「Radio Dream」~ラジドリ Enjoy Songs~【2022年8月】
【記事公開日:22/09/01】
「Radio Dream」は、インターネットラジオ放送局SOUND UP STATION NFRSで毎週木曜日22:30から放送されている私とナンカノユメのdaishiがDJを務める番組です。
この番組のコーナーであるラジドリ Enjoy Songsでは、毎週インディーズアーティストの楽曲を紹介しています。 毎週聞いてくれている方ありがとうございます。 8月にラジドリ Enjoy Songsで紹介をした楽曲を紹介します。
紹介順はラジオの放送順です。 ぜひ、新しいアーティストと出会うきっかけに。
ナイトクルージング/スクう空氣
「きみをすくう音楽を。」をコンセプトに活動中の4人組バンド。
この曲は、「Radio Dream」の前にオンエアをされている『DreamingParadise~木曜日~』のエンディングにも使われている。歌いだしから始まり心地よいギターのサウンドと共にスタートから心をつかむ。個性もあり聞き心地の良い歌声だかこそ、ゆっくりとしたサウンドと絶妙に合わさっている。そして、楽曲全体からはどこか懐かしさを感じられるヴォーカルの一山楓の歌声が存分に味わえるバラード曲だ。
暗闇/バウンダリー
2013年5月に結成された大阪の3人組ガールズバンド。このブログで2022年、上半期のインディーズベストソングにも選出をした楽曲。歌いだしと共に疾走感のあるバンドサウンドで始まりしっかりと心をつかまれる。疾走感のあるサウンドと明るい歌声からは、私たちの音楽で暗闇を抜け出してやるという気持ちが感じられる。聞けば聞く程はまっていき、何度も聞きたくなるような楽曲。 先日見放題ではじめてライブを見た。バンドメンバーの3人がライブ中ずっと楽しそうで楽しさが伝わってくる。ポップな楽曲「でたらめ」から疾走感のあるこの曲まで緩急もあり振れ幅も感じられる。
夏暁/Leica
大阪発の4人組バンド、ライカ。こちらも2022年上半期インディーズベストソングに選出をした楽曲。これまで何度も紹介をしたが、どの楽曲もイントロのつかみがうまい。この曲のイントロもギターのサウンドがカッコよく聞きたいと思わせてくれる。かっこいいロックサウンドとやわらかくかわいさのある歌声が合わさりバンドならではの雰囲気がある。ロックサウンドでありながら爽やかな夏の情景を感じられるキャッチーさ。 この曲が収録された1st E.P『四季』の4曲はどれも四季を感じられるものとなっている。
花火はいらない/modern times Bloom
本日初公開をされた新曲。ギターと鍵盤のきれいな音色からはじまるイントロ。透き通るヴォーカルの歌声の歌声と合わさり神秘的な雰囲気も醸し出す。落ちサビではデジタル的なサウンドでありながらどこかジブリ作品を見たかのような懐かしさがある。夏になり花火を見たときに思い出す大切な人。歌詞の切なさをよりかんじられるのは、彼の歌声と繊細なピアノの音色があるからだろう。相手の存在を思い出すから花火はいらないのではなく、あなたがいる夏じゃないのなら花火はいらないという最後の歌詞に本当の気持ちが込められている。バンドのコンセプト『日常にこぼれ落ちた哀しみをそっと掬い取るような音楽を』を強く感じられる楽曲ともなっている。
以上が8月に紹介をした楽曲です。
いつも「Radio Dream」を聞いてくれてありがとうございました。
今月もよろしくお願いします。
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