ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

ジャニーズWEST5thアルバム『WESTV!』

【記事公開日:2022/12/11】

 

半月に一回更新をしているジャニーズWESTのアルバム紹介。

今回は、5thアルバム『WESTV!』です。

 

リリース日:    2018年12月5日

オリコン週間2位

売り上げ枚数:11.2万枚

 

それでは、紹介します。

 

1.We are WEST!!!!!!!

メンバーの神山智洋が作詞作曲。ファンがメンバーの名前を呼びスタートしていく。全体的にファンと一体となれるように曲が構成されていく。ジャニーズWESTだけじゃ決して完成されない楽曲。ファンを楽しませるための楽曲にしようという神山さんの気持ちが自然と伝わってくる。

 

 

2.パーリパーリパリ -カタカナを叫べ-

ジャニーズ楽曲を数多く手掛けるWHITE JAM とJazzin' parkの共作により作られた楽曲。1曲目からの流れも違和感がなく盛り上がりを感じらえることができる。そして、ライブで盛りあがるイメージが自然とできる。なによりサウンドがかっこいい。

 

 

3.プリンシパルの君へ

9枚目シングルの表題曲。小瀧望出演 映画『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』のオープニング主題歌。

CHiCO with HoneyWorks」として活動をしているHoneyWorksからの楽曲提供。ジャニーズへの楽曲提供は今時点ジャニーズWESTのみ。

がらりと雰囲気を変えて少女漫画の世界観を感じさせてくれる。後半は転調をしていき曲をより彩ってくれる。

 

 

4.WESTV!ショッピング!Part 1

「ええじゃないか」をはじめ数多くのジャニーズWEST楽曲を手掛ける岩崎貴文がつくっている。テレビショッピングのようにコントが入り、場面展開をしてくれる。

紹介している商品がギブスやお掃除ロボットということからこの後に続く特撮らしい楽曲を表しているのかもしれない。

 

 

5.考えるな、燃えろ!!

8枚目シングルの表題曲。ジャニーズWEST主演 ジャニーズWEST主演Netflixオリジナルドラマ炎の転校生 REBORN」主題歌。

特撮の主題歌のような楽曲。こういう曲でもしっかり自分たちの色に変えているからすごいグループだなと思わされる。曲とは関係ないが今では当たり前となったNetflixオリジナルドラマを2017年にしているのはすごいなと感じた。

 

 

6.愛の奴隷

「浪速看板息子 〜なめたらあかん〜 」を作ったMUTEKI DEAD SNAKEが作詞作曲。

歌声やサウンドなど、どれをとっても癖が強い楽曲。でもひとつ前の曲も癖が強かったので違和感がない。

 

 

7.ドラゴンドッグ

9枚目シングルの表題曲。藤井流星・濵田崇裕主演 日本テレビドラマ「卒業バカメンタリー」主題歌。

特撮ソングのような雰囲気を醸し出しながらもバンドサウンドがメインとなりカッコよさを感じられる。

 

 

8.WESTV!ショッピング!Part 2

しっかりコントのように楽しむことができる。そしゃく音を入れるなどの面白さ。場面展開をしっかりしてくれる。紹介ししているのは、リップクリームと食べ物のそしゃく音。この後続く大人の色気ある魅力やサウンドのカッコよさを表しているのかも。

 

 

9.Drift!!

多くのジャニーズやEXILEなどの楽曲を手掛けているh-wonderが作曲を担当。

先ほどまで特撮要素の強い癖が強い楽曲を歌っているグループとは思えないくらいスタイリッシュでかっこいいサウンド。イントロからがらりと雰囲気を変えて思わずかっこいいと声が出た。このギャップの強さが彼らの良さだなと再認識。

 

 

10.YSSB

数多くのジャニーズ楽曲を手掛けるKomei Kobayashiが担当。V6「Sky's The Limit」Kis-My-Ft2「Shake It Up」なども作っている。楽曲提供楽曲を見るだけでかっこいいだろうと予想できてくる。その期待はしっかり超えてくるから流石だ。K-POPのようなサウンドも彼らは自分たちのものにしてくれる。

