ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

RYO Weekly Music Selection【2023/09/13】

【記事公開日:202/-9/16】

 

朝晩は少しずつ涼しくなってきましたが、昼間はまだまだ暑さが続きますね。体調を崩しやすい時期だと思うので皆さんもお気を付けください。

 

さて、先週は、スケジュールが入りすぎてブログ投稿をお休みさせていただきました。AWAにてプレイリストのみ公開をしておりますので、聞いていただけると嬉しいです。

 

今週のRYO Weekly Music Selectionです!

 

ストリーミングサービスのAWAが公開する【邦楽】今週の最新曲というプレイリストを全曲聞いた上でオススメの16曲を紹介します!

 

今週は、収録されている291曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

宜しくお願い致します。

 

Mainstream/BE:FIRST 

「流行に左右されずに、むしろ自分たちのスタイルを貫き、それが“Mainstream”を生み出していく」という決意から生まれた楽曲。シンプルだが、癖になるアラーム音のようなサウンド。これまでの作品以上にメンバー1人1人のパフォーマンスや歌声の個性が楽曲全体からからにじみ出る。初見で聞いた時はこれまでの楽曲との違いに正直戸惑った部分もあったが、MVを見てこの曲の完成形をみれたように感じた。他のグループとの差別化を感じられる音楽性が自身のスタイルの貫き。グループらしい新境地の感じられる1曲だ。

 

 

Orange (feat. MC. waka)/星野源

星野源とオードリー若林正恭Netflixの新番組『LIGHTHOUSE』のエンディング。MC. wakaとは若林のこと。ゆるやかで落ち着きのあるチルサウンドに、星野源の癒されるような歌声と若林のラップが合わさっていく。若林の半生を描いたドラマ「だが、情熱はある」を見ていたからこそ、リリックからは、彼のこれまでや人間性が伝わってくる。この曲が収録されたEP「LIGHTHOUSE」はこの曲以外にもライブセッション曲が収録されている。

 

 

日常/Official髭男dism

日本テレビnews zero』のテーマ曲。どこか懐かしさの漂う夜の雰囲気を感じさせるメロディ。日常につかれた社会人の心情を歌った歌詞は、彼らの楽曲「コーヒーとシロップ」で描かれた新卒社員の将来を描いているかのように感じられた。すり減った心に染みわたるような藤原のやさしい歌声。また一つ名曲が生まれた。

 

 

エバーグリーン/SIX LOUNGE

9月20日リリースのニューアルバム『FANFARE』より先行配信。この曲は、公式TikTokにて先行公開されると累計150万回以上再生されている。優しく色気のある歌声で歌いだしから心を奪われる。ストリングスも入り、これまでの楽曲とはまた違いを見せる壮大なバラードとなっている。現在、Billboard チャートの【TikTok Weekly Top 20】「リカ」が1位を獲得しているSIX LOUNGE。今年のブレイクアーティストとして1月に紹介をしたが、よりブレイクすることは間違いないだろう。

関連記事:2023年ブレイクアーティスト - ただの音楽ファンが見る音楽業界

 

 

わたしの宇宙/SHISHAMO

ドラマ『姪のメイ』オープニングテーマ。メロディや楽曲の世界観から初期のSHISHAMOをどこか思い出すような安心感がある。サビ終わりの間奏のギターの音色が際立ち、曲を彩ってくれる。

 

 

ばっどくらい/NEE

中毒性の強いNEEサウンド全開のメロディ。1サビが終わるとラップパートが入ったり、ベースのかほがボーカルを務めるパートがあるなど、これまでの楽曲との違いも際立つ1曲にも仕上がっている。

 

 

I was a girl (長屋晴子より)/大塚愛

大塚 愛デビュー20周年を記念した自身初となる豪華オリジナル”コラボ”アルバム「marble」の収録曲。こちらの楽曲はライブなどでコラボ経験もある緑黄色社会の長屋 晴子が楽曲提供をしている。長屋 晴子が自身のSNSで憧れの人に楽興提供をするという夢のような機会と喜びを伝えた楽曲だ。他にも川谷絵音中村正人DREAMS COME TRUE)なども参加している。

 

 

