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SUPER★DRAGON 4thアルバム『Force to Forth』全曲レビュー

【記事公開日:2022/03/24】

 

定期的に行っているアルバム全曲レビュー。

今回は、SUPER★DRAGONの4thアルバム『Force to Forth』です。

 

以前に日本を代表するボーイズグループという記事でも紹介をしました。

SUPER★DRAGONは、DISH//や超特急も所属をするEBiDANのグループです。

 

それでは、昨日リリースしたニューアルバムを紹介します。

 

 

1.Welcome to my hell

メンバーのジャンが作詞を行った楽曲。イントロから攻撃的なサウンドでアルバムが幕を開ける。ディズニーで流れてきそうなメロディ。全編英語詞で構成されていそうだが、日本語と英語をうまく掛け合わせ曲の雰囲気を作り出す。SUPER★DRAGONのショーのスタートを感じられる1曲目らしさのある楽曲だ。

 

 

2. Pioneer (Keep It Real)

静かに始まり、1曲目からのつなぎも素晴らしい。サビに向かっていくにつれてどんどん盛り上がっていくサウンド。EDM楽曲となっており、ライブで盛りあがることは間違いないだろう。インタビューでは、今作の中で特にライブパフォーマンスが楽しみな楽曲と語っている。どんなライブパフォーマンスになっているのか楽しみだ。

 

 

3. love or like (Tokyo) w/Anatomy Rabbit

先行配信もされており、新曲ブログでも紹介をした楽曲。グループとしても初の海外アーティストとのコラボ曲。タイで活躍されているAnatomy Rabbitがコラボ相手となっている。懐かしさを感じるサウンドからは、香港映画のような雰囲気を醸し出されている。そして、なつかしさの中にある、おしゃれさ。海外アーティストとのコラボで新たな一面を見ることができた楽曲だ。

 

 

4.Purple Moon

2022年1月の個人的ベストソングTOP10の8位にも選出をした楽曲。気づけばこの曲にハマったことが今回のアルバムに興味を持ったきっかけだった。

スタイリッシュでクールさを感じられながらキャッチーなサウンド。先ほどの曲から続けて聞くとどこか懐かしさも感じられる。聞けば聞く程、中毒性のある楽曲だ。インタビューではグループの情熱の“RED”とスパドラのファンネームである“BLUE”がかけあわせた色とも語っている。ファンとグループにとって大事な楽曲になっていくだろう。

 

 

5.君は1000% (Vantage Remix)

昨年リリースされた1986オメガトライブの「君は1000%」カバー。そのカバーにDJ Vantageがremixをした楽曲。海外でここ数年ブームとなっているシティポップ。そんなシティポップの代表曲の1つにもなるこの曲。1986オメガトライブの原曲も好きな楽曲の一つであるのだが、このカバーからは原曲へのリスペクトを感じる。そんなカバーをよりノリやすく少しテンポアップしている。今回のアルバムに実にあった選曲だ。

 

 

6. Bad Day

哀愁を感じるギターのイントロが印象的、タイトルから暗い楽曲のイメージだったが、真逆の楽曲。悪い日ばかりではないと元気をもらえる楽曲となっている。サビでは、ファンの方と一緒に盛り上がるようになっている。アルバム全体を聞いた時、この曲から後半のスタートのように感じられた。

 

 

7. 2U

ラッパー3人で歌われる楽曲。初めてこの曲を聞いた時、まだグループに出会って浅い自分にとってこんな楽曲もあるのかと驚かされた。3人のラップのみで展開される曲構成はかっこよく、社会風刺を感じられるリリックも楽曲の魅力の一つだ。後半のアカペラで歌い上げるラップはかっこいい。

 

 

8. Shut Up, Shout Out

イントロからしっかりつかまれるカッコよさ。原点とも語るミクスチャーロックをしっかり味わえる楽曲。ミクスチャーロックバンドが好きな自分にとって、この曲は1回聞いただけですぐに好きになった。サビの盛り上がりももちろんだが、ラップがこの曲をよりカッコよさをプラスしている。“今の僕らがミクスチャーロックを表現するなら”とも語る一曲だ。

 

 

9. X

昨年リリースされた配信シングル曲。新曲ブログでも過去に紹介をした。

ジャニーズ楽曲を数多く手掛ける、Jazzin'park久保田真悟さんも制作にかかわった楽曲。1曲の中で変化し続けるサウンド。その中には落ち着いた場面もあれば、盛り上がるところもある。9人の個性が混ざり合うようにこの曲を盛りあがてくれる。

 

 

10. -Tweedia-

アルバムの最後の楽曲。歌詞のテーマは「人生の分岐点」。

このアルバム唯一のバラード曲となっている。バラード曲だからこそよりわかるメンバー全員の美声と歌唱力。きれいで心地の良いメロディ。このアルバムがグループとしての分岐点になってほしい。そんな思いも自然と伝わってくる。

 

 

以上の楽曲達です。

こちらのアルバムはサブスクですべて聞くことができます。

 

今回初めて、SUPER★DRAGONのアルバムを聞きました。

Twitterでフォロワーさんから紹介依頼をいただき注目しはじめたSUPER★DRAGON

 

リリースされる新曲を聞くたびに違った魅力をみることができ今回のアルバムを楽しみにしていました。

 

今回のアルバムは、個人的に2部構成のようにも感じた。

前半5曲は、シティポップや洋楽、EDMといった新たなグループの一面を見れる楽曲達。その中には懐かしさもあり、新たなファン層を取り込むような楽曲達が並んでいる。

 

後半5曲からは、ミクスチャーグループといわれる彼らの原点を感じられる楽曲達が並ぶ。ただ、原点といってもしっかりアップデートされているのだろう。

 

自分自身過去楽曲をまだ聞けていないので、詳しく語ることはできない。ただひとつ、この楽曲達が原点をアップデートしたと本人が語っているので、過去楽曲は間違いなく好きな曲は多いだろう。

 

いろんなグループとしての一面を見ることができるアルバム。

曲順や1曲1曲の完成度、アルバムとしても質の高い1枚と個人的には思った。

 

今週は、藤井風や中村佳穂、ゆず、DA PUMPなど有名なアーティストがアルバムリリースをした。

多くの音楽好きは藤井風や中村佳穂のアルバムをブログで語るだろう。

もちろん、藤井風のアルバムは最高のアルバムだった。

 

ただ、私はSUPER★DRAGONのこのアルバムを多くの人に知ってほしい。

そして、もっと注目されてほしい。そんな衝動でこの記事を書きました。

 

ぜひ、きになった方は聞いてほしい。

 

よろしくお願いします。

 

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