ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

最高という言葉で片付けられないポルノグラフィティ岡野昭仁「配信LIVE2021『DISPATCHERS vol.2』」

昨日、行われた昭仁さんの「配信LIVE2021『DISPATCHERS vol.2』」

 

前回4月に行われ、その時の感動はこちらのブログにも書いています。

akiryo.hatenablog.com

 

その時も題名通り語彙力をなくすほど感動したオンラインライブでした。

そんなライブの第2弾がまさかこんな早く行われるとは。

 

発表されてから開催されるまで楽しみすぎて毎日何を歌うのかずっと考えていました。

 

そんなオンラインライブの感想を1曲ずつ振り返りながら書いていきたいと思います。

 

 

 

01. ギフト

ギフトの歌いだしからスタートしたこのライブ。弾き語りで原曲とまた違った雰囲気で聴かせてくれる。先日ダイノジYouTubeチャンネル【ダイノジ中学校】で語られたこともありより歌詞の良さを再認識した。

 

 

02. リンク

バンドサウンドや転調が印象的なこの楽曲を弾き語りで歌うとここまで印象を変えるのかと思させてくれた。リンクもバンドとしての代表曲のような存在になってきているような気がする。

 

 

03. マリーゴールド

この楽曲よりtasuku(Gu)と、渡辺シュンスケ(Key)と一緒にライブを進めていく。日本の音楽史を辿っていくと話しながらスタートしあいみょんの名曲。前回、春の楽曲を歌ったイメージがあったのでひょっとしたら歌うのではと思っていたが予想があたりうれしかった。

 

 

04. HANABI

Mr.Childrenの楽曲を昭仁さんが歌う。正直想像もしていなかった。確かに何度か一緒に楽曲を歌ってはいる。ちょっと張り切りすぎたと曲終わりのMCでも語ったように少しつらそうな様子も感じたがそれでもしっかり岡野昭仁というジャンルの音楽に仕上がっていた。最後のもう一回の歌い方はもはやポルノだった。

 

 

05. 勿忘

2021年を代表する楽曲となったAwesome City Clubのこの曲。話題の楽曲を何か歌うだろうと思っていたが正直「ドライフラワー」だと思っていた。まさか男女2人で歌う楽曲をチョイスするとは。この曲に関しては、原曲超えてきていたようにも聞こえた。

サウンドが少しポップにもなっており、また原曲とは違った良さがある。

 

 

06. 人として

SUPER BEAVERの楽曲。大好きなSUPER BEAVERの存在を昭仁さんが知ってくれている。ビーバーファンでもある自分にとってタイトルとバンド名を聞いた時に耳を疑った。前回の藤井風と同じくらいの衝撃だった。今の世の中にあった楽曲として歌ってくれたこの曲。本当に歌ってくれてありがとうございます。そして、ポルノグラフィティのファンの皆さんSUPER BEAVERを聞いてください。絶対好きになると思います。

 

 

07. JUBILEE

くるりの楽曲。同世代のアーティストの楽曲を2曲続けて歌いますと歌ってくれたこの曲。この前の2曲は注目の若手バンド枠という位置づけだったのだろう。

正直同世代というイメージはなかったくるり。この曲は、「チオビタ・ドリンク」CMソングとしても使われた曲。ピアノの旋律とともに昭仁さんの歌声が合わさりとても聞き心地がいい。

 

 

08. サヨナラCOLOR

SUPER BUTTER DOGの名曲。ピアノとギターのサウンドともに歌われたこの曲は、エモさしかない。曲もいいし、歌声がすばらしい。

 

 

09. 情熱

UAの代表曲となるこの曲。ラテン調の楽曲を得意とするポルノグラフィティにとってもはや完全に自分の楽曲にしていた。情熱というテーマもポルノらしさを感じるからこそというのもあるのだろう。この曲あたりから前半、張り切りすぎたといっていたことを思い出してしっかり復活している歌声に改めて驚かせられる。

 

 

10. 今だから

松任谷由実小田和正財津和夫の3人のコラボ楽曲。恥ずかしながらこの曲は今回のカバーで知った。カバーで初めて知った曲はもはやポルノグラフィティの新曲として聞かせてくれるのが岡野昭仁という強さ。原曲の良さもしっかり伝えてくれ、80年代を感じさせる照明がより楽曲の印象を残す。

 

 

11. アイネクライネ

米津玄師の楽曲。2014年になんばHatchで行われたFM802主催の『SING IT UP』というカバーライブで1度だけ披露したこの曲。当時のライブに申し込んだが倍率がものすごく高かったのを思い出した。キャパ2000人の会場でこの曲を生で聞いた人がいるのかと思うと羨ましさしかない。調べてみるとその時のセットリストもえげつないのでしらべてみてほしい。

 

 

12. 若者のすべて

フジファブリックの名曲。この曲で日本の音楽史を辿っていくとスタートしたカバーは終わりを迎える。この曲もうれしさしかなかった。多くのアーティストがカバーしている名曲だが昭仁さんの歌声で聞くことができるとは。

 

 

13. フラワー

カバーが終わり、ベンチに座り歌い始めたこの曲。映画『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』の主題歌。出演をしていた三浦春馬の追悼の意味も込めて昨年YouTubeでも歌われた。今回も、語りはしなかったが1年というタイミングもあり、同じ事務所でもあった三浦春馬に向けて歌った気持ちもあるのだろう。

 

 

14. Shaft of Light

第2弾ソロシングル。前回のライブで初披露となったこの曲だがより楽曲のクオリティも上がっていたようにも感じた。しっかり自身の楽曲の振れ幅を広げている。

 

 

15. 光あれ

第1弾ソロシングル。こちらもしっかりソロ曲の代表曲といってもいいくらい仕上がっていた。聞けば聞くほど好きになるポルノのスルメ曲の要素を持っていると思う。

 

 

16. その先の光へ

そして最後の楽曲として披露されたのがスガシカオからの楽曲提供となった最新曲。音源で聞いた時もすきではあったがライブで聞くとより好きになれる。

 

 

前回同様16曲という楽曲を披露してくれたオンラインライブ。

ライブの最後には、ポルノグラフィティという“母屋”の様子を見に帰らないという、うれしい発言をしてくれた。

 

カバー曲では、曲への尊敬と岡野昭仁だからできる持ち味の融合が光る。

ポルノの楽曲やソロ楽曲では、完璧な歌唱力で音源を超えてくる。

そして、ライブを感じさせるオリンピックトークやチャットとの会話では楽しんでいる様子もしっかり伝わる。

岡野昭仁のいろんな一面を見ることができた最高のライブだった。

 

 

母屋とも表現をしてくれたポルノグラフィティとしての活動。

デビュー日まであと1か月ちょっととなったのだがどんな活動をしてくれるのだろう。

ただ一つ言えるのは完全にこのソロ活動はポルノとして何倍も大きな成長を与えてくれた。どこまで成長するんだろう、そんな気持ちもありながら常に進化し続ける岡野昭仁という存在。

 

ただこの岡野昭仁という存在は、新藤晴一という存在がいてポルノグラフィティとして活動をしたとき完全体になる。

 

そんな進化したポルノの今後の活動が楽しみだ。

そして、『DISPATCHERS vol.3』もぜひお願いします。

 

今回のブログをみて見たくなった人はアーカイブ期間もまだあるのでぜひ見てください。

 

本当に最高のライブだった。