ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

今週の新曲オススメの16曲【2022/03/30】

【記事公開日:2022/03/30】

 

3月も残り2日。

今回は、3月最後の新曲ブログです。

 

今週は、291曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

永遠/Mr.Children 

Netflix映画『桜のような僕の恋人』主題歌。

アルバム『REFLECTION』以来約7年ぶり小林武史が編曲に参加をした楽曲。やさしいピアノの音色から始まるイントロ。歌いだしの言葉からしっかりと心をつかまれる。6分という今の時代では比較的長めの楽曲。だが、その6分が短く感じるくらい曲の世界観に入り込んでしまう。ミスチルの楽曲はやっぱり最高だなということを再認識させてくれる1曲。ライブで聞くのが楽しみだ。

 

 

双葉/あいみょん

NHK"あいみょん18祭にて披露された楽曲。

18~20歳の若い世代にむけて作られている。あたたかさを感じるメロディ、あいみょんらしい曲の展開。1回聞いただけで好きだと感じられた。

母親からみた子供への気持ちが歌われており、子供のこれまでとこれからの未来を1曲で描かれている。18歳という大人のスタートライン。親の目線でこれから大人になる人たちを支えてくれる楽曲だ。

 

 

月の椀/サカナクション

TOYOTA ヤリスクロスCROSS for篇TVCMソング。本日リリースされたAlbum 「アダプト」の収録曲。アルバムリリース前にオンラインライブやツアーで聞いていたため初めて音源を聞いたと思えないくらい聞きなれていた。

イントロから引き付けられるサカナクションサウンド。サビは中毒性があり自然と口ずさんでしまう。アルバムも通して聴くと1曲1曲のクオリティが高い。そして、ライブに参加したものとしてはライブの情景が自然と浮かんでくる。ライブに行っていない人にもぜひ聞いてほしいアルバムだ。

 

 

魔法にかけられて/Saucy Dog

ABEMAオリジナル恋愛番組『恋ステ』シリーズ最新作の主題歌。

「シンデレラボーイ」がロングヒットし、ストリーミング1億再生を記録したSaucy Dog。12月からすでに3作目となる配信楽曲。この曲は先日のCDTVでも披露をされた。落ち着いたサウンドとやさしい歌声が好きな人と過ごす幸せな時間を描いた歌詞を彩ってくれる。曲の情景がしっかりと浮かぶのは、バンドとしての魅力の一つだろう。

 

 

蜃気楼/フレデリック

TVアニメ『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』のオープニングテーマ。

本日リリースされたアルバム『フレデリズム3』に収録された楽曲。異空間を感じられるサウンドフレデリックらしさもありながら新しさもある。ラスサビ前の間奏では、蜃気楼を演出するかのようにサウンドがどんどん変化していく。アルバムとしてはまだ聞けていないが期待値がより高まった。

 

 

五月雨よ/櫻坂46

先日のCDTVで披露された楽曲。

櫻坂46名義になってからのシングル表題曲は、疾走感のあるロックサウンドの楽曲がメインとなっていた。そのため今回の楽曲は新たなイメージをもつことができた。歌謡曲のようなタイトル、ストリングスがメインとなったサウンド。そんなサウンドの中にアコースティックギターの音も入り、これまでのシングル曲をどこか思い出させる部分もある。

 

 

Days/コブクロ

先日行われた大阪城ホールでファンサイト会員限定ライブで初披露された新曲。披露された際に「答えはとてもシンプルで大切な人を想うこと。」と小淵さんが語ったと記事に書かれていた。曲もシンプルで二人の歌声が中心に曲がもりあがっていく。後半は世界が広がっていくように明るく盛り上がっていく。久しぶりにコブクロを聞きたくなった。

 

 

持たざる者/マハラージャン

"心の傷"三部作リリース第三弾。

毎回おもしろいさがあるのにおしゃれでかっこいい曲をリリースするマハラージャン。歌詞を見ずに曲を聞くとベースやギターが中心となりサウンドや曲の展開にかっこいいと思わず声が出る。よくよく歌詞を見ながら聞くとジェイソン村田という謎の人物が登場する。どんな歌詞なんだと困惑しながらもかっこいいサウンドにハマっていく。

 

 

天才になってみたい人生でした /BAK

タイムマシン/BAK

優里ちゃんねるで優里 VS CHIMERAZのどちらが書いた曲が作家名を伏せた状態でより多くの再生回数を叩き出せるかの作家対決企画が行われた。両者で作られた2曲がこちらだ。私は、企画の存在は知りながらも結果や曲を聞けていなかったので、今日初めて両方聞いた。

CHIMERAZ作詞作曲「天才になってみたい人生でした」は疾走感のあるロックサウンド。皮肉もある歌詞だが、ジャズやロックなど変化するサウンドがかっこいい楽曲だ。

優里作詞作曲「タイムマシン」は、伸びのある歌声が生かされる。情景が浮かぶ温かさのある楽曲。

何も知らずに聞いた印象としては、第一印象のインパクトは「天才になってみたい人生でした」。繰り返し聞きたくなるのは「タイムマシン」と感じました。ただ両社とも好きな曲だったのでどちらも紹介しました。

 

 

PAKU/asmi

「なにやってもうまくいかない」のシンガーソングライター・meiyoが作詞作曲をした楽曲。asmiのソロ楽曲のイメージは、おしゃれで落ち着いた楽曲が多いイメージを持っていた。

今回は、「ヨワネハキ」の彼女のイメージを彷彿させるサウンド。ブログ紹介にあたりmeiyoの楽曲提供と知り納得をした。meiyoらしさが曲全体から漂っている。

 

 

週休8日/Lucky Kilimanjaro 

本日リリースされたアルバム「TOUGH PLAY」の収録曲。

「世界中の毎日をおどらせる」をバンドテーマに掲げるバンドらしさを感じられる楽曲。週休8日というタイトル通り、リラックスや休んでよというワードが連呼される。自然と乗りたくなるリズムで癖になる。昨年のアルバムは個人的2022年ベストアルバムにも選出をしたので今作も聞くのが楽しみだ。

 

