ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

【2023.10.15 リリース】『ユメカナエフェス2023コンピレーションアルバム』全曲レビュー

 

10月15日に東大阪市花園中央公園で開催されるユメカナエフェス!

今年で2回目の開催となり、8ステージ総勢47組の出演者が盛り上げるイベントとなっています。今年は私も実行委員として毎日SNSで宣伝をさせていただいております!

 

『ユメカナエフェス2023コンピレーションアルバム』が10月15日会場でリリースされます!

ジャケット制作:ayn (@ayyyyyn515) / X



 

今年は、なんと17曲が収録!

そんな楽曲たちをこれから全曲レビューしていきます!

 

よろしくお願いします。

 

1.Deneb/Miranda Otsuji

中野利仁監督自主制作映画『恋愛L+』主題歌。神秘的なサウンドと共に「Triangle. . .
」というフレーズから楽曲はスタート。LGBTをテーマにした映画主題歌でもあるこちらの楽曲は、伝えたいけど伝えられない葛藤や切なさが歌詞の節々から感じ取ることができる。彼女の感情を表現するかのように、間奏のギターがエモーショナルに鳴り響く。徐々に音数は増え盛り上がっていき、心は軽くなっていくようだ。

Miranda Otsuji🐈🚀10/5(木)花園ラグビー場で歌います! (@mirandaotsuji) / X

 

 

2.カメステップ/りつフラワー

鼻歌みたいな日常を歌うシンガーソングライター。ステップを踏んでいるかのように華やかなサウンドでイントロから明るい気持ちになっていく。カメのようにゆっくりでもいい、だれか必ず見ているから歩いていこうと多くの人の生活にエールをくれる応援歌となっている。

りつフラワー🌼 (@Ritsu_Hello) / X

 

 

3.リボン/コッコア

関西を中心に活動するバンド。ドラムのリズムから始まる。ギターの音色が徐々に増えていく。哀愁を感じさせるようなギターのサウンドが歌詞の情景を頭の中で浮かべてくれる。小説のような歌詞にエモーショナルなバンドサウンドが心に染みわたっていく。

コッコア (@coccoa7) / X

 

 

4.バースデー/ぷすっぽ

東大阪在住 ギターとドラムの2ピースで活動中 男女ツインボーカル。男らしくもあり伸びあるの歌声の男性ボーカルゆうとの歌声が心をしっかりつかんでくれる。華やかでキャッチーでありながら、ギターやベースなどの一つ一つの作り出すメロディがかっこいい。バースデーを祝福するかのような間奏のギターが曲をより一層華やかなにしてくれる。

ぷすっぽ///アー写新しくなりました🆕 (@pusuppo) / X

 

 

5.集客ヤバイ節/君がそうなら僕はこう

大阪発青春メロキュンバンド。略称は君僕。イントロのベースラインがたまらない。体が踊りだしたくなるようなメロディライン。ライブの集客のやばさをひたすらうたった歌詞は多くのアーティストの気持ちを代弁していることだろう。コミカルな歌詞と中毒性のあるメロディで一度聞くと耳から離れない。

🌕🍁君がそうなら僕はこう🍁🌕 (@kimisoubokukou) / X

 

 

6.うたかたの日々/かしもとゆか

よしの七夕フェスティバル主催も行うかしもとゆか。聞き心地の良い鍵盤の音色からはどこか懐かしさも漂ってくる。彼女のきれいな歌声とやすらぎのあるメロディが聞いていると自然とリラックスができる。

かしもとゆか (@87yuka78) / X

 

 

7.Break The Shell!!/Patrick&Patricia

2020年春、大阪にて結成。5人組フォークロックバンド"Patrick&Patricia"。ドラムのリズムから始まるイントロ。スタートからバイオリンの音色と共に溢れ出す疾走感のあるメロディ。【Break The Shell!!】のフレーズではコール&レスポンスと一緒に思わず拳を上げたくなる。ライブで盛り上がること間違いない1曲。

Patrick&Patricia (@PatPat_official) / X

 

 

8. I Remember feat.LUCKY SUNDAY/Rintaraw

16歳のシンガーRintarawが女性アーティストLUCKY SUNDAYをゲストに迎えた楽曲。ピアノの音色と透き通った女性の歌声が心にスーッと入っていく。低音のRintarawの歌声が入ることで曲にまた一つエッセンスを加えてくれる。二人の異なる歌声が絶妙なハーモニーを作り出す。

https://twitter.com/RintarawDream

 

 

9.夢の糸/Salia 

疾走感のあるロックサウンドと彼女の力強い歌声はかっこよく、夢に向かって動き出す感情の表れがストレートに入ってくる。間奏のギターソロは、夢に向かって行動することを抑えきれない気持ちを表すかのようにかき鳴らしていく。ユメカナエフェスのコンピレーションアルバムにぴったりな楽曲となっている。

Salia (@ssw_Salia) / X

 

 

10.キングサーモン/YUQQUE 

シンガーソングライター。徐々に音を上げるギターのサウンドアコースティックギター1本で作り上げられるメロディ。音数の少ない中だからこそ彼の色気がありかっこいい歌声が際立ち心に染みわたっていく。他の楽曲も聞きたくなった。

YUQQUE (@soreyukeyukke) / X

 

 

11. ねぇ、恋/KENG

大阪府高槻市出身在住のシンガーソングライター。ガロンがアレンジを担当したコンピアルバム限定の楽曲に仕上がっている。彼の優しく温かい歌声と神秘的なサウンドが合わさり聞いているとリラックスができる。原曲とは一味違った「ねぇ、恋」を楽しむことができるだろう。

KENG🍛🎹🎤 シンガーソングライター (@utautai_KENG) / X

 

 

