ジャニーズWEST 8thアルバム『Mixed Juice』
【記事公開日:2022/03/08】
本日フラゲとなった明日リリースのジャニーズWESTの8thアルバム『Mixed Juice』
これまで半月に1度のペースで紹介をしてきたジャニーズWESTのアルバム紹介。
紹介を進めるにうちにグループとしての振れ幅の広さや楽曲の魅力にどんどん魅了されていきました。そんな紹介をしている中でリリースの発表がされた今回のアルバム。
紹介をしたい気持ちとすべての楽曲をリリースして、すぐに聞きたいという気持ちになり気づけば初回盤2種と通常版を購入していました。
本日届いたので、早速すべての楽曲を紹介します。
初回盤Aの曲順で紹介をしていき、初回盤Bと通常版の2種のみに収録されている楽曲をそのあとに紹介します。
よろしくお願いします。
1.Mixed Juice
PILOT“Juice”タイアップソング。今回のアルバムの表題曲。
ジャニーズの多くの楽曲を手掛けるJazzin'parkが担当している。ショーがスタートするかのようにアルバムのスタートを飾ってくれる。楽曲からはグループがこれまで主軸としてきたパーティー感やコミカル要素を感じるが、サックスやバンドサウンドが曲をおしゃれに彩ってくれておりかっこよさも感じられる。
1番は、ネタっぽさもあるが徐々に変化するサウンドともに曲のイメージが変わっていく。ライブで聞くと盛り上がることは間違いないだろう。彼ららしさを感じられるPVもすばらしい。
2.サムシング・ニュー
16枚目シングルの表題曲。あいみょんからの楽曲提供。
2021年ジャニーズベストソングにも選出をした楽曲。1曲目で曲の音がしっかり止まるからこそイントロのギターの音がしっかりと存在感を出している。リリース以降何度聞いたかわからない楽曲だ。
あいみょんの楽曲提供ということが歌詞やメロディの1つ1つ伝わってくる。特にサビ終わりを【姫】というワードで終わるところやラスサビ終わりの小瀧くんのパートで終わるところの歌詞はあいみょんらしさが際立っている。ただ、あいみょんらしいで終わるのではなくジャニーズWESTがしっかりと自分たちのものにしているがらすごいのだ。ゼクシィのCMで使われてもいいと思う楽曲だ。
3.しらんけど
今回のアルバムで一番異彩を放っている楽曲。
この曲のPVが公開されたとき大きな話題となった。90年代の楽曲を彷彿させるイントロ。全体的になつかしさを感じらえれるサウンドはエモさすら感じられる。90年代のヒット曲「DA.YO.NE 」 EAST END×YURI に通じるものを個人的には感じられた。
「しらんけど」「しらんのかい」の掛け合いは、一度聞くと中毒性があり気づけば「しらんのかい」と心の中で一緒につっこんでしまう。もしこの曲のサウンドが明るすぎるくらい盛り上がっていたらここまでの良さは出ていなかったかもしれない。落ち着きと懐かしさを感じるサウンドだからこそ、クスっと笑える部分とかっこいいが両立するのだろう。
4.喜努愛楽
ドラマ「武士スタント逢坂くん!」主題歌。17枚目シングルの表題曲。
バンドRevision of Senceのギター偉町大介が作曲をした曲。イントロから疾走感がありかっこいい。バンドサウンドが全体的に感じられるロックな楽曲となっている。個々のメンバーの歌声も力強さを感じられる。この曲を聞いて改めてロックやバンドとの相性のいいグループということを再認識することができた。
5.涙腺
wacciの楽曲提供曲。過去にジャニーズ楽曲では、V6「鏡」Hey! Say! JUMP「ナイモノネダリ」を提供しているがジャニーズWESTには初めてとなる。
楽曲の演奏にはwacci自身が参加している。だからこそよりバンドらしさが感じられるのかもしれない。やさしさと切なさを感じるイントロ。個々の歌声からはwacciが作ったデモテープが伝わってくるかのようにバンドらしさに彼らの個性を上乗せしていることが感じられる。
6.セラヴィ
初回盤Aのみに収録。今年のブレイクアーティストとして紹介をしたキタニタツヤの楽曲提供曲。ジャニーズの楽曲提供は今回が初めて。