DINDON/NEE

中毒性のある独自のサウンドで毎回楽しませてくれるNEE。今回の楽曲は、楽しくポップなサウンド。変わり続けることで進化し続けるというバンドの在り方を感じるようにこれまでの楽曲とは違うサウンド。ただ、NEEだからこそできる曲というものもしっかりと感じる。NEEをライブで見てみたい。

 

 

キミニアワナイ/yutori

ブログで何度も紹介をしているyutori。

今回の楽曲は、これまでの疾走感のある楽曲達とまた違った表情を見せてくれる。シンプルでどっしりとしたバンドサウンド。だからこそ、ヴォーカルの歌声がよりきれいで力強い。特にラスサビ前の「それだけ。」からはカッコよさもある。

 

 

SEE THRU/Re:name

大阪発の3ピースバンド。過去のインタビュー記事からも洋楽ポップスにあこがれたとも記載がされていたRe:name。今回の楽曲は、そんな洋楽ポップスを感じられる楽曲。ギターのサウンドをはじめとしたバンドサウンドがかっこよくライブで盛りあがることは間違いないだろう。何曲か聞いたこともあったバンドだったがバンドとしてのイメージがいい意味で変わった。

 

 

ペトリコールについて/さんひ

以前に新曲ブログで 「銃口をこちらに向けて」を紹介をしたさんひ。前回紹介した曲と同じく今回も「春を告げる」を手掛けたくじらとの共作。

歌いだしからしっかりつかまれる歌声。くじららしさのあるおしゃれなサウンドがさんんひの歌声と合わさり聞き心地よくおしゃれでかっこいい楽曲となっている。

 

以上の16曲です。

 

今回の新曲ブログで3月は最後です。

今日までの紹介楽曲の中から今週末に個人的ベストソングTOP10を決めます。

好きな楽曲が多くあったのでランキングを決めるのは難しそうです。

 

また、今年から毎月スペースで紹介をしてからブログ更新をしていますが。スペースの時間をとることが難しいのでブログのみで紹介します。

 

ぜひそちらもお楽しみに。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

KAT-TUN 11thアルバム『Honey(Selected Edition)』全曲レビュー

【記事公開日:2022/03/29】

 

本日リリースされたKAT-TUN11枚目のアルバム『Honey』。

今回、ジャニーズとしては初のCDリリース日にサブスク解禁となりました。

一部ソロ曲はサブスクでは収録されていませんが、アルバム楽曲の9割の曲が収録されています。

 

今までジャニーズWESTをはじめ、数多くのジャニーズのアルバムやシングルの全曲レビューをしてきました。

サブスク解禁が決まった瞬間、全曲レビューをすることを決めました。

 

早速、紹介していきます。

 

 

1.Ain’t Seen Nothing Yet

先週の新曲ブログでも紹介をしたアルバムのリード曲。

おしゃれで聞き心地の良いピアノのきれいなイントロ。全体的に少ない音数で色気のある3人の歌声がメインとなる。ピアノの音色とベースのサウンドが曲全体を彩ってくれる。3人のハイトーンの歌声が曲をよりカッコよくしてくれる。グループとしての新境地を感じられる1曲だ。

 

 

2.STING

こちらもPVが公開されたアルバムのリード曲。

1曲目との曲のつなぎも聞いていて気持ちがいい。不穏な雰囲気を出しながら、グループとしてのカッコよさをしっかり味わえる楽曲。K-POPのようなサウンドや曲展開だなと思う一方で歌詞や全体をまとうイメージはKAT-TUNらしさのようなものを感じるから面白い。

 

 

3.Honey on me

イントロからどこか懐かしい雰囲気を漂わせる。バンドサウンドが曲をおしゃれに彩ってくれる。1曲目でも感じたのだが、KAT-TUNの声の音域の広さに驚いた。この曲では3人の歌声の高低差の広さを感じられる。ラスサビ前の“I want your honey”のささやきは大人の色気がすごくかっこいい。全体的におしゃれなサウンドの中にポップさもあり聞いていて楽しくなってくる。

 

 

4.Prisoner

デビュー記念日に行われた『Amazon Music Live: KAT-TUN』で披露されたときに1番好きだった楽曲。イントロからおしゃれさと共に高揚感がある。

これまで紹介した曲全ておしゃれなのだが、この曲はポップさもありがらセクシーさを感じられる曲となっている。ステージでスーツ姿で踊っている姿が自然と脳内で浮かんでくる。1度聞くと中毒性もあり何度も聞きたくなってくる。

 

 

5.Love Supply

少ない音数で3人の歌声がメインで進んでいく楽曲。3人とも特徴のある甘い歌声で曲を彩ってくれるのだが、個人的に特に好きだったの1番サビの中丸君の「手を伸ばしたその先に」の部分だ。この部分が特に心にスッと入ってくきた。それくらい印象に残る歌声だった。全編英語詞というわけではないが洋楽の雰囲気を一番感じられた楽曲。

 

 

6.Roar

ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』主題歌。初めてサブスク配信リリースされたシングル楽曲。この1年で何度聞いたかわからない。PVの概要欄ではジャニフェスで歌われたこともあり、他のグループのファンの方のコメントもある。

この曲を初めて聞いた時、KAT-TUNらしさを感じるかっこいい楽曲という印象だった。ただ今回のアルバムを通して聴くと全体的におしゃれな楽曲が並ぶためグループらしいサウンドがなぜか異質に感じるから面白い。

 

 

7.Born Free

作詞は「Roar」と同じ岡田一成がかかわっている。

アルバムの中で一番サウンドの変化が激しい楽曲。ミュージカルのような華やかなイントロで進んでいくと思えばどんどん雰囲気が変わっていく。テンポは比較的一定に感じるが、楽器やサウンドで変化を感じられる。

 

 

8.EUPHORIA

ドラマ『ザ・ハイスクール ヒーローズ』主題歌。

「楔-kusabi-」「WHITE LOVERS」の作詞を手掛けたRUCCAが作詞を担当。29枚目シングルの表題曲でサブスク配信もされていた。個人的には、サウンドや曲の雰囲気から「THE D-MOTION」を思い出した。疾走感もありクールさもあるダンスナンバーとなっている。PVのコメント欄では、美少年のドラマのOPだったこともあり、美少年のファンの方からの好印象な意見が並んでいたことが印象に残った。