12.レンブラント/ナンカノユメ 

関西の歌ものポップロックバンド。疾走感のあるバンドサウンドと841の艶やかな歌声が魅力的な楽曲。この先の夢や未来に向けて走り出していく歌詞は、ユメカナエフェスのコンセプトにもしっかりとあっている。ライブでは拳を振り上げて一緒に楽しみたい一曲だ。

ナンカノユメ (@nankanoyume2019) / X

 

 

13. 藍赤い/sustainable GREEN jam 

気ままにおもむくままのオリジナルバンド。ピアノが奏でるメロディから始まるイントロ。ボーカルの歌声は、風のようにさわやかで心地が良い。一つ一つの楽器が彩りを与えてまるで自然の中にいるかのようなイメージができる。

sustainable GREEN jam (@s_g_jam) / X

 

 

14.スタートライン/Discovery School 

エンタメ×教育がコンセプトのエンターテインメントスクール。Discovery Schoolとして初めてのオリジナル楽曲。ユメカナエフェスの実行委員でもある愛野エリイが楽曲提供。一人一人の未来への可能性や夢に向かっていく姿が歌詞からイメージができる楽曲に仕上がっている。

Discovery School (@discoverypbl) / X

 

 

15.フレームアウト/キセイチュウ 

映画『IN VAIN』主題歌。東大阪・東花園発のダークポップスバンド。ノイズがかかったようなサウンドのイントロは、心や身体的な疲れや葛藤を描いているかのよう。間奏のギターソロはかっこよく、一度聞くと癖になる中毒性のある歌声とメロディ。どんなライブをするのか気になってしまう。

キセイチュウ (@kisei_tyu_) / X

 

 

16. Believe/山田尚

神奈川県厚木市出身のシンガーソングライター。ギター弾き語りでコーラスまで自身で行い、彼の色とりどりの歌声が重なりあい絶妙のハーモニーを作り出す。明るく鮮やかなメロディと夢や未来への希望を込めた歌詞が心にスーッと入り込んでいく。この曲を聞いたすべての人が勇気や希望をもらえることだろう。

山田尚史 (@yamadatakafumi) / X

 

 

17.あほんだら/Miranda Otsuji

「K-FACTORY」CMソング。コンピレーションアルバムの最初と最後を務めるのは、ユメカナエフェス代表Miranda Otsuji。明るいメロディと元気をもらえる歌声。歌詞を聞いていると家族への感謝が伝わってくる。夢に向かって突き進む中での様々な想い。彼女の人生と家族への想いが詰まった心温まる1曲になっている。

 

 

以上がコンピレーションアルバムの収録曲です!

 

 

今年のユメカナエフェスのコンセプトはこの3つ「夢の実現」「動物愛護」「地域美化 」収録されている楽曲からは、夢や愛情を感じられるものが多くあり、1枚を通して聞いてほしい1枚になっています。

 

この『ユメカナエフェス2023コンピレーションアルバム』は、10月15日のイベント当日に会場にて販売されます!

 

今回紹介アーティストはもちろん、総勢47組の出演者を見ることができるユメカナエフェス!東大阪花園中央公園にて開催!観覧無料のイベントなのでぜひお越し下さい!

twitter.com

 

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ベストソングTOP10【2023/09】

【記事公開日:2023/10/3】

 

 

昨日まで半袖を着ていたと思えば急に肌寒くなってきましたね。みなさん、体調にはお気を付けください。

 

さて、今回は、毎月恒例の1ヶ月で紹介をした楽曲の中から特に個人的に好きだった楽曲をランキング形式で紹介するベストソングTOP10!

 

9月に紹介をするために聞いた楽曲は、1176曲!

その中から個人的に特に好きだった10曲を紹介します。

 

それではよろしくお願いします!

 

10位 安全地帯/Hwyl 

2021年6月結成3ピースバンド。2023年上半期インディーズベストソングにも選出をしたバンド。ノスタルジックなバンドサウンドのイントロ。会社や学校などのつらい現実、弱った心が徐々に前向きになっていく歌詞。Hwylは現代社会の若者たちの生き方を肯定してくれるバンドだと改めて感じられた1曲。

 

 

9位 プロポーズ文句/名誉伝説

2023年結成 5ピースバンド。ポップでキャッチーなメロディ。プロポーズ文句を繰り返し、どんなプロポーズで相手に伝えるか悩んでいる様子が伝わる歌詞。独特な歌詞構成が癖になり、キャッチーなメロディとミックスされて中毒性を誘う。9月に初めて知ったインディーズバンドで一番驚かされた楽曲。

 

 

8位  唱/Ado

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン「ゾンビ・デ・ダンス」新テーマソング。現在チャート上でも存在感を放っている楽曲。中毒性の強いメロディとAdoの技量が遺憾なく発揮させた歌声。聞けば聞くほどすごい楽曲でなぜこの曲を歌えるのかが疑問符がでてしまう。Adoだからこそ完成された楽曲だ。

 

 

7位 more than words/羊文学

TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」エンディングテーマ。エモーショナルなメロディラインで始まるイントロ。ヴォーカルの塩塚モエカがエンディング担当をするにあたり漫画の『呪術廻戦』を何度も読み返したと語る今回の楽曲。アニメをまだ見れていないが楽曲の持つ力と彼女の歌声の安心感から気づけば何度も聞いていた。

 

 

6位  ディストラクション・ガール/湯冷めラジオ

東京発4人組バンド。バンドなりの夏フェスソングと語る新曲。ノスタルジックなバンドサウンドと中毒性のある「ディストラクション・ガール」というサビのフレーズ。疾走感のあるメロディもかっこいい。これまでも紹介をしてきたバンドだが、これまでの楽曲とはまた違う楽曲の世界観を作り出しており、今後の飛躍が楽しみになった。今後注目バンドです。

 

 

