【記事投稿 2021/9/23】
昨日リリースされたポルノグラフィティのニューシングル「テーマソング」
2019年7月にリリースされた「VS」以来2年ぶりのシングルとなる。
このブログでは、これまでの歴史や昭仁さんのオンラインライブ含めて何度も記事にしてきた。
ポルノグラフィティは自分にとって音楽というものにハマるきっかけでもあり一番好きなアーティストだからだ。
もちろんファンクラブにも入っており、数ある好きなアーティストの中でもポルノだけは間違いなく1番好きだと断言できる。
今回のシングルは、『ポルノグラフィティ 2021 "新始動"』のスタート。
昨年12月に行われた『CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜』のライヴ映像のDVD/BDも付属しており、もちろん購入した。
そしてこのシングルには、表題曲の「テーマソング」含めて3曲収録されている。
新曲ブログでもそのうち2曲を紹介してきたが、このブログではシングルとして3曲とも紹介したい。
テーマソング
ドラムロールから始まり、昭仁さんの伸びのある歌声がこの曲を爽やかにスタートさせる。「歴史学者のペン先」と始まる1番は、これぞ晴一さんのワードセンスだなと思わせてくれる。1番の歌詞からは、自分自身が世間と比べている様子や自分自身の不安が感じる。サビになり音楽とともに自分自身の人生を歩んでいく。
2番では、不安とそれを乗り越えようとしていく心の葛藤が感じられる。ギターソロとともに心の奥底の不安に。そんなものを乗り越えさせてくれるかのように手拍子とともに自分ひとりじゃないことを思わせてくれる。
楽曲を初めて聞いた時は、ポルノらしさもありながらどこかカップリング曲のようにも感じる爽やかな楽曲。ただ複数回聞き歌詞をしっかりみながら聞いてみるとサウンドや歌詞。歌い方の表現それぞれが聞いている人やファンに寄り添ってくれている。
PVはドキュメントだったが、自然と頭の中ではこの曲のPVのイメージができた。1人1人違った人生を歩んでいる。1人1人のテーマソングになってほしいという意味合いもあるからこそ、あえてPVをドキュメントにしたかもしれない。
動画は、PVではなくTHE FIRST TAKEを張っているがこちらも素晴らしいので見てほしい。
REUNION
『CYBERロマンスポルノ'20 〜REUNION〜』のために作られた楽曲。この時のオンラインライブで初めて披露してから音源として聞くことができることを長く待っていた。
「テーマソング」の最後では、「ほら、その胸は震えているか?」という歌詞で締めくくられるが、続けて聞くとまるで「REUNION」のイントロが胸の震えている様子を表しているように聞こえてくる。このつなぎ最高すぎるとすでに何度も続けて聞いてしまっている。
昨日の新曲ブログでも記載をしたが、この曲はライブで披露したときから生まれ変わっている。曲のベースは同じだが、メロディや歌詞が再構成されている。
この曲は、「テーマソング」と比べてロックサウンドが全開でとてもかっこいい。この曲は、ポルノグラフィティというロックバンドがコロナ渦や世の中に対しての挑戦や反骨精神のようなものがサウンドから感じられる。
新しく付け加えた歌詞の「止まった思考と」の部分の昭仁さんの歌い方はカッコよすぎる。
IT'S A NEW ERA
動画がないので載せないが、今回のシングルを購入し始めて聞く新曲。
ほか2曲と違い歌いだしからスタートする楽曲。そんな歌いだしから徐々に歌詞の世界観に入ることができる。
歌詞を見ると、船や荒波、新世界など、どこか「ワンピース」の世界観を連想させるワードがちりばめられている。主題歌というわけではないが、「ワンピース」が好きな自分としては、自然と映画の主題歌のように漫画のいろんなシーンが脳内で浮かんでいた。インタビューでは、「テーマソング」と歌詞の意味合いは似たようなことを言っているとも語っている。
3曲とも続けて聞いてみると、3曲ともが映画やドラマ、アニメのタイアップなのではないかと思わせる歌詞や楽曲の世界観だ。
オープニング「テーマソング」
挿入歌「REUNION」
エンディング「IT'S A NEW ERA」
そんな感じで1つの作品ですべてポルノが担当しているようにも感じた。
ポルノグラフィティのシングル楽曲は、これまで多くのタイアップを担当した。その世界観にあった歌詞やメロディで多くの作品を彩ってきた。
ただ、今回に関しては3曲ともタイアップがない。
正直情、報だけ見たときは疑問すら浮かんだ。
でもシングルに収録されている3曲を聴いて分かったことがある。
今回の3曲とも、聞いている人にとっての主題歌でありテーマソングになってほしいという気持ちが詰まっているのではないだろうが。
だからこそだれもが自分自身のストーリーとあわすことができるようにタイアップがなく、PVがドキュメントになっているのかもしれない。
サブスクでだれもがシングルCDを購入しなくても聞くことができるようになった今の時代。だからこそこのシングルは、3曲とも通して聴いてほしい。
そんな気持ちになったからこそ、今回のブログでは、「IT'S A NEW ERA」のAWA音源は載せなかった。
1曲1曲でも最高だが3曲通して聴くとまた違った楽しみ方ができる「テーマソング」というシングルをぜひ、聞いてほしい。
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