「ドライフラワー」だけじゃない!メジャーデビュー1周年優里の名曲達
【記事公開2021/8/9】
【更新日2021/10/2】
本日8月9日は優里のメジャーデビュー1周年です。
「ピーターパン」でソニー・ミュージックレーベルズの社内レコードアリオラジャパンよりメジャーデビューをしました。
いまや「ドライフラワー」がBillboard Japan2021年上半期総合ソング・チャートにて、総合1位を獲得をしてだれもが知る有名アーティストとなりました。
このブログでも上半期のヒット曲から見る音楽業界として優里について取り上げました。
自分自身、毎週書いている新曲紹介ブログの第1回で「ピーターパン」を紹介したことがきっかけで優里の魅力にはまっていき、新曲が楽しみになっていきました。
でも「ドライフラワー」が大ヒットして、「かくれんぼ」も1億再生とヒット曲がどんどん増えているが、「ドライフラワー」しか知らない人もまだ多いんじゃないか。
そんな気持ちになり1周年の今日、今配信されている「ドライフラワー」以外の楽曲達をリリース順に紹介していきたいと思います。
かくれんぼ
1億再生も突破している、この曲がインディーズデビュー曲となる。もともと路上ライブでMY FIRST STORYの「『花』 -0714-」を歌っていたところにヴォーカルのHiroが飛び入りで参加した動画がバズったことで話題となった優里。
その後MY FIRST STORYのツアーの最終公演のアンコールに飛び入り参加をしてこの曲を一緒に歌った。
その話題は、マイファスを好きだったのでしっかり記憶にも残っているし、「かくれんぼ」という楽曲をリリース時に聞いたことは覚えているが、のちにここまでのヒット作になるとは思わなかった。この曲のアフターストーリが「ドライフラワー」となる。
語るまでもない代表曲だが、イントロのギターから気持ちがいい。シンプルな音色の中優里の歌声が際立つ。
かごめ
インディーズ2作目の配信シングル。
怒りやダークさを感じるイントロから始まる不穏な雰囲気。「ドライフラワー」や「かくれんぼ」の印象しかない方からすれば衝撃を与える楽曲だろう。
この曲の世界観の第一印象はメロディや歌詞から感じられる怖さ。ただよく歌詞を見ながら何度も聞くと、主人公の感情がわかってくる。
「誰かが死んでもイラつくだけでした」人身事故でダイヤが乱れることが多くある。人が死んでいても悲しさよりダイヤの乱れのイラつきが勝つ。
ただ、大事な人が死んだと知り悲しさを感じる。1番と比べて2番のサビの歌い方からは力が抜け無気力な様子がうかがえる。そこからの自分の中での葛藤に入り乗り越えるまでが描かれている。
歌詞・メロディ・歌い方で生死と向き合った一人の人間の感情がしっかり描かれている。
ピーターパン
メジャーデビュー曲。この曲との出会いは、毎週紹介をしている新曲紹介。200曲以上聞いた中から16曲の楽曲を紹介してるのだが、この曲を聞いた時の衝撃は覚えている。
「かくれんぼ」で少し存在を知っていたくらいだった優里。この曲を聞いて、歌声のカッコよさ、メッセージ性のある歌詞にしっかり心をつかまれた。
大人になるにつれてあきらめてしまう夢。ただ人生は一度きり。大人たちの言う常識にとらわれずに自分の夢をかなえるために行動する。そして夢をつかみ逆転劇を見せつける。
メジャーデビューという切符を勝ち取った優里が自身とこれからの活動を見せつけてやるという意気込みを感じる。誰もが知っている存在になった今、この歌詞はより優里という物語のオープニングのようにも感じる。
1年前からずっとこの曲の良さを語ってきたが、発売当時は知っている人がまだまだ少なかった。この曲が2021年4月1日からディップ株式会社の新企業CM曲としてタイアップが決まったときは本当にうれしかった。より多くの人に聞かれる楽曲になるだろう。
インフィニティ
「ドライフラワー」の次の作品として発表された配信シングル。TVアニメ「SK∞ エスケーエイト」エンディングテーマにもなっている。
「ドライフラワー」がヒットしはじめたタイミングでリリースされた楽曲でともに多くのストリーミングサイトで1位を獲得した。アニメの主題歌ということもあり友情や仲間がテーマとなっている。