5位 硝子窓/King Gnu 

映画『ミステリと言う勿れ』主題歌。ストリングスが主軸となり、独特なリズムと共に作り出されるサウンド。井口の繊細な歌声がメロディと合わさり心の中にスーッと入り込んでいく。9月は、「SPECIALZ」もリリースされたが真逆のような楽曲でKing Gnuの存在感を放ってくれた。ここ数年の名曲たちが収録されるだろうアルバムがどんな仕上がりになっているのか楽しみでしかない。

 

 

4位 ケモノミチ/Mr.Children

アルバム「miss you」の収録曲。一歩ずつ進んでいるかのようなアコギの音色と重厚なストリングスのサウンド。ストリングスの音色も後半になると際立ちを見せ壮大になっていく。Mr.Childrenが全曲新曲と銘打ってリリースされる今回のアルバムがどんな作品になっているのだろうか。

 

 

3位 Mainstream/BE:FIRST

「流行に左右されずに、むしろ自分たちのスタイルを貫き、それが“Mainstream”を生み出していく」という決意から生まれた楽曲。アラーム音のようなサウンドは聞けば聞くほど癖になってくる。メンバーそれぞれの個性があり美しい歌声が際立つ作り。サビになるとリズムが増していき盛り上がっていく。BE:FIRSTの今後がより一層楽しみになった楽曲だ。

 

 

2位 能動/三浦大知

1月24日リリースのアルバム「OVER」より先行配信。初見でのインパクトと衝撃度でいうと今月1位だった。三浦大知としての新境地ともいえる音楽性。パフォーマンスの際立つMV、歌うことが難しい曲構成、フェイクを入れて盛り上げるところなど三浦大知だからこそ歌い上げられる楽曲といってもいいだろう。一つのアート作品を見ているような衝撃的な作品。

 

 

1位 日常/Official髭男dism

日本テレビnews zero』テーマ曲。今月は三浦大知の「能動」が1位になるだろうと思っていた。ただこの楽曲を聞いた瞬間に心に深く入り込んでいった。「はしゃぎすぎた週末のシワ寄せならばまだ良いのに」というフレーズから始まる歌詞は、すぐに自身の経験や現状を浮かばせる。「しんどいなぁ」のフレーズで急に音数は減る様子はまるでため息のように。彼らが以前リリースした「コーヒーとシロップ」の数年後を描いた人生のようにも感じ取れる楽曲。営業マンとしての経験のある私にとって歌詞の一つ一つが心の奥底まで入り、毎日何度も聞いていました。多くの人に聞いてほしい名曲。

 

 

 

以上が今月のベストソングTOP10です!

 

紹介した楽曲たちは、AWAにてプレイリストを公開中 ↓ 

 

ここで告知です!ラジオでBE:FIRSTの特集をします!

 

是非お聞きください!

 

読んでいただきありがとうございました!

【ライブレポート】小川健介「Aco issai」@ 心斎橋FootRock&BEERS(2023/09/19)

9月19日。シンガーソングライターの小川健介が主催となり、あるアコースティックイベントが心斎橋FootRock&BEERSで開催された。そのイベントは、「Aco issai」。2ndEP「Aco issai」のリリースを記念して開催。

このイベントでは、彼のこれまでの音楽活動で共に切磋琢磨してきた7組の仲間たちが集結した。出演したのは、スクう空氣・村山 雅庸・can me(fr.infinitesentimeter)・森美咲・内田紳平・たきぐちはるか・井ノ本 睦。

それぞれが異なる色をもつシンガー達。素晴らしいライブステージのバトンをつなぎ、今回の主催でもある小川健介の出番へ。

 

Key. HiRo (声にならないよ,スクう空氣)・Cajōn. とら(ハレガサ,スクう空氣)をサポートに迎えて、アコースティック体制でのライブスタート。カホンのリズムとピアノのきれいな音色から始まったのは「恥の先へ」。彼の優しく甘い歌声が会場内に響き渡っていく。『どうぞ、よろしく!』そんなことを会場に伝える彼の顔からはやさしく涼しげな様子が伺えた。

まるでスキップのようなピアノの音色でスタートしたのは今回のEPの収録曲「ムーン」。昭和歌謡をどこか感じさせるメロディは後半になるにつれて切なさを感じられるようになっていく。ラスサビ前に一瞬の間が入ることで最後をより盛り上げていった。

 

『本日は最後までいていただきありがとうございました!全8アクトですので水分補給などをしながら癒しの時間を楽しんでくれたら嬉しいです。』

EPのリリースは約5年ぶり。5年前のEPは初めてリリースしたCDでもある。バンド演奏の楽曲が多いイメージの彼がリリースするアコースティックEPは、すべてステージにいる3人で制作をしている。

 

can me(fr.infinitesentimeter)からMCの中でなぜこのタイトルなのか知りたいという質問があった。そんな質問に答える小川健介。『4月にツーマンライブをやりました!その時にリリースをしたのが「青一才」年若く経験のとぼしい男。という意味の青二才にもなっていないという気持ちを込めた造語です!』今回の「Aco issai」は、そんな「青一才」のリリース時の経験を経て出来上がったアコースティックアレンジの楽曲たちが収録されている。

『このメンバーでライブで何度もやっている楽曲なのでこの曲をやることを決めました。』そんな思いを込めて歌われたのは、「華」。アコースティックギターの音色が際立ち、彼が囁くように歌い上げていく。哀愁のある儚いメロディ。彼の歌い上げる姿は魂がこもった歌声として心の中にスーッと入り込んでいく。カホンのリズムと共に暗転していく場内からとらは立ち去り、ステージには2人が立っていた。

 

『僕をずっと応援してくれる人や遠くから見てくれる人もいたと思います。いろんな人がいると思いますが次の1曲は大切に歌っていきたい楽曲です。昨年リリースした3rdシングルを歌います。』これまでの後悔や自分の1番弱いところを歌った楽曲『瞳の中で』を披露。こちらの楽曲は今回のEPで唯一のピアノアレンジ楽曲でもある。繊細で綺麗なピアノのメロディが会場の一人一人の心の中で入り込んでいく。ギターを置いて彼はマイクをもって歌い上げる。そんな彼の顔立ちや歌声からはこれまでの後悔を思い浮かべるかのよう。最後思いを込めたフェイクが涙を誘う。

