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楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

今週の新曲オススメの16曲【2022/07/06】

【記事公開日:2022/07/06】

 

2022年も下半期になりました。

7月最初の新曲ブログです。

 

今週は295曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

 

ブレーメン/ヨルシカ

グリム童話の物語「ブレーメンの音楽隊」をモチーフに制作された楽曲。

歌いだしから始まり、聞き心地のいいサウンドと共に自然と世界観に入り込んでいく。少ない音数の中でおしゃれさもあり、グルーブを感じさせる楽曲。物語をモチーフにしている歌詞ではあるが、【死ぬほどのことはこの世に無いぜ】というフレーズからは多くの人に向けたメッセージ性を感じられる。

 

 

逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)/Ado

今回は、Vaundyからの楽曲提供。これまでリリースされた2曲とはまた雰囲気を変えてロックサウンド全開の楽曲。サビでは、声を荒げて歌うAdoの歌声が印象的。これまでの楽曲もそうだが、彼女は楽曲提供者の歌い方を憑依させているように感じられる。今回もVaundyの歌声が脳内では一緒に聞こえてくる。この憑依をさせるような歌唱力と表現力だからこそ多くの提供者が自由に曲を作れているのかもしれない。

 

 

404. NOT FOR ME/Saucy Dog

アクションスポーツフットウェア&アパレルブランド「VANS」のキャンペーン楽曲。今日リリースされたミニアルバム『サニーボトル』の収録曲。タイトルの404はインターネットで検索ページが存在しない時のエラーコードを表す。404は好きだった人がいなくなったことを表しており、自分には合わなかったという強がりから後悔への気持ちの変化が感じられる楽曲だ。

 

 

ブレス/緑黄色社会

結成10周年記念日にリリースされた楽曲。キャッチーな楽曲のリリースが続いていた緑黄色社会。今回は、ヴォーカルの歌声が際立つミディアムバラード。間奏部分ではバンドサウンドが盛り上がりピアノの音色がきれいに際立っている。後半になるにつれて曲の印象は明るくなっていく。この曲は聞けば聞く程はまっていくするめソングとなりそうだ。

 

 

Focus on me/WANIMA

グアムを舞台にしたABEMAオリジナル恋愛番組『シャッフルアイランド Season2』のエンディングテーマ。南国を感じさせるようなサウンドだが、アップテンポすぎてはいない。間奏はベースやギターが落ち着きもありながら存在感がある。これまでのWANIMAの楽曲とは印象を変えてくれる楽曲だ。

 

 

ペンペン/go!go!vanillas 

ペンギンをテーマにした愛の歌。スタート45秒はアコースティックスタイルでゆっくりとしたテンポ。そこから急にアップテンポになりバニラズならではのカントリー調のサウンドへと変化していく。そこから1分後にはまたテンポがかわり、1曲の中で何度も雰囲気を変えていく。go!go!vanillasの新しい挑戦とバンドならではのサウンドが融合したような楽曲。

 

 

サイダー/秦 基博

『映画ざんねんないきもの事典』の主題歌。映画で描かれているざんねんな一面をもちながら懸命に生きているいきものたちを歌った楽曲。夏を感じさせる爽やかな歌詞とメロディ。秦 基博の伸びのあるきれいな歌声も存分に味わえることができる。聞き心地もよく、気づけば何度も聞きたくなってくる。

 

 

earth meal/asmi 

2020年にリリースされたRin音の1stアルバム「swipe sheep」に収録されていた「earth meal feat. asmi」のリアレンジ。「PAKU」が現在大ヒット中の彼女。「ヨワネハキ」など、中毒性の強いキャッチーな曲が注目されがちだが、この曲は落ち着いたサウンドで彼女の本質でもあるチルさを感じさせる楽曲。ゲスト参加も多く、彼女の歌声を聞く機会も多いが、おしゃれでエモさのある楽曲がやはり好きだなと再度思わせてくれた。

 

 