 

 

11.WESTV!ショッピング!Part 3

紹介されるのは2.5枚目アイマスクと最新型スマートフォン。そしてなにも紹介できない流星の立ち位置も個人的には好きだ。会話の中で憧れの彼と夢で出会えるや今日の天気などとあるが、この後続く日常や切ない恋愛曲、夢への応援などを表しているのかもしれない。

 

 

12.僕ら今日も生きている

8枚目シングル表題曲。アニメ「モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON」主題歌。

華やかに元気が出るサウンド。サビ以外は、ラッツ&スターを彷彿させるコーラスが入っている。毎日の素晴らしさや人生のすばらしさを感じさせる歌詞から元気をもらえる。

 

 

13.赤いマフラー

ピアノの音色から始まるイントロ。ピアノがメインとなったバラード楽曲となっており、個々の歌声を堪能することができる。こういう楽曲を聞くと改めて歌がうまいグループだなと再認識させられる。切なさを感じられる冬の名曲だ。

 

 

14.スタートダッシュ!

10枚目シングルの表題曲。アニメ『キャプテン翼』オープニングテーマ。

昔のアニメソングのサウンドに似ているようにも感じたので『キャプテン翼』の初期のアニメもイメージしているのかもしれない。いろんなジャンルの楽曲を歌っているがこの曲はまた新たなジャンルを見せてくれたように感じた。

 

 

15.ONI-CHAN - 中間淳太藤井流星

作詞を歌っている中間淳太藤井流星の二人が担当。

80年代の歌謡曲のようなどこか懐かしさを感じられるサウンド。お兄ちゃんをテーマに歌われる歌詞はコミカルさもあるがサウンドと実に合っている。

 

 

16.月詠人 - 桐山照史小瀧望

前作のアルバムの桐山君のユニット曲「乗り越しラブストーリー 」でも三線を使っており和の雰囲気を感じられた。今回のユニット曲はより和楽器がメインとなり和をテイストした楽曲。歌詞の世界観・二人の歌声・和楽器サウンド。すべてが合わさり素晴らしい楽曲。

 

 

17.間違っちゃいない - 重岡大毅・濵田崇裕・神山智洋

重岡大毅が作詞作曲をした楽曲。

のちに14thシングル「証拠」初回盤Bカップリングとして7人で歌唱したものが収録される。アコースティックギターの音色と共に重岡君の歌声から始まる。日常に寄り添ってくれる歌詞は勇気や元気をもらえる。昨年リリースされた「でっかい愛」に通じるものを感じた。

 

以上の17曲です。

 

ファンと共につくるライブソング・特撮ソングのような楽曲・大人の色気を感じさせるダンスナンバー・アニソン・ラブバラードといった形で歌詞や音楽性がばらばらだ。

ただ『WESTV!』というタイトルのように様々なジャンルの音楽がテレビのように展開していくアルバムとなっていた。

 

テレビの中にあるバラエティ・ドラマ・特撮・アニメ・テレビショッピングなどの多くのジャンルをこのアルバムの楽曲達と一緒に味わえることができる。

 

こういうアルバムを作れるのはこれまでのアルバムで幅広い楽曲性を自分たちのものにしたらかだろう。

そして、バラエティやドラマなどテレビでも活躍をする彼らだからこそアーティストとタレントの両方をこのアルバムで見せてくれたようにも感じた。

 

今回も読んでくれてありがとうございます。

次は、6枚目アルバム『W trouble』です。

 

そして、このアルバム紹介をしている中で3月9日にアルバム『Mixed Juice』のリリースが発表されました。

 

このリリースを知った時「これは紹介しないといけない」という使命感が生まれました。

そこで、ニューアルバムリリースまでに残り2枚のアルバムを紹介します。

そしてアルバム『Mixed Juice』の全曲レビューも行うことを決めました。

 

これからもよろしくお願いします。

 

ジャニーズWEST全曲レビュー】

akiryo.hatenablog.com

akiryo.hatenablog.com

akiryo.hatenablog.com

akiryo.hatenablog.com

akiryo.hatenablog.com