ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

2021年下半期ベストソング16

【記事公開日:2021/12/12】

 

毎週200曲以上の新曲を聞いた上で16曲を紹介している新曲紹介ブログ。

1年間でこの新曲ブログで紹介した楽曲は832曲。

そのために聞いた楽曲は、1週間約250曲と考えても13000曲以上の曲を聞いています。

 

そんな数多くの楽曲達を毎週紹介をした中で特に個人的に好きだった楽曲を紹介します。

 

本当は年間16曲として紹介予定でしたが、上半期の16曲から改めて選曲することが難関だったので下半期の楽曲達の中から厳選しました。

 

厳選楽曲の対象曲は以下の通りです。

・2021年6月~11月の新曲ブログで紹介したもの

・1アーティスト1曲まで

ただ、上半期の16曲に選ばれたアーティストを下半期で厳選してもよい。

・メジャーデビューしたアーティストに限る

※インディーズアーティストは別記事で『2021年インディーズベストソング16』として紹介

 

今回の16選は、個人的に選んだものです。

また、ランキングではありません。

 

なので好きなアーティストが入っていたらうれしいなという気持ちで見てくれたらうれしいです。

また、この記事をきっかけに楽曲を聞いてくれたらとてもうれしいです。

 

それでは、よろしくお願いします。

 

 

又三郎/ヨルシカ

宮沢賢治による小説「風の又三郎」をモチーフに作られた楽曲。

風を感じさせるかのように疾走感のあるイントロ。やさしく力強いsuisさんのサビの歌声は聞けば聞く程、心に響いてくる。小説がモチーフだがその歌詞からは現代社会への訴えも感じることができる。ラスサビ前の一瞬、音が止まり「吹けよ青嵐」と歌われる瞬間は何度聞いてもかっこいいと思うことができる。

この曲をはじめ、小説モチーフの曲を複数リリースしたヨルシカ。次回のアルバムがどんな作品になるか楽しみだ。

 

 

あいつら全員同窓会/ずっと真夜中でいいのに。

Spotifyブランド/ プレミアムTVCMソング。

静かに始まり音がサビに向かって徐々に増えてくる。サビはキャッチーで中毒性があり1度聞くと何度も聞きたくなっていく。そのまま進んでいくかと思ったら、2番の終わりから一気に変化していく。この変化こそ、ずとまよらしさなのかもしれない。キャッチーさだけじゃなく1曲の中で多くの変化を楽しませてくれる。

今年はアルバム「ぐされ」をはじめ3曲配信リリース。来年のミニアルバムも楽しみだ。

 

 

三原色/YOASOBI

 NTTドコモ「ahamo」CMソング。

今年は2020年以上に飛躍を感じさせたYOASOBI。正直、YOASOBIの楽曲から1曲選ぶことすら難しかった。ただ下半期のリリース楽曲の中では1番聞いていたのでこの曲を選曲した。

イントロから高揚感をあげてくれるサウンド。ラテンミュージックのような躍動感は、ポルノグラフィティが好きな自分にとっては、好きになる要素しかなかった。

初挑戦のラップも曲を盛り上げてくれる。何度聞いても楽しくかっこいい楽曲。2022年はどんな活動をしてくれるのだろう。

 

 

花占い/Vaundy

日曜ドラマ 「ボクの殺意が恋をした」主題歌。

PVには、ドラマの主演を務めた中川大志新木優子が出演をしている。デビューの「東京フラッシュ」以降多くの音楽性の楽曲をリリースしているVaundy。2021年にリリースした楽曲は7曲。どれも違った音楽性を感じさせるものだった。

この曲はそんな楽曲達の中で比較的J-POP要素の強い楽曲だ。歌いだしから始まり、一気に盛り上がっていく。キャッチーで聞きやすいメロディは何度も聞きたくなる。

Vaundyというアーテイストは、1曲で好き嫌いを判断してはいけない。それくらい楽曲の振れ幅が広い。新曲を聞くたびに新たな一面を見せてくれる面白いアーティストだ。

 

 

