ポルノグラフィティ(2018年46thシングル「カメレオン・レンズ」～2019年50thシングル「VS」)
フェスの出演で今まで以上の勢いがでてきたポルノグラフィティ。
20周年に向けてこの年多くのシングルをリリース。そしてサブスクの解禁をします。
この1年の楽曲は本当に幅の広さを感じる1年でした。
2018年
46thシングル「カメレオン・レンズ」
カップリング→(前夜・カゲボウシ(live ))
この曲を初めて聞いた時、これこそポルノだ。めちゃくちゃすきな感じとこころの底から思いました。タイアップを受けた時のことをインタビューの際にこう語っていました。
新藤 タイアップの打ち合わせをする場合、「ミュージック・アワー」や「愛が呼ぶほうへ」「ハネウマライダー」「サウダージ」みたいな曲を引き合いに出されることが多いんだけど、今回は具体的に「『渦』みたいな曲を」って言われて。
──それは意外なところを求められた感じですね。
新藤 うん。「渦」は自分らの中でも特殊な曲ではありますからね。そう言われたからといってまったく同じような曲を作るつもりはもちろんなかったけど、ポルノの“1つ目の層”じゃない部分を求められたことは純粋にうれしかったです。
ドラマサイドがめちゃくちゃポルノの良さを分かってる。もちろん、サウダージのようなラテン曲もいいしアップテンポもいいけど、渦を出してくれるあたりちゃんと聞いてくれる人だなと感じます。
この曲は個人的に渦を超える名曲となったと思っています。
47thシングル「ブレス」
アニメ映画「劇場版ポケットモンスターみんなの物語」の主題歌
カップリング→(海月・ライラ)
コナンの映画の次はポケモンの映画。確実に子供層のファンが増えるきっかけとなりました。20年を迎えて当時からのファンは結婚して子供ができて家族でファンになる人も増えてきています。前回の曲とは全く違い、ポケモンのイメージにも合うさわやかな楽曲です。
カップリング曲のライラは今ではライブの最後に歌う定番曲になっています。
18年間最後はほとんどジレンマだったので急にかわり始めは終わった感じがしなかったですが、今や愛着もありサポートメンバー含めてソロを聴ける楽しい曲です。
初回盤のDVDには「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2017」のライブ映像が収録されており、フェスでのポルノを見ることができて、また新しい感覚になりました。
このDVDを見た上で去年のロッキンに参戦をしました。DVDの時は初めてだったこともありトークで広島弁もほとんど使わず、セットリストもアニメ主題歌に使われた曲も多くロックバンドというイメージを出していました。
ただ去年のロッキンは、ラストにミュージックアワーを歌い全員でヘンな踊りをして楽しめさせるようないつものライブの雰囲気を感じました。
6万人以上がポルノを見ている光景は感動しかありませんでした。
48thシングル「Zombies are standing out」
ソニー「ウォークマン NW-A50シリーズ」Web CMソング
シングルカウントされていますが、配信限定のシングルです。
今回はロックバンドを感じさせる楽曲。
ブレスからの曲の違いに出た当初はびっくりしました。かっこよすぎるでしょ。
ライブで歌う際に新境地となる曲といってこの曲を歌っています。
ソニーウォークマンのタイアップがついたというのはソニーミュージックがポルノへの期待を込めたこともうかがえます。
また、この楽曲を含めた過去全楽曲をサブスク解禁をしました。これを機に私自身もサブスクで音楽を聴くようになりました。
49thシングル「フラワー」
映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」主題歌
前回同様配信限定シングル。
今回は、バラード。どれくらい楽曲の引き出しがあるのかと思わされました。
この曲は、先日亡くなった三浦春馬さんが出演をした映画の主題歌でもありました。この曲に限らず同じ事務所ということもあり三浦春馬さん出演のドラマや映画のタイアップも多くありました。
あなたがここにいたら→映画「奈緒子」
EXIT→ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」
フラワーが主題歌となった映画は、死がテーマだったこともあり、三浦春馬さん亡くなった後が昭仁さんは自身がやっているYoutube番組である「「DISPATCHERS｣で何も言わずこの曲を弾き語りをする動画を公開しました。
2019年
50thシングル「VS」
ブレス以来1年ぶりのCDシングルです。昨年の東京ドームで行われた20周年ライブをみて一番好きな曲になったのがこの「VS」という楽曲です。タイトルだけを見た時もっと激しいロックサウンドの楽曲だと思っていました。実際は、過去の自分との対比を歌った楽曲になりどこか落ち着かせながらも盛り上がりもある曲になっています。
前のブログとも話をしましたが、プッシュプレイと対比をしている曲にもなっており、神VS神ではこの曲の最後にプッシュプレイの歌詞をいれて歌っています。今でもこの曲を聴くと東京ドームの公演が頭に浮かび涙が出そうになります。
全部で12回にわたりポルノグラフィティの20周年を振り返りました。正直ここまで時間がかかるとは思っていませんでしたが1曲1曲に大きな思いれがありこれくらいかかってしまいました。
現在コロナの影響もあってかリリースやライブの情報はポルノとしてはありませんが、新曲を聴けることやライブを見られることを楽しみにしています。