 

 

9.We Just Go Hard feat. AK-69

日本テレビプロ野球中継「DRAMATIC BASEBALL 2021」イメージソング。

HIP HOP アーティストのAK-69からの楽曲提供曲であり、“feat.”として参加している。KAT-TUN にとっても初となる“feat.”作品。

中丸君のボイパから始まる。HIPHOPアーティストの楽曲提供曲ということもありHIPHOP要素をしっかり感じられる楽曲。ただ、そこが注目されやすいがメンバー1人1人の個性がしっかり表れている楽曲でもある。ボイパ、ラップ、色気、クールさ、ワイルドさ。新しさとグループの個性をしっかり詰め込んだ楽曲。

 

 

10.CRYSTAL MOMENT

日本テレビ系2022冬季スポーツテーマソング。2月の個人的ベストソングTOP10の3位にも選出した楽曲。嵐の櫻井さんがタイトルとラップパートの詞と構成を担当した。作曲には、嵐の「Turning Up」をはじめ様々な嵐楽曲の作曲を担当したErik Lidbomが参加。だからこそ、初めて聞いた時は嵐の楽曲の雰囲気を感じた。

ただ複数回聞けば聞く程、KAT-TUNだからこそ作り上げられる曲だということを思い知らされる。嵐からオリンピックというバトンを受け取ったKAT-TUN。二組のコラボを感じられる楽曲。

 

 

11.Womanizer

タイトルを和訳すると女たらしや浮気者という意味のWomanizer。

妖艶さもありながら楽しさを感じられるサウンド。色気のある歌声で多くの人を魅了していく。サックスをはじめとする金管楽器が曲を楽しく彩ってくれる。脳内で流れるイメージはカラフルな衣装で女性と共に踊っている姿。こういう楽曲もKAT-TUNの魅力が詰まっておりいい曲だ。

 

 

以上の11曲がサブスクで聞くことができます。

 

アルバムタイトルの「Honey」を辞書で改めて意味を調べてみた。

①蜂蜜、甘美なもの。②恋人、愛する人、かわいい人③あなた、君◆愛する人への呼び
④素晴らしい物[人]⑤蜂蜜のように甘い⑥〔人に〕お世辞[おべんちゃら]を言う、〔人に〕へつらう

といった様々な意味が出てきた。

今回のアルバムの楽曲達からはそれぞれの意味を表すように感じられた。

 

そして、アルバム全体から感じられるのは、おしゃれさ。

これまでのKAT-TUNのイメージは、ワイルドでかっこいいグループ。

だからこそ、シングル楽曲からは全体的にロックサウンドのイメージが強かった。

 

そんなデビュー時からのイメージを変えて大人の色気がアルバム全体から漏れ出してきている。

 

いや、イメージを変えてというのは違うかもしれない。

本来のKAT-TUNらしさもしっかりと感じられるからおもしろいのだ。

 

おしゃれな中にセクシーさやクールなグループの魅力がしっかりありながら、サウンドでグループの新たな魅力を見せてくれる。

 

16年目となったKAT-TUN

これまでいろんな経験をしてきた。

15周年で初めて祝福のアニバーサリーができたのだ。

 

その中で改めて結束力が上がったことも感じられる。歌声も個性も全く違う3人だからこそ作り上げることができる1曲1曲の素晴らしい世界観。

 

今だからこそ作り上げることができたKAT-TUNの魅力が最大限に詰まったアルバムとなっている。

 

音楽業界としては、CDリリースの日にサブスク配信されるのは正直もう当たり前になっている。ただ、ジャニーズとしては初の試み。

 

今回のアルバムをすべて通して聴いてみてサブスク解禁をした意味はわかった。

このアルバムは間違いなく、多くの新規ファンを作り上げる作品となっている。

 

普段KAT-TUNを聞かない方。ジャニーズを聞かない方。

ぜひ、一度このアルバムをサブスクで聞いてほしい。

必ず新たな発見や驚きが待っているだろう。

 

大好きなジャニーズのアルバムをサブスクで聴けると紹介できることがとてもうれしい。なぜなら、ファンの方以外にも聞いてもらえる可能性があるからだ。

 

これまでの作品もサブスク配信されたら紹介したいところだ。

 

読んでいただきありがとうございます。

 

 

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SUPER★DRAGON 4thアルバム『Force to Forth』全曲レビュー

【記事公開日:2022/03/24】

 

定期的に行っているアルバム全曲レビュー。

今回は、SUPER★DRAGONの4thアルバム『Force to Forth』です。

 

以前に日本を代表するボーイズグループという記事でも紹介をしました。

SUPER★DRAGONは、DISH//や超特急も所属をするEBiDANのグループです。

 

それでは、昨日リリースしたニューアルバムを紹介します。

 

 

1.Welcome to my hell

メンバーのジャンが作詞を行った楽曲。イントロから攻撃的なサウンドでアルバムが幕を開ける。ディズニーで流れてきそうなメロディ。全編英語詞で構成されていそうだが、日本語と英語をうまく掛け合わせ曲の雰囲気を作り出す。SUPER★DRAGONのショーのスタートを感じられる1曲目らしさのある楽曲だ。

 

 

2. Pioneer (Keep It Real)

静かに始まり、1曲目からのつなぎも素晴らしい。サビに向かっていくにつれてどんどん盛り上がっていくサウンド。EDM楽曲となっており、ライブで盛りあがることは間違いないだろう。インタビューでは、今作の中で特にライブパフォーマンスが楽しみな楽曲と語っている。どんなライブパフォーマンスになっているのか楽しみだ。

 

 

3. love or like (Tokyo) w/Anatomy Rabbit

先行配信もされており、新曲ブログでも紹介をした楽曲。グループとしても初の海外アーティストとのコラボ曲。タイで活躍されているAnatomy Rabbitがコラボ相手となっている。懐かしさを感じるサウンドからは、香港映画のような雰囲気を醸し出されている。そして、なつかしさの中にある、おしゃれさ。海外アーティストとのコラボで新たな一面を見ることができた楽曲だ。

 

 

