ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

2021年インディーズベストソング16

【記事公開日:2021/12/18】

12月に入ってから週末に2021年の振り返りという形で記事を投稿しています。

 

1週目は、ジャニーズベストソング。

2週目は、下半期ベストソング。

 

今週は、インディーズベストソングです。

 

このブログでは、毎週200曲以上の新曲を聞いた上で16曲の新曲を紹介しています。

1年間でこの新曲ブログで紹介した楽曲は832曲。

そのために聞いた楽曲は、1週間約250曲と考えても13000曲以上の曲を聞いています。

 

その楽曲の中には、多くのインディーズアーティストの楽曲も含まれています。

 

実は、1週間の16曲の中には必ずインディーズアーティストの楽曲を紹介するようにしています。そんな中から特に好きだった楽曲を16曲紹介します。

 

楽曲は、2020年12月~2021年11月までに新曲ブログで紹介をした楽曲から選曲しています。

 

初めて知るアーティストも多いかもしれませんが、この記事が出会うきっかけになってくれると嬉しいです。

 

よろしくお願いします。

 

 

真夏のネイビーブルー/POP ART TOWN

2016年12月大阪で結成された4人組バンド。

9月のベストソングTOP8で3位。9月のピックアップアーティストとしても紹介をした。  「ロック」「POPs」「R&B」をルーツにもったメンバーで集まっていることもあり、ジャンルレスでキャッチーな楽曲が多い。

この曲は、全体的にエモさを感じさせるメロディライン。真夏とタイトルにもあるが、夏の夜の少し涼しくなった時に聞きたくなってくる。エモさとおしゃれさはもちろんだが、キャッチーさがしっかりあり気づけば何度も聞きたくなる。リリースしてから何度聞いたかわからない。

AWAの個人的に聞いてた年間ランキング100には32位に入っていたので、相当聞いていたことがわかる。

 

 

君と癖/yutori

2020年11月に結成された4ピースバンド。

8月のピックアップアーティストとして紹介をした。結成してからわずか1年とは思えない楽曲のクオリティ。先日配信された「音信不通」も新曲ブログで紹介をしたが、この曲もとてもかっこいい楽曲だった。

yutoriは、歌いだしのつかみがうまい。かっこいい歌声からのバンドサウンドで自然と曲の世界観に入りこんでしまう。芯のあるかっこいい歌声を後押しするかのようなバンド演奏。結成して1年で3曲の配信をしているが、どの曲も何度も聞きたくなるような曲達だ。来年は、多くのフェスやサーキットイベントに出演してくれるだろう。

 

 

サヨナラ弱虫/ねがえり。

東京都の4人組バンド。

11月のピックアップアーティストとして紹介をした。多くの楽曲を1年間で聞いてきたが、曲を聴いて泣いてしまうことは珍しい。この曲は聞いて涙を流した楽曲だ。

優しい歌声と聞き心地のいいメロディ。へたれで自信のない自分を変えてくれる応援歌となっている。自分がブログを続けていく中でこの1年多くの人に見てもらうようになった。好きで始めたものが徐々にやるべきこととなりプレッシャーとなってくる。そんな気持ちになっていた時にストレートに歌われた歌詞は心にしっかりと響いた。

熱いメッセージソングではなく、弱いけど強くなりたいそんな人に寄り添ってくれる優しい応援歌だ。

 

 

Call me/asmi

大阪在住20歳シンガーソングライター asmi。

「ヨワネハキ」が大ヒット中だが、調べるとメジャーレーベル所属の情報はなかったので選出をした。「ヨワネハキ」は、ポップでキャッチーで中毒性の強い楽曲なので、ポップなイメージも強いだろう。ただ、彼女のこれまでの楽曲を聞くとエモくておしゃれなシティポップ要素の強い楽曲が多い。

歌詞では大阪の梅田駅をテーマにしており、PVも梅田駅で撮影をされている。これまで大阪をテーマにした楽曲は、なにわ節が強いコミックソングや歌謡曲の印象が強かった。この曲で初めて梅田駅というワードがおしゃれに聞こえた。梅田の夜の街を歩きながらこの曲を聞きたくなる。2022年はまだまだ「ヨワネハキ」がフューチャーされるだろうが、ソロ楽曲達も聞いてほしい。

 

 

 lemonade/Chilli Beans.

