ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

「逆転カンサイFES.2022~青春をとりもどそう~」ライブレポート

【記事公開日:2022/08/15】

 


8月6日、服部緑地野外音楽堂。「青春をとりもどそう」をテーマに逆転カンサイFES.が開催された。太陽の日差しも強く、蝉の鳴き声が会場に響いている。
そんな中NFRSラジオのDJとらやんが開場のスタートを盛り上げる。DJとらやんの紹介と共に1組目のアーティスト音山大亮がステージに立ち、このイベントは幕を開けた。

 


音山大亮( fr.pachae )

本来バンドとしての出演予定だったpachae。急遽ヴォーカル音山大亮がアコースティックギターを持ってソロ出演となる。
ライブのスタートは新曲。バンドでは鍵盤が入るのだが今回はギター1本。だが、そんなことは感じさせないようなギターの音色が会場内に響き渡る。まるでバンドと共にいるかのように軽快なギターの演奏で空気ができあがり、自然と会場では手拍子が現れる。
カバー曲としてEric Clapton「Change the world」を披露。バンドとしての楽曲達とは、また違った印象を与えてくれる。MCでは、矛盾をしていると思う言葉や表現などをあげて会場の笑いをつかむ。独特な空気感の中、会場は彼の世界観に入り込んでいく。最後の楽曲はpachaeの楽曲「タイムマシン独創曲」。原曲はシンセサイザーサウンドが印象的だが、ギター1本でその世界観を作り上げ、暑さがきつい会場のボルテージを上げてくれた。
緊急事態だと思われるソロ出演。急遽とは思えないくらい、イベントのスタートを見事に盛り上げてくれた。

 

セットリスト
1.新曲(名前公開できません)
2.Change the world / Eric Clapton
3.タイムマシン独創曲

 

Twitter音山大亮 【pachae】 (@otoyamadaisuke) / Twitter

 

 


Miranda Otsuji

大阪花園ラグビー場から来ましたとステージにあらわれたのはMiranda Otsuji。13時になり、より日差しの強い時間となった会場。そんな暑い太陽に照らされた会場にさわやかな歌声と疾走感のあるサウンドで1曲目「ASA」から会場を盛り上げる。曲中は手拍子で会場は一体となり、自然とボルテージは上がっていく。
そんな中2曲目「待ってないのに春が来る」は、聴かせるバラード。さっきまで盛り上がっていたからこそ、緩急があり彼女の歌声が心にスーッと入ってくる。ギターを置き、振りをつけながらたのしさが伝わってくる「ライフ」。ラブアンドピースの振り付けを会場全体で行い、一体感が生まれる。間奏のギターとベースの音色は、かっこよく会場に響く。
最後は夏を盛り上げる日本のまつりをモチーフとした「笑えば祭りはそこから始まる」。わっしょいの振りを一緒に行い気分はまるで夏祭りだ。夏を感じられる楽曲や盛り上がりは、「青春」そのものだっただろう。

 

セットリスト
1.ASA
2.待ってないのに春が来る
3.ライフ
4.笑えば祭りはそこから始まる

 

TwitterMiranda Otsuji💋🎸8/6(土)逆転カンサイフェス (@mirandaotsuji) / Twitter

 



ナンカノユメ

次の出演は、ナンカノユメ。1曲目はライブで盛り上がりを見せる「Burny」。疾走感のあるギターのサウンドとヴォーカルの艶やかな歌声で暑い日差しに負けずロックサウンドが会場内に響き渡る。2曲目「キツネノヨメイリ」ではサビで手を横に振り、観客と一体になる。初出演となった今回のイベントへの思いをヴォーカル841が語り、「ヒーローベルト」ではよりエモーショナルな雰囲気を醸し出す。最後は「レンブラント」を歌い上げ、1月のワンマンへと思いをつなげた。
暑さがどんどん強くなる時間帯。間違いなくこの日一番暑い時間帯だっただろう。そんなものに負けずエネルギーに代え、アツいライブをしてくれた。城天で定期的に活動をしているからこそ培われたエネルギーを感じさせてくれた。90年代を感じさせるバンドサウンドは、観客の方々の青春時代の音楽をどこか思い出させたのではないだろうか。

 

セットリスト
1.Burny
2.キツネノヨメイリ
3.ヒーローベルト
4.レンブラント

 

Twitterhttps://twitter.com/nankanoyume2019

 

 

 

LAPH ROI GLENN


出演予定だったザ・ハウルが急遽キャンセルとなり、直前でピンチヒッターとして出演が決まったLAPH ROI GLENN。ピンチヒッターとは思えないくらいリハーサルから盛り上げてくれる。立ち見席にお客さんを呼んでのスタート。1曲目「Over」からファンの熱量を感じられるライブ。そんなファンとバンドの熱量は野外ステージがまるでライブハウスのような雰囲気を醸しだす。
ギターには、サポートとしてナンカノユメのdaishiが入り、ヴォーカル以外がナンカノユメと同じ体制。そんな状況を笑いに変え、MCでも盛り上げてくれる。存在感のあるバンドサウンドはかっこよく。ヴォーカルのエリイは力強さと拳の効いた歌声。ロックサウンドと歌声があわさり一体感を感じられる。急遽出演が決まったとはおもえないくらいのステージでピンチヒッター。いや、ヒーローのようにステージを見事にやり遂げてくれた。

 

セットリスト
1.Over
2.Chapter2
3.すみっこのキミへ

 

TwitterLAPH ROI GLENN/ラフグレ (@LAPHROIGLENN) / Twitter

 

 

 

Lala

今回2回目の出演となるLala。「青春をとりもどそう」というイベントのテーマを体現するかのように1曲目「夜明けまで」から青春ロックサウンドで会場を懐かしい気持ちにさせてくれる。Lalaならではの転調が際立つ楽曲達で1曲1曲が変化を楽しませてくれる。MCでは昨年出演をしたエピソードとこのフェスへの想いが語られる。
そして、「だまされてあげる」が始まる。ヴォーカルのやさしい歌声が中心となり、切なさを感じられる。途中から盛り上がるロックサウンドへと変化していき会場の盛り上がりは加速していく。ポップさとキャッチーさがあり、青春を感じられるロックサウンドが会場内に響き渡る。これから東京や和歌山といった多くの土地でのライブイベントへの出演が決まっている彼女達の今後がより楽しみになるライブとなった。最後は「強く生きたい」で出番を締めくくる。

 

セットリスト
1.夜明けまで
2.月が綺麗に見えるのは
3.だまされてあげる
4.強く生きたい

 

TwitterLala (@LaLa35941760) / Twitter

 

 


天邑


アコースティックギター1本でステージに上がってきたのはシンガーソングライター天邑。今年の春に上京をし、このフェスのために大阪に帰ってきた。ギター1本で歌い上げ、透き通った歌声とギターの奏でる音色で1曲目「オープニングソング」から自然と心を奪われる。
昨年に続き今回も出演。昨年はゲリラ豪雨でお客さんの顔がしっかり見れなかった。だからこそ今回は、1人1人の目をみながら歌を届けることができる。東京という土地で路上で活動してるからだろう。より1人1人にむけて歌を届けよう。そんな彼女の気持ちが歌声や表情から自然と伝わってきた。心にスーッと入ってくる歌声と寄り添うような聴き心地のいいギターの音色が会場全体に響き渡る。私は、1年前の出演を見たわけではない。だが、見ていない私でも彼女が成長したことが音楽から伝わってきた。

 

セットリスト
1.オープニングソング
2.ボクが望む僕
3.AM2:00の病
4.シアン

 

Twitter天邑 (@tenyu_official) / Twitter

 

 


