「Radio Dream」～ラジドリ Enjoy Songs～【2022年10月】
【記事公開日：2022/10/27】
「Radio Dream」は、インターネットラジオ放送局SOUND UP STATION NFRSで毎週木曜日22:30から放送されている私とナンカノユメのdaishiがDJを務める番組です。
SOUND UP STATION -NFRS- インターネットラジオ
この番組のコーナーである『ラジドリ Enjoy Songs』では、毎週インディーズアーティストの楽曲を紹介しています。 10月にラジドリ Enjoy Songsで紹介をした楽曲を紹介します。
紹介順はラジオの放送順です。
ぜひ、新しいアーティストと出会うきっかけに。
蟲籠/SUKEROQUE
作詞作曲編曲を手掛け、ミドルボイスとファルセットの甘い歌声で言葉の機微を表現するSHOHEIによるソロプロジェクト。リズムをうち、静かにはじまるイントロで楽曲の世界観に入っていく。少ない音数だからこそ甘さのある彼の歌声が際立っている。Bメロに入りピアノの音色が切ない歌詞を心にスーッと入れてくれる。サビになり「あぁ」からバンドサウンドが一気に盛り上がっていく。打ち込みとバンドサウンドのミクスチャーポップで歌詞を彩ってくれるサウンド。PVを見ていると一つの物語を見ているような気持ちになる。そんな中でもしっかりとしたメッセージ性がある楽曲となっている。
ライフ/Miranda Otsuji
ユメカナエフェスのコンピレーションアルバムにも収録されている楽曲。華やかできらびやかなイントロでスタートから楽しい気持ちになれる。彼女のかわいらしく元気をもらえる歌声がサウンドと合わさり元気をもらえる。この曲は、1曲の中で変化するサウンドとなっている。トランペットやギターのサウンド、ドラムのリズムできらびやかな1番。サビが終わり、印象に残るギターソロ。かっこよさと共におしゃれさも感じられる雰囲気。落ち着いたサウンドの中で彼女の歌声が際立ち、ピアノの音色が曲に彩を与えてくれる。途中ギターとピアノが主軸となるパートがあるからこそ後半がよりグッと盛り上がっていく。ライブでも盛り上がること間違いない１曲だ。気になる方は、ぜひアルバムを買って聞いてみてほしい。
購入はこちらから。ユメカナエフェスOfficial Web Shop
心海/ナンカノユメ
関西の歌ものポップロックバンド。3か月連続デジタルシングルをリリース第1弾。ピアノの音色とバンドサウンドからどこか懐かしい雰囲気を漂わせる。ヴォーカル841のつややかな歌声とギターの音色が心にスーッと入っていく。ゆっくり進んでいくと思えばサビで一気に盛り上がっていく。サビの841の高音はかっこよさがあり、2番のサビ終わりでフェイクからのギターソロは曲を一段と盛り上げてくれる。徐々に盛り上がっていく曲展開は聞くものを飽きさせずずっと聞いていたいと思わせてくれる。80年代シティポップを彷彿させるようなイントロから展開をしていきナンカノユメならではの楽曲へと変化していく過程がおもしろい。一度聞くと何度も聞きたくなるような中毒性もあり、気づけば体が横揺れしている。明日この曲のMVが公開されるのでそちらもチェックしてみてほしい。
もういっかい/AiueO
大阪を拠点に活動する3ピースバンド。バンド名の（アイウエオ）は、言葉のはじまりであり、そこから言葉を勉強していくことから自分たちの音楽をあいうえおから始めようという気持ちからつけられている。ドラムのリズムから疾走感のあるサウンドでスタートする。存在感のあるギターのサウンドはかっこいい。サビ前はドラムのリズムとベースラインという少ない音数でヴォーカルの歌声が際立つ形となっているからこそ、サビがより盛り上がりを感じることができる。MVは、バンドシーンと女性が走っているシーンで構成されているが曲が持つ力と合わさり、さわやかな仕上がりになっている。女性ヴォーカルの力強くもありさわやかさもある歌声だからこそ、疾走感のバンドサウンドと絶妙に合わさっている。
以上が10月にオンエアをした楽曲です。
いつも「Radio Dream」を聞いていただきありがとうございました。
来月もよろしくお願いします。
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