【記事公開日:2022/06/18】
先週公開をした上半期ベストソング16。こちらでは2021年12月~2022年5月の新曲ブログで紹介をしたメジャーデビューをしているアーティストを16曲厳選して紹介をしました。
ただ、新曲ブログではインディーズのアーティストも多く紹介しています。
また、4月からラジオでも毎週1組のインディーズアーティストの楽曲を紹介しています。今回は、上半期のインディーズベストソングを選出します。
2021年12月~2022年5月で新曲ブログで紹介をした楽曲は、メジャーアーティストの楽曲をあわせて432曲。その中のインディーズ楽曲から選曲しました。
また、アーティスト紹介やラジオで紹介した楽曲でも期間内で配信やPV公開された楽曲に関しては対象曲にしています。
紹介順はランキングではありません。
それでは紹介します。
暗闇/バウンダリー
2013年5月に結成された大阪の3人組ガールズバンド。歌いだしともに疾走感のあるバンドサウンドで始まりしっかりと心をつかまれる。疾走感のあるサウンドと明るい歌声からは、私たちの音楽で暗闇を抜け出してやるという気持ちをうかがえる。聞けば聞く程はまっていき、何度も聞きたくなるような楽曲。自然と元気をもらえる。
夏暁/Leica
大阪発の4人組バンド、ライカ。インディーズアーティスト紹介をはじめ何度か新曲ブログでも紹介をしてきた。どの楽曲もイントロのつかみがうまい。この曲のイントロもギターのサウンドがカッコよく聞きたいと思わせてくれる。かっこいいロックサウンドとやわらかくかわいさのある歌声が合わさりバンドならではの雰囲気がある。この曲が収録された1st E.P『四季』の4曲はどれも四季を感じられるものとなっている。
讃美歌/あるゆえ
東京4ピースロックバンド。讃美歌のように始まる歌いだし。この始まりが心を打ち、そこからバンドサウンドが盛り上がっていく。再度合唱と共に手拍子がはじまり、ギアを上げて曲は最高潮になっていく。ずっと速いテンポだが、合唱や手拍子などの変化により盛り上がり続ける感じがとてもいい。ライブで見ると間違いなく楽しいだろう。
甘い夢/LUCCI
名古屋を拠点に活動をするTRUST RECORDS所属のギターロックバンド。ギターの切なくてどこか懐かしさのあるイントロ。声量のある歌声は個人的も好み。
好きという感情に蓋をしながら友達として何とも言えない関係性の二人。切ない歌詞と共にバンドサウンドとヴォーカルの歌声がより切なさを際立てる。
Cynical City/新東京
2021年4月に結成。現役大学生ギターレスバンド。「関ジャム 完全燃SHOW」にてYaffleが選ぶ2021年の年間ベスト10の第10位に選出された楽曲。番組放送前に紹介をしていたからこそランクインを知った時は納得と共に驚かされた。ギターレスということもありベースのサウンドが響き渡る。おしゃれでかっこいい楽曲で、新しさと共にどこか懐かしさも感じられる。
エイムズ/um-hum
結成約2年の平均年齢21歳、大阪発プログレッシブR&Bバンド。全楽曲を手掛ける、ろんれのん(G)は、多くのジャンルのアーティストの影響を受けている。そんなことを感じ取れるかのようにポップ、ジャズなどの要素があるように思われる。おしゃれなサウンドからサビになると雰囲気を変えていき、まるでCMソングにも使われていそうなキャッチーさがある。
XYZ/ゴホウビ
2018年11月に始動をした男女混成エモポップバンド。ポップでキャッチーなサウンドの中に、かっこいいベースラインやギターの音色が曲を彩っている。男女混成だからこそ作り上げることができる楽曲。中毒性も強く気づけば口ずさんでしまう。紹介するにあたり調べていると男性ヴォーカルcodyは、Goodbye holidayの元ヴォーカル。当時好きだったからこそ驚いた。
ビーボーイ/汐れいら
東京出身の19歳のシンガーソングライター。2月のベストソングにも選出をした楽曲。疾走感もあり聞き心地のいいメロディライン。2番サビが終わると転調をして曲の雰囲気を一瞬変えて注目させてくれる。楽曲のアレンジはジャニーズの楽曲を多く手掛けているJazzin’parkの久保田真悟さん。ジャニーズ好きの自分に刺さったところだったのかもしれない。