小川健介

シンガーソングライターとして活動をしている小川健介。今回はバンド体制での出演。1曲目「瞳の中で」は、ノスタルジックな雰囲気を感じさせる新曲で彼の歌声をしっかりと聞かせてくれるスタートとなった。そんな楽曲から会場の心をしっかりとつかんでくれる。
だからこそロックサウンド全開でギターとベースラインがかっこいい2曲目「Just.. a lip」では、1曲目とのギャップを見せつけ、会場のボルテージを上げてくれる。曲の世界観を彩ってくれる楽器とかっこいい彼の歌声が会場内に響き渡る。
MCでは、逆転カンサイFES.への思いを語る。去年は客席で見ていた。このステージでバンドとしてたつという決意を主催の一山楓と語り合った。そんな夢の舞台に戻ってきた彼のライブからはアツい気持ちが伝わってきた。出演という夢を叶えた彼が、自身初のワンマンライブを12月に開催することを発表した。今回のイベントを超えて新たな目標へと動き出した小川健介。彼が歌う最後の楽曲「キミノレンジャー 」からはこれからの活動への決意が感じられた。

 

セットリスト
1.瞳の中で
2.Just.. a lip
3.果てしなきこの世界 
4.キミノレンジャー 

 

Twitter小川健介 (@tribueray) / Twitter

 

 


透明な7日目の真実

歌い出しから始まり、かわいらしさもあり、力強い歌声と疾走感のあるドラムとギターのサウンドで「蒼」が会場内に響き渡る。疾走感があるサウンドは、気づけば体が動き出したくなる。今回のイベントの中で1番うるさくはやいバンドという自己紹介をしてライブの盛り上がりは加速していく。メロコアの魅力を十分に感じられる楽曲たちからは青春の風が吹いてくる。1曲1曲に力強さもありながら、メンバーの楽しさが伝わってくるライブステージ。
半年前はこのステージに立っているとは思ってなかった。ヴォーカルの芽菜のそんな言葉からはイベントへの思いが伝わってくる。最後の曲ですと「奇跡〜ヒカリ〜」を演奏し、彼女たちの決意や思いが心をつかんでくる。最後といわれた「奇跡〜ヒカリ〜」の後にサプライズで1曲「カウントダウン」を歌い、会場は拳を上げ盛り上がりを見せる。
夏フェスらしいメロコアバンドのステージは会場のボルテージを引き上げて、トリのスクう空氣へとバトンを繋いでくれた。]

 

セットリスト
1.蒼
2.real
3.ever free
4.風のキオク
5.奇跡〜ヒカリ〜
6.カウントダウン

 

Twitter透明な7日目の真実 (@toumei7th) / Twitter

 

 

 

スクう空氣

8組のアーティストからバトンを受け取りトリのステージを務めたのは、主催の一山楓が率いるバンド、スクう空氣。1曲目「君の世界」は、ポップでキャッチーなサウンド。夕方のまだ暑さの残る時間にさわやかな風のように会場に届けてくれる。
ヴォーカルの個性もあり聞き心地のいい歌声をよりさわやかなものとしてくれるバンドサウンドと鍵盤の音色。「僕は最低最悪な男でした。」と2曲続け会場をもりあげてくれ、MC では、主催だからこそ感じられる逆転カンサイFES.への思いがつげられる。かかわってくれた人やアーティストの方、そして今日来てくれたお客さんに向けて感謝を伝える。
そんな彼の思いと共に「ナイトクルージング」が歌われる。彼らの気持ちが詰まった「ナイトクルージング」は心にグッとくるものがあった。ノスタルジックなサウンドと彼のハイトーンボイスな歌声にのせて会場の人たちの心に入っていっただろう。最後の曲「エンドロールは最後まで」で会場を盛り上げステージを締めくくる。

 

セットリスト
⒈君の世界
⒉僕は最低最悪な男でした。
⒊ナイトクルージング
⒋エンドロールは最後まで

 

Twitterスクう空氣 (@suukuukuuki) / Twitter

 

 


スクう空氣のライブの余韻が残る会場に再び全出演者が集まる。今回のイベントのために全員で作り上げたテーマソング「青春をとりもどそう」を出演者で歌い上げる。それぞれのアーティストの歌声や個性を生かした楽曲。タイトルをしっかりと感じさせる青春。出演者、観客が一体となり、イベントは終わりを迎えた。


逆転関西FES.は、関西のインディーズシーンを盛り上げる為に一山楓が主催となりスタートしたイベント。コロナ渦となり、ライブハウスはもちろん音楽業界全体が不穏の空気となった2020年。そんな空気を変えていこう、音楽シーンを盛り上げようという気持ちが今回のイベントにつながっている。

 

今回私はこのイベントに初めて参加した。主催だけでなく、1組1組がこのイベントへの思いが伝わってくるイベントだった。今回のテーマ「青春をとりもどそう」をそれぞれが自分たちのやり方で表現したライブ。そんなライブを見ていると、青春時代に戻った方も多くいたのではないだろうか。


アーティストだけでなく、開催までに多くの準備をしてきたスタッフの方々からも熱量が伝わってくる素晴らしいイベントだった。

今回のライブレポートを見た方が、次回開催されるのであれば行きたいと思ってくれたらうれしいです。ありがとうございました。

 

 

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KinKi Kids 7thアルバム『G album -24/7-』

【記事公開日:2022/08/13】

 

 

定期的に記事にしているKinKi Kidsのアルバム全曲レビュー。

 

今回は、「G album -24/7-」です。

 

G album -24/7-

リリース日:    2003年10月22日

オリコン週間1位
オリコン2003年度年間43位

売り上げ枚数32.3万枚

 

それでは紹介していきます。

 

 

1.Bonnie Butterfly

涙、ひとひら」をはじめ、数多くの楽曲を手掛ける井手コウジが作詞作曲を行った楽曲。きらびやかなイントロからはじまり、おしゃれなサウンド。ラップパートやギターのカッティングなどこれまでの楽曲とはまた違った印象を与えてくれる。アダルトなリリックを二人の色気のある歌声でより大人の世界を感じられる楽曲。

 

 

2永遠のBLOODS (G-mix)

堂本光一出演の日本コカ・コーラ『No Reason! Coca-Cola 2003』CMソング。16thシングルのアルバムヴァージョン。作曲は堂島孝平が行っている。ストリングスのきれいな音色と存在感のあるギターのサウンドが曲を爽やかに盛り上げる。夢に向かって動き出す気持ちや自由を感じられる歌詞からは勇気をもらえる。『ONE PIECE』のアニメ主題歌で使われても違和感がないかもしれない。

 

 

3.Destination

ミュージシャンとしても活動をしていたDANCE☆MANを編曲に迎えたディスコナンバー。ベースラインやサックスなどがかっこよく、おしゃれに曲を盛り上げてくれる。自然と体が動き出したくなるようなサウンド堂本剛のソロプロジェクトENDRECHERIの原点を感じられるような作品だ。

 

 

4.世界中のみんなで・・・。

「もう君以外愛せない」の作詞作曲も行う周水が制作をした楽曲。1番を剛、2番を光一、ラスサビを2人という歌い分けを行っている。世界平和をテーマにした歌詞を二人の優しく心に訴えるような歌声で曲が心にスーッと入ってくる。戦争などの不安が続く今。改めてこの曲を多くの人に聞いてほしい。

 

 

5.黒い朝・白い夜

堂本剛のソロ楽曲。堂島孝平からの楽曲提供曲。エレキギターを中心としたバンドサウンドで展開されるサウンド。ロック調でかっこよく、剛の歌声と調和していく。改めてこの曲を聞いた時、こんなにかっこよかったのかと再認識させられた。邦ロックを好きな人に一度聞いてほしい楽曲だ。

 

 

6.消えない悲しみ 消せない記憶

堂本光一のソロ楽曲。自身で作詞作曲を行っている。剛のソロ曲とは対照的に、ピアノとストリングスで構成されている。この2曲が並ぶことで2人の音楽性の違いやソロ活動での個性をしっかり出していることが伝わってくる。

