今週の新曲オススメの16曲【2022/11/09】
【記事公開日:2022/11/10】
昨日予定があったので1日遅れての新曲ブログです。
今週は、281曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。
よろしくお願いします。
ミチヲユケ/緑黄色社会
ドラマ「ファーストペンギン!」主題歌。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの緑黄色社会。ピアノの音色と共に歌いだしから始まる。シックでかっこいいサウンドは、バンドとしても新境地を感じられる。かっこいいベースラインと、おしゃれでジャジーな雰囲気を醸し出す鍵盤の音色が曲の世界観を彩り、また勢いよく進みながらも2番でまた雰囲気を変えてくる。ポップでキャッチーな楽曲が多い印象のバンドだからこそ、新たなイメージがよりかっこよさが増したように感じられた。新たな代表曲になっていくかもしれない。
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私は最強/Mrs. GREEN APPLE
ロングヒット中の『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌としてAdoに楽曲提供をした「私は最強」をセルフカバー。Adoの楽曲を初めて聞いた時からミセスらしい楽曲という認識だったがセルフカバーを聞いてその時の感情が間違いなかったことを確信した。もともとこのセルフカバーを聞きこんでいたのではないかと思う程初めて聞いた時からしっくりきたのだ。AdoverもMrs. GREEN APPLEverもどちらもよさがあり聞き比べてみてほしい。
紋白蝶 feat. 石原慎也 (Saucy Dog)/東京スカパラダイスオーケストラ
東京スカパラダイスオーケストラが今回ゲストに招いたのはSaucy Dogのヴォーカル石原慎也。おしゃれで疾走感のあるサウンド展開でスカパラの持ち味をしっかりと打ち出している。Saucy Dogの楽曲で見せる透き通るような彼の歌声がこの曲ではいつも以上に大人の色気をただよわせている。9年間吹奏楽でチューバをしていた石原が間奏ではチューバを演奏しているところもこの曲の聞きどころの一つでもある。かっこよさとおしゃれさを兼ねそろえた素晴らしい楽曲に仕上がっている。
一斉ノ喝采/LiSA
ABEMA・テレビ朝日 FIFA ワールドカップ カタール 2022 番組公式テーマソング。先日THE FIRST TAKEでも披露された新曲。今月リリースされるアルバム「LANDER」の収録曲。ワールドカップを盛り上げよう、そんな気持ちがサウンドから伝わってくる。徐々に盛り上がるバンドサウンドはかっこよく、サビの掛け声は一緒に声を上げたくなる。手拍子も入り、ライブで盛り上がることは間違いない1曲となっている。
五明後日/DISH//
ドラマ『ザ・トラベルナース』主題歌。彼らが尊敬をする山崎まさよしにお願いをして共作をした今作。ピアノやストリングスが主軸となったサウンドからは、繊細さもありながらも壮大さを感じられる。医療ドラマの主題歌ということもあり命の大切さや愛情というテーマに寄り添った楽曲であり、きれいなサウンドに合わさる北村匠海の伸びのある歌声が曲をより一層きれいに彩ってくれる。
第ゼロ感/10-FEET
映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング。大人気バスケ漫画「SLAM DUNK」の映画のエンディングということもあり大型タイアップとなった今回の新曲。かっこよくワクワクさせてくれるイントロ。ギターやドラムのサウンドが徐々に盛り上がりかっこよさが増していく。話題作の主題歌ということもあり映画公開に向けて今後より注目をされる楽曲となるだろう。ロックファンから強い支持をもつ10-FEETがより多くの人に認知される楽曲になっていくだろう。
そばにいるよ/Uru
ABEMAオリジナルシリーズ恋愛番組『私たち結婚しました 4』の主題歌。優里が楽曲提供をした今回の楽曲。壮大さもありながらリズムよく進んでいくサウンド。落ち着きもありながら明るさのあるサウンドは優里ならではの世界観と感じられた。Uruのあたたかくきれいな歌声で曲はよりあたたかみのある楽曲に。優里とUruの二組のコラボ作品といっても過言ではないだろう。
ホットミルク/にしな
ABEMAオリジナルシリーズ『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』主題歌。THE FIRST TAKEやミュージックステーションにも出演をしてより注目されるようになった、にしな。ホットミルクのようなやさしくあたたかみのあるメロディは聞くと自然と落ち着いた気持ちになる。にしなの歌声からはやさしさとどこか切なさを感じられる。これからより飛躍するアーティストとなっていくだろう。
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ソリスト/大橋ちっぽけ
