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楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

ジャニーズWEST 6thアルバム『W trouble』

【記事公開日:2022/02/19】

 

3月9日リリースのアルバム『Mixed Juice』のリリースも迫ってきました。

このアルバムリリースまでにこれまでのアルバムを紹介することにしました。

 

今回は、6thアルバム『W trouble』です。

 

リリース日:2020年3月18日

オリコン週間1位

Billboard Japan Hot Albums週間1位

売り上げ枚数:22.7万枚

 

前作より倍以上の売り上げを記録した今作。

この作品より初回盤2種と通常版の3種となり、一部収録楽曲が違っています。

今回の紹介では、レンタルで借りてきたものになるので通常版の紹介となります。

 

 

早速紹介していきます。

 

 

1.W trouble

多くのジャニーズ楽曲を手掛けるJazzin'parkの栗原暁が久保田真悟作詞作曲を担当している。アルバムの1曲目は、そのアルバムの色を表すことが多いのだが、イントロからこれまでのジャニーズWESTのアルバムとは違った色を感じられた。

これまでミニアルバム初めて6作品を紹介してきたが、元気なソングや関西色の強いものが1曲目に収録される印象だった。だがこの曲はEDM要素もどこか感じられるかっこいい楽曲となっている。歌詞にボケたらつっこめというワードが入るあたりは彼ららしさがしっかり表れている。

 

 

2,Big Shot!! 

フジテレビ系『FIVBワールドカップバレーボール2019』イメージソング。13枚目シングルの表題曲。1曲目と同じ二人が制作をしているので曲のつなぎも違和感がない。

これまで関西イメージが色濃く出る「ええじゃないか」「ズンドコ パラダイス」「おーさか☆愛・EYE・哀」が特番で歌われることが多くあった。この曲で関西のイメージだけでないことを見せつけるかのようにお茶の間に彼らの新たな魅力を見せつけてくれた。事務所がジャニーズWESTを本気で売り出してきたと感じられた曲でもある。

メッセージの強い応援ソングでもあり気持ちが自然と盛り上がってくる。歌詞には歴代サポーターを務めてきたV6、嵐、NEWS、Hey! Say! JUMPSexy Zoneのグループ名とテーマソングが入っている。

 

 

3.Glory Days 

「Toxic Love」「Into Your Eyes」などの数多くのジャニーズWESTの楽曲を手掛けたKomei Kobayashiが作詞を担当している。90年代のサウンドを彷彿させる懐かしさを感じられるメロディ。それは彼らが少年時代を送った時代を思い出させるかのよう。仲間の大切さ、少年時代の気持ちを大切にして大人になっても頑張っていこうという気持ちが詰まっている。

 

 

4.ホメチギリスト

11枚目シングルの表題曲。

毎回紹介をしている「ええじゃないか」を手掛けた作詞・作曲を岩崎貴文・編曲をCHOKKAKUのタッグで作られた楽曲。もはや安心感を感じられるジャニーズWESTらしい楽曲。サビの【ホメてホメて 】【さすがさすが】と2回繰り返しで曲を盛り上げる。セリフが入るあたりも彼ららしい楽曲といえるだろう。

 

 

5.傷だらけの愛

11枚目シングルの表題曲。アニメ『キャプテン翼』オープニングテーマ。

情熱的な歌詞とサウンドサウンドからまるでフラメンコを踊りそうなイメージがわいてくる。そして、曲全体から色気を漂わせてくる。「ホメチギリスト」とは真逆の世界観の楽曲が両A面になっているから彼らの楽曲は面白い。

 

 

6.君だけの 僕だけの 

ケツメイシのRYOJIからの楽曲提供曲。

初めて曲を聴いた時に他のアーティストっぽい楽曲だなと思ったがケツメイシの楽曲提供と聞き合致がいった。曲の展開や歌詞の世界観が実にケツメイシらしい。ただ彼らが歌うとしっかりとジャニーズWESTの世界観ができあがる。初めてのコラボでまた新たな引き出しを増やしてくれた。

 

 

7.Special Love 

ゴスペラーズ黒沢薫からの楽曲提供。ゴスペラーズが全面プロデュースによるコーラスワークで魅せる至極のラブバラードとなっている。ゴスペラーズからプロデュースを受けるということは中途半端な歌唱力ではおそらくできないだろう。個々の歌声や歌唱力がしっかりしているからこそできるものだ。個々の歌声とコーラスワークのすべてが聞いていて気持ちがいい。

 

 

8.Survival

メンバーの神山智洋が作詞作曲を担当した曲。

イントロからしっかり心をつかまれるくらいかっこいいサウンド。2番はラップとバンドサウンドが合わさり曲をどんどん盛り上げてくれる。間奏のギターの音色が曲の世界観をより作ってくれる。

 

 

9.ごっつえーFriday

タイトルからは関西色の強い個性的な楽曲かと思わせてくるがイントロはK-POPを彷彿させるサウンド。サビに向かっていくにつれて盛り上がっていくサウンド。これまでになかったタイプのパーティーソングとなっている。こんな異色の楽曲でも【ごっつえー】というワードが彼らのキャラを表現してくれている。

 

 

10.HEY!!!!!!! 

GReeeeNのプロデューサーとしても活動をするJINからの楽曲提供曲。

サウンドからはGReeeeNの楽曲の世界観を感じられる。この曲はプロデューサーのJINがかかわった楽曲だが、GReeeeNジャニーズWESTの相性は間違いなく良いだろう。これまでジャニーズではNEWSに何曲か楽曲提供をしているのでGReeeeNからの楽曲提供も期待したい。

 

 

11.to you

メンバーの重岡大毅が作詞作曲を担当した曲。

重岡さんがユニット曲以外でジャニーズWESTの曲としては初めて作った楽曲となる。温かくハートフルなメロディや歌詞。メンバーのことを知っているからこそ自分たちのことを言っているかのように感じられる。

 

 

12.アメノチハレ

12枚目シングルの表題曲。小瀧望出演 日本テレビ系水曜ドラマ『白衣の戦士!』主題歌。ここまでドラマ主題歌も何度も担当してきたが深夜枠ではない作品の主題歌はこれが初めて。

ピアノとギターの音色からきれいに始まっていくイントロ。聞き心地のいいメロディと一人一人の歌声。つらい時に聞きたくなる応援歌となっており、コロナ渦の今聞くとより人々の心にスッと入っていくだろう。

 

通常版は以上の12曲です。

 

 

今回のアルバムは今までの作品以上に多種多様な音楽性が詰め込まれたアルバムになっていた。

バレーボールのテーマソングやドラマ主題歌というこれまで以上に強いタイアップ。メンバーが制作した楽曲。そして、有名アーティストからのタイアップ楽曲だ。

 

これまでのアルバムで色濃くでていた関西色というのがこれまでで一番少なくも感じた。ただ、幅広い音楽性の中で歌詞やタイトルからは彼らの原点となる関西という個性がしっかり残っている。

 

また、ここまでの幅広い楽曲達を自分たちのものにできるようになったのはこれまでのアルバムやシングルの1つ1つの楽曲があったからだろう。

 

このアルバム以降これまで以上に多種多様な楽曲やグループとしての活動を広げていく。どんどん勢いをつけていく彼らのアルバムも次回が今リリースされている最後の作品。

 

11月にスタートをしたこのアルバム紹介は、3月のリリースアルバムを含めてあと2回です。ぜひ今後もお楽しみに。

 

【アルバム紹介】

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