なんだっけ/大塚 愛

ソロ名義として2年ぶりにリリースされた楽曲。

中毒性の強いメロディと「なんだっけ」というフレーズ。聞けば聞く程、癖になっていく。この曲を初めて聞いた時、久しぶりに聞いた大塚愛の楽曲だったのでどんな楽曲か気になった。1度聞いただけで、メロディ展開や曲の世界観で好きになった。

楽曲は今の流行りの楽曲っぽさもあるが、大塚愛本来の楽曲の世界観がしっかりある。今年の楽曲はすべて聞いているが、どれもいい曲ばかり。代表曲も多い彼女だが、今の大塚愛を聞いてほしい。

 

 

東京マーブル / にしな

にしなとパソコン音楽クラブの共作で作られた楽曲。

「ヘビースモーク」で知名度を広めてきているにしな。東京とタイトルにつく名曲は多い。哀愁や夢、上京などいろんな状況で歌われる東京。この曲は、欲望や愛と共に破れた夢への感情が歌われている。

そんな哀愁を感じる歌詞とは反対に明るくおしゃれなサウンド。楽曲からはどこか懐かしい雰囲気を持っており、自然と曲の世界観に入ることができる。今年リリースされたアルバムも素晴らしい作品だった。2022年は、今以上にブレイクするアーティストの1人になるだろう。

 

 

LITMUS/緑黄色社会

ドラマ『緊急取調室』主題歌。

今年は、リリースされた楽曲すべてにタイアップがついた緑黄色社会。「Mela!」がヒットしたこともあり元気で明るい楽曲が印象に強いがこのバンドの良さが際立つのはバラード曲だと思っている。

この曲は、ピアノの音色やギターのサウンド一つ一つが長屋さんの歌声をより引き出している。「おのれ」から始まるサビは印象的で彼女の歌声から感情がこもっていることが伝わってくる。この曲と「結晶」は今年何度聞いたかわからない。

 

 

白い蝉/majiko

疾走感あふれるアップテンポの楽曲。和楽器の音色とバンドサウンドが合わさり、曲をどんどん盛り上げてくれる。セミが鳴いている姿から伝わる生命力の強さが曲のメロディや展開に表現されている。1曲の中で変化し続けるメロディは何度聞いても気持ちがいい。後半、ゆったりと曲の雰囲気を変えて、「蝉がうるさい」と叫ぶように歌い上げていく。後半にかけて歌声からより感情が上がっていく様子が伝わってくる。かっこいい楽曲なので聞いてほしい。

 

 

テーマソング/ポルノグラフィティ

前作「VS」より2年2か月ぶりのニューシングル。20周年を記念をした東京ドーム公演「神VS神」以降ポルノとしての活動をしていなかったので新曲のリリースは心の底からうれしかった。

この曲が表題曲のシングルには3曲入っておりどの楽曲も魅力的な楽曲なのでブログでも記事にした。一番好きなアーティストであるポルノの新曲。タイアップもない楽曲だったが、コロナ渦の中で頑張っている一人一人に向けたテーマソングとなっている。この曲をライブで一緒に歌えるように早くなってほしい。もっと多くの人に知ってほしい名曲だ。

 

 

Strip/w-inds.

10月の個人的ベストソング1位にした楽曲。

ベース音が印象的でビートを刻んでいく。そして2人の歌声とパフォーマンスは大人の色気を感じさせる楽曲となっている。振付からは過去の自分たちを脱ぎ捨てるかのように20年という節目を超えたw-inds.の進化を今まで以上に感じられる。

先日、フォロワー感謝企画の第1弾としてAWA ファンリクエストLOUNGEを開催した。その際多くのファンの方から80曲ほどの楽曲のリクエストをいただきました。ジャンルにとらわれず、年々進化をしている彼らの楽曲をより知ることができた。この80曲から厳選したものを1月にブログで書きます。

 

 

EVERBLUE/Omoinotake

TVアニメ「ブルーピリオド」オープニングテーマ。

この曲でメジャーデビューを果たしたOmoinotake。この曲は、関ジャムでもおなじみの蔦谷好位置がプロデュース・編曲を担当している。おしゃれさはもちろんだが、80年代のシティポップを聞いているようなどこか懐かしさがある。間奏のサックスが曲をよりおしゃれで壮大なものにしてくれる。聞き心地のいいメロディと歌声で今年ふとした時に聞きたくなっていた。以前今年のブレイクアーティストとしてブログで紹介をしたが、来年より飛躍するだろう。