 

 

7.薄荷キャンディー

作詞を松本隆が行った18枚目シングル。ドラマ『元カレ』主題歌。落ち着きのあり、きれいなイントロから心にスーッと入っていく。コーラスと共に二人の歌声が際立つ名曲だ。曲の世界観からどこか懐かしさを感じられる。改めて、薄荷キャンディーというワードのチョイスも見事だ。懐かしさを感じられる薄荷の飴玉。少年時代に食べたことを思い出させながら、キャンディーというワードからはキャッチーさも感じられる。松本隆のすごさを感じられる1曲。

 

 

8.Another Christmas

クリスマスをテーマにした楽曲。イントロからクリスマスを思わせる音色が鳴り響く。ポップに歌い上げるわけでなく、Aメロはギターのサウンドが主軸となり早口で歌い上げるところからは初期のシングル曲を思い出させる。そして、サビではきらびやかに曲が盛り上がっていく。従来のクリスマスソングと違うということも伝わってくる曲展開。彼らの楽曲ならではの作りとなっている。

 

 

9.Virtual Reality

堂本光一のソロ楽曲。「雪白の月」などの作曲を務める松本良喜が作曲と編曲を行った楽曲。独特な世界観の楽曲。壮大な世界観を感じられるサウンドで進んでいくと思えばヒップホップテイストも入っている。曲の変化でバーチャルな世界観とリアルな世界観の両方を表しているのかもしれない。

 

 

10.ORANGE 

堂本剛のソロ楽曲。自身で作詞作曲を行いストリングスアレンジを椎名林檎とコラボも多い、斎藤ネコが行っている。従来の堂本剛のソロ楽曲のようなバンドサウンドも感じられながらも、斎藤ネコが生み出す独特な世界観が入り混じっている。この独特な世界観が癖になっていく。

 

11.停電の夜には -On the night of a blackout-

秋元康が作詞をした楽曲。この後、数多く彼らの楽曲を手掛けるが、この楽曲提供が初めて。停電をした夜の恋人がテーマとなった歌詞。停電時の暗くて何も見えない様子から目が慣れてきてお互いの顔が見えていくように、曲は徐々に盛り上がっていく。間奏のピアノの音色が曲をより美しく演出してくれる。

 

 

12.どらごん・ろ〜ど

「心に夢を君には愛を」の制作人と同じ、作詞をSatomi 、作曲・編曲を松本良喜で作られている。ストリングスのみで構成されるサウンドからはアジアンテイストの世界観がある。サビで急にBPMが上がっていき、かっこいい。

 

 

13.心に夢を君には愛を

17枚目シングルの表題曲。作詞作曲は「どらごん・ろ〜ど」と同じ。管楽器がメインとなり夏をイメージさせるようなサウンド。陽気さと眩しく照らし続ける太陽が管楽器の音色から感じられる。「どらごん・ろ〜ど」と同じ制作人とは思えないくらい、違った世界観となっている。

 

以上の楽曲が収録曲です。

 

 

前作は、自身で制作をした楽曲がソロ曲も併せて5曲収録されていた。ただ今回はソロ曲の2曲のみ。ソロ曲も4曲収録されているが2曲は楽曲提供となっている。

 

また、デビュー曲を手掛けた松本隆が制作をした「薄荷キャンディー」や初期の楽曲展開を思い出させる「Another Christmas」も収録されており、原点回帰も感じられるアルバムでもあった。

 

これまでのKinKi Kidsをアップデートさせて、今後により成長と進化をさせるような1枚と感じられた。また、アルバムタイトルで初めてサブタイトルが対が作品でもある。

 

24Hours(24時間), 7Days(7日間=1週間)で“いつも、いつまでも”というコンセプトがある。収録曲達も24と7という数字が登場しており、コンセプトアルバムとして作り上げたことが伺える。

 

改めていいアルバムだと再認識ができました。

 

今回も読んでくれてありがとうございました。

 

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ポルノグラフィティ アルバム「暁」全曲レビュー

【記事公開日:2022/08/12】

 

ポルノグラフィティが先日5年ぶりにリリースをしたアルバム「暁」。

このブログではこれまでもポルノグラフィティを紹介してきています。それは、私がファンクラブに15年入ってるほど大好きなアーティストだからです。

 

待ちに待った今回のアルバム。これまで他アーティストでも何度かアルバムの全曲レビュー記事を書いてきました。

 

今回はアルバム「暁」を全曲レビューします。

 

ぜひ、サブスクでアルバムを聞くきっかけに。

 

 

1.暁

先行配信された時から衝撃を与えたアルバムリード曲。

ゆっくりと始まったかと思うと怒涛のようなロックサウンドで大きなインパクトを与えてくれる。「THE DAY」を思い出させるような疾走感。昭仁さんのサビのファルセットが何度聞いても気持ちがいい。晴一さんのギターのサウンドも楽曲をより盛り上げてくれる。音源でも素晴らしいのだが、「ミュージックステーション」「SONGS」で披露されたときには何十倍のパワーを持った楽曲となっている。この曲を今回のツアーで目の当たりにすると覇王色の覇気を食らった後のように倒れてしまうかもしれない。それくらい、待ち望んだ楽曲の世界観だったのだ。

 

 

2.カメレオン・レンズ

ドラマ『ホリデイラブ』の主題歌。2018年にリリースされたシングル。

このアルバムの中で一番古い楽曲でもある。ポルノでも新境地となったEDM調のサウンド。ただ、EDMが主軸になるわけではなく、彼らが持つエロティックな歌詞の世界観と色気を感じられる歌声とギターの音色が合わさっている。ラテン調の楽曲を得意としたポルノが自身の持つ得意分野を残しEDMというエッセンスを加えて自分たちの色をしっかり感じられる楽曲だ。PVは二人の色気がだだもれでかっこいいので一度見てほしい。

 

 

3.テーマソング

昨年リリースされたシングル曲。

コロナ渦となり初めてリリースされた楽曲ということもあり、この生きづらい時代で頑張っているすべての人に向けた応援歌となっている。ドラムの音から始まり、爽やかなサウンドが心を晴れやかにしてくれる。一人一人の毎日を頑張るためのテーマソングになってほしい。そんなポルノの二人からの気持ちが自然と伝わってくる。ここまでの3曲だけで振れ幅の広さと表情力の広さに驚かされるのだ。

 

 

4.悪霊少女

アルバム初収録曲の楽曲。

晴一さんが「暁」同様にポルノの強みであるマイナー調の早い楽曲と語っている曲。ストリングスから始まるイントロ。サビに向かうにつれて徐々に盛り上がりを見せていく。サビの終わりのハイトーンは聞いていて気持ちがいい。そして何より間奏のギターソロの存在感。晴一さんが作詞だからこそ作り上げることができる、ファンタジー要素が詰め込まれた歌詞も印象に残る。

 

 

5.Zombies are standing out

Sony WALKMAN A50シリーズのWEB CMソング。初の配信限定シングル。

これまで「アゲハ蝶」や「サウダージ」などのイメージが強かった人に新たなイメージを与えることができたと語る楽曲。「悪霊少女」からこの曲へのつながりも世界観に統一性がありすばらしい。ポルノの二人が好きなヘヴィロックをベースにポルノならではロックサウンドを表現している。ライブでも何度か歌われたこの曲は、ライブ映えがすごく、ライブ定番曲にもなりつつある。今回のツアーでも盛り上げることは間違いないだろう。

 

 

6.ナンバー

17thライヴサーキット“続・ポルノグラフィティ”で披露され楽曲。

アルバム「ポルノグラフィティ」に収録されていそうな雰囲気の楽曲。UKロックをイメージして作られた楽曲の為どこか懐かしさを感じられる温かいサウンド。ウサギやキツネなども歌詞にでてきてかわいらしい物語を読んでいるような気持にもなれる。あたたかくほっこりした気持ちになれる1曲だ。

