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楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

『逆転カンサイFES. ~青春をとりもどそう~』出演アーティスト紹介

【記事公開日:2022/07/16】

 

現在、私はNFRSラジオで毎週木曜22:30~「Radio Dream」という番組のDJを行っています。この番組では、ナンカノユメのギターdaishiさんと毎週インディーズのアーティストの紹介をしています。

 

今回番組の縁で、こちらのイベントのライブレポートを書かせていただくことになりました。

 

2022/8/6(土) [大阪] 服部緑地野外音楽堂
『逆転カンサイFES. ~青春をとりもどそう~』

 

一山楓が主催を務めるイベント。

~関西のインディーズアーティストが作る手作りのFES~として昨年スタートをした。コロナでライブハウスの営業が止まり、多くのアーティストの活動の場所がなくなった。少しづつ状況が快方へ向かう中、全ての危機的状況を逆転すべく関西のインディーズシーンをさらに盛り上げるために服部緑地野外音楽堂にて、「逆転カンサイFES.」を開催。今年は2回目の開催となるイベントです。

 

そんなイベントに出演をするアーティストの紹介を今回の記事ではさせていただきます。

 

 

スクう空氣

楽曲:ナイトクルージング

イベントの主催でもある一山楓がGt.voを務めるバンド。Key. HiRo.、Ba.茅子、Dr. とら、の4人組バンド。「きみをすくう音楽を。」をコンセプトに活動中。

この曲は、2022年1月リリースシングル『ナイトクルージング』の収録曲。歌いだしから始まり心地よいギターのサウンドと共に始まりから心をつかむ。個性もあり聞き心地の良い歌声だかこそゆっくりとしたサウンドと絶妙に合わさっている。そして楽曲全体からはどこか懐かしさを感じられる。

同シングルの収録曲「電話」では、徐々に疾走感がでてきて盛り上がりを見せる。また、「エンドロールは最後まで」ではキーボードの音色がメインとなり爽やかさな雰囲気を見せてくれる。現在この3曲はサブスクでも聞くことができるがどの曲も違った表情を見せてくれる。主催イベントで彼らはどんなライブを見せてくれるのか楽しみだ。

Twitterスクう空氣 (@suukuukuuki) / Twitter

 

天邑

楽曲:キミノウタ

阪堺出身の台湾と日本のハーフシンガーソングライター。今年の5月に上京をして活動中。この曲は上京をした日にYouTubeでPVを公開した楽曲。この曲は聞いている方一人一人にむけた【あなたの歌】。歌詞からは、自身の上京への不安と夢への挑戦する気持ちも伝わってくる。「どんな時でもこの歌は傍にいるからね」と聞いている方に寄り添うフレーズも印象的。アコースティックギターのみだからこそ歌詞のフレーズはよりスーッと心に入ってくる。「ドレミファソラシ」の後のフレーズはドが必ず来るようになっており歌詞構成も個人的には好きだ。

最新曲「秘密」では不倫や浮気がテーマとなった歌詞と共にバンドサウンドがダークな雰囲気と壮大さを感じられる。この2曲の振れ幅から今後の活動にも期待したくなる。現在8曲がサブスクで聞くことができる。上京をしてより力をつけた彼女のライブが楽しみだ。

Twitter天邑 (@tenyu_official) / Twitter

 

 

小川健介

楽曲:未完成ユートピア

シンガーソングライターとして活動をしている小川健介。NFRSラジオでは毎月第1土曜日24:00〜『小川健介のBEGINS NIGHT ON』のDJを担当している。

この楽曲は、2020年にリリースされた楽曲でサブスクでも聞くことができる。動画は「逆転カンサイFES. ~Spring challenge~」の時の映像でバンドスタイルで披露されたものだ。原曲は、爽やかなサウンドと彼の歌声がメインとなりメロディなどから夏の飲料水のCMを彷彿させるようなフレッシュを感じられる。バンドスタイルで披露された動画を見るとエレキギターが存在感を放ち、ロックサウンドが中心となりかっこよく生まれ変わっている。どちらのバージョンも彼の歌声の良さを際立たせている。今回のライブではバンドスタイルでの出演。ロックでかっこいいステージを見せてくれるだろう。

Twitter小川健介 (@tribueray) / Twitter


 

ナンカノユメ

楽曲:キツネノヨメイリ

関西を中心に活動中の歌ものポップロックバンド。Vo.841とGt.daishiの二人組。ラジオも一緒にやっておりこれまで何度かこのブログでも紹介をさせていただいた。

90年代を思い出させるどこか懐かしいサウンド。ヴォーカル841の艶やかな歌声とdaishiの力強いギターサウンドが一度聞けば耳に残る。この曲は、歌いだしから始まりしっかりと心をつかむ。好きな人が結婚した時の切なく何ともいいづらい気持ちを歌った歌詞は自然と情景を浮かばせて歌謡曲のような雰囲気も醸し出す。

この1年で何度かライブを観に行っているがライブを見るごとに実力が上がっている。だからこそ、初出演の今回のライブでも多くの観客を盛り上げてくれるだろう。

Twitterナンカノユメ【なんゆめふぁーむ】 (@nankanoyume2019) / Twitter

 

 

Miranda Otsuji

楽曲:NEGATIVE

地元大阪花園ラグビー場での動物チャリティーフェス主催を夢見て活動中のシンガーソングライター。2016年10月から活動開始。2度の声帯結節治療休止を経て2021年1月に復活をして活動中。