4.Purple Moon

2022年1月の個人的ベストソングTOP10の8位にも選出をした楽曲。気づけばこの曲にハマったことが今回のアルバムに興味を持ったきっかけだった。

スタイリッシュでクールさを感じられながらキャッチーなサウンド。先ほどの曲から続けて聞くとどこか懐かしさも感じられる。聞けば聞く程、中毒性のある楽曲だ。インタビューではグループの情熱の“RED”とスパドラのファンネームである“BLUE”がかけあわせた色とも語っている。ファンとグループにとって大事な楽曲になっていくだろう。

 

 

5.君は1000% (Vantage Remix)

昨年リリースされた1986オメガトライブの「君は1000%」カバー。そのカバーにDJ Vantageがremixをした楽曲。海外でここ数年ブームとなっているシティポップ。そんなシティポップの代表曲の1つにもなるこの曲。1986オメガトライブの原曲も好きな楽曲の一つであるのだが、このカバーからは原曲へのリスペクトを感じる。そんなカバーをよりノリやすく少しテンポアップしている。今回のアルバムに実にあった選曲だ。

 

 

6. Bad Day

哀愁を感じるギターのイントロが印象的、タイトルから暗い楽曲のイメージだったが、真逆の楽曲。悪い日ばかりではないと元気をもらえる楽曲となっている。サビでは、ファンの方と一緒に盛り上がるようになっている。アルバム全体を聞いた時、この曲から後半のスタートのように感じられた。

 

 

7. 2U

ラッパー3人で歌われる楽曲。初めてこの曲を聞いた時、まだグループに出会って浅い自分にとってこんな楽曲もあるのかと驚かされた。3人のラップのみで展開される曲構成はかっこよく、社会風刺を感じられるリリックも楽曲の魅力の一つだ。後半のアカペラで歌い上げるラップはかっこいい。

 

 

8. Shut Up, Shout Out

イントロからしっかりつかまれるカッコよさ。原点とも語るミクスチャーロックをしっかり味わえる楽曲。ミクスチャーロックバンドが好きな自分にとって、この曲は1回聞いただけですぐに好きになった。サビの盛り上がりももちろんだが、ラップがこの曲をよりカッコよさをプラスしている。“今の僕らがミクスチャーロックを表現するなら”とも語る一曲だ。

 

 

9. X

昨年リリースされた配信シングル曲。新曲ブログでも過去に紹介をした。

ジャニーズ楽曲を数多く手掛ける、Jazzin'park久保田真悟さんも制作にかかわった楽曲。1曲の中で変化し続けるサウンド。その中には落ち着いた場面もあれば、盛り上がるところもある。9人の個性が混ざり合うようにこの曲を盛りあがてくれる。

 

 

10. -Tweedia-

アルバムの最後の楽曲。歌詞のテーマは「人生の分岐点」。

このアルバム唯一のバラード曲となっている。バラード曲だからこそよりわかるメンバー全員の美声と歌唱力。きれいで心地の良いメロディ。このアルバムがグループとしての分岐点になってほしい。そんな思いも自然と伝わってくる。

 

 

以上の楽曲達です。

こちらのアルバムはサブスクですべて聞くことができます。

 

今回初めて、SUPER★DRAGONのアルバムを聞きました。

Twitterでフォロワーさんから紹介依頼をいただき注目しはじめたSUPER★DRAGON

 

リリースされる新曲を聞くたびに違った魅力をみることができ今回のアルバムを楽しみにしていました。

 

今回のアルバムは、個人的に2部構成のようにも感じた。

前半5曲は、シティポップや洋楽、EDMといった新たなグループの一面を見れる楽曲達。その中には懐かしさもあり、新たなファン層を取り込むような楽曲達が並んでいる。

 

後半5曲からは、ミクスチャーグループといわれる彼らの原点を感じられる楽曲達が並ぶ。ただ、原点といってもしっかりアップデートされているのだろう。

 

自分自身過去楽曲をまだ聞けていないので、詳しく語ることはできない。ただひとつ、この楽曲達が原点をアップデートしたと本人が語っているので、過去楽曲は間違いなく好きな曲は多いだろう。

 

いろんなグループとしての一面を見ることができるアルバム。

曲順や1曲1曲の完成度、アルバムとしても質の高い1枚と個人的には思った。

 

今週は、藤井風や中村佳穂、ゆず、DA PUMPなど有名なアーティストがアルバムリリースをした。

多くの音楽好きは藤井風や中村佳穂のアルバムをブログで語るだろう。

もちろん、藤井風のアルバムは最高のアルバムだった。

 

ただ、私はSUPER★DRAGONのこのアルバムを多くの人に知ってほしい。

そして、もっと注目されてほしい。そんな衝動でこの記事を書きました。

 

ぜひ、きになった方は聞いてほしい。

 

よろしくお願いします。

 

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今週の新曲オススメの16曲【2022/03/23】

【記事公開日:2022/03/23】

 

3月も残り少なくなってきました。

さて、今週の新曲ブログです。

 

今週は、297曲を聞いた中でオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

Ain’t Seen Nothing Yet/KAT-TUN

3月29日にリリースされるニューアルバム「Honey」より先行配信。

全体的に音数の少ないサウンドはおしゃれさを感じられる。デビュー当時からワイルドなイメージやロックでかっこいい楽曲が多いグループにとって新たな魅力が詰まった楽曲となっている。

甘く色気のある3人の歌声。これまでのKAT-TUNの良さを残しながらも新たなKAT-TUNを見せてくれた楽曲だ。このアルバムは、サブスク配信もされるのでリリース後に全曲レビューの記事を公開します。

 

 

まつり/藤井風

本日リリースされたアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』の収録曲。

ピアノの音色から始まり和楽器がまつりをイメージさせる。おしゃれさと懐かしさがあわさるサウンドは、藤井風らしさといってもいいだろう。全体的に盆踊りのようなゆったりさがあるが、2番にはエレキギターが曲の雰囲気を変えていく。高音と低音のパートを一人二役するなど歌唱力のすごさも伝わる楽曲。アルバムとしても既存曲と新曲の絶妙なバランスのある曲順で素晴らしいアルバムだったのでまた紹介をしたい。

 

 