 

 

7.バトロワ・ゲームズ

アルバム初収録曲。ゲームの起動音から始まり、楽曲の世界観に自然と入り仕込んでいく。エレクトリックなサウンドの中にブラックミュージックの雰囲気も醸し出す。3分もない短い楽曲の中で歌詞の世界観を見事に表している。彼らの楽曲の中でも新境地を感じられる1曲。こちらの楽曲もライブ映えすることは間違いないだろう。

 

 

8.メビウス

こちらも17thライヴサーキット“続・ポルノグラフィティ”で披露され楽曲。

ライブで始めて聞いた時、歌詞の世界観からドラマの主題歌に起用されるのではなかと思っていた。「メンヘラソング」とファンの中では表現されることも多いこの曲。歌詞の主人公の行動が愛情ゆえであることがギターの優しく落ち着いたサウンドからより感じることができる。聞けば聞く程癖になってくるするめソング。歌いだしの「やさしい」の昭仁さんの歌声が優しさを際立たせている。

 

 

9.You are my Queen

アルバム初収録曲。海外の絵本を読んでいるような温かさのある世界観。アコースティックギターをはじめとした楽器たちが曲に温かみをあたえているのだろう。昭仁さんの歌声も小さな子供に語り掛けるようなやさしい歌声。「3歳くらいの女の子に語りかけているような、そんなチャンネルで歌詞」とインタビューで晴一さんは語っている。そんな歌詞を昭仁さんの歌声でより表現されている1曲だ。

 

 

10.フラワー

映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」主題歌。配信限定シングル。

強く生き抜くことをテーマにしたメッセージソング。バラードだからこそ、より際立つ昭仁さんの歌声。伸びがあり力強い歌声から歌詞がより心にグッと入ってくる。

 

 

11.ブレス

映画『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』主題歌。

先ほど紹介をした「カメレオン・レンズ」の次にリリースをされた楽曲。当時、この2曲の振れ幅に驚かされた。色気のある歌声で大人の愛情を歌った楽曲をリリースしたかと思えば、家族で聴けるハートフルでポップな曲をリリースする。ポケモンという長く愛される作品の主題歌。温かさのあるメロディと歌詞からは映画の世界観だけでなく20周年目前の彼らがこれからの今後の決意も感じられる。

 

 

12.クラウド

アルバム初収録曲。今の時代を象徴するようなタイトル。クラウドとは、インターネット上の仮想空間にデータを保存すること。晴一さん曰く、10年後にはこの言葉や存在がなくなっているかもしれないからこそ、楽曲にして曲を聞いた時に時代を思い出せるものになればとつけたらしい。プレイリストやログインパスワードというワードからも今の時代を感じられる曲となっている。

 

 

13.ジルダ

アルバム初収録曲。聞き心地のいいメロディ。おしゃれなバーで曲を聞いているような気持ちになれれるサウンド。「横浜リリー」のような世界観をどこか感じられる。温かさのあるサウンドが続く中、最後の昭仁さんのフェイクに圧倒される。

 

 

14.証言

先行配信された楽曲。壮大なラブバラード。歌いだしから始まり、曲の世界観い引き込まれる。ストリングスが曲をより壮大に演出してくれる。バラード曲ではあるが、間奏のギターの存在感は曲をより盛り上げてくれる。昭仁さんの歌声を最大限に堪能できる1曲でもある。

 

 

15.VS

アニメ「MIX」の主題歌。

歌詞の中には、アニメのキャラクターの名前が入っており。原作ファンも楽しませてくれるものとなっている。過去楽曲の「プッシュプレイ」と対となる曲にもなっており、東京ドームではこの曲でアンコール前のラストを締めくくってくれた。この曲を今聞いても東京ドームのライブの空気感や感動がいまだに蘇る。その時を思い出して、涙が出そうになるのは私だけじゃないだろう。

 

 

以上が今回の収録曲です。

 

 

5年ぶりとなった今回のアルバム「暁」。

今回収録されたシングル曲だけを聞いていた時から振れ幅の広いシングルたちをどのようにアルバムに収録されるのかが疑問だった。

 

その疑問は、アルバムを1度聞き、すぐに解消された。

アルバム楽曲達がシングル楽曲並みに強い存在感を放っていたのだ。そのうえで、それぞれが違ったジャンルの音楽性の楽曲達が並んでいる。振れ幅の広いシングル曲に違和感がないように、より振れ幅を広げて、ベストアルバムのようなオリジナルアルバムを作り上げたのだ。

 

前作をリリースをしてから5年。

この5年にはいろんな時間が詰め込まれている。

 

地元の大切さを再認識し、豪雨で2日目が中止となった「しまなみロマンスポルノ'18~Deep Breath~」

 

サブスク全曲解禁を行い、過去楽曲を再度見つめなおし、新たなファンとも出会った「16thライヴサーキット "UNFADED"」

 

20周年を迎え歴史的な2日間となった「"NIPPONロマンスポルノ'19 〜神vs神〜"」

 

コロナ渦というだれもが経験をしたことがなかった時代となりポルノとして新たな試みとしなった配信ライブ「CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜」

 

それぞれのソロ活動でパワーアップをして戻ってきた「17thライヴサーキット "続・ポルノグラフィティ"」

 

 

経験と成長をしてきた5年間を培ったポルノグラフィティの最新作。

 

昭仁さんは、「DISPATCHERS」での活動を通して、他のアーティストから刺激をもらい、歌唱力は一段とパワーアップをして、作曲する楽曲の振れ幅も広がった。

晴一さんは、ブログや執筆活動を通して、歌詞の表現力や世界観をより鮮明なものとなった。

 

普通は作曲をギター、作詞をヴォーカルだろう。だがポルノグラフィティは違う。これまで二人が両方を担当し、幅広い世界観の楽曲を作ってきた。そして、今作では、作曲を昭仁さん、作詞を晴一さんがすべて行っている。この割合はこれまでのアルバムでもなく初めての試みだ。

 

2020年に行われた初の配信ライブで「ポルノグラフィティ、全盛期はこれからです!」と語ってくれた。

この言葉を聞いた時私は、涙を流した。全盛期と世間で呼ばれるような時代もある彼ら。だが、彼らは常進化をしている。そんな進化をずっと見てきた。

 

全盛期がこれから。そんな言葉を体現しかのような今回のアルバム「暁」

 

ファンであるからこそという感情は間違いなく入ってしまう。

だが、音楽ライターという目線で言っても「暁」は、2022年を代表する名盤であることは間違いない。

 

サブスクが主流となり、気軽にアルバムを聞くことができるようになった現在。

まだこのアルバムを聞いていない人は、ぜひ聞いてみてほしい。

 

「アゲハ蝶」や「サウダージ」のイメージがある方こそ、今回のアルバムは彼らの前提を大きく塗り替えてくれることは間違いない。

 

ポルノグラフィティのニューアルバム「暁」をぜひお聞きください。

 

 

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今週の新曲オススメの16曲【2022/08/10】

【記事公開日:2022/08/10】

 

今週の新曲ブログです。

 

今週は、293曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

ウタカタララバイ/Ado

大ヒット公開中の「ONE PIECE FILM RED」の挿入歌。本日この曲も収録されている『ウタの歌 ONE PIECE FILM RED』がリリース。この曲は、FAKE TYPEからの楽曲提供。

歌いだしから始まり、独特で異質なサウンドで曲を盛り上げる。今回の収録曲の中で歌い手としての活動もするAdoの本質をついているように感じられる楽曲。

今回の映画をみてきたが、Adoだからこそ作り上げることができた素晴らしい作品となっていた。映画だけでなく下半期の音楽シーンをより盛り上げてくれるだろう。

 

 

