ジャニーズWEST 1stアルバム「go WEST よーいドン!」
【記事公開日:2021/11/07】
今年の8月にTwitterにてブログで紹介をしてほしいアーティストを募集しました。
ありがたいことにメジャー・インディーズ問わず60組以上のアーティスト紹介依頼をいただきました。
本当にありがとうございます。
その中で一番リクエストが多かったのが、ジャニーズWESTでした。
これまで依頼をもらったアーティストは、メジャーで多くの楽曲があるアーティストをAWA LOUNGEリクエスト企画と題して、ファンの方がおすすめする楽曲を聞いた上で16曲を紹介しています。
インディーズは、PV楽曲を紹介する形をとらせていただいています。
ただ、ジャニーズはほとんどのグループが現時点ではサブスク解禁していません。
※現在は、嵐・堂本光一・堂本剛 ( 他の名義含む )・KAT-TUN( 新曲数曲 )サブスクあり
考えた結果、現在のアルバム楽曲を実際に聞いた上でアルバムで分けて数か月にわたり紹介をしていくことにしました。
レンタルの為、通常版となりますが、楽しんでいただければ嬉しいです。
今回は、1stアルバム「go WEST よーいドン!」
リリース日:2014年8月6日
オリコン週間アルバムランキングで、初動8.3万枚を売り上げて初登場1位。
それでは、楽曲を紹介していきます。
1.ええじゃないか
ジャニーズWESTのデビュー曲。デビュー曲だが、通常版にしか収録がされていない。
ジャニーズWESTをそこまで知らない人からするとこの曲の印象が強いだろう。大型歌番組では、デビューからおそらく5年くらいはこの曲を歌うことが多かったと思われる。改めて、楽曲を聞いてみると「ええじゃないか」という掛け声から始まり、キャッチーなメロディが曲を盛り上げていく。キャッチーなサウンドとところどころ歌謡曲の要素を感じ取ることもでき、とても聞き心地がいい。何度聞いたかわからないが今聞いてもテンションが上がる。
2.Summer Dreamer
初回盤はこの楽曲からスタート。
自然と青空をイメージさせるかのように爽やかなイントロからスタートする。「ええじゃないか」とは全く違うイメージを持つことができる爽やかさを感じる楽曲。
サウンドの変化や手拍子などサビでは自然と盛り上がってくる。ライブで盛り上がることがイメージできる。夏のCM曲で使われても全く違和感ない曲。
3.粉もん
関西色の強い楽曲の1つ。お好み焼きやたこ焼きなど粉もんの名前と大阪らしい歌詞がジャニーズWESTらしさをより感じる。
コミカルな歌詞からは想像できないくらい電子的なサウンドがかっこよくも感じさせる。この歌詞と曲のギャップがいい味を出している。
4.Wake up!
朝に聞きたくなる楽曲で、1曲でベッドから動きだして今日1日がんばろうという気持ちが詰め込まれた歌詞。目覚ましの音なども入り、自然と朝の日常が脳内でイメージできる。徐々に音や楽器が増えてくることでどこか眠気から覚めていき1日がスタートしていく様子を感じ取ることができる。
5.LET'S GO WEST 〜K A N S A I !!〜
関西に向けた応援ソングとも受け取れる楽曲。タイトルからは、もっとコミックソング要素が強い楽曲かなと思ったが、メロディはどこか落ち着いている部分もある。その中で応援団を彷彿させる部分が印象に残る。
6.P&P
通常盤のみに収録。タイトルは、「Perfect & Peak 」の略で「気分はPerfect 心も Peakなら」という歌詞も出てくる。歌詞はもちろんメロディやメンバーの歌声から楽しさが伝わってくる。
7.Break Out!
時計の音とともに始まるイントロ。これまでの楽曲と違いロックテイストの強い曲となっている。だからこそギャップを感じ取れる曲でとてもかっこいい。
ラップがメインとなっており、個人的にはキスマイやKAT-TUNの楽曲のように感じた楽曲。
8.Criminal
「青春アミーゴ」や「抱いてセニョリータ」をはじめ数々のジャニーズ楽曲の作詞を担当したzoppと数多くのジャニーズ楽曲の編曲を担当したCHOKKAKUが作曲と編曲を担当した曲。複数のジャニーズ楽曲を手掛けた二組の楽曲ということもあり彼らの新たな魅力を見せることがうまい。カッコよさが際立つ曲となっており「Break Out! 」からの流れがとてもいい。
9.ちゃうねんっ!!
タイトルからは考えられないくらい、歌謡曲要素が強いメロディ。その中でどこか民謡っぽい要素も感じるから面白い楽曲。「ちゃうねんっ」というワードが繰り返し歌われるからこそ、中毒性が強く気づけば耳に残っている。
10.バンバンッ!!
ゆっくり始まりミュージカルのように歌いだし、急に曲が明るく盛り上がっていく。
1曲を通して転調が激しい曲となっているが、楽しさが1曲からとても伝わってくる。ライブで盛り上がることは間違いないだろう。
11.Ole Ole Carnival!
夏のイメージが自然とわいてくる海の音とカモメの鳴き声。そこかから一瞬ムーディーな雰囲気が流れて一気に夏を感じられる曲となっている。
1番の冒頭では、「ええじゃないかって背中を押します」とデビュー曲のタイトルを入れている。ソロパートや会話などおもしろさとキャラクターが詰め込まれた楽曲となっている。
12.浪速一等賞!
「ええじゃないか」通常盤カップリング。
デビュー曲のカップリングということもあり関西色の強い曲となっている。ドラムの音ともに決意のように「やったるで」とこぶしを聞いて歌っていく。そこからのサビは自然と盛り上がっていく。パワーや明るさを感じる楽曲となっている。
13.その先へ…
「ええじゃないか」通常盤カップリング。初回盤のアルバム最後の曲。
日本テレビドラマ「SHARK 〜2nd Season〜」主題歌。
このアルバムでは、唯一のバラード曲となっている。「ええじゃないか」でデビューをした彼らが描く、今後の未来に向けた決意やメンバーとともにつらいことがあっても乗り越えていく、そんな気持ちが伝わってくる楽曲。ここまで元気でキャッチーな楽曲が続く中でバラードを持っていくことで気持ちをぐっとつかまれる。今の彼らを知っているからこそより歌詞がより刺さるのかもしれない。
14.バンザイ夢マンサイ!
「ええじゃないか」初回盤・通常盤カップリング。 通常版のみ収録。
映画『忍ジャニ参上! 未来への戦い』主題歌。
関西ジャニーズ Jrが主演をした映画の主題歌であり、イントロから夢に向かっていく様子が感じ取れる。歌詞はzoppが担当をしている。
以上の14曲が収録されている。
デビュー後初のアルバムということもあり彼らのキャラクター性である大阪要素や元気や明るさというものが全体的に感じられる楽曲が多く収録されている。
だからこそ元気になれ、ライブで盛り上がるイメージが浮かぶ曲が多い。
そんな中「Break Out! 」「Criminal 」「その先へ… 」からは彼らの新たなイメージやギャップをより感じられる。
今でこそ多くの音楽性を感じられる楽曲が多くあるジャニーズWEST。
このアルバムからは、今の彼らにつながるグループとしての可能性とデビューしてすぐの勢いや関西という居場所との関係性をより深く感じるアルバムに仕上がっていた。
現在サブスク配信されていないのでレンタルもしくは購入するしかないが、今後サブスク配信された際は、このブログが聞くきっかけになればうれしいです。
次回はまた11月下旬にミニアルバム『パリピポ』を紹介します。
次回もよろしくお願います。
【ジャニーズ記事】