ニュー・マイ・ノーマル/Mrs. GREEN APPLE

3月18日に活動再開。フェーズ2としての活動で初めての楽曲をリリース。活動再開のうれしさと共に音楽性が変わったらどうしよう。そんな不安と期待が入り混じっている中でこの曲がリリースされた。不安な気持ちに謝りたくなるくらい、初期のMrs. GREEN APPLEの楽曲らしさが全開の曲となっていた。

待ち続けたファンを喜ばせてくれるような楽曲。キャッチーで盛り上がりもあり、彼らの代表曲「StaRt」を彷彿させるサウンドとなっている。2022年音楽業界をまた盛り上げてくれる存在となるだろう。

 

 

ばかまじめ/Creepy Nuts×Ayase×幾田りら

オールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』主題歌。

誰もが知っているアーティストCreepy NutsとYOASOBIのコラボ楽曲。作詞作曲もCreepy Nutsの二人とAyaseが共作。楽しい気持ちになれるイントロ。そこからのikuraのきれいな歌声、R-指定のラップと続いていく。両者の楽曲の良さが混ざり合いコラボをしっかり感じられる楽曲だ。YOASOBI名義にしていないのは、YOASOBIのコンセプトを大事にしているからこそだろう。そういうところもYOASOBIの好きなところだ。

 

 

アイライキュー/ビッケブランカ

クラシエフーズ「ヨーロピアンシリーズ」TVCMソング。メジャーデビュー5周年記念アルバム「BEST ALBUM SUPERVILLAIN」の収録曲。

歌いだしから始まりピアノの音色と共に聞くものをつかんでくれる。はじめはI like you。そして、時間が経つにつれてI love youに変化していく。主人公の気持ちの変化が歌詞から伝わってくる。I love youを使う楽曲は多くあるだろうが、1つの単語の違いでここまで感情の変化を伝えてきたのは、分かりやすいのにすごさを感じた。聞き心地の良いサウンドと歌声で歌詞をより鮮やかにしてくれる。

 

 

MoonWalker/yama

dアニメストアのCMソング。ボカロPのニトが作詞作曲をした楽曲。

徐々に盛り上がるイントロ。ポップでかっこよさもあるサウンドは聞いているだけで楽しくなってくる。この1年間で様々な楽曲をリリースしたyama。また新しい音楽性の楽曲を歌っているように感じた。

 

 

CALL 119/INI

4月20日にリリースする2ndシングル。

タイトルから連想される電話をかける音から始まる。デビュー曲「Rocketeer」で魅力的だったラップやINIのオリジナルティを感じられるサウンド。そんな魅力が今回の楽曲からもしっかり感じられる。サビという概念を感じられない独特なサウンド展開。INIらしさを感じるラップ。「Rocketeer」のリリース時は、すぐに好きになったわけでなかったが気づけば中毒性があり好きになってた。今回聞いてすぐ好きになったのでINIにハマってきているのだろう。

 

 

Voltage/ITZY

TWICEの妹分であり昨年12月に日本デビューを果たしたITZY。

この曲は、初の日本オリジナルソング。昨年ミュージックステーションの出演でこのグループを知った。グローバルガールズグループということもあり、カッコよさを感じられるパフォーマンスや楽曲ですぐに好きになった。ロックサウンドにRAPをベースに歌われる。パフォーマンスもエネルギッシュでガッコいい曲となっている。

 

 

宇宙は砂時計/私立恵比寿中学

本日リリースされたアルバム「私立恵比寿中学」の収録曲。

この曲は、これまでこのブログでも何度も紹介をしているキタニタツヤからの楽曲提供。キタニタツヤ楽曲提供の曲が収録されると知りながらもタイトルまでは知らなかったが、イントロからすぐに提供曲であることが分かった。落ち着きのあるサウンドだが、彼の音楽の良さがしっかりと出ている。この曲以外にも大橋ちっぽけやSaucy Dogといった2022年注目アーティストが楽曲提供をした曲も収録されているので聞いてみたいと思う。

 

 

わたしのLife/藤原さくら

藤井風の楽曲のプロデュースも行う音楽プロデューサーのYaffleがサウンドアレンジを務めた楽曲。

Yaffle提供曲は好きな曲が多いの楽しみにしていた1曲だ。落ち着きもありキャッチーなメロディに彼女の心地よい歌声が合わさっていく。日曜日の朝などにゆっくりコーヒーを飲みながら聞きたくなるような心地よい楽曲だ。

 

 

VIBES BY VIBES feat. WANIMA/10-FEET

本日リリースされた10-FEET のコラボレーションアルバム。

動画は全曲トレーラーとなっている。この曲は2曲目に収録されている。過去に10-FEET主催の京都大作戦でこの曲を歌ったこともあるWANIMA。ただ楽曲を一緒に歌うだけでなく、WANIMAの10-FEETへの感謝ともとれるオリジナルの歌詞から始まる。二組の歌声が合わさりよりカッコよさを感じる。他の楽曲もゆかりのあるアーティストが集まっているので改めて全曲聞きます。

 

 

春は溶けて/indigo la End

昨年の"FM802 春のACCESS!キャンペーンソングのセルフカバー。

原曲は、川谷絵音北村匠海DISH//)、長屋晴子(緑黄色社会)、三原健司フレデリック)、ホリエアツシストレイテナー)、yamaという豪華なメンバー。その曲の良さをしっかり残しながらindigo la Endらしさが出た楽曲となっている。そろそろ、2022年のキャンペーンソングの発表だと思うが今年は誰が参加するのか楽しみだ。

 

 

hide and seek/ポルカドットスティングレイ

「恋に落ちたおひとりさま〜スタンダールの恋愛論〜」主題歌。

かっこよくおしゃれさもあるサウンド。そのまま進んでいくかと思うと途中でがらりと曲の雰囲気をを変えてくる。サウンドだけで起承転結を感じられるくらい曲の変化が激しい曲となっている。

 

 

かぼちゃ列車/FOMARE

連続配信企画"SCENE"第3弾。

ギターの音色と共に始まる歌いだし。哀愁とエモさが合わさる歌詞からは、聞く人一人一人の地元がイメージできるだろう。好きな人との思い出のオレンジ色の列車。シンデレラのかぼちゃの馬車に例えたタイトルも良さがでている。