Password/INI

3rdシングル『M』のリード曲。時計の針が進む音から始まり扉をノックし歌が始まっていく。歌詞の世界観を見事に表現したパフォーマンス。K-POPならではのサウンド展開を感じられるがINIの楽曲達と触れてきているからこそわかるグループならではの個性も感じられる。音源だけでももちろんかっこいいのだが、彼らのパフォーマンスを堪能できるPVも一度見てほしい。

 

 

Move On/BE:FIRST 

アルバム「BE:1」より先行配信。先週紹介をした「Be Free」と同じく、オーディション「THE FIRST」の課題曲。この曲も7人でレコーディングを再度行っている。「Scream」の制作にも参加したSUNNY BOYがプロデュース。だからこそ、「Scream」と通じる世界観をどこか感じられる。音数が比較的少ない中でラップが中心となり一人一人の歌声や個性が十分感じられるものとなっている。ますますアルバムのリリースが楽しみになった。

 

 

どうして/Novelbright

今回の楽曲はラブバラード。歌いだしの【どうして】から心にスーッと入ってくる。切なく美しい歌声とギターの音色でスタートから心に訴えるものがある。ヴォーカルの雄大さん歌声が際立つ1曲となっている。全体的に落ち着いているからこそ間奏のギターソロはインパクトがある。力強いロックサウンドの曲ももちろん素晴らしいのだが、バラード曲は彼の歌声が最大限生かされているように感じられる。

 

 

GLOW/idom

 月9ドラマ「競争の番人」主題歌。

2020年にイタリアのデザイナー事務所に就職予定だったがコロナで断念をし、興味があった楽曲制作をスタート。2021年よりCMソングとしても使われるようになり今回は月9ドラマ主題歌。この楽曲で初めて知ったシンガーソングライターだ。ドラマで初めて聞いた時からかっこよくきれいな歌声でフルで聴けることを楽しみにしていた。聞き心地のいいストリングスと個性もありかっこいい歌声。今後の活動も注目だ。

 

 

楽園狂想曲/The Ravens

Dragon Ashのkjがソロ活動を行う上でライブ演奏をするメンバーで結成されたバンド。

メンバーはPABLO(Pay money To my Pain/POLPO/REDORCA)、武史(山嵐/OZROSAURUS)。渡辺シュンスケSchroeder-Headz)。4櫻井誠(Dragon Ash, ATOM ON SPHERE)というフェスができそうな豪華な布陣。キーボードの音色が入ることにより柔らかさやポップさを感じられる。ライブシーンをずっと走ってきた彼らが作り上げるこの曲はライブや音楽に対する思いが詰まっている。

 

 

DOOR/FTISLAND 

FTISLANDとして4年ぶりとなるニューシングル。この4年には兵役期間を含まれている。兵役をおえた彼らがこれからの自分たちの人生を選び新たな未来に向けた扉を開くような今作。ヴォーカルのホンギの伸びのあるロングトーンは聞いていて気持ちがいい。久しぶりにこれまでの楽曲も聞きたくなった。

 

 

酸欠少女/さユり

本日リリースされた2ndアルバム『酸欠少女』の収録曲。"酸欠少女"さユりとして活動をしている彼女自身を表すタイトル。疾走感のあるバンドサウンドがかっこいい。5年ぶりとなる今回のアルバムはタイアップ曲も多く収録されている。アルバムも聞いてみようと思う。

 

 

君は1000%/フィロソフィーのダンス

このブログでも何度か紹介をしてきたアイドル、フィロソフィーのダンス。今回は1986オメガトライブの名曲「君は1000%」のカバー。原曲の懐かしさを感じられるサウンドを残しつつ今風にアレンジされている。彼女たちの個性ある歌声で新たな楽曲と生まれ変わっている。

 

 

宝探し/くるり

佐賀県江北町70周年記念楽曲。江北町制施行70周年の記念で作られた楽曲。宝探しというワードからイメージできる子供時代の思い出。あたたかいメロディと歌声で聞いていると懐かしい気持ちになっていく。

 

 

真夏の恋は気まぐれ/tonun

以前に「東京cruisin'」という楽曲を紹介したことがあるシンガーソングライター。80年代のシティポップを彷彿させるようなどこか懐かしいサウンドと彼の独特な歌声があわさり独自の世界観で夏の恋を歌い上げる。聞いていると夏のさわやかな風が吹いてくるように感じられる。おしゃれで聞き心地の良い楽曲だ。

 

 

コインランドリー/ヤングスキニー

東京発の4ピースロックバンド。今回は、真夏の夜のチルアウトソング。コインランドリーへ向かう男女を描い楽曲となっている。きれいで落ち着きのあるイントロからエモーショナルな気持ちになる。彼らの楽曲はこれまでにも何度か紹介をしてきたが、新境地を感じられる1曲だった。

 

 

shower/chilldspot 

ギターの音色と共にヴォーカルの歌いだしから始まる。エモーショナルなサウンドと彼女の歌声があわさり、曲の世界観に自然と入っていく。音数が前半少ないからこそ間奏の音色が印象に残っていく。これまで何度か紹介をしてきたがリリースをするたびに確実に振れ幅を広げているバンドだ。

 

 

海と自転車/Roomania

これまでも何度か紹介をした鳥取県米子市, 島根県松江市、東京を拠点に活動するギターポップバンド。ギターのサウンドが爽やかに感じられるイントロは夏をイメージできる。バンドの拠点となる鳥取県島根県の夏の風景を感じられるような歌詞。メロディと歌詞が合わさり夏のイメージが自然とわいてくる。

 

 

処暑/Fusee

東京のロックバンド。2020 RO JACK 4月入賞もしている。今回初めて紹介をするバンドだ。読み方は、ヒューズ。徐々に大きくなるギターの音色から始まるイントロ。ヴォーカルの歌声がかっこよく、ギターの音色と合わさり哀愁を漂わせる。夏の暑さを彷彿させるようなギターソロが印象的だ。

 

 

Holy Crazy/板歯目

18歳"爬虫類系"ロックバンド 板歯目。このブログでは紹介は初めてだが、確実注目度をあげているロックバンドだ。本日アルバム『鄙、天国』をリリース。この曲はアルバムの1曲目に収録されている。徐々に盛り上がるサウンド。ダークなサウンドにのせて心の叫びをつめこんだ歌詞。今回のアルバムもきになるところだ。

 

以上の16曲です。

 

明日は祝日です。明日からお盆休みという人も多いでしょう。

 

私は明日から15日まで休みですが、その間はブログ活動を積極的に行う予定です。

また、先日募集をしましたリクエスト企画にたくさんの応募をいただきありがとうございました。この休みの期間で募集内容をまとめてAWA LOUNDEの開催日を決めていこうと思います。

 

本日もありがとうございました。

 

 

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今週の新曲オススメの16曲【2022/08/03】

【記事公開日:2022/08/03】

 

 

今年も8月になりました。8月1週目の新曲ブログです。

 

今週は、296曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

 

暁/ポルノグラフィティ

本日リリースされたアルバム「暁」の1曲目に収録されている楽曲。

アルバムのスタートを盛り上げるかのようなロックサウンド全開の楽曲。俺らはロックバンドだといわんとばかりに疾走感のあるサウンドで1度聞けば心をつかまれる。印象的なギターの音色はもちろんだがストリングスが曲にダークな雰囲気をより醸し出してくれる。サビは昭仁さんのファルセットがすばらしく、進化し続ける歌唱力を目の当たりにする。先日のSONGSで初めてこの曲を聞いた時、衝撃が走った。彼らの新たな代表曲になるかもしれない。アルバムの全曲レビューは別途行います。

 

 

Be Free/BE FIRST

BE:FIRSTが結成されたオーディション「THE FIRST」の課題曲をBE:FIRSTとしてレコーディングを行った。オーディションだけでなくフェスでも披露をしていたからこそ今回の楽曲配信は考え深いものがある。デビューから成長しつづけた彼らが歌うこの曲はよりアップデートされたものとなっている。さわやかさもあり聞き心地ちもいい。今回のアルバムは、BE FIRSTの名刺代わりになる1枚になりそうだ。

