ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

今週の新曲オススメの16曲【2022/11/23】

【記事公開日:2022/11/23】

 

本日は新曲ブログです。祝日ということもありいつもより早く投稿をしています。

今週は、260曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

 

Stardom/King Gnu

2022 NHKサッカーのテーマ曲。先日スタートしたワールドカップを盛り上げる新曲。スポーツのテーマ曲は華やかな印象があるがこの曲からは真逆の印象を与える。これまでのワールドカップの日本の成績を振り返り、悔しさもありながらも立ち向かっていく様子が伝わってくる。だからこそ、選手たちが持っている決意が曲に表現されており、国民一人一人が一丸となって勝利をつかもうという思いが伝わる1曲になっている。King Gnuだからこそ作り上げることの世界観もあり、流石としかいいようがない。

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恥ずかしくってしょうがねえ/米津玄師

ロングヒット中の『KICK BACK』に収録されている楽曲。「KICK BACK」とは対照的に全体的に少ない音数で作られており、彼の歌声が心にスーッと入ってくる。SNS時代となり自由に発言ができるようになり誹謗中傷がはびこる現代に対して、「己にだけ都合の良い言葉を放ったって何になる」と表現をしているのだろう。現代社会への悲しさや悟りのようなものを描いた1曲に感じられた。

 

 

海のまにまに/YOASOBI

4名の直木賞作家が"はじめて〇〇したときに読む物語"をテーマに小説を書き下ろすコラボ・プロジェクト"の第3弾。今回の原作は、辻村深月『ユーレイ』。スタートは音数が少なく静かな世界観。徐々にストーリーと共に音数が増えていき、華やかになっていく。コラボ作品は、これまでリリース後に原作を読んでいるが原作を読んだ後に曲の印象を大きく変えるのがコラボ楽曲の特徴なので原作を読んでみようと思う。

 

 

JUMP/幾田りら

フジテレビ系テレビ番組「FIFAワールドカップ カタール2022」のテーマ曲。今年はYOASOBIの活動だけでなく、これまで以上にソロ活動も活発的に活動をしている幾田りら。一丸となって応援をしている様子が伝わってくるシンガロングのパートは、彼女が所属していたぷらそにかのメンバーが担当をする。ポップで疾走感のあるサウンドで一緒に応援したくなるような楽曲だ。

 

 

Blue Moon/NiziU

12月14日にリリースするニューシングル「Blue Moon」より先行配信。グループとして初となるウィンターバラード。これまでのポップでキャッチーな楽曲たちとは違い、落ち着いたサウンドで1人1人の歌声が際立ち、温かみを感じられる。グループとしても新境地を感じられる1曲でもあり、12月という冬の季節を彩る楽曲になっていくことだろう。

 

 

ビートDEトーヒ/ハマいく

音楽番組「Venue101」でMCを務めている生田絵梨花濱家隆一かまいたち)のユニット。この曲はmeiyoからの楽曲提供曲。meiyoが作り出す楽曲ということもあり中毒性がある。乃木坂時代から歌唱力の評価が高かった生田絵梨花のかわいらしくもあり安定感のある歌声と彼女が演奏するピアノのきれいな音色が楽曲を彩っている。マネしやすい振付もあり、TikTokで徐々に話題になっていきそうな1曲だ。

 

 

ちゅ、多様性。/ano

アニメ「チェンソーマン」の第7話エンディングテーマ。元相対性理論のメンバーであり、音楽プロデューサー真部脩一との共作。7話で印象的なシーンとなったゲロチューを歌詞に多様するカオスな世界観でありながらも彼女の個性ある歌声でポップでキュートな曲に仕上がっている。中毒性も強く、アニメの7話の世界観を感じられる曲になっている。また、今回この曲が使われていたエンディング映像は80年代をイメージするものとなっているのでED映像も見てほしい。

 

 

最果て/SennaRin

TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』のエンディング。今年の4月に作曲家の澤野弘之の全曲プロデュースでデビューした21世紀生まれのシンガー。今回の楽曲も澤野弘之が制作をしている。彼らしい楽曲でもありながらアニメの世界観にしっかりフィットしている。彼女の透き通るようなところもありながら力強さのある歌声が曲の世界観を彩ってくれている。