 

『本日出演をしてくれた7組はいかがでしたか?』会場からは拍手が届けられる。『同世代の最強メンツが揃ったと思います!』サポートメンバーの紹介では、『ふにゃふにゃした部分をきっちりと旋律を奏でてくれてるひろさん。年下だけど自分よりしっかりしてるとらちゃん。』と独特なメンバー紹介で会場に笑いを誘った。

 

『次の曲はみんなの力を借りたいです!アップテンポな楽曲が続きます!』と伝えて始まったのは、「Only lonely life」。会場の人たちは立ち上がり手拍子でライブはより一層盛り上げ、軽快なリズムでポップでキャッチーなメロディが会場内を楽しく作り上げていく。
『ラスト1曲いけますか!今日は来てくれてありがとう!Holiday!』ラストは笑顔で楽しく歌を届けてくれた。

暗転をした会場に響きたわたっていくアンコールの拍手。会場を一周してきた小川健介が走ってステージに登場。『今日にこだわってやってきました。最後のHolidayは皆さんいい笑顔でした!ありがとう!』EP収録曲でもある「青一才」は、スクう空氣のヴォーカル一山楓と作った楽曲。作詞一山楓、作曲小川健介の共作であるが、リリース前に一山楓に伝えることを忘れていたと謝罪。笑いながら言い合える二人の関係性に会場はほんわかとした空気感が流れる。急遽、一山楓がステージに登場。事前に伝えられていたわけでもないサプライズ登場ということもあり、一山楓が一番驚いた表情を浮かべながら最後はコラボで4月の江坂MUSEを思い出すかのようなステージで締め括った。

 

セットリスト
1.恥の先へ
2.ムーン
3.華
4.瞳の中で
5.Only lonely life
6.Holiday
enc.青一才

 

今回、7組の出演者が歌いつなぎ心に癒しを与えてくれた小川健介主催の「Aco issai」。彼の弾き語りとしての活動の集大成ともいえるイベントでもあっただろう。バンドと弾き語り、二つの顔を見せる小川健介の今後の躍進が楽しみだ。

 

【出演者】

小川健介 @ 9/19 2nd EP「Aco issai」Now on Sale! (@tribueray) / X

HiRo-声にならないよ- (@HiRo_koenara) / X

とら ハレガサ スクう空氣 (@tora_haregasa) / X

スクう空氣 (@suukuukuuki) / X

村山 雅庸(むらやま まさのぶ) (@murayama007) / X

can me(kyami) (@ISM_CanMe) / X

森 美咲 (@misaki0403w) / X

内田紳平(弾き語り) (@uchida_acostic) / X

たきぐち はるか (@ebi129haruka) / X

井ノ本 睦 (@niconicovii) / X

 

【カメラマン】

Tamaki Takumi (@tkantbti) / X

RYO Weekly Music Selection【2023/09/27】

【記事公開日:2023/09/29】

 

9月も今週で終わり。

2023年も後、数か月と思うとあっという間に日がたちそうですね。

 

さて、今週のRYO Weekly Music Selectionです!

 

AWAで公開されている【邦楽】今週の最新曲に収録されている299曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

Run/w-inds.

w-inds. LIVE TOUR 2023 “Beyond”』東京 NHKホール公演のアンコールにて初披露された新曲。橘慶太プロデュース楽曲。リズミカルなサウンドから始まるイントロ。未来への希望と夢に向かう大切さを歌った歌詞からは、これまでの彼らの歴史と夢の続きを描いていこうという今後への決意を感じられた。

関連記事:w-inds.15th Album『Beyond』全曲レビュー - ただの音楽ファンが見る音楽業界

 

 

僕は頑張るよっ feat. ano/神聖かまってちゃん

神聖かまってちゃんが2011年8月31日に発売されたアルバム「8月32日へ」の収録曲。11月15日にリリースするベストアルバム「聖なる交差点」からの先行配信。今回は、anoが参加している。今回で初めて知ったので、原曲と比べて聞いてみるとanoの歌声になることでポップになり、サウンドもよりキャッチーに変化している。原曲とは違った良さを放っている。

 

 

Super Ball/TOMOO

今週リリースされたメジャーファーストアルバム『TWO MOON』の収録曲。カラフルでパワフルなサウンドは聞いていると思わず体が踊りだしたくなる。彼女の表現豊かな歌声が華やかなサウンドと絶妙にマッチする。アルバムも早速聞いたが、2023年注目の1枚といっても間違いない作品だ。

 

 

more than words (Cwondo Remix) /羊文学

アニメ「呪術廻戦」渋谷事変のEDテーマ。今週リリースされたシングルに収録されている Remixヴァージョン。No Busesのヴォーカルを務め、ソロ活動も行うCwondo が Remixを担当。前衛的でリズミカルなサウンドは原曲とは全く違うテイストに仕上がっているが、神秘的なサウンドも入ることで違和感がなく新しい音楽として生まれ変わっている。

関連記事:GAGAFEST ✕ オフィス不知火 共同企画 Featuring 「36on - スリーロックオン」【ライブレポート】 - ただの音楽ファンが見る音楽業界

 

 

この雨がやんだら/足立佳奈 feat.竹内唯人 

ドラマ「アオハライド」Season1の主題歌。モデルとしても活動をしているシンガーソングライターの.竹内唯人をゲストに迎えている。優しく繊細なピアノの音色から始まり、徐々にアップテンポになっていくサウンドは恋をする心のドキドキを表しているかのようだ。二人の歌声もとても聞き心地のいい楽曲に仕上がっている。

 

 

