ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

感動しすぎて語彙力をなくしたポルノグラフィティ岡野昭仁「配信LIVE2021『DISPATCHERS』」

昨日は、ポルノグラフィティの昭仁さんのソロライブ「配信LIVE2021『DISPATCHERS』」

 

私自身、2007年からポルノグラフィティのファンクラブ「loveup! 」に入っている。

音楽を好きになったきっかけも、初めて行ったライブも、初めて買ったCDも、ポルノグラフィティ。そして一番好きなアーティストは、もちろんポルノグラフィティ

 

もちろんポルノに限らずいろんなアーティストが好きで、幅広く音楽が好きだ。

 

そんな大好きなポルノのヴォーカル昭仁さんのソロライブ。

このライブは昨年よりyoutubeでスタートしたスペースシャワー連動企画「DISPATCHERS」のライブ。

 

この番組では、ファンとの交流や弾き語り不定期にアップしている。過去には、DISH//の「猫」やLiSAの「紅蓮華」などがカバーされている。

 

www.youtube.com

 

そんな番組からのオンラインライブ。予想もつかないセトリ。Twitterの告知では、ポルノの楽曲からカバー曲までと期待しかない文言が入っていた。

 

 

さあ何の曲をやるんだろう。そんな期待しかない状況で、このライブは始まった。

 

先に全体の感想を言うと、語彙力もなくなり、終始興奮し続けた最高のライブだった。

聞いたときの感情とともにこのブログに書こうと思う。

 

 

1. ROLL

ループマシンを活用して、徐々に音を重ねていき始まったのがこの曲。原曲はもちろんだが、昭仁さんの歌声は年々歌唱力が上がっているので、常に音源を超えてくる。ループマシンとともに歌われるROLLで一気にライブの空間に引き寄せられる。

 

 

2.Zombies are standing out

ポルノの中でも新しい挑戦と語っているこのロックサウンド全開の楽曲が、弾き語りで歌うと全く違う楽曲に仕上がる。過去にも歌ったこともあるのでイメージはあったが改めて聞くとこのバージョンも好きだと再認識させられる。

 

3. 愛なき…

2ndアルバム「foo?」に収録されている楽曲。MCでこの曲を歌うと聞いたとき発狂した。いや、何度もライブいっているのにライブで聞いたことがない。確認すると2006年のライブ以来。音源も素晴らしいのだが今歌うからこそ歌詞により深みを感じさせる。

 

 

4. 白日

カバー曲を歌うといって一発目がKingGnuのこの曲。ポルノグラフィティの大ファンであるKingGnuの井口さんと去年オールナイトニッポンで共演してから1年越しにカバー返し。井口さん自身Twitterでこの感動をつぶやき、それに対してリプをする昭仁さんの会話は両方のファンとしては感動。昭仁さんらしさもありながらリスペクトを感じさせるカバーが何度聞いてもいい。

 

 

5. 優しさ

次は藤井風のこの曲です。このMCを聞いたとき、間違いなくこのライブで一番興奮していた。今大好きなアーティストの楽曲を昭仁さんが歌う。この番組のスタッフが選んでくれたと聞いて心の底からスタッフに感謝した。昭仁さんの力強い歌声はもはやポルノの楽曲でしかなかったがこれでポルノファンが藤井風のファンになっていくことが決まった瞬間だろう。

 

 

6. One more time,One more chance

再度弾き語りに戻り、歌い始めたのが山崎まさよしの名曲。力強さと切なさを感じる歌声がこの曲をまた生まれ変わらせたようにも感じた。

 

 

7. 空も飛べるはず

ここでスタジオを飛び出し、桜の中でギターを持った昭仁さんが登場する。桜の中でスピッツの名曲を歌う姿は、まるでアサヒビール春ラベルのCMにしか見えない。

 

 

8. Aokage

また場面が変わり、木立の中で歌い始めたのがこの曲。3rdアルバム「雲をも摑む民」に収録されたこの楽曲。故郷因島のことを歌ったこの曲は、最近ライブで歌われることも多いがやはり名曲。カバーの連続で感情がついていかなかったからこそポルノの楽曲を披露してくれて少し我に戻れた。

 

 

9. 旅せよ若人

歌う場所が変わり渋谷のレストランになる。そんな場所で1発目に歌われたのはこの曲。浜田省吾水谷公生、春嵐によるユニット・Fairlifeに昭仁さんがゲスト参加したのがこの曲。2010年にリリースされPVもある曲だがポルノ名義じゃないのでライブで歌われることもない。久しぶりにこの曲を聞けて感動した。

 

10. ワインレッドの心

玉置浩二の家で一緒にこの曲を歌ったエピソードからこの曲を歌い始めた。曲の雰囲気が昭仁さんの歌声とあって色気も感じさせる最高のカバーとなる。この曲の後にジョバイロサウダージを歌ってもいい流れになるだろう。

 

 

11. だから僕は音楽を辞めた

ワインレッドの心の余韻を感じる間もないくらい急に始まったのはヨルシカのこの曲。いや感情が追い付かない。新曲「光あれ」がヨルシカのn-bunaが作っているのでカバーするのではと思っていたがこんな急にはじまるのは反則だ。ほか楽曲は歌声からポルノっぽさを感じることも多いがこの曲はポルノにない要素が多く、カバーといった感じを強く感じた。

 

 

12. 丸の内サディスティック

女性アーティストを歌いますと歌う曲をいったのが、椎名林檎のこの曲。アレンジされたこの曲はめちゃくちゃおしゃれなサウンドとともに昭仁さんの歌声が合わさり最高の楽曲になっていた。

 

 

13. 真夜中のドア~Stay With Me

現在海外で日本のシティポップがブームになっている。その代表曲が松原みきのこの曲。そこまで聞き込めていないこともあったのかもしれないが、完全にポルノの新曲だった。これ「BUTTERFLY EFFECT」に入ってなかったかなと錯覚するほどに。

 

 

14. 未来予想図II

そしてカバーラストとして歌ったのがドリカムの名曲。多くのアーティストがカバーしている楽曲だがやっぱりこの曲のカバーもさすがだ。

 

15. Shaft of Light

番組内で辻村有記とともに作り始めたこの楽曲を初披露。そして本日より配信されることが告知された。新曲が聞けるうれしさと明日より音源を聞けるうれしさでまた感情がおかしくなる。最先端なサウンドで始まるイントロを聞いたとき、まるでw-inds.の新曲のよう。この曲は、ポルノだったら生まれなかったかもしれない。それは昭仁さんのソロ活動だから見つけることができた新しい楽曲だ。

 

16. 光あれ

 そしてあっという間に最後の楽曲に。ヨルシカのn-bunaが作ったこの曲。ソロデビュー作ともなる曲が今の世界に対しての応援をするかのようにこのライブを締めくくった。

 

最高としか言えないセットリストとカバー曲たちのアレンジ。初めて聞けた新曲。もう感情が追い付かないし、語彙力もなくなるあっという間の1時間半だった。

 

 

これからの活動で期待するものが増えたライブだった。

カバーアルバム・ソロコンサート・このライブのDVD/BD・フェス出演。

そしてなんといってもポルノグラフィティとしての活動。

 

早く生で昭仁さんの歌声が聞きたい。

そんな気持ちになった最高の時間だった。

 

人は感情が追い付かないと語彙力がなくなることを再認識した時間でした。

 

このブログで興味を持った方は、4月14日までアーカイブがあるのでぜひ見てほしい。