EDEN feat. にしな, 唾奇/GeG

変態紳士クラブのメンバーでもあるトラックメーカーGeGがにしなとラッパー唾奇をゲストに迎えた新曲をリリース。気持ちが高鳴るアップビートのサウンドにあわさるラップ。そこに、にしなの浮遊感ある聞き心地のいい歌声が際立ちを見せてくれる。

 

 

CLASSIC/ベリーグッドマン

阪神甲子園球場100周年記念事業応援ソング。ベリーグッドマン結成10周年 × 阪神甲子園球場100周年記念事業として11月に甲子園ライブが決まっている彼ら。甲子園を夢見たすべての球児の思いと彼らのこれまでの歴史をリンクさせる歌詞。阪神タイガースの優勝と共にこの楽曲も有名になっていくことだろう。

 

 

Regrets/DURDN 

「RADAR: Early Noise 2023」にも選出されるなど注目を高めているDURDN。どこか懐かしさを感じさせるメロディからは夏の名残を感じさせる。間奏のギターソロを弾いていると感傷に浸りたくなってくる。今後の楽曲も注目していきたい。

 

 

FLASH BACK/リスキーシフト

東京都 4ピースバンド。ドラムのリズムから始まり、拳を上げたくなるようなギターのサウンド。一度聞くと忘れない、独自性のあるハイトーンの歌声。疾走感のあるバンドサウンドがかっこいい楽曲に仕上がっている。ライブで聞いたら間違いなくかっこいいだろう。

 

 

キラキラユー/サバシスター

22爆誕新米ガールズバンド。2か月連続配信シングルの第1弾。ストレートでポップなバンドサウンド。タイトル通り、キラキラユーというフレーズで歌っていると思えば、キルユーと歌っており、ポップなメロディとのギャップのあるワードとなっている。現在注目のバンドサバシスター。次回のシングルも楽しみだ。

 

 

SUEDE/RESERVOIR

2018年結成。東京4人組バンドRESERVOIR(レザボア)。EP 「GRAPE」の収録曲。こちらの作品は前作「MELON」の続編となり既存曲のリテイクと、新曲を含むEPとなる。疾走感のあるバンドサウンドでイントロから心をつかまれていく。間奏のギターとヴォーカルのフェイクがミックスする瞬間はとてもかっこいい。

 

 

ディストラクション・ガール/湯冷めラジオ

東京発4人組バンド。メンバーがバンドなりの夏フェスソングと語る今回の新曲は、これまでの楽曲達と違った個性を放っている。イントロのベースのサウンド、耳に残るギターの音色。ノスタルジックだが中毒性もあり、女性ヴォーカルの歌声もサウンドと相性がよく心に残る。これまでも何度か紹介してきたが個人的に湯冷めラジオで1番好きな曲かもしれない。

 

 

朝焼けは君の頬/バターマーマレード

音楽好きのためのポップソング、バターマーマレード。こちらの楽曲は、東京三部作と銘打ってリリースされている第2弾。ポップなメロディの中きれいな鍵盤の音色が朝焼けのようにさわやかに始まっていく。男性ヴォーカルのやさしい歌声が心にスーッと入り込んでいく。今後も注目していきたいバンドだ。

 

 

Route36/THE・ステレオギャング

高知県で活動中4人組ロックバンド THE・ステレオギャング。今週リリースの楽曲ではないがDMをいただき、かっこいいバンドと思ったことと、私と同郷の高知県ということもあり紹介がしたくなり選出。疾走感があり力強いロックサウンド。女性ボーカルの歌声はかっこよくもあり、サウンドとマッチする。1st album『THE・ステレオギャング』がリリースされているのでぜひ聞いてほしい。

 

 

以上が今週のオススメ16曲です。

 

AWAプレイリストでは追加14曲を収録。追加の収録曲はこちら↓

夏暁/WANIMA
面影/Novelbright
湿っぽいね feat. 相沢, 式浦躁吾/MAISONdes
夜を待つよ/Midnight Grand Orchestra
Expert/KREVA
きらめくきもち/the shes gone
ノックブーツ/Chevon
Plastic L/um-hum
こはく/水咲加奈
エンドロールはまだ流さない/ウエノタカユキ
もういいよ、おやすみ/ちゃくら
君と4号線/fews
バク/憧憬と傘

 

プレイリストはこちら↓

 

 

今月もよろしくお願いします!

