サブスクが主流となりストリーミング総再生数1億再生がヒット曲の一つの指標となりました。
ヒットしている楽曲をみているとその年にリリースされる楽曲のみならず、数年前の楽曲や10年以上前の楽曲がTikTokなどを中心に再度評価されることも増えてきました。
そんな今だからこそアーティストが再ブレイクする可能性は高いです。
個人的に今押してたい再ブレイクしてほしいアーティストを紹介していきます。
過去紅白出演もしくはミリオン楽曲があるアーティストから今も挑戦を続けて新たな魅力が増えているアーティストを4組紹介します。
WANDS
楽曲:カナリア鳴いた頃に
2020年1月にリリースされた「真っ赤なLip」より新ヴォーカル上原大史を迎えて第5期として活動を再スタートしたWANDS。90年代前半に『愛を語るより口づけをかわそう』『世界が終るまでは…』『時の扉』『もっと強く抱きしめたなら』の4曲のミリオンヒットを持つバンドでもあり、上杉昇がヴォーカルを務めた時代を知る世代は多くいるだろう。
自分は世代ではないが、解散後WANDSの存在をしり過去リリースされたアルバムをすべて買うくらいには好きなバンドだ。そんなWANDSがヴォーカルが変わるとは言えど復活のニュースを見たときはうれしかった。
当時を彷彿させる歌声とかっこいいルックス。上杉昇、和久二郎のヴォーカル時代の雰囲気も残しながらしっかり新しさを感じる。
特に新曲の「カナリア鳴いた頃に」に関しては、新たなWANDSの魅力を見せつけてくれた作品。ピアノと口笛からカナリアをイメージさせるイントロ。そこから優しい歌声が曲をしっかりと聞かせてくれる。
テレビ出演も増えてきてうれしいが、いまだ過去の楽曲を歌う機会が多い。それもいいがこの曲で今のWANDSのすばらしさを世間に見せつけてほしい。
w-inds.
楽曲:Beautiful Now
デビュー20周年を迎えたw-inds.。デビューから10年連続でレコード大賞ノミネート、紅白歌合戦6年連続での出演も果たしている。
3月に行われた20周年を記念したオンラインライブは最高のものでブログでもその感動を書かせていただいた。
昨日の「MUSIC BLOOD」でDa-iCE が出演をして尊敬するヴォーカリストとして橘慶太の名前をあげていた。Da-iCE もw-inds.も好きな自分にとってここまでうれしいことはない。
最新曲の「Beautiful Now」は2人体制になって初めての楽曲。橘慶太の歌声はもちろんだが千葉涼平の歌声もしっかりとしたヴォーカリストとして素晴らしい歌声をしている。
テレビ露出が極端に少ないこともあり、世間のイメージは紅白出演をしていた10年前で止まっている人が多い。だからこそ、この10年でどれだけw-inds.が進化しているのか見てほしい。前のブログでも書かせてもらったが時代の最先端を行き過ぎたグループだからこそもっと多くの人に知られるべきだ。
魅力は過去のブログに書いているのでこちらもぜひ。
大塚愛
楽曲:なんだっけ
「さくらんぼ」をはじめ「プラネタリウム」「 PEACH」など多くの代表曲を持っている大塚愛。過去には6回紅白歌合戦に出演をしている。結婚や出産もあり活動休止時期もあったが、2021年の今再度存在感を出し始めている。
そう感じたのは、この新曲「なんだっけ」。引き付けられるイントロからの疾走感あるサウンド。癖になるサビのフレーズ。PVや楽曲から今のトレンドを抑えた音楽のようなところも多くあるがしっかりと大塚愛の良さがでているのだ。「フレンジャー 」「 CHU-LIP」のようにキャッチーなサウンドだが独特な歌詞の世界観を作ることができる彼女が今本気出したらこんな癖になる楽曲をつくることができるのかと感動した。
この曲を聞いてこれまでのシングルを改めてすべて聞いたが、2021年にリリースされたあっこゴリラとのコラボ楽曲「あいびき」もまたおしゃれさの中カッコよさを感じるが歌詞がおもしろい曲となっている。
いろんな経験を経て最先端を取り入れた最高のアーティストになっている今の大塚愛を見てほしい。
flumpool
楽曲:ディスタンス
今年7月に新事務所を設立をして独立を発表したflumpool。過去に紅白歌合戦に3回出場。「君に届け」「花になれ」「証」など多くの代表曲がある。2017年にヴォーカル山村隆太の機能性発声障害もあり活動休止期間もあったが2019年より活動を再開した。
自分自身も学生時代ポルノグラフィティと同じくらい好きでファンクラブに入り、何度もライブにいっていた。でも「EGG」が個人的にはまらなかったこともあり、恥ずかしながら聞かない時期もあった。
そんなflumpoolの魅力に再度はまらせてくれたのがこの曲「ディスタンス」。flumpoolの印象を覆すほどおしゃれさを感じさせる楽曲。おもわず横揺れしたくなるビートが癖になってくる。また楽曲を聞くと声の不調があったことが嘘のような歌声で完全復活したように感じた。活動休止期間を経て、再度基盤を固めて新たな魅力をつけてきていることをこの曲とアルバム「Real」を通して思わせてくれた。
独立してどのような活動をしていくのか楽しみだ。
今回紹介をした4組は、決していま人気がないわけではない。多くの固定ファンにささえられて活動を続けている。それぞれがヒット曲をもちながら今でも挑戦を続けている。
複数の楽曲を知られていることは、とてもすごいことだ。だが、挑戦や素晴らしい楽曲を出し続けている今の活動や新曲も聞いてほしい。そんな気持ちでこのブログを書きました。
SNSでヒットが生まれる時代。昔の曲が再度ヒットすることもあれば新曲より新たな魅力が伝わりヒットすることもある。多くの人に新たな魅力が伝わってほしい。
この4組が今後どんな活動をするのか楽しみです。