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ジャニーズWEST 7thアルバム『rainboW』

【記事公開日:2022/03/05】

 

半月に一度のペースで更新をしてきたジャニーズWESTのアルバム全曲紹介。

今回が既存リリースアルバム最後の紹介です。

 

今回は、 7thアルバム『rainboW』です。

リリース日:2021年3月17日

オリコン週間1位

Billboard Japan Hot Albums週間1位

売り上げ枚数:25.8万枚

 

 

それでは紹介します。

紹介するのは通常版です。

 

 

1.春じゃなくても

SUPER BEAVERのギター柳沢亮太からの楽曲提供。

歌声から始まりアルバムのスタートを徐々に盛り上げてくれる。SUPER BEAVERを好きなものとしてはビーバーらしいサウンドや歌詞と感じられる。まっすぐで元気をもらえるジャニーズWESTの歌声やグループの力はSUPER BEAVERと相性がいい。だからこそ、この後2曲も楽曲提供が続いたのだろう。

 

 

2,PUSH

1曲目とがらりと雰囲気を変えてくる。ビートを刻みながら自然と踊りだしたくなるようなかっこいいサウンド。EDMのようにサビに向けて盛り上がっていく。過去のアルバムを聞いていない時にこの曲を聞いた時は、ジャニーズWESTっぽくない曲だなと思ったが、今すべて聞いた上だとこういう楽曲もグループらしさを感じられる。

 

 

3.週刊うまくいく曜日 

15枚目のシングル。桐山照史主演 テレビ東京系『ゲキカラドウ』主題歌。

サンボマスター山口隆からの楽曲提供曲。自然とサンボマスターの歌声が入ってくるように感じるくらいバンドらしさを感じられる楽曲。リリース時にCDTVでこの曲をコラボをしていたが二組とも楽しく歌っていることが伝わってきた。ラブ&ピースが伝わる歌詞とグループの個性が合わさり彼ららしい楽曲に仕上がっている。アルバム紹介をして初めてPVを紐づけることができました。

 

 

4.想イ、フワリ

シンガーソングライターの山崎あおいが作詞を担当した曲。

小瀧さんのきれいで伸びのある歌声から始まり、きれいで盛り上がるメロディが曲を彩る。楽曲全体からKinKi Kidsの楽曲の雰囲気を感じられた。少女漫画の実写映画などに使われそうな歌詞。メロディは、落ち着きもありながら盛り上げるところを盛り上げてくれる。聞けば聞く程好きになっていく。

 

 

5.Shadows

通常盤のみ収録されている。   

King & Prince「Magic Touch」の作曲をしているP3A。「証拠」「黎明」の作詞をしている岡嶋かな多の2人が中心に作っている楽曲。だからこそ、新たなジャニーズWESTの一面をみることができる。少ない音数だからこそ作り上げることができる繊細できれいなサウンド。個々の歌声が曲に彩りをより与えてくれる。

 

 

6.グッ!!とあふたぬ〜ん

通常版のみ収録。

メンバーの神山さんが作詞作曲をした曲。サウンドからどこか懐かしさを感じる。まるで80年代のアニソンやアイドルソングのように。そして、元気が出てくるように変化していく曲調。ジャニーズWESTのデビュー時から持っている楽曲のよさをメンバー自身で作り、やっぱりこういう曲もグループの良さだと見せつけてくれたように感じた。

 

 

7.TRICK STER

ジャニーズ楽曲を多く手掛けるJazzin'parkが手掛けた楽曲。前作に収録されている彼らが楽曲提供をした「W trouble」「Big Shot!!」に通じる曲の雰囲気を持っているように感じた。カッコよさの中に手拍子なども入り、ライブで盛りあがるイメージができる。

 

 

8.DOKODA

メンバーの中間 淳太さんのことを淳太と連呼する歌詞はインパクトが強い。ギターがメインとなるかっこいいバンドサウンドと共に歌われる歌詞はグループらしいコミカルな内容となっている。

作詞作曲を担当したのはこれまで「浪速看板息子 〜なめたらあかん〜 」「愛の奴隷」などを担当したMUTEKI DEAD SNAKE。初期からグループにかかわっているからこそできあがる楽曲だろう。

 

9.We can!! 

