【記事公開:2021年11月13日】
毎週新曲紹介ブログとして16曲の楽曲を紹介しています。
その楽曲達はサブスク配信されている楽曲に限り紹介することを自分自身の中で決めています。
ただ、自分が好きなジャニーズはほとんどがサブスク配信もしていません。
そのため、定期的にジャニーズに焦点を当てたブログを書いています。
最近は多くのフォロワーさんから依頼をもらったので半月に1度ジャニーズWESTのアルバムを紹介しています。
Twitterでは多くのジャニーズ関連のツイートもしており、いろんなグループのファンの方からありがたいことにフォローをいただいております。
ある日、TwitterのDMにフォロワーさんより一つのお願いが届きました。
King & Prince『恋降る月夜に君想ふ』のカップリング曲含めてぜひ紹介してほしい。
ジャニーズを多く紹介してきたがこんな依頼をいただいたのは初めてだったのでびっくりもしましたがとてもうれしかったです。
そして数日後、通常版と初回盤2形態のCDがフォロワーさんより届きました。
ご連絡とプレゼント本当にありがとうございます。
3形態の楽曲数は、すべて合わせて6曲です。
その全ての楽曲を紹介します。
恋降る月夜に君想ふ
映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 ファイナル』主題歌。
今回のシングルの表題曲。前作の映画の主題歌だった「koi-wazurai」の制作メンバーが再集結して作られており、「koi-wazurai」の運命のその先を歌われた楽曲となっている。
かぐや姫をイメージした歌詞は月夜に向かったかぐや姫を思う気持ちやその世界観が伝わってくる。おとぎ話をよりイメージさせるかのようにキラキラとしたメロディのサビから始まる。そこから1番に入り落ち着いたテンポに。そして、好きという感情が抑えられない気持ちとともにサウンドも盛り上がっていく。
サビとそれ以外の曲の変化が激しい曲となっている。この曲を複数回聞けば聞く程、歌うことが難しい曲だなと思う。その世界観を壊さず歌い上げるキンプリのすごさも同時に感じる。特に2番のAメロの岸君のパートは特にすごい。バラエティとのギャップをいつも以上に感じた。
You are my hero
「セブン-イレブン」2021年クリスマスCMソング。通常版のカップング曲で2曲目に収録されている。ピアノの音色とともにクリスマスソングをイメージさせるようにきらびやかなサウンドで展開されていく。クリスマスのCMソングなので、恋愛をメインとなった楽曲かと思い歌詞を見てみると応援ソングになっている。
1番は、大事な人への感謝も込めてメロディとともに明るく展開していく。でもこの曲すごいのは、曲が進むにつれて頑張り度合いや相手との関係性の変化も感じられる。
周りから見るといつも元気をもらえてがんばっている姿。深く相手のことを知っているからこそわかるSOSがある。
「大丈夫だと笑い誤魔化しても 大丈夫は君からのSOSの合図」という歌詞から無理をしてる様子とともにそこに気づける関係性になったことがわかる。
1曲を通してメッセージと共に関係性の変化を感じらえる歌詞。
上記の歌詞を見つけたとき感動した。
Kiss & Cry
通常版のカップリング曲。3曲目に収録されいている。
この曲からは、PVやリリックビデオが公式にないので動画を載せていません。
イントロからおしゃれさと大人の雰囲気が伝わってくる。王道アイドル曲から応援ソングでその次がおしゃれなサウンドの楽曲。シングル1枚にいろんな魅力を見せてくれる。
ベースやピアノ、ドラムなどの一つ一つの楽器のサウンドがとても聞き心地がいい。さらに、韻を踏んだ歌詞がメロディ展開と合わさり聞き心地がより一層よくなっていく。
Easy Go
通常版のカップリング曲。4曲目に収録されいている。
この曲は、全編英語詞で歌われている。だからこそ、サウンドも洋楽っぽさがより感じられる。ただ「Kiss & Cry」からの流れだからこそ曲の世界観に違和感がなく自然と続けてきくことができる。
前作のシングル「Magic Touch」も全編英語で構成された歌詞だった。その時も思ったが流暢な英語がすばらしい。そしてラップ部分は、とてもかっこよく、思わずキンプリが歌っていたことを忘れてしまうほど。1曲目の「恋降る月夜に君想ふ」とのギャップがすご過ぎて驚いてしまう。
泣き笑い
初回盤Aに収録されているカップリング。
この曲の作詞は、向井太一というシンガーソングライターが行っており、このブログの新曲ブログでも何度か紹介をしたアーティストの方だったので見てびっくりした。
そして、作曲や編曲を担当したのがCELSIOR COUPE。CELSIOR COUPEは、R&Bのアーティストを中心に数多くのアーティストのプロデュースをしているクリエイター集団。
向井太一とCELSIOR COUPEの組み合わせで制作されたこの曲は、R&B様子も強い楽曲となっており、これまで紹介した楽曲ともまた違った雰囲気を醸し出す曲となっている。
NANANA
初回盤Bのカップリング曲。
イントロのサウンドから伝わってくるカッコよさ。そしてラップと共にサビに向かっていくにつれて変化していく曲調。サビの「NANANA」は、ライブで一緒に歌い抱くなってしまう。かっこよさもありながら中毒性のあるサビは何度も聞きたくなる。
個人的には曲の展開がK-POP要素の強い曲だなとも感じた。だからこそ、今回の収録曲に限らずこれまでのキンプリの楽曲のイメージを変えてくれる曲となっていた。
また一つ新たな魅力を身に着けたようにも感じられた。この曲のダンス映像は今段階では見たことがないが、かっこいいことは間違いないだろう。
今回のシングル楽曲を全部しっかり聞いて紹介をした上で一つ伝えたいことがある。
King & Princeの楽曲の振れ幅がすごすぎる!
アルバムも聞いていたのでそう思うことは何度かあったが今回の収録曲達は特にそう感じた。
世間のキンプリの印象は「シンデレラガール」のような王道アイドルソングを歌うグループだろう。今回の表題曲でもある「恋降る月夜に君想ふ」もまさにその路線だ。
シングル表題曲では自分たちの印象をより濃く映し出した楽曲を歌い、カップリング曲では幅広い音楽性に挑戦している。
そして表題曲に関しても、前作「Magic Touch/Beating Hearts」の楽曲の世界観と比べるとしっかりとしたギャップを見せてくれている。
ドラマや映画・バラエティといった場所でメンバー1人1人がいろんな表情を見せてくれるKing & Prince。
いろんな表情を見せてくれるのは、楽曲達も同じだった。
この幅広い楽曲性は、より多くの音楽好きに聴いてほしい。
そんなことを今日のブログを書きながら強く思いました。
これからもKing & Princeがどんな楽曲達をリリースしていくのか楽しみです。
今回は本当にありがとうございました。
【ジャニーズ楽曲紹介】