これまでリリースされた楽曲と曲のテイストも違いあらたな路線。初めて聞いた時はどこか平井大っぽさも感じた。ただ、何度か聞くと優里らしさというものがしっかりと出ている。この曲はどちらかというとスルメ曲と呼ばれるような聞けば聞くほど味を感じるような楽曲なんだと思う。
PVは現在公開されていないので、優里ちゃんねるの動画です。
桜晴
2か月連続配信リリースとなった今作。この曲は、ファンから届いたメールから制作された卒業ソング。家族や友達との思いや感謝が歌詞に書かれており、ピアノのきれいなメロディと優里の歌声が合わさった楽曲となっている。ピアノと一緒に歌うとまた新たな一面をみれたようにすら感じることができる。
王道の桜ソングであり卒業ソング。今年は、全体的に桜ソングと呼ばれる楽曲が多くリリースされた。その中でも代表的な楽曲だっただろう。来年の3月ごろは、この曲が多くの学校の卒業式で歌われるようになっているだろう。
飛行船
5作目の配信シングル。1月から「ドライフラワー」のヒットともにリリースを続け毎回新しい魅力を見せ続けてくれた。そんな中、今年3作目としてリリースされたこの曲はリリースから今日まで何度聞いたかわからない。
夢を掴むため、未来へ向かって突き進む人たちへの推進力となるような歌詞。そして疾走感のあるサウンド。そこに力強い歌声が何度聞いてもかっこいい。
歌詞を見ると夢をつかむために仲間と一緒に行動をする応援ソングとなっている。「ピーターパン」で自身の「夢をつかみ逆転劇を見せつける」そう歌った彼が「ドライフラワー」で夢をつかんだ。そんな彼自身が今度はその夢を一緒に実現させてくれたファンの未来を広げる立場となった。まるで新たなピーターパンたちと飛行船に乗っているように。
この曲はこのブログの2021年上半期ベストソングにも選出しました。
シャッター
優里ちゃんねるの企画で同チャンネルのカメラマンでありメンバーのJUN MIYASAKAに楽曲提供をした曲。PVはJUN MIYASAKAの歌唱。優里のセルフカバーはTHE FIRST TAKEの動画を載せています。
この2つ、同じ楽曲だが2つを聞き比べてみると別の曲のように違った良さがある。JUN MIYASAKAの歌うものは、サウンドも比較的やわらかくやさしさのようなものを感じることができる。優里が歌うものは、歌声の変化やメロディから哀愁と力強い気持ちのようなものを感じる。
聞くたびに思うが、シャッターの歌い方が好きだ。少しためて歌うことで感情がこもっていることがより伝わる。
今でもBillboard Japanのランキング100に入り続けているのでこの下半期を代表する曲になることは間違いないだろう。
この1年で大きな人気を得た優里。
その陰には、多くのファンの存在がいる。
Twitterで多くの優里のファンの方とつながっているが、どのファンも温かいし、彼の良さを多くの人に伝えたい。そんな気持ちが毎回伝わってくる。
私自身、ファンの方々とつながることで優里の近況や優里ちゃんねるの情報をより把握できている。
そんなファンの方々がいるのは、これまでの努力や活動だろう。
有名になった今でも毎日のようにYouTubeでカバー動画やファンが喜ぶ企画を行っている。MY FIRST STORYやNovelbrightなどとのカラオケ採点対決【YURIN】は、双方のファンが楽しめる最高の企画だ。
毎日のSNSやYouTubeでの企画がファンとの距離を縮めてくれているのだろう。
2021年も半分が終わったが、ライブツアーも落ち着き、配信シングルだけででなくCDアルバムのリリースも期待したいところ。
どんな活動をこれから行っていくか楽しみだが、これだけは間違いなく言うことができる。
優里という存在はこれからも「ドライフラワー」に限らず多くの人に楽曲を知られる存在となる。そして今年の紅白歌合戦の出演は間違いないだろう。
今時点、配信リリースされている楽曲は今日紹介したものとドライフラワーのみ。(THE FIRST TAKEは除く)。「ドライフラワー」と「かくれんぼ」しか知らなかった人も他の楽曲達も聞いてもらえるきっかけに今回のブログがなってくれればうれしいです。
そしてこれからの優里の活動が楽しみです。