 

 

BOY/King Gnu 

TVアニメ「王様ランキング」オープニング

今年リリースした楽曲は「泡」「BOY」「一途」といった全く違う音楽性の楽曲。ただ、どれもしっかりとKing Gnuの色というものを感じられる楽曲達になっている。

この曲「BOY」は、アニメの雰囲気にも合うポップなサウンドで展開していく。ただ徐々に様子を変えていき間奏では、バンドサウンド全開でバンドの色があふれ出してくる。来週の新曲ブログで紹介予定の「一途」は、2022年上半期の厳選16曲に入ることはほぼ確定だ。

 

 

北斗七星/ビッケブランカ

NHKドラマ10「群青領域」主題歌。

ビッケブランカの優しい歌声から始まり、ピアノの音色と共に曲が展開していく。ジャンル問わずこの1年で多くの楽曲をリリースしてきた。だからこそシンプルにピアノを主軸に歌われる温かく優しい歌声はビッケブランカの本質を突いた楽曲のように感じる。そして、この歌声は心にすっと入ってくる。

今年のアルバム「FATE」も素晴らしい作品だったが、この曲でよりビッケブランカというアーティストの魅力を再認識してくれた。

今週火曜日にAWAファンリクエストLOUNGEを開催するが、どんな楽曲達がリクエストされるのか今から楽しみです。

 

 

Small world/BUMP OF CHICKEN

映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」主題歌。

紅白出場や2月に幕張メッセのライブが決まったりなど11月以降多くの情報を与えてくれたBUMP OF CHICKEN。キラキラとしながら優しさを感じさせるイントロからは、「すみっコぐらし」の世界観と共にクリスマスに聞きたくなる。初めて聞いた時からもちろん好きだったが、曲を聴けば聞く程はまっていく。歌詞やメロディからは、バンプらしさが詰まっている。

 

 

Gifted./BE:FIRST

11月にこの曲でデビューをしたBE:FIRST。今回の曲を決めるときに「Shining One」とこの曲のどちらにするかずっと迷っていた。よく聞いていたのは、どちらかというと「Shining One」。ただ衝撃度でいうと圧倒的にこの曲だった。正直なことを言うと両方紹介したいくらいだったが、そうなると他のアーティストの候補も増えてしまう。そんな苦渋の決断でこの曲を選曲した。

デビューして数曲しかないグループと思えないくらい楽曲・パフォーマンスともにクオリティが高い。この曲に関しては、ブログで今回含めて4回紹介をしている。BE;FIRSTについてまとめた記事も書いているのでそちらで現在リリースされている楽曲を紹介してるので見てほしい。

2022年音楽業界を今以上に盛り上げるグループになることは間違いない。

 

 

ベテルギウス/優里 

ドラマ「SUPER RICH」主題歌。

ドライフラワー」が2021年年間Billboard JAPANストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で1位を獲得した優里。今年を代表するアーティストとなったが、「ドライフラワー」以外にも多くの楽曲を今年はリリースした。疾走感のある「飛行船」は上半期のベストソングに選出をした。この曲「ベテルギウス」は、アコースティックギターがメインとなり優里の感情あふれる歌い方が印象的。聞き心地のいいメロディ展開とサビの盛り上がりが何度も聞きたくなっていく。

現在、チャートでも存在感を出している楽曲。2022年の年間チャートはこの曲がランクインする可能性は高いだろう。

 

以上の16曲でした。

 

今回紹介した楽曲以外にも素晴らしい楽曲をたくさん紹介してきました。

今回は、メジャーデビューをしているアーティストから厳選をしましたが、新曲ブログではこれから注目をしたいインディーズのアーティストも多く紹介しています。

 

 

そこで、来週は2021年インディーズベストソング16を公開予定です。

2020年12月~2021年11月で新曲ブログで紹介をしたインディーズの楽曲から16曲を厳選するので、ぜひ新しいアーティストに出会うきっかけにしてください。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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