2019年に音楽塾ヴォイスのシンガーソングライターコースで出会った3ピースガールズバンド。同塾生かつ深い親交のあるVaundyが楽曲制作にもかかわっており、この曲もその一つだ。

イントロのギターの音色からおしゃれな雰囲気をかもしだしてくる。おしゃれなサウンドは、洋楽POPSをルーツに持つ彼女らだからこそ作り上げることができた楽曲だろう。聞き心地のいいメロディや歌声。その中で中毒性もしっかりとある楽曲となっている。この曲は、Youtubeで100万再生を今時点で突破していることから2022年により話題になるバンドであることは間違いないだろう。

 

 

香り/MR.Fuzzy

2018年6月第一弾配信シングル「Voice」より活動をスタートした3人組ロックバンド。

この曲は、Twitterでフォロワーさんに教えてもらったことがきっかけで知った。

疾走感があるイントロは、高揚感を感じさせてくれる。2分44秒と短めの楽曲ではあるが、だからこそ感じられるスピード感と曲のカッコよさ。ヴォーカルの歌声は、ハイトーンヴォイスというくくりでは、まとめたくない良さがある。サビの最後の部分の「嫌いだ」の歌い方は何度聞いても好きだなと思わせてくれる。これからの活動も注目していきたい。

 

 

南十字星/カネヨリマサル

「青春ロックを追い続ける」 をキャッチフレーズに大阪を拠点に活動するガールズ3ピースロックバンド。

「ねぇ南十字星を観に行こうよ」というフレーズから始まるこの曲。そんな歌いだしから聞きたいと思わせてくれる。青春ロックを感じさせるバンドサウンドに乗せて歌われるヴォーカルの歌声は、バンド好きの心に突き刺さってくる。2番の後に語りが入ることで曲がより一層盛り上がる。

今年大阪の「見放題」というサーキットフェスに出演をしていたので見る予定だったが、入場規制で見ることができなかった。来年こそはライブで見たい。

 

 

ワタシ/ハク。

平均年齢18歳の4人組バンド。「十代白書2021」にてグランプリを獲得。

今年この曲を何度聞いたかわからない。この曲を新曲ブログで紹介をしてからこのバンドを知ったが、どの曲も哀愁となつかしさを感じさせる楽曲達が並んでいる。

特にこの曲は、ギターの音色からどこか懐かしさを感じさせる。澄み渡るようなヴォーカルの歌声は曲のエモさをより引き立ててくれる。

「見放題」でライブを見たが、若くて初々しさを感じさせるMCと曲が始まったときの空気感のギャップがすごくてまたライブが見たいと思わせてくれた。来年1stミニアルバム『若者日記』がリリースされるがそちらも注目したい。

 

 

romance tower/Bye-Bye-Handの方程式

2015年に地元中学の同級生で結成をされた4人組ロックバンド。2020年に『No Big Deal Records Audition 2020』優勝をする。『No Big Deal Records 』とは、04 Limited Sazabysも所属するインディーズレーベル兼、音楽プロダクションだ。

このバンドとの出会いは、Twitterだった。Twitterで流れてきた『あの子と宇宙に夢中な僕ら』のPVを聞いて気づけばフォローをしてサブスクで曲を聴いていた。その後新曲ブログでは、彼らの楽曲を何度か紹介してきた。青春ロックを体現しているかのようなロックサウドと歌声は2000年代の青春パンクをどこか思い出す。

この曲は、関西を拠点に活動をしている彼らにとって、東京は挑戦とあこがれの土地。そんな場所のシンボルともなる東京タワーに目掛けて歌う。歌詞からはこれからの活動に対しての決意も伝わってくる。

 

 

知らない惑星/なきごと

2018年に結成された2人組ガールズバンド。SUPER BEAVERsumika・Amelieなどを輩出したレーベル[NOiD]に所属している。

イントロからギターやベースの音が印象的でかっこいい。かわいい歌声がかっこいいロックサウンドと合わさり、なきごとの個性となっている。今年ライブも観たが、ライブだと何倍もカッコよくなっている。この曲ももちろん大好きだが、個人的には「ラズベリー」「メトロポリタン」「春中夢」なども好きな楽曲だ。

多くの人気アーティストが所属しているレーベルでもあるので、2022年は多くのフェス出演も期待できる。来年の活躍も楽しみだ。

 

 

Groovynight/chilldspot

全員が10代の4人組バンド。

ブログで記事としては書いていないが6月のベストソング5位に選出をした。

イントロのギターとベース音からおしゃれさを感じさせる。歌詞の中で葉っぱと書かれているがPVを見る限りタバコを表していると思われる。タバコを吸った時のリラックスしていく気持ちから始まり、生きづらい世の中から抜け出したい気持ちをビートに乗せておしゃれに歌っていく。サウンドや歌声にカッコよさもあり聞き心地もいい。