 

 

Way You Are/松下洸平 

俳優として活躍をしている松下洸平。wacciとTHE FIRST TAKEをコラボしたことで歌手としても注目を集めている彼が、再デビュー後初のフルアルバム『POINT TO POINT』をリリース。この曲はその中に収録されている2ndシングル。明るくおしゃれなサウンドと彼のかっこよく聞き心地のいい歌声が合わさり朝聞くと気持ちいい1日になりそうだ。以前「KISS」という楽曲を紹介したことがあるが、楽曲の振れ幅の広さを感じられてアルバムも聞いてみたくなった。

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HIGHER/go!go!vanillas

12月14日にニューアルバム「FLOWERS」をリリースする。そのアルバムからの先行配信。彼らのルーツでもあり、バンドの特徴でもあるカントリーミュージックの要素が強い1曲。壮大なバンドサウンドで聞いていると楽しい気持ちになり、ライブで盛り上がることが間違いない1曲だ。前作のアルバムをこのブログの2021年のベストアルバムにも選出をしたこともあり、次回作も楽しみだ。

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Candy Rain/BuZZ

本日リリースされたEP「MOOD」の収録曲。ベースラインやピアノの音色が際立ち、全体的なおしゃれさを感じさせる1曲。ピアノの繊細な音色と合わさる歌声がラップだからこそ、かっこよさが際立っている。今回のEPのコンセプトは、新生BuZZ が織りなす新たな"ムード"。大人のムードを感じさせる1曲に仕上がっているので聞いてほしい。

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サヨナラ/竹内アンナ

3ヶ月連続配信リリースの第3弾デジタルシングル。ピアノの音色と共に始まる歌いだし。そこからバンドサウンドで疾走感のある楽曲となり盛り上がっていく。ピアノが作り出す音色は繊細な気持ちが表現されており、力強いバンドサウンドからは、別れから今後に向けて前向きに頑張っていこうという気持ちが受け取ることができる。

 

 

Formula (feat. Glenn Zaleski)/小袋成彬

宇多田ヒカルの楽曲制作にもかかわっているアーティスト小袋成彬。今年リリースしたアルバム「Strides Remixes」のremix盤の配信がスタート。この曲は、ジャズピアニストGlenn Zaleskiをゲストに迎えている。ジャズピアニストが作り出す大人の雰囲気を感じられるジャジーで美しい世界観。もとになったアルバムと今回のremixの両方を聞き比べたいと思う。

 

 

恋模様/YouNique

Vocal 荒木一仁、Guitar Ryuga、Bass 齋藤大陽、Drum 直井弦太 の4人で2022年2月に結成されたバンド。ギターのRyugaはまるりとりゅうがとしてもメジャーデビューを果たしており、4人ともが多方面で活躍をしているアーティストだ。やさしく儚さのある歌声が心にスーッと入ってくる。聞き心地もよく1度聞くと曲の世界観に自然と入っていく。

 

 

I’ll be there/ayutthaya

2015年にVo&Gt太田を中心に結成されたオルタナティブロックバンド。今回、1st Full Album「Lighthouse」がリリース。この曲はその中に収録をされている楽曲。ギターのサウンドから始まるイントロで聞きたいと思わせてくれる。彼女の伸びがあり力強い歌声はバンドサウンドと相性がよくかっこいい。エモーショナルなサウンドで自然と聞き入ってしまう。

 

 

ボクノアシタ/キャラメルパンチ

これまで何度か紹介をしているキャラメルパンチ。40歳を超えても梲(うだつ)が上がらない音楽人生。その中で今抱えている想いを言葉にした今回の楽曲。心を奮い立たすようなスタート。これまでの人生が込められた歌詞はメッセージ性を感じられる。徐々に増えていくギターのサウンドは、暗闇から光が差したように明るくなっていく。彼らのバンド人生を込めたメッセージソングだ。

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以上が今週の16曲です。

 

 

11月も来週で最後。

来週の新曲ブログで紹介をした楽曲までで下半期のベストソングを決めていきます。今回もメジャーとインディーズに分けて紹介をします。ぜひ、音楽を知るきっかけに。

 

今週も読んでいただきありがとうございました。

 

 

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