HIKARI (feat. 林萌々子) /KYONO 

TBS系「王様のブランチ」9月度エンディングテーマ。THE MAD CAPSULE MARKETSのボーカリストKYONOがHump Backの林萌々子をゲストに向かた楽曲。疾走感のあるバンドサウンド。二人の歌声で彩られる明日への希望を歌った歌詞。聞くと元気がもらえるような1曲に仕上がっている。

 

 

克己心/Mr.ふぉるて 

フジテレビ系TVアニメ「逃走中 グレートミッション」のエンディングテーマ。バンド初となるアニメ主題歌となった今作。カントリー調のアレンジで聞き心地のいいサウンド。「己に克つ心を持ってこれからの音楽活動へ向おう」という気持ちを込めた歌詞は、多くの人に寄り添うことだろう。

 

 

雨鳥天/DeNeel

​2017年、大阪にて結成。"OSAKA REVIVAL POP"を掲げ活動中の4人組新鋭バンド。楽曲の読み方は、ウチョウテン。胸を震わすようなギターのサウンドでイントロから楽曲にひきつけられる。2番になるドラムのリズムも際立ちを見せる。かっこよく何度も聞きたくなるような1曲。

 

 

BIRTHDAY/Ivy to Fraudulent Game 

今週リリースされた5thアルバム「RE:BIRTH」の収録曲。生命の誕生をイメージさせる神秘的なギターのサウンド。徐々にサウンドは壮大になっていき、生まれた理由や人生について考えるきっかけを与えてくれるようなメッセージソングとなっている。

 

 

不眠導入剤/ドミコ 

mini album「肴」(読み:あて)の収録曲。真夜中を楽しむかのようにギターのサウンドが踊り狂っていく。そんなサウンドは、中毒性が強く楽曲の世界観にどんどんのめりこんでいってしまう。今回のミニアルバムがどんな作品に仕上がっているのか気になるきっかけとなったので早速聞いてみようとおもう。

 

 

タイムマシンにのって/ねぐせ

ねぐせならではのハートフルであたたかいバンドサウンド。「タイムマシンにのって」と歌われる歌詞は、少年時代の情景が浮かんでくる。ドラえもんの主題歌として使われてもおかしくないくらいのイメージができた楽曲だ。

 

 

77/ネオンに恋して

新しいけど何処か懐かしい、『ネオレトロ』をテーマに今年5月より活動を始動したバンド。ノスタルジックなサウンドのイントロから始まる。1977年を表しているかはわからないが、歌詞からは昭和の世界情勢を表しているように感じられた。「幸せな国の裏では銃声が響く」というフレーズから世界で戦争がある中で生きていく現代を生きる私たちに送るメッセージソングに感じられた。バンドとしての振れ幅を大きく広げてくれた楽曲だ。

 

 

君がギターを弾かないなんて/The Cheserasera

2009年、東京にて前身バンドを結成。1年半の活動休止を経て、ニューEP『Replay』より先行配信。かき鳴らすようなギターのサウンドがイントロから拳を上げたくなっていく。色気があり伸びのある歌声のボーカル。間奏のギターソロはより心に染みわたっていく。EPも楽しみだ。

 

 

ハイヒール/aiRina

沖縄出身のシンガーソングライター。都内のライブハウスを中心に活動中。今回初めて知ったシンガーソングライター。ギター1本で弾き語りで収録された音源は、パワフルで色気のある歌声と疾走感のあるアコギの音色が際立ち、一度聞くと何度も聞きたくなるような楽曲に仕上がっている。

 

 

プロポーズ文句/名誉伝説

2023年結成 5ピースバンド。ポップでキャッチーなメロディに安心感のある女性ヴォーカルの歌声。ひたすらプロポーズのフレーズをあげていく歌詞は、癖が強い。だが、フレーズと共にあげられる感情がセットになることでどういう風に相手に伝えようかと考えていることが伝わってくる。面白いバンドと出会えた。

 

 

オシマイ/wagamama 

大胆不敵に鳴り響くワガママポップ。軽快な鍵盤の音色と女性ボーカルの凛としておりかわいらしさもある歌声。徐々に明るくなるバンドサウンド、コーラスも入り聞いていて気持ちがいい。今後も注目していきたいバンドだ。

 

以上が今週の紹介楽曲です。

 

AWAプレイリストでは14曲が下記追加されています。

愛すべき日々よ/ヤングスキニー
bathroom feat.れん,mashima soshi/MAISONdes
泣いとけば良かった/NEE
終電車/Hakubi
夕凪詠草/クレナズム
僕しか知らない/ナードマグネット
Anymore/the engy
終点/水咲加奈
夜に駆ける From THE FIRST TAKE/YOASOBI
CAKE/ステエションズ
夜間飛行/Sophomores
ノスタルジー/Leina
fakest show/SHIFT iN CANDLE
Smooth/踊る!ディスコ室町

 

プレイリストはこちら

 

今週までで紹介をした9月の楽曲から個人的に特に好きだったTOP10を発表します!

 

今週も読んでいただきありがとうございました!

 

 

RYO Weekly Music Selection【2023/09/20】

【記事公開日:2023/09/23】

 

RYO Weekly Music Selection!

