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KinKi Kids 1stアルバム『A album』

【記事公開日:2022/05/14】

 

これまで、ジャニーズWESTの全アルバム紹介や様々なジャニーズグループのシングルやアルバムの全曲レビューをしてきました。

 

ジャニーズWESTの最新アルバムまでのレビュー記事をすべて終えた後、新たなグループでアルバム紹介をスタートしようと思っていました。

 

そんなときふと思ったのが、KinKi Kids

昔から家族も好きな関係でアルバムはすべて音源があり、アルバム曲でも好きな楽曲が多い。

 

ただ、正直記事を書くのを迷っていました。

それは、キャリアが長いからこそリリース枚数が多い。現在オリジナルアルバムは16枚。ベストアルバム5枚。

ベストアルバムは書かないにしても16枚とはすごい数だ。書くことができるのかという不安があった。

 

ただ、KinKi Kidsは今年でデビュー25周年。

これは今書くしかないと思い、書くことを決めました。

 

現在、サブスクでは解禁もされておらずYouTube公式動画もほとんどないので、文章のみの紹介になります。

 

それでは紹介します。

 

『A album』

1997年7月21日リリース。デビューシングル『硝子の少年』と同時発売。

週間1位(オリコン)1997年度年間20位(オリコン

総売り上げ枚数 103万枚

アルバム収録曲は、二人がジュニア時代の楽曲が中心で構成されている。

 

 

1.Rocks

本作のアルバムの為に作られた楽曲。

90年代を感じられるサウンド。イントロのサウンドからはアルバムのスタートを彩ってくれる。間奏のギターソロは曲を盛り上げてくれる。10代の若々しい歌声が今聞くとギャップを感じられる。この曲は、『M album』にセルフカバーが収録されている。そちらと聞き比べてみると歌唱力の成長がすごい。

 

 

2.Kissからはじまるミステリー

堂本剛主演『金田一少年の事件簿 第2シーズン』主題歌。「硝子の少年」と同じく、作詞松本隆 / 作曲・編曲山下達郎が担当している。

しっかりインパクトのあるイントロ。Aメロはラップで歌われて、Bメロで普通に歌いサビへと進む。全体的には一定なリズムでありながら歌い方で変化をつけている。間奏のギターソロからはシティポップを感じられる。今いろんな音楽を聴いてい紹介をしている。これまで何度も聞いている楽曲だが改めてしっかり聞くと楽曲としてのすごさを感じられた。

 

 

3.Tell me

タッキー&翼の「Venus」の作詞作曲も担当した羽場仁志が作曲を担当。

不穏で静かなイントロから始まり急にサウンドが盛り上がっていく。夏に男女が海にいっている情景が浮かぶ歌詞だが、サウンドから夏曲というよりはミステリアスな雰囲気を漂わせてくれる。

 

 

4.僕は思う

堂本光一主演『銀狼怪奇ファイル』エンディングテーマ。

ドラマ放送から2年がたちCDのリリース。この曲は堂本光一のソロ曲。田原俊彦からKing & Princeまで数多くのジャニーズ楽曲の編曲を担当している船山基紀が編曲をしている。特に80~90年代の編曲は多く、この曲からも時代を感じられる。当時の流行を思い出すサウンドと少年らしさが残った光一の歌声が印象的。

 

 

5.せつない恋に気づいて

CDデビュー前からコンサートで披露されていた楽曲。ピアノのきれいな音色から始まるイントロ。今聞くとキンキらしさを感じるバラード曲。KinKi Kidsの25年の歴史で名曲といわれるバラード曲は多くある。そんなバラードの歴史を作った曲といってもいいかもしれない。この曲も『M album』でセルフカバーされている。

 

 

6.DISTANCE

堂本光一主演スペシャルドラマ『艶姿!ナニワの光三郎七変化』主題歌。

90年代らしいユーロビートの楽曲。このなつかしさが今聞くとまた良さを感じられる。ユーロビートの楽曲はV6のイメージも強い。KinKi Kids としては珍しいジャンルの楽曲かもしれない。

 

 

7.ひとりじゃない 

堂本剛主演『金田一少年の事件簿 第1シーズン』主題歌。

ドラマから2年越しでCDリリースとなった。この曲は剛のソロ曲だ。光一のソロ曲「僕は思う」と同じ編曲者船山基紀が編曲を担当している。だからこそ、どこか似た雰囲気を感じられる。少年らしさをしっかり感じながらも、当時から歌唱力の高さをしっかりわかる楽曲。

 

 

8.あの娘はSo Fine

アルバムの為に作られた楽曲。バンドサウンドやホーン隊のサウンドが明るくかっこよさを演出をする。ロックなサウンドにのせて2人の歌声は他の収録曲とまた違ったかっこよさがある。サビは盛り上がり、今アレンジしたらどんな曲に仕上がるか聞いてみたい。

 

 

9.FRIENDS

堂本剛堂本光一主演のTBS系ドラマ『若葉のころ』主題歌

ベスト・アルバム『39』発売時のファン投票で18位にランクインした楽曲。スローテンポで落ち着きがありながら二人の歌声がしっかり心にスッと入ってくる。ドラマ自体はみたことがないが他の収録曲とはまた違った文学的な歌詞から情景が浮かぶ。

 

 

10.たよりにしてまっせ

1956年の笠置シヅ子の楽曲のカバー曲。コンサートの定番曲だったこもあり収録。原曲をヒップホップ風にアレンジしている。これを聞くと関西ジャニーズらしさを感じる。懐かしさもありながらかっこいいアレンジのカバー曲だ。

 

 

以上の10曲が収録曲です。

 

 

この記事を書くにあたってアルバムについての情報も調べながら書いた。

デビュー前でありながら二人の主演ドラマの主題歌が5曲収録されていることからデビュー前の勢いのすごさを改めて感じられる。

 

アルバム収録曲は90年代の流行を感じ取れるサウンドの楽曲が多いが今聞くと音楽的にもおもしろい。

特に「Kissからはじまるミステリー」は、これまでも何度も聞いてきているが、紹介するにあたり改めていろいろ意識して聞くと楽曲のすごさを痛感した。

 

そして、アルバム全体からはKinKi Kids の歴史のスタートということがわかるような楽曲が並んでいる。

 

デビューアルバムとは思えないほどクオリティの高い作品と感じられた。

これだけの楽曲のほとんどがジュニア時代の曲ということが彼らのすごさを物語っている。

 

 

25周年の歴史はスタートしたばかり、枚数も多いのでどれくらいのペースでこのアルバム紹介記事が書けるかわかりませんが、これから最新アルバム「O album」まですべてのアルバムを紹介してきます。

 

「O album」がリリースされたときには新たなアルバムがリリースされているかもしれません。その時はその最新アルバムも紹介します。

 

これからよろしくお願いします。

 

 

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