ドラマ「最高のオバハン中島ハルコ」オープニングテーマ。「常緑」がストリーミング1億再生を達成した大橋ちっぽけ。ギターのイントロから始まり、さわやかさもあり疾走感のあるバンドサウンドはかっこいい。彼もジャンルレスに音楽を作り上げるアーティストの一人だが、そんなジャンルレスな楽曲の中にもワードセンスや独特な歌割があり個性を放っている。この曲をライブで見たが会場は一体となりライブ映えをする楽曲となっていた。
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飾りじゃないのよ涙は/宮本浩次
11月23日にリリースされるカバーアルバム「秋の日に」の収録曲。中森明菜のカバー曲。原曲の雰囲気を残しながらもシンセサイザーのサウンドがシティポップの雰囲気を醸し出している。彼の色気のあるかっこいい歌声が曲の世界観にしっかり合わさりロックでムーディーな仕上がりとなっている。この曲以外に「DESIRE -情熱-」「恋におちて -Fall in love」なども収録されており今からリリースが楽しみだ。
二人の答え/クレナズム・クボタカイ
新曲ブログでも何度か紹介をしてきた福岡の4人組バンド、クレナズム。ファーストアルバム「日々は季節をめくって」をリリース。このアルバムに収録されている楽曲。1年ぶりとなるラッパー、クボタカイとのコラボ楽曲。聞き心地の良いリズムを打ちながらキャッチーなロックサウンド。クボタカイのラップもかっこよく曲を彩ってくれる。注目バンドのファーストアルバムをまた聞いてみたいと思う。
tonight/アルカラ
11月23日にリリースされる結成20周年記念アルバム「キミボク」より先行配信。歌いだしから始まり、かっこいいロックサウンドともにスタートから心をつかまれる。Aメロのベースラインとドラムのサウンドが高揚感をさそう。2番になると印象に残るサウンドが曲の雰囲気を変えてくる。どこかなつかしさもありながら、中毒性のある1曲となっており、アルバムがどんな作品になっているのか楽しみになった。
馬鹿な女/近石涼
以前に「兄弟II」を紹介したことのあるシンガーソングライター近石涼。昭和の香りを漂わせるようなタイトルにそそられたこの曲。ピアノやギターのサウンドは心地よく、愛した相手への未練を描いた歌詞を彼の優しい歌声で歌われる。徐々に盛り上がっていくサウンドからは哀愁も感じられる。歌声の変化で彼の感情のこもっている様子が自然と伝わってくる。
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No Plan The Long Run/ハイエナカー
以前に「Mirror」を紹介したことある元ヘンリーヘンリーズの村瀬みなとのソロプロジェクト、ハイエナカー。ジャケットから漂う昭和の雰囲気。歌謡曲のような懐かしさを曲全体から感じられる一方でサビは印象に残るようなフレーズで中毒性がある。懐かしさとキャッチーさが合わさり独自のかっこいよさを作り出している。これからも注目していきたい。
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ホロ/UtaKata
以前に「宣戦前夜」を紹介したことがあるオルタナティブロックバンド。このライブ映像は、昨年12月に行われた初の自主企画≪Arutocoroni≫の時のもの。この時のライブ映像と聞き比べてみるとよりブラッシュアップされていることを感じられた。疾走感のあるバンドサウンドで自然とテンションは上がっていく。サビ前により華やかになりサビはより一層盛り上がっていく。ライブで盛り上がること間違いない楽曲ということが伝わってきた。
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メランコリア/WALTZMORE
これまで何度か紹介をしてきたWALTZMORE。クラウドファンディングにより制作中のフルアルバムからの先行配信第2弾。はなやかさもあり聞き心地のいいサウンド。男女ツインヴォーカルで歌われ、曲は彩られていく。ベースラインはかっこよく、ギターの音色や鍵盤の音色が曲をより鮮やかにしてくれる。バンドが作り出す世界観は聞き心地がよく気持ちがいい。これからも注目していきたい。
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以上の16曲です。
来月で1年も終わり。今私は、来月公開する下半期ベストソングの為に今年6~11月に新曲ブログで紹介をした楽曲たちを改めて聞き直しています。
1度選曲をした楽曲を改めて聞き直すと素晴らしい楽曲たちの数々。この中からメジャー、インディーズにわけて16曲ずつ厳選していきます。選曲はとても大変ですが、改めて毎週素晴らしい楽曲に出会えていることに感謝しつつ選曲をしています。
ぜひお楽しみに。
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