 

 

ベストソングTOP10【2023/08】

【記事公開日:2023/09/03】

 

9月に入りましたがまだまだ暑い日が続きますね。

皆さんも体調にはお気を付けください。

 

今回は、毎月恒例の1ヶ月で紹介をした楽曲の中から特に個人的に好きだった楽曲をランキング形式で紹介するベストソングTOP10!

 

8月に紹介をするために聞いた楽曲は、1405曲!

その中から個人的に特に好きだった10曲を紹介します。

 

それではよろしくお願いします!

 

10位 umi tsuki feat. iri (Prod. Chaki Zulu)/SIRUP

SIRUPとiriの初コラボ作品。二人の思い出と実体験から歌詞は作られている。二人の親和性の高い歌声とトロピカルなチルサウンドが夏のエモーショナルな雰囲気をイメージさせてくれる。南国で過ごしてるかのような夏の1日を味わうことができ、個人的には2023年を代表する夏ソングだ。

 

 

9位 あなたを躍らせたい/エルスウェア紀行

2020年9月に始動したヒナタミユ (Vo.Gt)、トヨシ(Dr.Gt)による"どこでもない場所を旅する記録" という意味を標榜する二人バンド。どこか懐かしさの漂わせてくれるイントロのサウンドからしっかりと心をつかまれる。【浮かれないステップ】という歌詞とは裏腹に楽しさが伝わってくるメロディ。女性ボーカルの聞き心地のいい歌声と癖になるサウンドで初めて聞いた時に衝撃が走った。

 

 

8位 Salvia/BE:FIRST

アニメ『範馬刃牙』地上最強の親子喧嘩編EDテーマ。SKY-HI「Sarracenia」とのスプリットシングルとなっており、2曲が『範馬刃牙』の親子それぞれの目線で描かれている。音数が比較的すくないからこそメンバーの歌声やラップが際立つ仕上がり。9月は、4th Single「Mainstream」のリリースされるBE:FIRST。どんな楽曲に仕上がっているのか今から楽しみだ。

 

 

7位 積み木/ボタニカルな暮らし。

5ピースPOPバンド。「令和の時代に、捻くれ者達が見つけた新たな楽園。」をテーマに活動中。アダルトだが、どこか哀愁も感じさせる歌詞。夜の雰囲気を漂わせる間奏のサックス。ラスサビの【わたしのためだけに】の歌声からは心の叫びを感じられた。毎回、いろんな楽曲で楽しませてくれるボタニカルな暮らし。次回作も楽しみにしています。

 

 

6位 会いたくなって、飛んだバイト/ yutori

平均年齢20歳の4人組ロックバンド。疾走感のあるロックサウンドからは、会いたい気持ちで走り出した様子が伝わってくる。また、タイトルと歌いだしにも使われている「会いたくなって、飛んだバイト」は、若者の気持ちを代弁したようなタイトル。yutoriというバンドだからこそ、作り上げることができた楽曲だと感じられた。

 

 

5位 茶しばきロック/気づいたら劇団

阪堺発の 4人と1匹キラキラミュージカルバンド。90年代のアニメを彷彿させるMV。楽曲からもどこか懐かしさがある。キャッチーでかわいらしいメロディと歌声とギャップのあるタイトル「茶しばきロック」。マキシマムザホルモンが使っててもおかしくないこのタイトルだからこそ引き付けられるものがある。中毒性が強く、今月何度聞いたかわからない。

 

 

4位 フロントメモリー feat. ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)/神聖かまってちゃん

 2014年に川本真琴をゲストに迎えてリリースされた楽曲。今回結成15周年を迎えたことを記念してずっと真夜中でいいのに。のACAねをゲストに迎えて再収録。ACAねが昔弾き語りで披露をしていた楽曲でもあり、当時からのファンからすればエモさもあるだろう。原曲も知らなかったが、今回を機に2014年のものも聞いた。両方とも違った味があり、夏に聞きたくなる1曲。

 

 

3位 Gold~また逢う日まで~/宇多田ヒカル

映画『キングダム 運命の炎』主題歌。落ち着いたサウンドでスタート。彼女の澄み渡るような歌声が心にスーッと入っていく。ピアノの奏でるリズムが少しずつアップテンポにないっていき、2分くらいで大きくサウンドが変化する。どんどん増えていく音数。サウンドの変化の面白さと宇多田ヒカルの安定した素晴らしい歌声。宇多田ヒカルのすごさを改めて痛感させられた楽曲だ。

