SixTONES 8thシングル「Good Luck!/ふたり」全曲レビュー
【記事公開日:2022/11/08】
先週11月2日にリリースされたSixTONESのニューシングル「Good Luck!/ふたり」。
このブログでは、気づけばシングルもアルバムもSixTONESの全曲レビューをすることが定番となってきました。
予定よりレビュー記事の公開が遅くなり申し訳ございません。
今回は、通常版に収録されている楽曲を全曲レビューさせていただきます。
よろしくお願いします。
1.Good Luck!
ジェシー主演ドラマ「最初はパー」主題歌。作詞と共作曲を務めたのは、SixTONESの楽曲を初めて手掛けるYUUKI SANO。ジャニーズ楽曲ではこれまでKing & Prince「Lovin' you」の作詞、共作曲をしている。華やかなサウンドとジェシーの英語から始まるスタート。ピアノやストリングスのサウンドがとてもポップで明るい楽曲となっている。ジェシーから始まりソロパートで歌いつないでいく。この曲を初めて聞いた印象はジャニーズらしい明るく華やかな楽曲ということ。ジャニーズらしい楽曲ではあるがクールでかっこいい楽曲やパリピ曲が多いSixTONESが歌うと新境地に感じられるから面白い。だが彼らの一人一人の個性や素のキャラクターを知っているとこの曲のイメージが彼らの素をとらえているようにも感じられる。
2.ふたり
京本大我主演ドラマ「束の間の一花」主題歌。こちらも同様に作詞今日作曲を担当したのは、YUUKI SANO。ピアノの儚いメロディと共にジェシーの歌いだしから始まる。サビになるときれいなストリングスの音色が入り、切ない雰囲気に光が降り注ぐかのように明るくなっていく。哀愁のあるギターソロときれいなピアノの音色が合わさる間奏からは切なさと愛情が重なり合うように感じられる。元気をもらえるポップな「Good Luck! 」とは対照的なラブバラードとなっており、バラードだからこそ彼らの歌唱力の高さや一人一人の表現力の高さがより際立って感じられる1曲となっている。
3.Sing Along
ECCジュニア ホームティーチャーCMソング。通常版のみ収録。作詞は、「Odds」「セピア」の作詞も担当をしたMayu Wakisaka。作曲は、「Life in color」「Lemonade」を作曲したChris MeyerがJosef Melinと共作をしている。洋楽テイストの華やかなサウンドでイントロから元気をもらえる。アルバム「CITY」にも収録をされていそうな雰囲気の世界観で個人的にはこの曲が一番SixTONESらしさを感じられた。太陽が上がってくる夜明けの時間に聞いても合いそうな雰囲気も感じられる1曲だ。
4.わたし -Lo-Fi ChillHop Remix-
カップリングでは定番となった前作の表題曲のリミックス。ピアノの音色がムーディーな雰囲気を醸し出しチルいアレンジとなっている。ここまで雰囲気を変えるのかと毎回リミックス曲を聞いて思わされている。原曲の儚い雰囲気も残しつつもおしゃれな楽曲へとアップデートされている。原曲とリミックスの両方が楽しみになってきたのでこれからもシングルを買い続けるだろう。
以上が今回のシングルの全収録曲です。
この1年でアルバム1枚、シングル3枚をリリースしたSixTONES。そのすべての楽曲をこのブログでは紹介をしてきた。紹介をしてきた楽曲たちを振り返ってみると改めてSixTONESというグループに広い可能性を感じられる。
ジャンルレスな楽曲たちに自分たちのグループの色をミックスさせてジャンルSixTONES を完成させている。
いろんなジャニーズグループがグループの個性を作り上げて様々な音楽を歌い上げている。そんな中でもデビューからまだ年数も少ないSixTONESがすでにしっかりと個性を作り上げていることはすばらしいことだ。
ここまでのジャンルを自分たちのものにできたのは、ジュニア時代から先輩たちの楽曲をSixTONESの色に染めてきたからだろう。また、ジュニア時代からオリジナル楽曲を歌ってきたからこそ、デビュー前から挑戦をできたともいえるだろう。
この1年でより振れ幅を広げたSixTONES。2023年はどんな名曲を世に放ってくれるのだろう。今から楽しみだ。
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