初めてイントロを聞いた瞬間にかっこいいとすぐに心をつかまれた。曲全体から感じ取れるキタニタツヤの音楽性。そして、この曲をしっかりと自分たちに取り込み色気を感じられる彼らのすごさ。二組の融合でおしゃれでかっこよく中毒性のある名曲を生み出した。こんなかっこいい楽曲を初回盤Aにしか入っていないのはおかしい。
7.Anything Goes
ラップがメインとなり展開していく楽曲。先ほど、「しらんけど」の際に「DA.YO.NE 」を思い出すと記載したが、この曲はよりヒップホップの要素が強く感じられる曲となっている。それも「DA.YO.NE 」のような90年代にラップというものが世間の人に聞かれるようになった時期のヒップホップっぽさがある。だからこそ、どこか懐かしさを感じられる。
8.Born To Be Wild
ビートを刻みながらカッコよくおしゃれに進んでいく楽曲。PVはないが曲の雰囲気からアメリカで歩きながら歌っているメンバーの姿が脳内で浮かんできた。
「Anything Goes」からの曲の流れでよりアメリカの風景が浮かんだのかもしれないが、これまでのWESTでは見れなかった新たな一面をみることができた。
9.ブルームーン
シンガーソングライターのeillの楽曲提供。アニメ 「東京リベンジャーズ」EDである「ここで息をして」を歌っていた今勢いのあるアーティストだ。
流行りのシティポップを感じられる楽曲は、eillらしさといってもいいかもしれない。曲はもちろん素晴らしいのだが、動画で歌唱シーンを見ると改めてグループとしての歌唱力の高さに驚かせられる。高音低音やハモリ、曲に対しての歌声の表現力。動画も原曲もどちらも違った良さがある。
10.努力賞
初回盤Aのみ収録。昨年の大ヒット曲Adoの「うっせぇわ 」を作ったsyudouからの楽曲提供。この楽曲提供は昨年ミュージックステーションで2組が共演をしたときのやり取りで生まれた。その時のやり取りは覚えていたので提供曲が収録されたと知った時はMステを思い出しよりアルバムが楽しみになった。
全員で叫ぶように歌う歌いだし。サウンドからはしっかりボカロを彷彿されており、そのサウンドがグループとしても新しさを作り出してくれた。
11.進むしかねぇ
18枚目シングルの表題曲。テレビ朝日系『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』テーマソング。ジャニーズWESTのあらたなイメージとなった、まっすぐなメッセージソング。バンドサウンドにのせてパワフルで気持ちがしっかりと伝わる彼らの歌声が歌詞が聞くものの心に伝わってくる。
12.黎明
18枚目シングルの表題曲。テレビ朝日ドラマ「鹿楓堂よついろ日和」主題歌。
この曲をPVで初めて見た時、メロディ・歌声・パフォーマンスのすべてが最高で、すぐに好きになった。s**t kingzのshojiの振付によるダンスからは歌詞の世界観が表現されていることが伝わってくる。イントロのピアノは繊細できれい。落ち着きのあるサウンドだからこそサビは彼らの歌声の抑揚で曲の盛り上がりを感じられる。この曲を見た瞬間から2022年のジャニーズのベストソングに選出することを早くも決めている。
13.でっかい愛
17枚目シングルの表題曲。TBS系テレビドラマ『#家族募集します』主題歌。
曲全体から感じられるあたたかさ。タイトルの「でっかい」というワードからはグループらしさを感じられる。この曲の主題歌はメンバーの重岡さんのが主演を務めていた。このドラマも見ていたがドラマ全体から伝わってくる「でっかい愛」。そんなドラマをこの曲が見事にドラマの良さを引き出してくれていた。
14.つばさ
SUPER BEAVERの柳沢亮太からの楽曲提供。
前作『rainboW』に収録されている「春じゃなくても」から2作連続で楽曲提供だ。前作は1曲目に収録されていたが今回は最後に収録されており二組の相性や信頼関係すら伝わってくる。徐々に盛り上がるサウンド。1人1人の歌声が音楽の力を感じる。ラララと歌う部分はいつかライブでファンと一緒に歌いたい。そんな気持ちが伝わってくる。
ここまでが初回盤Aの収録曲順です。
ここからは初回盤Bと通常版のみに収録されている楽曲を紹介します。
Plan B
初回盤Bの5曲目に収録されているユニット曲。