君を詠む/kittone
2020年1月始動。日本テレビ系「オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。」をはじめ5つの3月エンディングテーマに起用された楽曲。ポップで明るい気持ちになれるサウンド。きれいで透き通った歌声があわさり聞き心地もいい。間奏のギターはかっこよく、曲に彩を加えてくれる。
コンタクト/ミイ
2021年6月9日に活動を開始したバンド。イントロのギターのサウンドが気づけば耳にのこっている。失恋のつらさを歌った楽曲。1番と2番で雨と晴の天気を涙などの感情の変化に例えている。歌詞の言い回しが個人的にはとても好きだ。ちょっとしたワードの変化で1番と2番の対比されている。歌詞を見ながら聞くとより楽しめる楽曲。
幸せにしたいんだ/YUTORI-SEDAI
「優しく不器用な恋愛 弱虫な僕もいつか君と、」をコンセプトに活動をしているバンド。不器用で取り柄がないと思っている男性。大好きな彼女を幸せにしたいという気持ちを歌ったラブソング。落ち着いたサウンドに乗せて歌詞が心にしみわたる。TikTokなどで使われてもおかしくない楽曲だろう。
ミッドナイトロマンス/アイビーカラー
2016年2月に始動をした大阪ノスタルジックピアノロックバンド。アイビー(永遠の愛) / カラー(=Caller.発信者)の名前の通り愛をうたった楽曲が多い。
これまでライブも行ったこともあり何度も紹介をしてきたが、キャッチーで四季を歌った楽曲が多い印象だった。だからこそ、おしゃれでシティポップを感じらえれるサウンドは新境地だろう。これまでの印象とのギャップがよりこの曲を好きにさせてくれた。
アンセム/やさしいひとたち
日常を切り取った普遍的な歌を届ける。すべてのやさしいひとたちへ寄り添うバンド。5月のベストソングに選出した楽曲。歌いだしからしっかりと心をつかまれる。力強さもありながら伸びのあるきれいな歌声は個人的に好きだ。つらい時も楽しい時も味わって生きていこうという歌詞は日常を頑張っている人たちの心に届くだろう。
スピンオフヒロイン/chef's
東京を拠点に活動中の4人組バンド。唯一新曲ブログで紹介をしていない楽曲。配信は昨年であるがPV公開が期間中ということもあり選出をした。イントロからかっこよく初めて聞いた瞬間から好きになりラジオでも紹介をした。それぞれの楽器のサウンドはしっかり主張もありながら調和されている。ヴォーカルの歌声もかわいさもありながら芯がしっかりとある。一押しのバンド。
一時休戦!!!/藍色アポロ
2020年結成、下北沢発オルタナティブロックバンド。5月にリリースされたアルバム『クロマチック』の収録曲。2010年代のロックシーンを思い出すようなサウンド感で思わず踊りたくなってくる。ライブで聴いたら盛りあがることは間違いないだろう。ライブで一緒に楽しみたい楽曲だ。
alone/RQNY
読み方はロニー。じわじわと音楽好きの間で名前が知られてきている今後注目のアーティスト。ギターの音色と共に個性的な歌声で唯一無二の世界観を作り上げる。幻想的な世界観で一度聞くとどんなアーティストなのか、他にどんな楽曲を歌っているのか気になってくる。
以上の16曲です。
下半期は、上半期以上にインディーズバンドとかかわる機会は増えそうです。最近は、多くの活動を通して毎日のように新しいアーティストと出会っています。
メジャーインディーズ関係なく、ジャンル問わずこのブログではいいと思ったものを紹介していきます。
普段聞かないジャンルやアーティストと出会う場所にこのブログがなってくれたらうれしいです。
下半期もすばらしい音楽たちと出会えることが楽しみです。
これからもよろしくお願いします。
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