につながれていき、ソロパートが堪能できる。

サビの【Lovin' you】は聞き心地がよく中毒性もありきづけば口ずさみたくなる。全体的にキンプリらしさを感じられる部分もありながら、でこれまでの楽曲にはなかった新しさも感じられる。メンバー1人1人の知名度が上がってきたからこそ5人が平等に歌声を感じられる楽曲となっている。

 

 

踊るように人生を。

神宮寺勇太主演ドラマ日本テレビ シンドラ『受付のジョー』の主題歌。

作詞作曲は、MUTEKI DEAD SNAKE。この方、ジャニーズWEST愛の奴隷」「浪速看板息子 〜なめたらあかん〜 」などの癖スゴソングを作ってきた方。ジャニーズWESTのアルバム紹介をしていたからこそ、この方の曲の印象とは真逆のテイストで驚かされた。神宮寺勇太主演ドラマということもあり、彼の歌いだしから始まる。ミュージカル調の楽曲で、歌詞と合わせて展開されていくPVは見ていて楽しい気持ちとなっていく。

ブラスバンドの演奏が曲を華やかに彩ってくれる。日常を見せてくれたのが「Lovin' you」だとすると、この曲はスターであるKing & Princeを見せてくれたPVとなっていた。聞くだけで自然と踊りだしたくなるような楽曲となっている。

 

 

My Sweeties 

初回盤Aのみ収録。ジャニーズ楽曲を多く手掛けるSHIBUとYU-Gの共作。

ビートを刻みながらおしゃれにスタートするイントロ。1番は髙橋海人のソロパートからスタートする。1番のサビ前の英語パートでは岸君がハモリを担当している。このハモリが聞いていて気持ちがいいのだ。

全体的に感じたのは、個々の歌声の表現力の広さ。これまでの楽曲達とは違った歌声を感じ取ることができる。ラスサビ前の永瀬廉の【思うままに】の部分は何度聞いても最高だ。

 

 

Endroll 

初回盤Bのみに収録。作詞作曲は、youth case石塚知生の共作。youth caseは、嵐の「Love so sweet」「One Love」をはじめ多くの嵐楽曲にかかわっているユニット。

石塚知生も「One Love」の編曲を担当し、数多くのジャニーズ楽曲を手掛けている。

そんな嵐にかかわりが深い2組がキンプリに提供した楽曲。

この曲は壮大なバラード曲。ピアノのきれいな音色から始まるイントロ。髙橋海人のやさしい歌声から始まり、永瀬廉のクールな歌声に歌いつながっていく。そこから、神宮寺勇太平野紫耀のソロがサビにつないでいき、サビを岸優太がより盛り上げる。そこからの5人パート。「Lovin' you」とはまた違った個々の魅力を感じられる楽曲だ。

 

 

BANGIN!! 

通常版のみ収録。『King & Prince First Concert Tour 2018』で初披露された楽曲が初めて収録された。

バンドサウンドが主軸となり、盛り上がっていくサウンドはロック調でとてもかっこいい。ほかの楽曲がバラードやおしゃれさを感じる曲が多いためこの曲は、異彩を放っていた。ライブを見ていないので初めて知った楽曲だったのだが、クールさもありながらかっこよさを曲全体から感じられる。ライブで盛りあがっている様子が自然と脳内でイメージできる。パフォーマンスも見てみたい。

 

 

54321 

通常盤のみ収録。また違ったテイストの楽曲を収録してくるから面白い。

この曲は、全編英語詞で構成をされている。ファンクなノリでクールでおしゃれな曲に仕上がっている。英語詞ということもあるが、楽曲全体から洋楽を聞いているような感覚となっている。

先ほど、「My Sweeties 」で個々の歌声の表現力がすごいと書いたが、この曲はまた違った魅力を見せてくれている。昨年から新たな路線として確立しつつある、「Magic Touch」「Beating Hearts」のような海外路線を感じられる楽曲。この曲のダンスパフォーマンス映像をYouTubeで公開されたら話題になりそうだ。この曲がどんなパフォーマンスになるのか見てみたい。

 

 

以上の6曲です。

 

 

前作、「恋降る月夜に君想ふ」のレビュー記事を書いた時にグループの振れ幅の広さに驚かされたことを書いた。

 

今作の6曲ももちろんテイストの違う楽曲で振れ幅の広さを見せてくれた。

 

ただ今回は、前作以上にソロパートを感じられる作品となっていた。

 

より個々の歌唱力が上がっていることもあり、ソロの魅力ということをしっかりと味わえる楽曲が並んでいたように感じた。

 

テイストの違う楽曲が持っているそれぞれの世界観や魅力に対して、一人一人が表現力をもった歌声で曲を彩っているのだ。

 

もちろん、前作でも感じた点ではあったが、ソロパートが前作と比べて各楽曲、格段に増えていた。これは、個人個人の知名度が上がったことと歌唱力が上がったことが言えるだろう。

 

作品を出すたびにアップデートを続け、グループとしても個人としても日に日に人気が増え続けているグループ King & Princeのこれからがより楽しみになりました。

 

改めて今回のシングルを送っていただきありがとうございました。

 

そして、読んでくれた方ありがとうございます。

 

 

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