この曲「NEGATIVE」は、心の中のNEGATIVEと戦い、新しい自分を見つけた女の子の物語としてたくさんの人が少しでも前向きになってほしいという気持ちが書かれている。ネガティブというタイトルとは対照的にフレッシュで明るい気持ちになれるバンドサウンド。タイトルも英語で大文字で書くと不思議とエネルギッシュに感じられる。彼女の力強く伸びのある歌声とかっこいいバンドサウンドで歌詞と共に明るい気持ちになれる。1st アルバム「DICE」に収録されており、2ndアルバムと共にサブスクで聞くことができる。力強く明るい彼女の歌声でライブも盛り上がるだろう。

TwitterMiranda Otsuji💋🎸8/6(土)逆転カンサイフェス (@mirandaotsuji) / Twitter

 

 

pachae

楽曲:遣る方無いブルース

マカロニえんぴつやsumikaが所属する事務所murffin discs主催の新人オーディションで2020年に選出。murffin discs所属のVo.音山大亮、Key.さなえ、Gt.バンバからなる3人組バンド。
この曲は、EP『GIM』の収録曲。鍵盤のきれいな音色から始まるイントロ。聞き心地がよく自然と聞きたいと思わせてくれる。ヴォーカル、キーボード、ギターの3人の構成でなるバンドだからこそ、キーボードが主軸となり曲を色鮮やかに演出してくれる。ラスサビ前の間奏ではキーボードとギターの音色が際立っている。ヴォーカルの歌声も個性があり、他のバンドとの違いを差別化できている。この曲にかぎらずEPでは印象の違った楽曲達が並んでいる。2曲目の「冥王星ガール」はやわらかく落ち着いたメロディで違った印象を与えてくれる。ライブで聴けるのが楽しみだ。

Twitterpachae (@pachae_official) / Twitter

 

 

Lala

楽曲:夜明けまで

京都発Gt.Vo. ayaho、Dr.YUMEKAのバンド。ポップでキャッチーなメロディであなたの日常に寄り添う音楽を届けますをキャッチフレーズに活動中。十代白書2020準グランプリにもなっている。

疾走感のあるロックサウンド。かわいさもありながらかっこいいayahoの歌声が曲を彩ってくれる。疾走感のあるまま進んでいくかと思えば途中で転調をして雰囲気を変える。ラジオで紹介をした『だまされてあげる』でも曲の変化に驚かされたがこの楽曲も同じく驚かされてよりバンドに興味がわいた。他の楽曲達もライブで聞くことが楽しみだ。

TwitterLala (@LaLa35941760) / Twitter

 

 

ザ・ハウル

楽曲:Busy,busy!!!

兵庫県三田市出身の2人組。Vo.海、Ba.風人からなるバンド。自身の音楽を"HAPPIEST MUSIC"と称し、ポップセンスが光る楽曲に、優しく暖かな歌声で観る者、聴く者を音で楽しませる事をモットーとしている。

この曲「Busy,busy!!!」は、ベースラインから始まりおしゃれでかっこいいイントロ。リズミカルに進んでいき、ジャジーに曲を彩る。サビになると急に盛り上がり、Busy,busy!の部分は中毒性があり気づけば口ずさんでしまう。おしゃれさもありながらバンドサウンドからはカッコよさを感じられる。間奏のシンセサイザーやギターのサウンドで曲はよりもありがる。この曲をラジオで紹介した時、この曲をライブで聴いたら絶対楽しいだろうと思っていたので今回ライブを見ることがでてうれしい。12月11日にバナナホールでワンマンライブが決まっている彼らのライブに注目だ。

Twitterザ・ハウル(12/11バナナホールワンマン) (@osaka_thehowl) / Twitter

 

 

透明な7日目の真実

楽曲:奇跡 ~ヒカリ~

Vo/Ba.芽菜とDr/Cho.Chadの二人組。貴方の笑顔とその先の一歩へをキャッチコピーに活動中のバンド。この曲は2020年にリリースされた「奇跡へ〜ヒカリへ〜」の収録曲でサブスクでも聞くことができる。

ドラムの音からギターの音色につながり疾走感のあるイントロ。ヴォーカルのかっこよく聞き心地のいい歌声。また、間奏のギターソロも存在感がありかっこいい。頑張っている人を支える応援歌となっており、サウンドや歌詞の世界観などからスポーツのテーマソングで流れていても違和感がないだろう。コンセプトでもある「貴方の笑顔とその先の一歩へ。」を感じさせる歌詞であり、この曲が表題曲となったEPの全曲にこのコンセプトが感じられて聞いているだけで元気をもらえる。元気で楽しくなるライブをしてくれるにちがいない。
Twitter透明な7日目の真実 (@toumei7th) / Twitter

 

 

以上の9組が出演アーティストになります。

 

今回、ライブレポートを書かせていただく関係でアーティスト紹介記事を書かせていただきました。

 

紹介するにあたり各アーティストの楽曲を改めて聞かせていただきました。ジャンルの違ったアーティストたちが個性を持ち自分たちの色を出していることが伝わってくる。

 

すべてのアーティストがライブハウスや路上ライブなどで日ごろから実力をつけている。だからこそ、PVや音源を中心に紹介をしたがライブではよりぐっとアーティストたちの魅力に引き込まれるだろう。

 

今回の記事で少しでも興味を持っていただいた方はぜひ来てください。

もし行くことが難しくても今回紹介をしたアーティストを聞いていただくきっかけになればうれしいです。

 

ライブ詳細はこちら

逆転カンサイFES.2022

日 程:2022年 8月 6日(土)
場 所:服部緑地野外音楽堂
時 間:OPEN 12:30 / START 13:00
料 金:一般 3000円 / 学生 2000円 /当日 3500円
(+1D別途)

 

 

読んでいただきありがとうございます。

一緒にライブを楽しみましょう!

 

 

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