 

 

首の傷/Lym 

これまで何度か紹介をしているバンドLym。「あなたの何気ない日常に寄り添える音楽を。」 をコンセプトに活動をしている。動画は去年行われたライブの映像。

この曲は2019年にPVが公開されているがサブスクとしては初めてだ。PVと比べてみると歌声やギターの音色がよりブラッシュアップされている。新曲を紹介するたびに思うが本当にいいバンドだ。

 

 

夜海/sweet rain

昨年ブログでも紹介をしたバンドsweet rain。

その記事の中でも書いたが、毎回イントロのつかみが素晴らしい。この曲は、3分10秒という短い楽曲なのに40秒イントロがあるのもすごさを感じた。そんなイントロからは、「明日が怖くて逃げだした」主人公が走って逃げている情景が浮かぶ。今年もより注目したいと思う。

 

以上の16曲でした。

 

さて今週は、第2回コラボスペースです。

 

イマオト - 今の音楽を追うブログ -」の管理人である音楽チャートアナライザーのKeiさんとジャニーズのサブスク解禁について語ります。

今回、紹介をしたKAT-TUNのアルバムについても話をしたいと思っています。

Keiさん、コラボを受けていただきありがとうございます。

 

Twitterのスペース機能で行います。

よろしくお願いします。

 

 

今週も読んでいただきありがとうございます。

 

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今週のアーティスト紹介【2022/03/20】

【記事公開日:2022/03/20】

 

毎週日曜日はアーティスト紹介。

ここでは、新曲ブログやTwitterで新しく出会ったアーティストを紹介。

より多くの人に知ってほしいアーティストを4組紹介しています。

 

ぜひ新たなアーティストと出会うきっかけに。

 

LAYRUS LOOP

楽曲: ハイヒール

2019年の夏に専門学校にて結成。関西を中心に活動をする3ピースバンド。今年の1月にUK.PROJECTの新レーベル「highlight」より『良い男』でインディーズレビュー。

先週の日曜に公開をした新曲ブログで紹介をしたバンド。今年インディーズデビューということもありサブスクで聞くことができる楽曲も2曲とまだ少ない。ただ、その2曲の楽曲の存在感から今後が楽しみになった。「ハイヒール」「良い男」2曲ともどこか懐かしさを感じる。安心するサウンド、そこにボーカルの歌声がより聞き心地を増やしてくれる。2000年代前半のバンドサウンドの雰囲気を醸し出しながら、しっかりフレッシュさもある。今後どんな楽曲をリリースするのか楽しみだ。

 

 

YUTORI-SEDAI

楽曲:クリスマスの夜に

2014年に地元西東京市で結成した3ピースバンド。今週の新曲ブログで「幸せにしたいんだ」を紹介したバンド。現在サブスクでは、13曲聞くことができる。

ヴォーカルの切なく優しい歌声。そんな歌声をより心に響かせてくれるサウンド。歌詞の情景が自然と脳内で浮かんでくる。

先日紹介をした「幸せにしたいんだ」の前にリリースされた「クリスマスの夜に」は、そんなヴォーカルの歌声が心にスッと入ってくる。幸せな曲や失恋曲の多いクリスマスソング。この曲からは好きな人に伝えたい気持ちや一緒にいたいという片思いの気持ちが描かれている。きれいなメロディーと共に切なさや好きな気持ちが伝わってくる。これからより注目されるバンドとなるだろう。

 

 

フィルフリーク

楽曲:スレチガイ

男女混成ロックバンド。『あなたの日常を少しドラマチックに。』をテーマに活動をしている。今週の新曲ブログで「Lala」を紹介した。現在サブスクではアルバム2枚と配信楽曲3曲を聴くことができる。

今年は、『4つの恋のはなし。』という4ヶ月連続リリース企画を行っている。先日紹介をした楽曲は3曲目の楽曲。今回、紹介するにあたり3曲ともPVをみた。PVはすべてメンバーのゆっこが監督と編集を務めている。1曲目「スレチガイ」は、同棲中のカップルの気持ちのすれ違いを描いている。男女混成だからこそできる、男性側、女性側の感情を歌い手を変えて表現している。2曲目「ブルーライドレター」は別れて半年がたった彼女に送る手紙。明るいメロディーで切ない歌詞が歌われる。3曲目「Lala」では、彼氏がいる相手と体の関係を持ちながら好きになる男性の話。切なく葛藤を感じる楽曲となっている。今後も注目のバンドです。

 

 

Roomania

楽曲:ミケネコ

2018年に結成された鳥取県米子市, 島根県松江市、東京を拠点に活動するギターポップバンド。昨年から何度か新曲ブログで紹介。

3月12日に1st album『irodori』を配信リリース。収録されている11曲からは四季折々の風景が浮かんでくる。「ちょっと渋くて爽やかなギターポップ」をテーマに楽曲制作をしているとHPに書いているように爽やかな歌声と共にどこか懐かしくて渋さのあるギターサウンドが楽曲達から感じられる。

ヴォーカルのhiroさんの歌声はきれいで聞き心地のいいものとなっている。今回のアルバムは、今のバンドとしての魅力が詰まっているのでぜひサブスクなどで聞いてほしい。また3月アルバムリリースレビューの記事でアルバムについては取り上げたいと思う。

 

 

今週は以上の4組です。

 

ぜひ、気になるアーティストは聞いてみてください。

各アーティスト、今後も注目していきたいと思います。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

【過去アーティスト紹介】

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KinKi Kids シングル「高純度romance」全曲レビュー

【記事公開日:2022/03/19】

 

今週リリースされたKinKi Kids 44枚目のシングル「高純度romance」

デビュー25周年を迎えた2022年の第1弾シングル。

 

このブログでは、様々なジャニーズグループを紹介しています。

 

デビューしているグループはほとんど聞くのですが、その中でも学生時代から好きなグループの1組がKinKi Kids。家族も好きな関係でライブも行ったことがあります。

 

そんな大好きなKinKi Kidsの最新曲。

今回は、初回盤A/初回盤B/通常版のすべての楽曲を紹介します。

 

 

 