 

 

2位 ハイファイ浪漫/岡野昭仁

ポルノグラフィティ岡野昭仁が初めてリリースしたソロプロジェクトアルバム 「Walkin' with a song」の収録曲。この楽曲は、Eveが作詞作曲を担当している。楽曲を聞いた瞬間にEveの曲ということがしっかりと伝わるが、昭仁さんの歌声との相性が素晴らしい。ポルノでなさそうなサウンド展開なので挑戦も感じられるが、アルバムの曲に入っていてもおかしくない安心感もあるから面白い。昭仁さんの今後の可能性を広げたアルバムに仕上がっているので聞いてほしい。

 

 

1位 Workin’ Hard/藤井風

FIBAバスケットボールワールドカップ2023』のテーマソング。紹介をしたのは、8月31日と3日前だが、この曲を聞いた時の衝撃とこの数日間のリピート率は比べ物にならないくらい。心地の良いピアノの音色、リラックスできる安心感もありながら後半の手拍子が気持ちを上げてくれる。彼の人間性が伝わってくるやさしく脱力感のある「みんなほんまよーやるわ めっちゃがんばっとるわ」というフレーズ。10か月ぶりとなる新曲は、藤井風だからこそ作り出すことができた名曲となった。

 

 

以上が8月のベストソングTOP10です!

 

今回の10曲は1位から順となり、下記AWAプレイリストで公開をしています。

 

来月もお楽しみに!

 

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RYO Weekly Music Selection【2023/08/30】

【記事公開日:2023/08/31】

 

本日で8月も終わり。夏の暑さはまだまだ続きそうですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

私は先日、「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2023」に遊びに行ってきました。大雨にも撃たれながらも夏フェスを満喫してきました。

 

さて、今週のRYO Weekly Music Selectionです!

 

ストリーミングサービスのAWAが公開する【邦楽】今週の最新曲というプレイリストを全曲聞いた上でオススメの16曲を紹介します!

 

今週は、収録されている296曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

宜しくお願い致します。

 

Salvia/BE:FIRST 

 アニメ『範馬刃牙』地上最強の親子喧嘩編EDテーマ。先週の記事で、-Anime Size-を紹介した楽曲。フルサイズで聞いてみると、クールでかっこいいながらも音数が少なく歌声が際立つサウンド。サビが終わるとラップリレーで楽曲を盛り上げていく。「Betrayal Game」のような色気のあるクールさと「Milli-Billi」でみせたラップリレーのかっこよさを併せ持ったような楽曲に仕上がっている。パフォーマンスを見るとよりかっこよさは何十倍も膨れ上がることだろう。

関連記事:BE:FIRST 1stアルバム「BE:1」全曲レビュー - ただの音楽ファンが見る音楽業界

 

 

Sarracenia/SKY-HI

 アニメ『範馬刃牙』地上最強の親子喧嘩編OPテーマ。原作の大ファンであるSKY-HIが書き下ろしをした歌詞からは、作品への敬意はもちろんだが、自身の活動について歌っているようにも感じられた。また、SKY-HIが勇次郎目線、BE:FIRSTが刃牙目線を表現した作品となっており、この2曲を一緒に聞くと、二組のファンだけでなく 『範馬刃牙』を好きな方も楽しめる作品となっている。

 

 

Workin’ Hard/藤井風

FIBAバスケットボールワールドカップ2023』のテーマソング。スポーツのテーマソングと言えば、疾走感のあるものやエールを送るポップなものが多いだろう。そんな前提を大きく変えてくれたのがこの曲。藤井風の優しい歌声で力を抜いたがんばれ。HIP-HOP要素の強い曲構成。鍵盤の音色が主軸となる心地よさ。聞けば聞くほど癖になる楽曲の世界観。一つ一つに聞けば聞くほど驚かせる。また新しい名曲がリリースされた。

 

 

Super funk market/.ENDRECHERI. 