 

AWAで公開されている【邦楽】今週の最新曲に収録されている296曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

ケモノミチ/Mr.Children

10月4日にリリースされるアルバム「miss you」より先行配信。一歩ずつ進んでいるかのようなアコギの音色と重厚なストリングスのサウンド。ストリングスの音色も後半になると際立ちを見せ壮大になっていく。Mr.Childrenが全曲新曲と銘打ってリリースされる今作は名作の予感しかしない。

 

 

硝子窓/King Gnu 

映画『ミステリと言う勿れ』の主題歌。ドラマシリーズに引き続きKing Gnuが担当。ストリングスが作り出すミステリアスな雰囲気。井口さんのハイトーンで繊細な歌声が心にスーッと入り込んでいく。先日リリースされた「SPECIALZ」とは全く違うテイストの楽曲で改めてKing Gnuの振れ幅に驚かされる。

 

 

DIGNITY/Ado

映画『沈黙の艦隊』主題歌。楽曲提供はB'z。ソロでの楽曲提供はこれまでも何度かあったがB'zとして日本のアーティストに楽曲提供を行うのは今回が初めて。イントロの壮大さやサウンドの展開からB'zの「OCEAN」「ALONE」のようなバラードの名曲たちを浮かび上がった。Adoの歌声もしっかり稲葉さんの歌声を憑依しているように感じられる。Ado+B'zのコラボレーションと本人たちが語る楽曲は素晴らしいコラボ作品となった。

 

 

Relay〜杜の詩/サザンオールスターズ

3か月連続配信シングルの第3弾。神宮外苑の再開発を知ったことをきっかけで制作された楽曲。エモーショナルメロディと後半にはコーラスが入り、どんどん壮大になっていく。壮大で美しい自然が明日ふぁるジャングルへと変化してしまう愁いを歌った今回の楽曲は、人々に考えるきっかけを与えてくれることだろう。

 

 

最高到達点/SEKAI NO OWARI

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TVアニメ「ONE PIECE」オープニング。昨年映画が大ヒットや現在は実写ドラマが世界中で話題となっている「ONE PIECE」。新章に入るタイミングでオープニングを初めて担当することとなったSEKAI NO OWARI。四皇となり海賊王に向けて走り続けるルフィの心情や新しい世界の幕開けを歌った歌詞は今のアニメの世界観をしっかりと反映させている。

 

 

憧れのままに/yama × キタニタツヤ

Hyundai 『KONA』 イメージソング。憧れをテーマに制作された楽曲は、「憧れ」を象徴していた1970-80年代のシティポップからインスパイアされた楽曲に仕上がっている。懐かしさを漂わせるシンセサイザーの音色と現代を感じさせる疾走感のあるバンドサウンドの融合が今の時代の憧れを表現しているように感じられた。

 

 

The Sun from the EAST /BMSG EAST

The Moon in the WEST /BMSG WEST

SKY-HI率いるマネジメント/レーベルBMSG所属のアーティスト達が出身地でBMSG EASTとBMSG WESTに分かれてリリース。太陽のような熱量を感じさせる「The Sun from the EAST」、月を表すようにクールでかっこいい「The Moon in the WEST」。どちらも違ったアプローチで良さを出している、BMSGの成長を年々感じられるが、より世界に知られる事務所になっていくことだろう。

 

 

エニグマ/SIX LOUNGE 

今週リリースされたアルバム「FANFARE」の収録曲。ソニー・ミュージックレーベルズ移籍後、初のアルバムとなる。これまでの楽曲と違ったおしゃれな雰囲気を醸し出しており、ヴォーカルの高音も際立つものとなっている。SIX LOUNGE の今が詰まった1枚になっているのでぜひ聞いてほしい。

 

 

銀色/鷲尾伶菜 

10月11日リリースの「For My Dear」より先行配信。E-girls/Flowerの楽曲を数多く手がけた小竹正人を作詞に迎えた楽曲。伸びのある美しいハイトーンの歌声とピアノのきれいな旋律から届けられる美しさ。アルバムが今から楽しみだ。

 

 

裏終電・敵前逃亡同盟/クジラ夜の街

ファンタジーを創るバンド、クジラ夜の街。ピアノやベース、ドラムなどのそれぞれの心地よい音色が曲を優しく彩ってくれる。小説を読んでいるような気持ちにもなれるが、日々の生活を頑張りつかれた社会人にそっと寄り添うような歌詞となっている。気づけば何度も聞きたくなるような中毒性のあるサウンドも魅力的。今後の楽曲も楽しみだ。

 

 

安全地帯/Hwyl

3人組ロックバンドHwyl(読み:ヒュイル)。今回の楽曲は苦しくても前を向いていこうというメッセージソング。学生や若者だけじゃなく、社会人の人たちにもささることだろう。寂しい時やしんどい時の安全地帯になるような心にそっと寄り添ってくれる楽曲に仕上がっている。

 

 

CANKERI/CAT ATE HOTDOGS

2018年春結成、関西発のロックバンド。思わず体がノリたくなるようなドラムのリズムは2000年代のJ-ROCKをイメージさせるようなどこか懐かしさを感じられる。少年時代を楽しさを表現したかのような歌詞。彼らの少年時代をサウンドと共に表現しているのかもしれない。

 

 

明日晴れたら/シュガースプレー

2022年5月結成東京発ガールズ5ピースバンド。気持ちが徐々に高まるようなドラムのリズム。鍵盤の音色が楽曲を晴れ空のように明るくしてくれる。結成からまだ1年弱のバンドで今後の活動が楽しみだ。

 

 

フィルムカメラ/文藝天国

色彩作家 すみあいか と 音楽作家 ko shinonome による二人組。force album「破壊的価値創造」の収録曲。切なく哀愁を漂わせるメロディ。透き通ったボーカルの歌声。徐々に音数増えていくサウンド展開も好きだ。

 

 

六畳半メモリー/雨と理科室

大阪発ロックバンド。ドラムのリズムとギターのサウンドが際立つイントロ。ポップでキャッチーなメロディにハイトーンで個性のあるヴォーカルの歌声。間奏のギターソロは気持ちが浮足立っているかのように華やかに曲を彩ってくれる。

 

今週のオススメの16曲はこちら。

 

AWAのプレイリストでは下記楽曲も収録しています!

 

F-R-I-E-N-DS/FTISLAND
Skyblue/NORTH
ピンクフラミンゴ/オレンジスパイニクラブ
missing summer (Hugh Keice Remix – Korean Ver.)/GOOD BYE APRIL
泥だらけの純粋/帝国喫茶
Noidleap/Billyrrom
スターレット/CYNHN
春を零して/bedside theater
Teenager/Sundae May Club
Overdrive/SideChest
ホームタウン/Maki
18:48/つぼみ大革命
ジェットコースター/TELLECHO
スポットライト/Anomaly

 

プレイリストはこちら ↓

 

今週もありがとうございました!