音数が少ない中から徐々に盛り上がるサウンドからは壮大さがあり洋楽のような雰囲気もある。グループとしての新境地をアルバム全曲の中で特に感じられた楽曲。こういう楽曲もしっかり歌い上げるからこのグループはすごい。
情熱
初回盤Bの10曲目に収録されているユニット曲。
楽曲提供をしているのはTHE イナズマ戦隊。これまでジャニーズ楽曲では関ジャニ∞の楽曲を多く作っており、代表曲の「ズッコケ男道」「イッツ マイ ソウル」「無責任ヒーロー」をボーカルの上中丈弥が作詞をしている。この曲は作曲も同バンドのドラム久保裕行が担当している。哀愁と泥臭さがありながら青春を感じる楽曲となっている。
Contrails
通常版の6曲目に収録。メンバーの神山智洋さんが作詞作曲をしている。アルバムをこれまで紹介をしてきて神山さんの作った楽曲を聞いていると毎回他の収録曲とは違う魅力とファンを思った楽曲となっている。バンドサウンドが爽やかさもありながら、今後の未来を演出している。これからの未来に向けた応援ソングだ。
じゃあね
通常版の10曲目に収録。メンバーの重岡大毅さんが作詞作曲をしている。
スタートからきれいな音色と共に聞かせる歌声で曲の世界観に自然と入り込んでしまう。重岡さんの楽曲達から毎回あたたかいメロディと愛情を感じる歌詞が受け取れる。今回の楽曲からも聞き心地の良いサウンドと一人一人の歌声が曲をより温かくしてくれる。
以上の楽曲達です。
今回のアルバムの紹介をYouTubeの概要欄にはこう記載されていた。
ジャンルも年代も、カラフルにポップにハッピーに、なんでもかんでもごちゃまぜにミックス!
たしかにその通りだ。
シングル楽曲も含めて、ロック・ジャズ・洋楽・ボーカロイド・ヒップホップなどジャンルは様々。楽曲提供も多くいろんなアーティストのエッセンスが加わっている。
このアルバムのすごさは多くのジャンルが合わさっているということだけではない。
いくつかすごいと思った点をまとめるとこんな感じだ。
①楽曲提供ではなくコラボ
これまでのアルバムで一番楽曲提供も多かった。どの楽曲提供曲もしっかりと楽曲提供者の色が濃く出ている。それは逆に言えばどんなアーティストにも対応できるジャニーズWESTのすごさ。彼らは、アーティストの歌声までも表現力で憑依させているうように感じさせる。
②前作「rainboW」を超える振れ幅の広さ
先程伝えた通りいろんなジャンルの楽曲が収録されている。前作はこれまでの集大成とブログでも紹介をした。今回はこれまでのアルバムと比べるとすべてが新境地のように感じられる。
③J-POPの良さを詰め込んだアルバム
近年SixTONES・Sexy Zone・King & Princeなどの楽曲達から世界を意識した楽曲のリリースが注目されている。その楽曲達の音楽性の高さやカッコよさはブログでも紹介をしてきた。今回のジャニーズWESTからは、多くのジャンルの音楽はあったが全体的に感じられたのは日本らしい音楽、J-POPを強く感じるものだったのだ。でもその中でしっかり挑戦をしているからこそ音楽的にも面白さがある。
もちろん、このアルバムの魅力はこれだけではない。
上げるときりがないのだが、面白さもある中で懐かしさやJ-POPの良さというものを感じられる素晴らしいアルバムだった。
11月からスタートしたアルバム紹介も今回で最後。
5か月かけて紹介をする中でグループの知らなかった魅力をどんどん発見できた。
ブログに紹介をしたかったので買ったと記載もしたがもちろんそれだけじゃない。
記事を書いていく中でジャニーズWESTの楽曲やグループやメンバーのことをどんどんすきになっていった。だからこそ、買いたい。そんな気持ちになったのだ。
しばらくブログでは、ジャニーズWESTを紹介することは少なくなるかもしれない。
ただ、シングルリリースやテレビ出演の時はもちろんチェックしてTwitterでつぶやきます。また、今後もアルバムリリース時は紹介をしたいと思っています。
ジャニーズWESTを好きになったからこそこれからもこのブログやTwitterで彼らのことを応援していきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
【過去のアルバム紹介】
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