 

 

サヨナラサラバ/BiSH

作曲をONE OK ROCKのTakaとMEG、作詞をWANIMAのKENTAが行った楽曲。セリフと共に始まるイントロからはワクワク感を増強させる。そこからのアイナ・ジ・エンドの歌声で曲の世界観に入り込ませてくれる。豪華な楽曲提供者ではあるが楽曲を聞くとBiSHらしさがしっかりと感じられる。これは楽曲提供者たちが/BiSHに対しての愛情があるからこそだろう。

 

 

3636/あいみょん

8月17日にリリースする4thアルバム「瞳へ落ちるよレコード」より先行配信。タイトルの「3636」はおそらく歌詞の中ででてくる宅配ボックスの暗唱番号。同棲をしていた相手との思い出を心の中に閉じ込めることを宅配ボックスという身近でイメージしやすいものに置き換えるあいみょんならではの表現方法。短編小説を見ているように感じられる歌詞だ。

 

 

あいもかわらず/石崎ひゅーい×菅田将暉

「さよならエレジー」や「虹」など多くの楽曲提供を菅田将暉にしてきた石崎ひゅーい。プライベートも仲のいい二組のコラボ楽曲。ピアノのきれいな音色から始まるイントロ。ギターの音色もきれいで温かい気持ちになれるサウンド。これまでコラボもしてきたからこそ二人のコラボはもはや安定感を感じられる。

 

 

Always You/milet

映画「TANG タング」主題歌。今年に入りアルバム1枚シングル3枚とリリースを立て続けにしているmilet。彼女の力強く繊細な歌いだしからしっかりと心をつかまれる。全体的にヴォーカルの音量が大きく彼女の歌声を堪能できるものとなっている。間奏のサウンドはやわらかさがあり曲の場面展開も伺える。今年も半分をきったが彼女の勢いはとまらないだろう。

 

ソーイングボックス/秋山黄色

ポップなサウンドで始まるイントロ。全体的に遊び心を感じられうサウンドとなっており、1曲の間でいろんな変化を楽しませてくれる。ポップな曲だが歌詞は重いテーマとなっており、奥深い作品となっている。サウンドの変化と歌詞の世界観、聞けば聞く程中毒性のある1曲。

 

 

DATE/足立佳奈

連続配信リリース第4弾シングル。おしゃれなサウンドと彼女の歌声が合わさりとても聞き心地のいい楽曲。デートのウキウキする感情が感じられながらもおしゃれなデートをイメージさせてくれる。これまで彼女の楽曲は何曲も紹介をしてきているがこの曲は新境地を感じらる1曲だ。

 

 

NO SWEAT/礼賛

ラランドのサーヤが作詞作曲とヴォーカルを務め、川谷絵音がギターとプロデュース、ベースを休日課長が務める5人組ヒップホップバンド。この曲がメジャーデビュー曲。イントロのサウンドからおしゃれでかっこいい。存在感のあるベースライン。ビートを刻むサウンドで自然と体が踊りだしたくなる。

 

 

星の国から/映秀

これまで何度か紹介をしてきたアーティスト映秀。今回の楽曲は彼の中でも新境地を感じられる1曲。ポップなサウンドにのせて映秀節ともいえる歌い方ですすんでいく。途中では彼らしい語りも入る。語りの後は音が静かになりラスサビを大きく盛り上げる。ポップでありおしゃれさも感じられる1曲だ。

 

 

チェンジ/ao

東宝YouTube映画『チェンジ』主題歌。16歳のシンガーソングライター。この曲は藤井風をはじめ多くのアーティストのプロデュースをするYaffleがプロデュースをした楽曲。以前にもaoを紹介したことがあったが新たな印象を与えてくれた。彼女の個性ある歌声と絶妙な歌いまわしはかっこいい。Yaffleプロデュースとは調べるまで知らなかったが知った時大きく納得をした。また、自分がYaffleの楽曲が好きなことを再認識させられた。

 

 

ブルーベリー/moeki

これまでも何度か紹介をしたシンガーソングライターのmoeki。これまで2度楽曲を紹介したが毎回新たな一面を見せてくれる。今回の楽曲は夏らしいさわやかな楽曲。青春を感じられるような楽しいサウンド。歌声が明るく楽しさが伝わってくる。サビで盛りあがり2番では落ち着きを見せるサウンドも緩急がありおもしろい。

 

 

明日戦争がおきるなら/リーガルリリ

8月10日リリースのEP『恋と戦争』より先行配信。ギターの音色と共に始まる歌いだし。バンドサウンドに乗せて小説を読んでいるような歌詞がうたわれれる。来週リリースのEPがどんな作品になるのか聞いてみたい。

 

 

かくれん坊/黒子首

2018年に結成した3人組ロックバンド。今年の2月にトイズファクトリーよりメジャーデビュー。どこか哀愁を漂させるイントロ。やさしさもありかっこよさもある歌声。楽曲全体から伝わってくるどこか懐かしいサウンドがいい味を出している。名前は知っていたがしっかり聞いたことがなかったので他の楽曲も聞いてみようと思う。

 

 

ダンスフロア/LAYRUS LOOP

これまで何度か紹介をしているバンドLAYRUS LOOP。今回の楽曲は80年代のシティポップ感が漂うディスコナンバー。シティポップのおしゃれさもあり、なつかしさもあるサウンド。ネオン街をイメージさせるよう世界観。最近シティポップが好きな自分にとって好みの楽曲。彼女の歌声が楽曲の世界観によく合っている。

 

 

モーニングスター/ドットルーム

今回初めて紹介をするバンド。"ダメな自分こそ最大の武器"ほこたてポップバンド。

ドラムのサウンドが気持ちがいいイントロ。ポップで爽やかなサウンドに乗せて、別れをテーマにした歌詞が歌われる。ギターやキーボードのポップなサウンドは耳なじみがいい。ヴォーカルの感情のこもった歌声も癖になる。今後も注目をしたいバンドだ。

 

 

以上の16曲です。

 

さて、先日の7月ベストソングの記事で予告をしていた8月の企画の詳細です。

 

今回2つの募集をTwitterにて行います。

 

1つは、アーティスト紹介募集!

応募対象者は、アーティストの公式アカウント、アーティストの個人アカウント、レーベルや業界関係者。

TwitterのDMやリプにて、ブログやTwitterで紹介をしてほしいアーティストを募集します。メジャー、インディーズ問わず、紹介をしてほしいという希望をいただければブログもしくはTwitterにて紹介をしてほしい楽曲と共に紹介をします。

過去にブログ紹介依頼をいただいたアーティストの方もTwitterにて楽曲紹介をしますので応募をお待ちしています。

募集期間は、別途Twitterにて。

 

 

もう1つは、AWA LOUNGE企画アーティスト募集!