 

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『10月21日開催!GAGAFEST 主催者インタビュー!』

【記事公開日:2023/09/19】

 

 

10月21日京丹後森林公園スイス村BEATCAMPで開催されるGAGAFEST。コロナ渦を経て、今年第2回が開催されるこのイベントの魅力やイベントへの想いを聞くために主催のお二人にインタビューをしてきました!

 

 

主催者

システムエンジニアとして会社員をしているかじーさん
WEB関係の業務でフリーランスとして活動をしているみやびさん

 


お二人の出会いは?

かじーさん:出会ったきっかけは音楽でした。僕が19歳のときにソーシャル・ネットワーキング サービスの「mixi」って流行ってたんですよね。それで、神戸のフェス「GOING KOBE(※現在のCOMIN 'KOBE)」に1人参戦をする予定の人達が集まって一緒にいこうという、コミュニティがあったんです。当時、僕は音楽の趣味が合う友達がいなかったので、そのコミュニティを通じてGOING KOBEにいきました。

そこで出会った友達がマキシマム ザ ホルモンしか歌わないカラオケイベントの主催をやっていて、流れで一緒に主催をすることになりました。

 

当時、全国で開催をされていたというマキシマム ザ ホルモンのカラオケ。通称ホルカラ。かじーさんはもう1人の主催者と一緒に神戸でのイベントを主催していたという。
そこに友達の連れという形で2012年に初参加をしたのが、みやびさん。出会って5年くらいのタイミングで2人で飲むことがあり、仲良くなったのがきっかけでした。

 

GAGAFESTをスタートしたきっかけは?

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かじーさん:2018年、平成最後の夏に何かできないかと話していたんです。その当時、流行っていたDAOKO×米津玄師の『打上花火』という楽曲を聞いて、「打ち上げ花火のイベント企画したらおもしろそう!」って思ったのがきっかけです。


みやびさん:ちょうど、現在もお世話になっている花火師さんが個人のプランを始めたところでした。デザイン花火も作れるということもあり、お客さんがホルカラきっかけで仲良くなった人も多くて、【MTH】(MTHはマキシマム ザ ホルモン の略)と書かれた花火の打ち上げもしました。

 

2018年に開催されたこの花火イベントがGAGAFESTの前身イベント。仲のいい人達が多く来てくれたこともあり、イベントとしては成功。ファンが打ち上げたデザイン花火は、Twitterマキシマムザホルモンマキシマムザ亮君にも届き、彼が引用リツイートをしてくれたことで多くの人に届いた。ツイート内容も好意的なコメントをしてくれており、2人の中でイベントにいつかをマキシマム ザ ホルモンを呼びたいという思いが増えていったとのこと。

 

もともと音楽が好きだった2人。花火をするとなった時点で野外ステージがあったらおもしろいなと考えていたそう。そんな一つの夢を現実にしたいという気持ちで形にしたのが、2019年に初めて開催されたGAGAFEST。

イベント名、Good At Galaxy Art Festival。通称をGAGAFEST。音楽フェスではなくアートフェスのイメージで作ったのでこの名前が付けられた。またメインが花火ということもあり幅を広げていきたいという気持ちも込められている。また、GAGAにはクレイジーや夢中になるという意味もあり、自分たちにも近いと感じられるところもあったとのこと。

 

2019年第1回を開催した後の心境は?

みやびさん:正直、赤字が7桁を超えていました。ただ、なかなかできない経験や新しい出会いが今後に繋がるので、先行投資と考えていました。
運営をしていく中で正直、思い残すことも多くあり、後悔することが山ほどありました。リベンジしたいという思いでいっぱいでしたね。

 

かじーさん:何か話し合いをしたわけでもなく、自然と来年はどうしようという話になっていきましたね。

 

コロナ渦の活動や第2回で場所が変わった理由は?

みやびさん:もともと翌年の2020年に2回目を開催する予定でしたが、コロナ渦になりできなくなりました。その後、なんとか動こうと模索しましたが、場所や集客の壁が大きく、開催が難しかったです。

 

コロナ渦では、ライブハウスに通って新しいアーティストとの出会いを大事にしたり、今後の為に小規模なイベントを開催していたという。そんな中、今年度開催するきっかけはどんなことがあったのか。

 

みやびさん:2023年に第2回目の開催が決定できたのは、良い会場が見つかったことが大きいです。第1回で開催された舞洲は、広すぎる会場で場所を持て余してしまっているところもありました。そこで他の候補地を探していました。

 

かじーさん:今回の会場「京丹後森林公園スイス村BEATCAMP」は、以前から知人に教えてもらっていて知っていたんです。そこで会場にコンタクトをとったのですが、大阪からだと数時間かかり小旅行くらいの距離ということもあり、行きながら難しいかなと内心思っていました。

 

みやびさん:いざ現地に行って、オーナーさんと話をしてみると熱意がすごく、これまでの会場で行われたイベント内容をお聞きして、ピースフルだなと感じました。1番の決め手は、なぜここをつくったのか。こういう場所にしたのかというオーナーの熱意です。そんな思いが自分達のやりたいイベントとリンクすることも多かったんです。


かじーさん:会場が夜中まで音楽を流すことができる。ごはんもお酒も美味しくていいイベントになるんじゃないかとなりました。その時、僕がキャンプにハマっていたのもあり、よりここでやりたい気持ちが高くなりました。

 

みやびさん:いろんな土地を候補地として、探していましたが夜中まで24時間音楽を楽しめる場所がなかなかありませんでした。京丹後市という土地も素晴らしい場所です。
共同主催って思いたくなるくらいBEATCAMPのオーナーさんが親身になってくれたことが会場を決めた理由です!