大人の雰囲気を漂わせてくる楽曲なので10代が作ったということを知り、この曲を紹介をした時は驚いた。

 

 

二番煎じ/Lym

2018年に活動をスタートした4人組ロックバンド。

今年のインディーズアーティスト紹介でも紹介をしたバンド。「 あなたの不幸や不安な日々に寄り添える音楽を。」 というキャッチフレーズを掲げるバンドで、ブログで紹介して以降も注目をしているが、12月29日に Zepp Tokyoで行われるイベントでオープニングアクトを務めると知ったときはびっくりと共にうれしい気持ちだった。

この曲は、1stEP「ゆらぎ」のアフターソングとも語っている。疾走感を感じさせるイントロから始まっていく。昔好きだった人と重ねてしまう気持ちを歌詞に載せた楽曲となっている。EPと続けて聞くと曲の世界観をよりイメージすることができる。小説のような歌詞を書くLymを来年も注目したい。

 

 

結果論/Arakezuri 

滋賀県発の4ピースロックバンド。弱虫にしか救えない人がいるをモットーに自信を弱虫バンドと紹介することもある彼ら。

バンドを知ったのはこの曲。この曲でバンドを知り「見放題」のライブや先日「ヒーロー」という楽曲を新曲ブログで紹介をした。

何もしたくないのにお金が大事だから働かなければならない。そんな気持ちから始まるこの曲。一人一人の選択で決まる。「この人生でよかった」と思えるのも自分自身。選択の先に今があり未来がある。そんなことを改めて気づかせてくれる楽曲であり、社会人に聞いてほしいメッセージソング。

 

 

メルクーア/sweet rain

2018年10月に結成された4人組ロックバンド。

Twitterで依頼をいただきアーティスト紹介の記事も書いた。その記事でも書いたが、イントロのつかみが本当にうまい。

この曲は、ギターのサウンドから始まり、まるで風が吹き始めたかのように感じさせる。そんな中、爽やかで優しい歌声が曲を彩ってくれる。歌詞を見ながら聞いてみると感情の変化と共に曲調も変化していく。1曲でいろんな変化を楽しめる楽曲となっている。また、「最低」という楽曲は全く違った印象を与えてくれる楽曲なので合わせて聞いてほしい。

 

 

メタンハイドレート/文藝天国

色彩作家 すみあいか と 音楽作家 ko shinonome によるオルタナティブロックユニット。

疾走感あふれるイントロから曲の世界観に入り込んでしまう。高揚感を上げてくれるギターの音はカッコよさを感じさせる。2分46秒という短い楽曲ではあるが曲の雰囲気は転調により短い時間を変化を楽しませてくれる。ギターのサウンドが特に印象に残る楽曲となっている。この曲以外にも違った世界観を感じられる楽曲も多数あるので注目していきたい。

 

 

Cosmos/ネオンと無重力

2019年に結成された4人組バンド。

こちらもインディーズアーティスト紹介の記事で紹介をした。この曲と「フルムーン」という楽曲に出会ってから何度か新曲ブログでも紹介をしてきた。

「貴方の夜に寄り添うシティネオンミュージック」をテーマに活動をしているバンド。この曲は、シンプルなサウンドだからこそヴォーカルのみきこさんの歌声が際立つものとなっている。彼女の歌声は聞き心地が良く、それこそ夜に聞きたくなる歌声だ。この1年間多くの楽曲を紹介してきたが、リリースするにつれてサウンドの厚みや曲の変化を感じれて、これからのバンドとしての変化が楽しみだ。

10月に配信された「夜鷹」もいい曲なので聞いてほしい。来年こそはライブに行きたいと思う。

 

 

以上の16曲です。

 

 

 

新曲ブログを初めて1年5か月。

これまで多くの楽曲を紹介してきました。このブログをやっていて楽しいことは毎回知らなかったアーティストに出会えること。

 

音楽の面白いところは売れてる売れていないではなく人それぞれによって好きになる楽曲が違うということ。だからこそ、インディーズでもメジャーでも自分自身がいいと思う楽曲を新曲ブログでは書いていきたいと思っています。

 

そして、このブログではこれからもインディーズアーティストを知ってもらえるきっかけになってほしい。そんな気持ちでこれからも記事を書いていこうと思ています。

 

今日の記事から一人でも多くの人にアーティストや楽曲を聞いてもらえると嬉しいです。

 

これからもよろしくお願いします。

 

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