これまで三浦大知w-inds.をはじめ数多くのAWA LOUNGEを企画してきました。

ファンの方からのリクエスト楽曲を流し、その中から後日ブログで楽曲紹介を行う人気の企画です。

 

今回AWA LOUNGEリクエスト企画を開催してほしいアーティストを募集します。

募集アーティストは下記条件を満たしたアーティストです。

・サブスク解禁をしている

・アルバム1枚以上をリリース

 

また、リクエストをいただいた方とはLOUNGE企画を盛り上げるために一緒にツイート拡散のご協力をお願いしたいです。

 

こちらの募集は別途ツイートします。

 

 

これまでつながった多くのフォロワーさんと改めてかかわれる機会になればうれしいです。またこの企画をきっかけに新たな方とつながれたらうれしいです。

 

ぜひよろしくお願いします。

 

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ベストソングTOP10【2022/07】

【記事公開日:2022/07/29】

 

毎週水曜日に公開をしている新曲ブログ。1か月の新曲ブログで紹介をした楽曲の中から個人的に特に好きだった楽曲のTOP10を紹介しています。

 

7月に新曲ブログで紹介をした楽曲は72曲。この中からTOP10を紹介します。

また、いつもはTwitterスペースでの紹介をしていますがスケジュールが合わず今月はブログのみで紹介をします。

 

こちらのランキングは個人的なものになるので好きなアーティストが入っていたらうれしいなという気持ちで見てくれたらうれしいです。

 

よろしくお願いします。

 

 

10位 しわくちゃな雲を抱いて/DISH//

ドラマ『ユニコーンに乗って』主題歌。

作詞を北村匠海、作曲を泉大智が担当。風からインスピレーションをもらいドラマの為に書き上げた楽曲。爽やかな風がふいている情景が浮かぶイントロ。北村匠海のやさしい歌いだし、バンドサウンドが盛り上がるとともに彼の歌声も力強くなっていく。夏を感じさせる爽やかな楽曲。ドラマの雰囲気にもしっかり合わさり作品を盛り上げてくれている楽曲だ。

 

 

9位 This Kiss/ビッケブランカ

ドラマ23『あなたはだんだん欲しくなる』主題歌。

【Love】の一言から始まるこの曲。ポップでさわやかさもあり夏の情景が自然と浮かんでくる。ポップなサウンドからはどこか90年代のJ-POPのような懐かしい雰囲気を漂わさせる。そんなサウンドと彼の聞き心地のいい歌声が合わさり、曲はより華やかさを感じさせる。ジャンルの振れ幅が広いビッケブランカ。毎回いろんなジャンルの楽曲に彼自身のエッセンスを入れて聞かせてくれる。

 

 

8位 異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)/星野源 

映画『GHOSTBOOK おばけずかん』の主題歌。

ポップなサウンドでかわいさのある楽曲。子供もいっしょに歌いたくなるような歌詞は中毒性があり1度聞くと耳から離れない。エレクトリックなサウンドの中にもお化け様子を感じられる音使い。遊び心もありながらしっかり音楽としても素晴らしい。星野源の魅力が詰まった1曲となっている。

 

 

7位 堕天/Creepy Nuts

アニメ『よふかしのうた』のオープニング。

アニメを見ていることもあり今月はよく聞いていた1曲。ピアノやサックスの音が入りジャジーサウンドはおしゃれさもありかっこいい。リリックには摩天楼という夜をイメージさせるワードや【この血が冷めないうちに飲み干して】という部分からは吸血鬼を連想させてアニメの世界観を表現している。かっこよく中毒性のある1曲だ。

 

 

6位 Free Free Free feat.幾田りら/東京スカパラダイスオーケストラ

YOASOBIとしても活動をする幾田りらと東京スカパラダイスオーケストラのコラボ楽曲。YOASOBIでもシンガーソングライターの幾田りらでもなかっただろう彼女のアーティストとしての新境地を感じられる1曲。スカパラのかっこよくおしゃれなサウンドと彼女の伸びもあり、どんなサウンドでも合わすことができる歌声が絶妙に合わさっており最高のコラボとなっている。YOASOBIのPVには登場しない彼女がかっこよく歌い上げるPVも素晴らしい。

 

 

5位 Scream/BE:FIRST

8月31日にリリースするアルバム「BE:1」より先行配信。

これまでの楽曲の雰囲気とは違い、グループの新境地ともいえる楽曲。かっこいいサウンドと曲構成からはK-POPを彷彿させる。そんな楽曲の中でも個々の個性や歌声が際立つ1曲となっている。かっこよくヘビーなサウンドのこの曲はフェスやライブで盛りあがることは間違いないだろう。また楽曲だけでもかっこいいのだが、動画でパフォーマンスを見るとかっこよさは何十倍も膨れ上がる。アルバムがどんな作品になるのか楽しみです。

 

 

4位 ファジーサマー/Lucky Kilimanjaro

ノスタルジックでエモさを感じられるサウンド。以前にリリースされたサマーチューン「エモめの夏」とは全く違うアプローチ。むしろこの曲のほうがエモいのではとすら感じられた。おしゃれさもありながら体を揺らしたくもなるサウンドはラッキリならではといえるだろう。この独特なサウンドが癖になってくるのだ。ただ中毒性が強いという言葉でまとめるのはどこか難しい。エモさとダンスチューン、中毒性の3つの要素がうまく調和されているように感じられる。夏フェスでビールを飲みながら夕方に聞きたくなるような1曲だ。

 

 

3位 証言/ポルノグラフィティ

来週リリースのアルバム「暁」からの先行配信。

昭仁さんの歌いだしから始まり自然と曲の世界観に入り込む。ストリングスのサウンドが壮大さを演出する。この曲は壮大なラブバラード。だからこそ昭仁さんの歌唱力はその分際立つものとなっている。そして間奏のギターソロの存在感。ポルノグラフィティは自分にとって1番好きなアーティスト。だからこそ、ファンの気持ちを抜きにして順位を決めた。いやそれでもこの順位にしてしまうくらい楽曲が好きだったのだ。27日配信曲までの為「暁」は選曲Y対象に入っていません。

 

 

2位 雨燦々/King Gnu 

ドラマ『オールドルーキー』主題歌。

華やかなイントロでやわらかいメロディ。ストリングスの華やかさでポップな楽曲と思わされる。そんなサウンドと対照的にロックサウンド全開のギターのサウンドが印象に残る。鋭いギターの音色が雨を思わせる。そんな雨にも負けない、はなやかなサウンドと井口さんのきれいな歌声が曲を包み込んでいるのだ。歌詞とサウンドの世界観、King Gnu でないと作り出すことができない音楽性。そして、これまでの楽曲達とは全く違う新たなアプローチの仕方で新境地を見せてくれた1曲だ。

 

 

1位 空蝉/Omoinotake

昨年「EVERBLUE」でメジャーデビューを果たしたギターレスバンド3ピースバンド。

27日に配信をされた楽曲だがここ数日だけで何度聞いたかわからない。ラテン調のリズムに淡く切ない歌声がのせられる。リズミカルに進んでいくサウンドは聞き心地もよくバンドとしても新境地を感じられる。間奏のサックスは印象的で夏のイメージをより具現化させてくれる。バンドの魅力が最大限に感じられながら挑戦もしていることが伝わってくる。よりOmoinotakeというバンドが好きになった1曲だ。ぜひ聞いてほしい。

 

 

以上が7月のTOP10です。

 

今月は非常に難しかったです。

毎月最終週の紹介楽曲は聞く時間も少なくランクインすることも少ないが、今月は4曲がランクインした。

それくらい最終週の紹介楽曲が素晴らしかったのだ。また、このブログを書く中でランキングが変動するくらいにいい曲が多い1か月でもあった。今回ランクインしていない楽曲以外にも今月も多くの素晴らしい楽曲がありました。あくまでも個人的なランキングになります。

今回のランキングで初めて知った楽曲があれば聞くきっかけになればうれしいです。

 

 

さて、8月で新曲ブログをはじめて2年になります。新曲ブログを通じて多くのアーティストを知り多くの方とつながりました。いつも読んでいただきありがとうございます。

 

8月は通常コンテンツだけでなくTwitterでつながったフォロワーさんと一緒に楽しめる企画を考えています。

8月に入ったらTwitterにてお知らせをしますのでお楽しみに。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

 

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今週の新曲オススメの16曲【2022/07/27】

【記事公開日:22/07/27】

 

今月も今週で最後の週となりました。

 