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お客さんに感じてもらいたいところは?

みやびさん:景色もキレイでリラックスできる場所です。音楽はもちろん、ごはんもお酒も楽しめます。チルなイベントだけど、激しいロックもあります。それぞれが自由に楽しんでほしいです。

 

かじーさん:僕達はただの音楽ファンで、イベント会社でもレーベルでもありません。
ですが、音楽ファンがノリと勢い、そして熱意があれば野外フェスだって実現できる可能性を感じてほしいです。30代になって、実際に落ち着いている人達も多い中で、やりたいことを我慢せずやったら面白いよねと思ってほしいです。

 

今後どんなイベントにしていきたいですか?

みやびさん:やりたいことはいっぱいあります。まずは、マキシマムザホルモンを呼びたいです!これが一つのゴールだと思います。ただ、ホルモンを呼べたらもっとがんばろうとなると思います。やりたいことはどんどん増えていくと思います!
ASIAN KUNG-FU GENERATIONHUSKING BEEサンボマスターなどの高校生の時に聞いていたバンドを呼びたいですね。自分の好きなアーティストを自分で呼んでタイムテーブルを組む。音楽ファンの夢を実現させたいです。現状確実に段階を踏んでいる自信もあります!


かじーさん:海外のアーティストを呼んだりしたいですね。オフスプリングを呼びたいですし、日本に限らずアジアのアーティストも呼んでいきたいですね!

 

最後に読んでくれた人へ伝えたいことはありますか?

みやびさん:今後GAGAFESTをもっと大きなイベントにしていくので今のうちから応援をお願いします!
あと一緒にやりたいと思ってくれたら連絡ください!

かじーさん:例え一般人でも自分でイベントやフェスを立ち上げたいと思っている人は、ぜひ挑戦してみてほしいです!何かイベントをやりたいという人は気軽に連絡が欲しいです!


コロナ渦を経て、第2回が開催されるGAGAFEST。このイベントは、音楽が好き、イベントが好きという熱い思いを持った2人の音楽ファンがきっかけにより作られていた。まだまだ発展途上ながらも夢への実現に向けて着実に動き出している。
音楽だけでなく、ロケーションや花火、キャンプとして楽しむことができるイベント。普段ライブに行かない人でも間違いなく楽しむことができるだろう。

 

ぜひ、GAGAFESTへお越しください!

 

HP

gaga-fest.com

チケットはこちら ↓ 

gaga-fest.com

【2023.9.19 リリース】小川健介アルバム2nd EP「Aco issai」全曲レビュー

 

関西を中心に活動をしているシンガーソングライター小川健介。

今年の4月に1st mini Album「青一才」をリリースした彼が2nd EP「Aco issai」を9月19日にリリース。

 

「青一才」の全曲レビューも担当しましたが、今回のEPも全曲レビューをさせていただくこととなりました。前回の全曲レビュー記事はこちら ↓

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今回のEPは既存曲の楽曲から厳選した初のアコースティックアレンジの作品となっています!

 


それでは、1曲目から紹介していきます!

 

1.ムーン

アコースティックギターときれいなピアノの音色から始まるイントロ。優しい音色と共に彼の歌声が心にスーッと入り込んでいく。甘酸っぱさを感じさせる好きな人への思いが込められた楽曲かと思えば、進んでいくと行動できなかった後悔が詰まった楽曲でもある。歌詞の最後の1文に切ない気持ちが詰まっている。

 

 

2.Holiday

明るいギターの音色から始まるイントロ。新しい世界が広がっていくように、明るく疾走感のあるサウンドが曲に彩りを与えてくれる。夢を語り合いながら、楽しくドライブをしている様子が歌詞から自然と伝わってくる。鍵盤の音色がより情景をイメージさせてくれる。

 

 

3.瞳の中で

前回リリースされた「青一才」の収録曲。原曲は、エモーショナルなエレキギターサウンドのイントロが印象的だったが、今回はピアノから始まることでまた印象をガラリと変えてくれる。ピアノの旋律と彼の切ない歌声でよりセンチメンタルな1曲に仕上がっている。

 

 

4.青一才

前回のミニアルバムのタイトルにもなった「青一才」。彼のこれまでの人生の振り返りと今後の未来に向けた決意が詰まった歌詞。さわやかなメロディが明るい未来を照らす光のように感じられる。小川健介が今後どんなアーティストに成長していくのか楽しみになるような1曲だ。

 

 

以上が今回の収録曲。全曲少しづつ楽しむことができるトレーラーが現在公開中です。

 

 

彼のこれまでリリースされた楽曲たちは、バンドサウンドが目立つロックチューンの楽曲たちが多かった。今回のリリースは、前回のレコ発でスクう空氣と対バンをしたことをきっかけに新たな音楽の届け方を見つけたのかもしれない。これまでの楽曲たちに新しい息吹がもたされた。

 

そんな彼の2nd EP「Aco issai」を堪能できるイベントが開催される。

2023. 9.19 (Tue)

場所:心斎橋FootRock&BEERS

Open 17:30/Start 18:00・チケット ¥2,500/Door ¥3,000

 小川健介1st mini Album「青一才」ご持参 or ご購入で¥500オフ!!

チケットは小川健介のSNSのDMにて受付中!

twitter.com

 

EPも現地でぜひ、ご購入ください!

2023. 9.19  release

小川健介 2nd EP
Aco issai 」

⚫ 収録曲

1.ムーン
2.Holiday
3.瞳の中で
4.青一才

¥1,500 (tax in)

 

Vocal, Acoustic guitar:Kensuke Ogawa
keyboard:HiRo (声にならないよ, スクう空氣)
Cajōn:とら (ハレガサ, スクう空氣)

Recorded by HiRo  
at  HiRo studio

Mixed&Mastered by HiRo

Photography:Takumi Tamaki
Jacket design:石子

 

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