ジャニーズWEST『Mixed Juice』楽曲提供アーティスト紹介
【記事公開日:2022/03/12】
今週リリースされたジャニーズWESTのニューアルバム『Mixed Juice』
アルバムの初回盤2種と通常版を購入をして全曲レビューをフラゲ日に記事にしました。多くの方に読んでいただきありがとうございました。
今回のアルバム楽曲は、ボーナストラックも含めて有名アーティストからの楽曲提供曲が多く収録されていました。
私自身この楽曲提供のアーティストたちの情報を見てアルバムがより楽しみにもなりました。
今回のアルバムをきっかけに楽曲提供をしたアーティストたちもぜひ聞いてほしい。
そんな気持ちで紹介記事を書きます。
よろしくお願いします。
あいみょん
楽曲提供曲:サムシング・ニュー
紅白歌合戦にも3度出場。今時点、ストリーミング累計1億回再生超え楽曲を7曲持っている。
今でこそだれもが知っているアーティストのあいみょん。ただジャニーズWESTの楽曲提供をしたのは2015年「ズンドコ パラダイス」のカップリング「Time goes by」が初めてで2回目の提供曲だ。調べてみるとインディーズデビュー曲「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」より前にグループに提供していることになる。ここから7年後に双方ともに実力も知名度も上げて再度タッグを組む。
「サムシング・ニュー」は、サウンドの特徴、歌詞の言い回し、曲の展開があいみょんそのものだ。あいみょんにもいろんな表情があり、この曲からは「愛を知るまでは」「ハルノヒ」「空の青さを知る人よ」のような雰囲気を個人的に感じる。ただ、この曲を元気よく楽しい曲にしているのはグループの力があるということは間違いない。
wacci
楽曲提供曲:涙腺
2012年にメジャーデビューをしたバンド。2018年に配信リリースされた「別の人の彼女になったよ」が口コミやSNSで広がりじわじわと人気となりチャートでも存在感を出し始める。2021年にこの曲はストリーミング累計再生回数が1億回を達成する。
自分自身正直な話wacciに対しては詳しいわけではない。ただこの曲はもちろん知っている。切ない歌詞と聞き心地の良いサウンド。そんな楽曲の良さは、今回の提供曲「涙腺」にもしっかり表れている。涙腺が緩くなったと始まる歌詞。聞いているものは、この曲を聴いていると涙腺が緩くなってしまう。日常とグッとくる歌詞をより伝えてくれるグループの歌唱力を感じられる。
キタニタツヤ
楽曲提供曲:セラヴィ
2020年にメジャーデビューをしたシンガーソングライター。こんにちは谷田さん名義でボカロPとしても活動。ヨルシカのサポートベースとしても活動をしている。楽曲提供はジャニーズは今回初めてだったがナナヲアカリやP丸様。をはじめ多くの方に曲を作っている。今年は、ドラマ『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』の主題歌も起用されており、今年ブレイクするアーティストとしてもこのブログでも紹介をした。
幅広い活動をしているからこそ今回の提供曲「セラヴィ」ではグループのあらたな一面を引き出すことができたのかもしれない。全体的なサウンドは印象に残る楽曲。彼の楽曲「タナトフォビア」や「逃走劇」を彷彿するダークさもありながら、よりおしゃれさを感じれる曲となっている。
eill
楽曲提供曲:ブルームーン
2021年にメジャーデビューをした女性シンガーソングライター。読み方はエイル。デビュー曲「ここで息をして」は、アニメ 「東京リベンジャーズ」EDテーマにもなった。竹内まりやの「プラスティック・ラブ」のカバーも昨年話題となった。
この曲のカバーの印象が強いのでシティポップの印象が色濃く残っていたが、彼女のルーツにはK-POPをはじめとする様々なジャンルの音楽があり、そんなルーツがあるからこそ様々な楽曲を作り出し自身のものにできるのだろう。「ブルームーン」からは、間奏のギターや落ち着きのあるサウンドなどからシティポップの要素を強く感じた。そんな曲をきれいに歌い上げることができるジャニーズWESTもすごい。
syudou
楽曲提供曲:努力賞
Adoの代表曲「うっせぇわ」を作ったボカロP。動画は、syudouのセルフカバー。
自分自身「うっせぇわ」を作ったボカロPとしての認識しか正直なかった。今回紹介するにあたり何曲か楽曲を聞いてみるとこの「努力賞」が実にsyudouらしい楽曲ということを感じられた。歌いだしの力強さ、バンドサウンドと共に感じられるボカロサウンドはジャニーズWESTの新境地を見せるようにあえて入れたようにも思えてくる。
今回初のジャニーズに向けた楽曲提供となり双方にとって新たな挑戦となっただろう。
SUPER BEAVER
楽曲提供曲:つばさ
2009年にメジャーデビュー。2012年契約打ち切りとなり自社レーベルを作りインディーズに戻る。ライブでの活動からフェス出演も増えていきインディーズながら多くのタイアップ曲を担当する。そして、2020年に再度同Sony Music Recordsと契約を結び再度メジャーデビューを果たしたバンド。
邦ロックを好きな人で知らない人はおそらくいないバンドだろう。ストレートな歌詞を熱量のあるヴォーカル渋谷さんの歌声で聞くものの心に刺さっていく。
今回の楽曲で「春じゃなくても」「僕らの理由」と3度目の楽曲提供となる。SUPER BEAVERとジャニーズWEST、双方ともに苦労をした経験から通じるものを感じる。だからこそ、まっすぐな歌詞と相性がいいのだろう。3曲ともビーバーらしさを感じられるのは、バンドらしさをしっかり出してもジャニーズWESTなら自分らしさを出してくれるからだろう。この3曲が好きな方は、ぜひ一度SUPER BEAVERを聞いてほしい。必ず好きな楽曲と出会えるだろう。
以上の6組を紹介しました。
結局アーティスト紹介といいながらアルバム曲に触れたところも多くなりました。
今回のアルバムの魅力については別記事でしっかりお伝えをしました。
日ごろから様々なアーティストの楽曲を聞き、紹介をしている自分にとって今日紹介をしたアーティストたちの楽曲も聞いてほしいと思い、今回記事を書きました。
今日紹介をしたアーティストの提供曲を聴いているとどの曲もしっかりと自身の色を感じれるサウンドや歌詞を作っている。
自分の色や特徴を感じられるサウンドを出せるということは自由に曲を作っている証拠だと個人的には思う。
自由に作れるのは、ジャニーズWESTがどんなアーティストの楽曲もこなせるからできること。そして、こなせて終わるのではなく歌声を1曲ずつに合わせたうえで自分たちの個性をしっかり出しているグループだからこそだろう。
今回紹介したアーティストはサブスクはもちろんYouTubeにも多くの公式動画がある。自分の好きだった楽曲のアーティストの曲を聞いてみてくれるとうれしいです。
読んでくれてありがとうございました。
【関連記事】