今週は、297曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

証言/ポルノグラフィティ

来週リリースのアルバム『暁』より先行配信。

壮大な愛をテーマにしたラブバラード。昭仁さんの儚い歌声から始まる歌いだし。徐々に音数が増えてき、曲は壮大になっていく。壮大なストリングスのサウンドは印象的。また、間奏のギターソロからは愛情を感じられる。昨日「うたコン」で披露されていたが昭仁さんの歌声が最大限生かされた楽曲ということを音源以上に感じられた。この楽曲を聞いてより一層アルバムがどんな作品になっているのか楽しみになった。アルバムは全曲レビュー記事を公開予定です。

 

 

Scream/BE:FIRST 

8月31日にリリースされるアルバム「 BE:1」より先行配信。

これまでの楽曲とは印象を変えK-POP感のあるサウンドや楽曲構成。そんな楽曲の中でもしっかりと各々の個性が際立っているから流石だ。原曲だけでも最高なのだが、PVをみるとパフォーマンスがかっこよく、ダンスと歌の両方がありはじめて完成するように感じられた。アルバムでは「Gifted.」からこの曲につながるのだが、「Gifted.」で曲が一度止まり、そこから鼓動を撃つようにこの曲が始まるので、続けて聞くと2曲ともよさが際立つ。アルバムがリリースされたら全曲レビューを予定しています。

 

 

摩擦係数/櫻坂46

8月3日リリースのアルバム『As you know?』のリード曲。神秘的で新しさも感じられるイントロのサウンド。ストリングスも入りどこか哀愁も感じられる。彼女たちの音楽を紹介するたびに思うがサウンドがかっこいい。バンドサウンドと入り混じる新しさ。間奏で哀愁のあるアコースティックギターの音色が曲の世界観を表現する。彼女たちの楽曲らしいメッセージ性のある楽曲となっている。

 

 

人間ごっこ/RADWIMPS

ドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の主題歌。

音数の少ないサウンドと共に歌が始まる。澄み渡るような歌声で進んでき、EDMのようなサウンドで後半になるにつれて盛り上がっていく。RADWIMPSの進化し続ける姿勢と未来に向かっていく様子が感じられた。

 

 

左右盲/ヨルシカ

映画「今夜、世界からこの恋が消えても」主題歌。

今回も去年から続いている文学オマージュ作品。今回は、オスカーワイルド「幸福な王子」がモチーフで作れた楽曲。落ち着いたサウンドだからこそ際立つSuisさんのきれいで優しさのある歌声。初めて聞いた時から初めて聞いたように感じられないくらい安心感がある。文学オマージュ作品が続くヨルシカだが次回のアルバムがどんな作品になるのか楽しみだ。

 

 

Free Free Free feat.幾田りら/東京スカパラダイスオーケストラ

YOASOBIのヴォーカル幾田りらがスカパラとコラボ楽曲。初めて聞いた時ここまで相性がいいのかと驚かされた。スカパラのかっこいいサウンドが彼女の歌声を何十倍もの魅力を増やしてくれている。YOSASOBIでもシンガーソングライター幾田りらとしてもいままでなかったサウンドとの融合を感じられて新たな彼女の魅力を見せてくれたものになったのではないだろうか。今年、夏フェスのどこかでこのコラボを見ることができるかもしれない。

 

 

アイニコイ/にしな

本日リリースのアルバム『1999』の収録曲。この曲は『FASIO meets ROXY』スペシャルムービーにも起用されている。バンドサウンドがメインとなり疾走感のある楽曲。2分もない短い楽曲だが短い中でもしっかりとつかまれるものがある。ロックバンドの楽曲を聞いているような気持にもなれ、にしなの楽曲の中でも新しいイメージを見せてくれる楽曲となった。

 

 

空蝉/Omoinotake 

読み方は、うつせみ。はじめはアップテンポで歌われて、Bメロで伸びのある歌声を聞くことができる。音数が少なく一定のテンポだからこそサビではヴォーカルの歌声が際立っている。2番になるとサックスの音色が曲の世界観をがらりと変えてくれる。切なさを感じられる伸びのある歌声とラテンのリズムが合わさり、切なさもあるが気持ちがいいリズムを感じられる個性のある楽曲となっている。

 

 

SummerDay/androp

日本テレビ系「バゲット」の8月エンディングテーマ。

夏らしいさわやかさのある楽曲。歌いだしから始まって手拍子と共に緩やかに盛り上がる。ラップ調で歌われていき、ピアノの音色が主軸となり、andropの新たな一面を見ることができる楽曲となっている。

 

 

Drippin' Desert/Kroi

本日リリースされtアルバム「telegraph」の収録曲。どこか懐かしい哀愁のあるイントロ。そこから超絶ラップが始まるからおもしろい。ラップが主役となった楽曲でバンドの振れ幅の広さに驚かされる。サビはおしゃれでかっこよく、先ほどまでラップが主役となっていた楽曲とは思えない。今回のアルバムがどんな作品になっているのか明日聞いてみようと思う。

 

 

煽げや尊し/Reol

Reolの故郷の盆踊りがモチーフとなった楽曲。PVでは盆踊りを彷彿させるダンスが披露されている。疾走感もあり中毒性のある近代的なサウンドと盆踊りの日本らしい和を感じさせるサウンドが融合した面白さもある楽曲。定期的に楽曲を紹介するが毎回中毒性もあり独自性を感じられる楽曲が多いアーティストだ。

 

 

I Love You Me!!!/ODD Foot Works

ボトムレスな音楽グループODD Foot Works。1年半ぶりの新曲。名前は知っていながらもあまり聞いていなかったからこそ、自由で独自性のあるこの曲を聞いた時は驚かせてくれた。一つ一つの楽器が個性を放ちながらも調和している。おしゃれさやなつかしさもあるがその言葉で終わらせられないかっこよさ。3分とは思えない程1曲で変化し続ける楽曲だ。他の楽曲も聞きたくなった。

 

 

ラッキー・ドライブ/Gimgigam & ぷにぷに電機

東京を拠点に活動するミュージシャンGimgigamがぷにぷに電気をゲストに迎えた楽曲。ベースラインやギターのサウンドがおしゃれでかっこいい。ファンキーなサウンドに色気のあるヴォーカルの歌声が合わさる。懐かしさを感じられるシティポップサウンドだけでなく新しさも感じられる楽曲となっている。

 

 

スイミー/yutori

以前アーティスト紹介を行った平均年齢19歳の4人組ロックバンドyutori。【スイミー】と歌いだしから始まる。夏を感じられるロックサウンドからは疾走感も感じられる。独りじゃ何もできないと変化するために葛藤をする歌詞。スイミーの部分は一緒に歌いたくなる。確実に知名度を上げているyutoriに注目だ。

 

 

息吹/Ochunism

ジャンル不特定”バンドOchunismのメジャー第2弾シングル。おしゃれでリズミカルなサウンドにのせてヴォーカルの歌声が際立つ。これまででの楽曲にはないアプローチでジャンル不特定バンドとの所以を感じられる1曲ともなっている。これからより注目されるバンドになるのは間違いないだろう。

 

 

青くなくとも/Broken my toybox 

以前にブログでも紹介をしたバンドBroken my toybox。歌いだしから始まり、青春を感じられる華やかなメロディでAメロにつながる。青春を感じられる爽やかな楽曲の中でもしっかりと存在感のあるギターのサウンドが印象に残こる。特に学校のチャイムをイメージさせるギターソロは曲の世界観を見事に彩っている。これからも注目していきたい。

 

以上の16曲です。

 

今週は、選曲が難しかったので+8曲AWAのプレイリストで公開します。

+αのプレイリストに収録される楽曲はこちら。

Glitter/sumika

緊急生放送/NEE

優しい手 ~ Gentle Hands / OriginalLove & TENDRE

トローチ/PUNPEE · BIM

くびったけ/yama

スキ/eill

雨宿り/Penthouse

自転車/なきごと

 

今週の新曲ブログで紹介をした楽曲までで7月のベストソングを決めます。

 

そちらもお楽しみに。

 

【7月ベストソング候補】

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