Special Love/ゴスペラーズ

ジャニーズWESTへの楽曲提供曲のセルフカバー。6th Album 「W trouble」の収録曲でこのブログではアルバムレビューにて紹介もしている。

ゴスペラーズのインタビュー記事の中では「ゴスペラーズの皆さんが、自分たちの新曲を作るような気持ちで書いてほしい」と依頼を受けたと書かれていた。だからこそ、セルフカバーを聞くと完全に彼らの新曲といってもおかしくない。また、ジャニーズWESTの原曲は、ゴスペラーズらしさを感じられながらもグループのよさがしっかりと感じられるコラボ作品のようになっている。インタビューのオファー内容からジャニーズWESTの楽曲提供曲がアーティストの個性を強く感じられる理由が分かった。

 

 

北酒場(Night Tempo Showa Groove Mix) /Night Tempo,細川たかし

北酒場』が発売されて40周年という節目でのリリース。原曲とは大きく雰囲気を変えてテンポアップしている。おしゃれさをも感じさせるサウンドに原曲の良さが混ざりあっている。普段聞かないジャンルでもある演歌。「北酒場」という名曲をより身近で聞きやすくおしゃれにアレンジしてくれている。

 

 

ジリジリSUMMER/GENIC

2020年にデビューをしたエイベックスの男女7人組ダンス&ボーカルグループ。「Da-iCE music Lab」に出演をしていたことで存在を知った。夏の日差しを感じさせるイントロのサウンド。温度が上昇するかのようにサビに向かうにつれてテンポアップしていく。avexのDNAを継承するGENICの今後の躍進を注目したい。

 

 

熱海/Kroi

2nd Album「telegraph」から先行配信。

夏を感じさせる爽やかなさもありながらノスタルジックなサウンド。だからこそ、昭和から夏の旅行の定番となっていた熱海がタイトルとしてしっくりくる。Kroiも毎回雰囲気を変えてくれるバンドだが、これまで紹介した中でも一番好きな楽曲かもしれない。改めて彼らのこれまでの楽曲を聞きたくなった。

 

 

Summer 麺/なきごと

カップラーメンを食べるためのタイマーをセットしているかのようなイントロ。盛り上がりのあるロックサウンド。タイトルの「Summer 麺」と繰り返すサビは中毒性がある。これまでの楽曲とは雰囲気を変えてきている。モチーフとなっているカップラーメンの待ち時間である3分ちょうどに曲が終わるのも面白い。

 

 

夏休みはもう終わりかい/the band apart

5年ぶりのフルアルバム『Ninja of Four』の収録曲。CDリリースは来週だが配信は本日よりスタート。バンドならではのおしゃれなベースラインやギターのサウンド。この曲から今回のアルバムはスタートするのだが、こんなおしゃれなスタートをするとどんなアルバムに仕上がっているのか聞きたくなってくる。

 

 

明日には振り向いてよ/クレナズム

フジテレビ系『めざまし8』7月度エンディングソング。

おしゃれなベースラインとともに80年代後半を彷彿させるシンセサイザーサウンドがどこか懐かしさを感じさせる。中毒性もありながらメロディーの変化も面白い。バンドとして新境地も感じられる1曲だ。

 

 

Powder/ヨイズ × WALTZMORE

このブログでも何度も紹介をしているWALTZMOREと二人組バンドのヨイズのコラボ楽曲。二組の力強くきれいな歌声が合わさり唯一無二の世界観を作り上げる。ゆっくり落ち着いてはじまるからこそ、二人が一緒に歌い始めた瞬間はいい意味で驚かさせてくれる。ヨイズに関しては今回初めて知ったが注目したいバンドの一組になった。今後注目のバンド二組のコラボだ。

 

以上の16曲です。

 

来月でこの新曲ブログを初めて2年となります。

そのタイミングでまた何か新しいことや企画ができたらなと思っています。正直まだ何も決まっていませんがぜひ、お楽しみに。

 

今週も読んでいただきありがとうございました。

 

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