高純度romance

「硝子の少年」「ジェットコースター・ロマンス」「薄荷キャンディー」などの多くの名曲を手掛けた松本隆が作詞を担当。作曲は、「Harmony of December」「変わったかたちの石」を手掛けたマシコタツロウが担当。25周年を祝うかのようにこれまで多くの楽曲を手掛けた2人がタッグを組む。そこにキリンジの楽曲をはじめ多くの楽曲を手掛ける冨田ラボこと、冨田恵一が編曲を手掛けるという豪華な制作人。

やさしくきれいな音色から始まるイントロ。メロディ全体から漂うキンキらしさ。PVを見た時はラブソングと思っていた。フルで聞いてみると、2番の以降の歌詞からはKinKi Kidsの2人のことを歌っているように思える。

心地のいいメロデイの中でサックスやトランペットをはじめとする金管楽器が曲を鮮やかさと懐かしさを漂わせる。そんなメロディに合わさる二人の素晴らしいハーモニー。25周年第1弾としてふさわしい楽曲だ。

 

 

手をつなぐのは久しぶりだね

通常盤のみ収録。作詞を「to Heart」などを手掛ける久保田洋司が担当している。

リズミカルに始まるイントロ。サビに向かうにつれてより明るく曲が盛り上がっていく。2番のサビでは、「こんな輝く時を受け取っただろう」の剛の伸びのある歌声がある中で歌う光一の「ぎゅっと強く握り返すより 今日は」の部分は普段より高音で歌われる。この2人の重ね方はキンキじゃないとできない。そこからのCメロ。剛の「ねぇ」の甘い一言で曲をより好きになる。手をつなぐというかわいく、やさしさのある歌詞の世界観が二人の歌声でより鮮明に表現される。

 

 

My only one

作詞は、ジャニーズWESTのアルバム紹介で何度も紹介をしたKomei Kobayashi。キンキの楽曲では「L album」が初めての提供。「Stand By Me」「Candle Night」などにかかわっている方だ。

ピアノの音色がメインで静かに始まり、コーラスなどが入りサビに向かって音数が増えていく。こういうサウンドは、二人との相性の良さを再認識させてくれる。コロナ渦で明日どうなっていくかわからない不安の多い時代。そんな今の時代に寄り添ってくれる楽曲となっている。

 

 

Precious Memories

初回盤Aのみ収録。シンガーソングライターの堂島 孝平からの楽曲提供。ツアーのサポートにも参加し、これまで「カナシミ ブルー」「アン/ペア」をはじめとする数多くの楽曲を手掛けている。

ピアノの音色から始まるイントロ。「Precious Memories」と始まるサビの歌いだしからは、数多くの楽曲を手掛ける堂島 孝平が二人との思い出と共に25周年を祝う気持ちが伝わってくる。この曲に乗せてライブで過去の映像が流れると自然と涙がこぼれてしまうだろう。

 

 

切ないね

初回盤Bのみ収録。作詞作曲は、KinKi Kidsの楽曲を初めて提供する二組。作詞、西野蒟蒻。作曲はフレンズ(バンド)の元メンバーひろせひろせ、ことYCMと大石捷人の共作。

そこに「恋涙」「真冬のパンセ」など多くの楽曲にかかわった石塚知生が編曲を担当。

他の楽曲は、KinKi Kidsに数多くの楽曲を提供した方々が並んでいる。そんな中初めての楽曲提供の2組をいれて今後の可能性も見せてくれるから面白い。そこに編曲者で石塚さんが入ることでキンキらしさがあるサウンドが出来上がる。

サビの二人の掛け合いは、曲をより良いものにしてくれる。切なさを感じさせる哀愁のあるサウンド。そこにはキンキらしさともいえる歌謡曲っぽさもある。歌唱力のある二人じゃないと歌えない楽曲だ。

 

 

以上の5曲です。

 

25周年という記念すべきアニバーサリーイヤーの第1弾シングル。

全体的に過去多くの楽曲を提供してきた制作人からの祝福ともとれる楽曲達が並んでいた。

 

KinKi Kidsには、シングル楽曲はもちろん、アルバムやカップリングにも多くの名曲がある。どの曲もKinKi Kidsの二人の歌声や表現力と共に楽曲提供者の二人に歌ってほしいという思いがのせられている。

 

今回のシングルは、これまでの歴史と感謝を感じられる1枚だった。

そして、比較的バラードやゆっくりした曲達が多かった。もしかしたら第2弾シングルは、アップテンポの楽曲や二人で作った楽曲になるのかもしれない。

 

そんな期待をしながら25周年の今後の活動を楽しみに待ちたいと思います。

 

今後もよろしくお願いします。

 

 

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今週の新曲オススメの16曲【2022/03/16】

【記事公開日:2022/03/16】

 

今週も水曜日になりましたので新曲を紹介します。

 

今週は、278曲を聴いた中でオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

As long as I love (with 稲葉浩志)/TK from 凛として時雨

先日紹介をした「Scratch」と両A面でリリース。

稲葉さんの歌いだしからしっかりとつかまれる。B'zの楽曲で歌っている時より高温で歌っており、このコラボで違った一面を見せてくれる。サウンドはTKらしさが全開に出た楽曲なのだが、稲葉さんが歌うとB'zの楽曲らしさを感じる。二組の個性が色濃く出る一方で、コラボだからこそできた新たな一面も感じられる楽曲。

 

 

Brave Generation -BMSG United Remix-/SKY-HI, Novel Core, Aile The Shota, edhiii boi 

2月のベストソングでも選出をしたBE:FIRSTの「Brave Generation 」REMIX楽曲。

BMSG所属のアーティストがそれぞれ違った個性で歌い上げる。従来のREMIXとは違い、原曲と違うリリックで曲の新たな表情を見せてくれる。昨日のSPACE SHOWER MUSIC AWARDSのライブを見た際も思ったがBMSGの今後が楽しみになる楽曲だ。

 

 

Actually…/乃木坂46

23日にCDリリースする29thシングルの表題曲。

テレ東音楽祭で初披露されたとき衝撃を受けた楽曲。これまでのシングル楽曲は、比較的ピアノがメインとなる楽曲やキラキラとしたアイドルソングの印象が強かった。少ない音数で始まるイントロ。ビートを刻みながら進んでいき、サビで盛り上がりを見せる。デビュー10周年を迎えて新たなイメージを見せてくれるシングル。今後の可能性を広げてくれた。