ショーがスタートしたかのように始まっていくイントロ。ディズニーの世界観のように聞くものを楽しく幸せな気持ちにしてくれる。聞いていると自然と体が踊りだしたくなる楽曲だ。

 

 

10.Paradise

通常盤のみ収録。miletからの楽曲提供曲。

グループとして初の全編英語詞の曲となっている。全編英語詞とおしゃれなサウンドでこれまでにない音楽性を見せてくれる。今日調べるまでmiletからの楽曲提供と知らなかったので驚きもあったが納得もした。YouTubeの動画を見ていると彼らの歌唱力のすごさをしっかりと感じられる。

 

 

11.証拠

14枚目シングルの表題曲。藤井流星神山智洋主演 日本テレビ系シンドラ『正しいロックバンドの作り方』の主題歌。

岡嶋かな多とJazzin'parkの共作で作られた楽曲。ジャニーズWESTをはじめ多くのジャニーズ楽曲を手掛けた二組の共作。だからこそ、ここまでの名曲が生まれたのかもしれない。歌いだしからしっかりと心をつかまれる。そして盛り上がるサウンド。彼ららしいまっすぐなメッセージ性のある歌詞。

PVではダンスではなくスタンドマイクを持ち、全員で歌い上げる姿は世間にジャニーズWESTの力強さとグループの結束力を見せてくれた。今でも毎日聞くくらい大好きな楽曲。2020年ジャニーズベストソングをあげるなら必ず入る楽曲だ。

 

 

12.Rainbow Chaser

今回のアルバムのリード曲。この曲もJazzin'parkが制作をしている。

ゆっくりとはじまり、サビで解放されるように盛り上がりを見せる。グループとしての新鮮さと温かい気持ちになれる楽曲。ピアノの音色が中心となりサビ以外は全体的に音数が少ない。だからこそ個々の歌声に込められる熱量がより伝わってくる。コロナ渦でリリースされたアルバムでもあったので、未来への希望とグループとしてのこれまでと今後の活動への決意を感じる楽曲となっている。

 

 

以上が通常版の収録曲です。

 

 

 

「Rainbow Chaser」のYouTubeの概要欄にはアルバムをこのように書いている。

ジャニーズWEST CDデビュー7年目・7枚目のフルアルバムとなる『rainboW』は、7人の7年間の進化を具現化した集大成とも言える大作! 

 

これまでのアルバムで感じた楽曲達の音楽性を凝縮した集大成を感じるアルバム。

1曲ずつ振り返るとこんな感じだ。

 

「春じゃなくても 」

SUPER BEAVER楽曲提供のメッセージ性のあるロック曲。

「PUSH」

EDM要素の強いダンスナンバー

「週刊うまくいく曜日 」

サンボマスター楽曲提供の応援ソング

「想イ、フワリ 」

ジャニーズらしさが存分に味わえる恋愛ソング

「Shadows」

クールさとおしゃれさを併せ持つ新たな一面

「グッ!!とあふたぬ〜ん」

メンバー神山さんが作った初期から通じる盛り上がりソング

TRICK STER」

代表曲となった「Big Shot!! 」を感られる楽曲

「DOKODA」

これまで多く歌われたコミカルさがある癖の強い曲

「We can!! 」

ジャニーズの原点とも感じ取れる舞台で歌われるような華やかな曲

「Paradise」

milet楽曲提供曲。全編英語詞で見せる新境地

「証拠」

グループとして世間に新たな魅力を見せつけた代表曲

「Rainbow Chaser 」

繊細なサウンドと共に歌唱力が際立つ楽曲

 

こうやって振り返るとグループとしての挑戦と歴史が詰まったアルバムと感じられる。

 

そして、アルバム名の『rainboW』のようにいろんな音楽性がつまっている。その楽曲達は、ジャニーズWESTという個性あるメンバー7人だからこそ作り上げることができる楽曲達だろう。

 

今回の紹介は通常版だったので、初回盤の楽曲も聞きたいなと改めて感じました。

 

そしてこのアルバムだけは、アルバム紹介をすると決める前から何度も聞いていました。2021年のベストアルバムへの選出を最後まで悩みました。結果選出はしませんでしたが、今回紹介できたことがとてもうれしいです。

 

さて、来週は「Mixed Juice」の発売です。

初回盤2種と通常版を予約しました。なので、すべての楽曲を全曲レビューします。

来週中には紹介予定なのでお楽しみに。

 

今日も読んでくれてありがとうございます。

 

【アルバム紹介記事】

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