ベストソングTOP10【2022/2】
【記事公開日:2022/02/26】
今月のベストソングTOP10です。
こちらでは2月の新曲ブログで紹介をした楽曲の中から特に個人的に好きだった楽曲をランキング形式で紹介をします。
先月から紹介をTwitterのスペースで紹介をしています。
聞いてくれた方ありがとうございました。
それでは早速2月のベストソングTOP10を紹介します。
また、このランキングは私自身の好みになるので好きなアーティストや好きな楽曲が入っていたらうれしいなという気持ちで見てくれると嬉しいです。
よろしくお願いします。
10位 Boots/KICK THE CAN CREW
3月リリースのアルバム「THE CAN」より先行配信された楽曲。
現在多くのヒップホップアーティストが活躍しているが個人的に彼らの音楽は懐かしさと安心感を感じられる。おちついたメロディに3人の個性あるラップが合わさり唯一無二の世界観だ。2000年代活動時の楽曲の世界観を残しながらも当時以上にパワーアップしたKICK THE CAN CREWが感じられる。
9位 どれにしようかな/Awich
2020年にメジャーデビューを果たした女性ラッパーのAwich。
“どんな立場の人間でも、そのルーツやジェンダーに対する既成概念や他者から押し付けられた理想像に縛られず、自らの運命を自由な選択肢の中から選択する権利があること”を彼女ならではの視点で歌った楽曲。ビートを刻みながら彼女が自分らしさの大切さを歌い上げる。かわいらしい歌声から荒げた声に変化をさせてメッセージを強く表している。
8位 ビーボーイ/汐れいら
アーティスト名はうしおれいらと読む。20歳のシンガーソングライター。この曲で初めて知ったアーティストだ。
こちらのPVのコメント欄では汐れいら自身が、【この「ビーボーイ」という曲は、身体と心の性別が違っていて、それを自分自身で普通ではないかも、と思ってしまい「自分らしさ」を出せずに生きている人の話です。】と記載している。1曲を通して主人公の心の変化があり、葛藤やあきらめ、自暴自棄などが曲調や歌詞のワードから伝わってくる。気づけば今月何度も聞いていた。アーティストについては明日アーティスト紹介で取り上げます。
7位 POP SONG/米津玄師
PlayStationのCMソング。今年初リリースの楽曲。
歓声から始まるイントロ。PVの世界観もゲームの世界観を実写化したかのような壮大さ。また、ディズニーやハリウッド映画で流れてきそうなサウンド。この曲のタイトルを「POP SONG」とつけるあたりが彼らしさもある。映画やアニメ、ゲームに音楽、という多くのエンタメの要素をこのPVと楽曲から感じられる。3分19秒という決して長くない楽曲は1曲を通して中毒性が強い曲となっている。
6位 冷たい渦 / キタニタツヤ
木曜劇場 『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』の主題歌。このブログで今年のブレイクアーティストとして紹介をしたキタニタツヤ。
歌いだしから始まり、どこか懐かしさも感じられる曲の雰囲気。音数が少しずつ増えていき曲を徐々に盛り上げてくれる。そして、サビで一気に盛り上がるサウンドは気持ちがいい。ドラマを見ているものとしては、歌詞の世界観からドラマの映像が自然と浮かんでくる。昨日のTHE FIRST TAKEでは、新曲の「ちはる feat. n-buna from ヨルシカ 」が公開された。今年よりブレイクするのは間違いないだろう。
5位 Brave Generation/BE:FIRST
昨年11月にデビューを果たし、このブログでも何度も紹介をしているBE:FIRST。
デビュー曲の「Gifted. 」は大きな話題となりチャートでも存在感を出した。だからこそ、次回リリース曲は個人的に大きな期待をしていた。そんな期待値を大きく超えてくる楽曲をリリースするから流石だ。
イントロからしっかり心をつかんでくる。かっこいいサウンドにのせて彼らの歌声が曲を盛り上げてくれる。そしてラップからはSKY-HIの遺伝子を受け継いでいることが伝わってくる。2月28日までこの曲のライブ映像も公開されているが歌っている姿を見るとよりこの曲が好きになる。
4位 スペシャル/SUPER BEAVER
今週リリースされたアルバム『東京』の1曲目に収録されている楽曲。
SUPER BEAVERは定期的に自分の心にストレートに刺さる歌詞がある。今回は歌いだしのこの部分が刺さった。【「信頼」なんて 気を抜いた途端に 甘えに変わる】自分にも信頼できる友達がいる。でも信頼ってなんなのか。そんなことを考えていたからこそこの歌詞が刺さったのかもしれない。
また、先日誕生日を迎えた自分にとって【またひとつ歳を重ねて またひとつ意味を宿して】意味を宿したという考え方は、深く刺さった。誰かのために生きることのすばらしさを歌ったメッセージソング。
3位 CRYSTAL MOMENT/KAT-TUN
『日本テレビ系 2022 冬季スポーツテーマソング』
嵐の櫻井さんがRap詞とRapパートの構成を手掛けている楽曲。3人が歌いつなぐラップからスタートする。ラップ部分は嵐の楽曲らしさを感じられる。サビに向かうにつれて盛り上がるサウンド。サビはKAT-TUNの楽曲らしさを感じられ2組のコラボ楽曲といっても過言ではないだろう。
先日テレ東音楽祭で初披露をされたが、上田さんのラップパートが櫻井さんへの敬意を感じられる歌い方でよりこの楽曲を好きになった。オリンピックのスタートと共に配信リリースというのもジャニーズとしては新しい試みで今後のKAT-TUNの過去楽曲のサブスク解禁にも期待ができる。
2位 ミスター/YOASOBI
直木賞作家とのコラボレーションプロジェクトとして発売された書籍『はじめての』に入っている島本理生の『私だけの所有者』が原作となった楽曲。
キャッチーなメロディにBメロではラップのように歌いあげるikuraの歌声が印象的。サビに入る瞬間のサウンドもかっこいい。曲だけを聞いても素晴らしい楽曲なのだが、今回この曲の原作をしっかりと読んだうえで改めてこの曲を歌詞を見ながら聞いてみた。
歌詞の世界観がしっかりと原作を表現しているからこそ小説の情景が自然と浮かんでくる。読んでいるからこそ、歌詞の最後の【私のこと叱ってよミスター】の部分が一気に心をつかまれる。今回原作を初めて読んだのだが曲をより好きになれたので過去の楽曲達も原作を読みたいと思う。
1位 DOSE/Da-iCE
今月リリースされたEP「REVERSi」に収録されている楽曲。作詞作曲をメンバーの工藤大輝・花村想太が担当している。
EP「REVERSi」のテーマである白と黒が表現された楽曲。ビートを刻みながら進んでいくサウンドにのせて二人の歌声が曲をカラフルに彩っていく。PVからもモノクロなシーンとカラフルなシーンで曲の世界観を演出している。【どうせ】という悲観した気持ちと【Don’t say,】とそんなことはないという挑戦的な二つの意味で歌われる歌詞も印象に残る。カッコよくおしゃれな楽曲で「CITRUS」で知った人たちに彼らの新たな魅力を見せつけてくれる。先日EP「REVERSi」の全曲レビューも書いたのでぜひ読んでほしい。
以上がTOP10です。
今月のおすすめアルバムなどはまたアルバム記事に聞いたものを後日更新します。
また、今月の新曲ブログで紹介をした中でこれからブレイクを期待しているインディーズやメジャーのアーティストを5組紹介をするブログを別途公開します。
今月もありがとうございました。
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