 

 

永遠のあくる日/Ado

去年のバレンタインにリリースされた「ギラギラ」。同じく作詞・作曲・編曲をボカロPのてにをはが手がけたこの曲をホワイトデーにリリース。MVも「ギラギラ」のMVに出てきたキャラクター・ギラギラちゃんに好意を抱いていた主人公の話となっている。ピアノの繊細な音色とAdoの歌声。全体的に音数も少なく彼女の歌声が際立つものとなっている。2番の「今、時間を止めたね。1秒くらい」の部分では実際に音が止まり曲の歌詞の世界観を表現している。

 

 

ALWAYS/ゆず

デビュー25周年を迎えるゆず。23日にリリースするニューアルバム『PEOPLE』からの先行配信。昨年のオンラインライブで初披露された楽曲。

ピアノから始まるイントロはやさしくあたたかさがある。ここ数年は、いろんな音楽性の楽曲をはじめポップな曲が多いイメージだった。だからこそ、この曲からは従来のゆずらしさを感じた。あたたかいバラードでゆずの二人の歌声が際立つものとなっている。

 

 

サヨナラの瞬間/flumpool

既存曲と新曲で構成されたコンセプトアルバム「A Spring Breath」を本日リリース。全曲アコースティックアレンジとなっており、共同アレンジャーとして杉本雄治(WEAVER)が参加をしている。春をイメージさせるような爽やかな楽曲となっている。アルバム全体から出会いや別れなど春をイメージできる楽曲が続き、既存の曲達もアレンジで新たな表情を見せてくれている。

 

 

青いの。/go!go!vanillas

3月30日にリリースされるCDシングルの表題曲。

軽快なピアノのメロディと共に歌声から始まっていく。バンドらしさを感じられるサウンドでありながら、季節感も感じられる楽曲となっている。2021年のベストアルバムにも選出をした「PANDORA」を聞いて以降自分にとってより好きなバンドになったので、メンバー4人で歌うカップリング曲「T R A P !」も楽しみだ。

 

 

春に迷い込んで/SHISHAMO

ここ数年リリースをするたびに新たな一面を見せてくれたSHISHAMO

今回の楽曲は、季節が移り変わっても未練を抱えたままの主人公の心情がつづられた切ないバラード。聞き心地のいいメロディに乗せて歌われるSHISHAMOらしい歌詞が魅力的だ。

 

 

まだ浅はか feat.和ぬか/美的計画

川谷絵音の作る曲を色んなボーカリストに歌ってもらうプロジェクト。

和ぬかと川谷絵音。両者ともに独自のサウンドを持っている二組。曲全体を聞くと絶妙に両者の音楽性が入り混じる。作曲は川谷絵音ではあるのだが、歌いだしまでのサウンドは和ぬからしさ。おしゃれなメロディからは川谷絵音らしさを感じる。

 

 

微熱/UA

6年ぶりの新曲リリースとなったUA。この曲は、オルタナティブロックバンドGEZANのフロントマン、マヒトゥ・ザ・ピーポーからの提供曲。

代表曲「情熱」を彷彿させるタイトル。「情熱」がリリースされた90年代の懐かしさをどこか残すサウンドからは、音数の少なさやテンポから今っぽさも感じられる。普段あまり聞かないアーティストだが引き付けらえれる魅力があった。

 

 

KISS/松下洸平

俳優として様々なドラマや映画で活躍をする松下洸平。もともと歌手としても活動もしていたが2021年よりメジャーデビュー。この曲は2015年に自身で作詞作曲をして楽曲。歌声からは大人の色気を漂わせる。そして、80年代のシティポップサウンドの雰囲気を醸し出す楽曲となっている。

 

 

一目惚れ/NakamuraEmi

集英社女性誌ポータルサイトHAPPY PLUSの公式イメージムービーのタイアップ。

上記動画はイメージムービー。HAPPY PLUSのコンセプトソングとしてこの曲を制作している。当たり前の日常の中で出会う偶然の幸せ。そんな幸せと出会ってからどんどん彩られていくサウンド。2番でラップも曲の世界観に合ったものとなっている。幸せな気持ちになれる楽曲だ。

 

 

your trip/chilldspot

2月のピックアップアーティストとして紹介をしたchilldspot。

今回の楽曲は、ヨルシカのn-bunaが楽曲プロデュースを手掛けている。爽やかで疾走感のあるイントロから引き付けられる。随所から感じられるヨルシカらしさ。chilldspotの新たな一面を見ることができたと先月の「yours」でも語った。今回の楽曲もまさにそうだ。この2曲が収録されるEPがどんな作品となっているのか今から楽しみだ。

 

 

青星/703号室

今まで新曲ブログで「リセットボタン」と「flip」を紹介したことがある703号室。

これまで紹介をしたが曲達もそうだが、歌いだしで毎回好きだなと思わせてくれる力がある。そして、いろんなサウンドとあわさり違った魅力をみせてくれる。サビに向かうにつれて盛り上がっていくサウンド。聞いていて気持ちがいい。

 

 

Lala/フィルフリーク

男女混声バンド。今回初めて紹介をするバンドだ。

この曲は、「オリジナルショートドラマ フィルフリーク 4つの恋のはなし。」の3つめの話『曖昧でいい。曖昧がいい。』主題歌。友達以上だが恋人になれない関係。恋の葛藤や切ない歌詞から自然と情景が浮かんでくる。今日初めて知ったバンドだが他の楽曲も聞きたくなった。

 

 

幸せにしたいんだ/YUTORI-SEDAI

2014年に地元西東京市で結成した3ピースバンド。今回初めて紹介。

やさしくあたたかさのある歌声。ギターの音色がより歌声を際立たせる。自分に自信がない男性が大好きな彼女を守り続けたい、そんな気持ちを歌った楽曲。歌詞の最後の「僕らは不器用でいいさ、だって支え合うために二人でいるんだ」はとてもいい。

 

以上の16曲です。

 

今週で早くも3月は半分を超えました。

1日1日がとても速く感じます。

 

今日も読んでくれてありがとうございました。

 

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