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楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

Da-iCE CONCEPT EP『REVERSi』全曲レビュー

【記事公開日:2022/02/18】

 

今年より定期的に公開をしているアルバム全曲紹介。

今回は、何度も新曲ブログでも紹介をしているDa-iCEの今週リリースされたEP『REVERSi』を全曲紹介します。

 

先行配信楽曲も多いので新曲ブログで紹介をした楽曲もありますが、改めて紹介をします。

 

よろしくお願いします。

 

 

01.DOSE 

EPのリード楽曲としてCDTVでも披露された楽曲。作詞曲をメンバーの工藤大輝花村想太の二人で行っている。

ビートを刻みながらおしゃれにスタートをするイントロ。【どうせ】という悲観した気持ちと【Don’t say,】とそんなことはないという挑戦的な二つの意味で歌われる歌詞。そこには、彼らが世間の声をはねのけて挑戦していくという気持ちが詰まっている。2分40秒という短い中におしゃれでスタイリッシュに彼らだから出せる世界観でメッセージを詰め込んでいる。

 

 

02.Clap and Clap

コーセーコスメポート「サンカット® ライトアップUV エッセンス」のCMソング。

作詞作曲を花村想太が担当。まるでディズニーランドのショーで流れてきそうなくらい華やかな曲の展開。ポップで聞いているだけで楽しくなっていくるが、ライブで一緒に手拍子をすると間違いなく楽しい楽曲だろう。この曲にもモノクロというワードが入っており、楽しく鮮やかに曲が彩ってくれる。

 

 

03.SWITCH

テレビ東京 ドラマプレミア23「ユーチューバーに娘はやらん!」の主題歌。

作詞を工藤大輝が担当。1月の個人的ベストソング4位に選出した楽曲。1曲目とはまた違いバンドサウンドがメインとなりラテン調のメロディでおしゃれでかっこよく曲全体を彩ってくれる。彼らのショーが音楽と共にどんどんカラフルになっていく様子が自然と脳内に浮かんでくる。この曲まででも曲が進むにつれていろんな引き出しがあり驚かされる。

 

 

04.Break out

TVアニメ「オリエント」のオープニング主題歌。花村想太が作詞作曲を担当し、作曲には花村がヴォーカルを務めるバンドNatural Lagの福田智樹もかかわっている。

歌いだしから入りしっかり心をつかんでくれる。そこからバンドサウンドが曲に疾走感をつけてくれる。バンドサウンドの中に三味線の音が入り新しさを感じさせる。これまでの楽曲で入っていたワード【モノクロ】が初めて歌詞にはいっていない。それはアニメの原作の世界観もあってだろう。ただ彼らが伝えたいメッセージは一貫している。

 

 

05.Sweet Day

andropの内澤崇仁からの楽曲提供曲。昨年リリースしたアルバム『SiX』に収録されいてる「Love Song」に続き2回目の楽曲提供。「Love Song」に通じるメロディや歌詞。続けて聞くとどちらも同じカップルが主人公なんじゃないかとい思ってくる。そんなことを思いながらインタビュー記事を読んでみると「Love Song」と一緒に渡されたと記載があり深く納得した。

 

 

06.NIGHT OWL 

きのこ帝国のヴォーカルとしても活動をしていた佐藤千亜妃の楽曲提供曲。

EPの中で一番Da-iCEの新たな世界観を見せてくれた楽曲だった。曲自体は、佐藤千亜妃さんの楽曲の世界観がしっかりと感じられる曲なのだが、そこに二人の歌声がしっかりとはまっている。メンバーに余裕ができた今だからこそチャレンジできた楽曲と語るだけあって今後の活動でより音楽性を広げていくことを期待させてくれる楽曲だ。

 

 

07.ホンネはJoke

メンバーの大野雄大が作詞を担当した楽曲。

メロディや歌詞から感じられるハートフルな世界観。歌詞からは、日常の幸せや自由に生きていたいという彼らのプライベートや素の気持ちを歌っているかのように感じられる。今後の活動についての決意を歌った楽曲が多いからこそ、こういう楽曲はあったかさを感じられる。

 

 

08.Promise

映画「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」主題歌。

花村想太作詞作曲を担当。花村さん自身が大好きな仮面ライダーの主題歌。映画の世界観に寄り添っていくかのような壮大さを感じさせるサウンド。特にラスサビはたたみかけるかのように曲が盛り上がっていく。歌詞が作品の世界観を感じられるのはもちろんだが、Da-iCEのこれまでの活動やこれからにも通じるものも感じらえる。

 

 

09.Kartell 

工藤大輝が作詞作曲を担当した昨年リリースされた配信シングル。結成10周年を迎えた彼らの新たな10年に向けて決意を表明する1曲。

昨年「CITRUS」がヒットしている中、想像以上にテレビ露出が少なかった。「CITRUS」は知っているがDa-iCEは知らないという人も少なくない状況だった。そんなときにこの曲がリリースされた。この曲を初めて聞いた時、楽曲のカッコよさはもちろんだが歌詞から彼らの決意が自分の心に深く伝わってきた。そして、昨年末レコード大賞を受賞。結果をつかみ取り、忖度と不感症を歌詞通り結果で捻じ伏せてくれた。

 

 

以上の楽曲達です。

 

 

このEP『REVERSi』からは、様々な音楽性の楽曲が詰め込まれている。

そんな楽曲達は、9曲中6曲を彼ら自身で作り上げた楽曲だ。ボーイズグループは、基本楽曲提供だろう。そんな前提がある人も多いかもしれない。

 

もちろん楽曲提供もあるのは事実だが、彼らは楽曲提供曲で新たな自分たちの引き出しを増やしながら、自分たちのものにして自身で楽曲制作も行っているのだ。

 

一貫してモノクロや白黒、塗り替えてやるといった決意を感じられる楽曲達が並んでいた今回のEP。

そこには、レコード大賞を受賞した「CITRUS」という代表曲が多くの人に認知された、彼ら自身がつかんだ最高の結果をもって、彼らの活動を鮮やかにしてやるという決意や気持ちが伝わってくる1枚だった。

 

これまでの10年は決して目立った活動が多いわけではなかったのかもしれない。

 

ただこの10年の活動が確実に実力をつけてくれた。

だからこそ、今パフォーマンス・歌唱力・楽曲それぞれがすべてが最高の状態でブレイクすることができた。そこにはそれまで支えたファンと彼らがあきらめず挑戦し続けた10年が詰め込まれている。

CITRUS」で知って興味を持った方はサブスクでも聞くことができるのでぜひ聞いてほしい。いろんな彼らの表情を見ることができる。

 

2022年は始まったばかり。昨年以上の飛躍をすでに感じられる。このままの勢いで今年の紅白歌合戦の出演をぜひ決めてほしい。

 

私は音楽ブロガーとしても、一人のファンとしてもDa-iCEの楽曲紹介をこれからも書いていきます。

 

そして、来週はDa-iCEファンリクエストAWALOUNGEも開催します。

私自身まだまだ知らない楽曲も多いのでファンの方々の好きな楽曲をリクエストをして教えてください。

 

リクエスト楽曲の中から16曲を厳選して3月にブログで紹介をします。

 

ぜひご参加ください。

 

読んでいただきありがとうございます。

 

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