アルバム「Super funk market」をリリース。FUNK SIDEとバラードSIDEの両方を楽しめる全22曲が収録されたアルバムとなっている。こちらの楽曲はスーパーマーケットに入った時のようなチャイムから始まり、ファンクのリズムが奏でられていく。1度聞くと耳から離れないような中毒性がある。.ENDRECHERI. の現在の魅力が詰まったアルバムに仕上がっているのでぜひ聞いてほしい。

関連記事:独創的な世界観でFUNKの素晴らしさを今の時代に【ENDRECHERI】 - ただの音楽ファンが見る音楽業界

 

 

Make It Out Alive/ONE OK ROCK

スマートフォン向けアプリ『Monster Hunter Now(モンスターハンターNow)』とのコラボ楽曲。力強くたたくドラムのリズムはまるでモンスターの登場のよう。存在感のあるバンドサウンドを凌駕するTakaの歌声。久しぶりにこれまでの楽曲も聞いてみたいと思った。

 

 

ペパーミント/マカロニえんぴつ

日本テレビ系「DayDay.」テーマソング。メジャー 2nd フルアルバム「大人の涙」の収録曲。ノスタルジックなギターのサウンドから始まるイントロ。どこか懐かしさを感じられるのは、この楽曲を制作する際にThe Beatlesみたいないのを作りたいという思いで制作したからだろう。アルバムがまだ聞けていないが聞くのが楽しみだ。

 

 

Snake/ビッケブランカ

春先から欧州や中東など海外公演を行っていたビッケブランカ。海外での経験からインスピレーションを受けて作られた今作。スタートはバンドサウンドが目立ち、徐々に音数は増えていく。後半ではデジタルサウンドが主軸となり曲全体の印象を大きく変えてくる。サウンドの変化だけでなく、サウンドに負けない彼の歌声が際立つところも魅力だろう。これまで以上に進化をしたビッケブランカにこれからも注目したい。

関連記事:ジャンルレスな音楽性で彩る魔術師【ビッケブランカ】 - ただの音楽ファンが見る音楽業界

 

 

金木犀/なとり

Overdose」がロングヒット中のなとり。今回は、涼しさを感じさせるようなアコースティックギターの音色が際立つイントロ。このギターの音色がこれまでの楽曲とはまた違う良さを際立たせており、聞きたいと思わせてくれる。毎回ジャンルの違う音楽を見せてくれる、なとり。次はどんな楽曲を見せてくれるのか。

 

 

寂しいの色/大原櫻子 

ミニアルバム「スポットライト」の収録曲。聴いた人が「寂しさ」で救われるように大切な願いが込められている。ピアノの音色から始まるイントロ。サビの伸びのあるきれいな歌声にストリングスが合わさる。切なく心にグッとくる1曲に仕上がっている。

 

 

愛の乾燥機/ヤングスキニー

9月27日にリリースされるメジャー1st EP「どんなことにでも幸せを感じることができたなら」の収録曲。疾走感のあるロックチューン。愛しているけど、溜まっていく不満や不安。そんな乾いていくような心の変化を乾燥機に例えている。ライブで聞いてみたい1曲だ。

 

 

DIVE/OTOHA

 関西を中心に活動中のシンガーソングライター。2023年上半期インディーズベストソングに「PINK BLUE」を選出。ピアノのきれいな音色とシンセサイザーの懐かしさ漂わせるサウンド。彼女の存在感のあるジャジーな歌声がおしゃれなメロディにマッチする。今後も注目していきたい。

関連記事:2023年上半期インディーズベストソング② - ただの音楽ファンが見る音楽業界

 

 

ヘッドフォン/ワンダフル放送局

大阪発のロックバンド。1度聞くと虜になるギターのイントロ。青春を感じさせる疾走感のあるバンドサウンド。サビのシンガロング。一度は体験したことのあるような「タイムリーすぎるシャッフル再生 」という歌詞も個人的には好きな部分だった。ライブで楽しみたい楽曲だ。

 

夜行列車/Bocchi

東京都八王子出身ロックバンド。【誰かの孤独に寄り添う音楽を。】をテーマに活動中。囁くようにやさしい歌いだしから始まり、サビでは列車が走り出しているかのように疾走感を増していくバンドサウンド。サビ終わりのメロディーからは列車の発射音に感じられる。他の楽曲達も聞いてみようと思う。

 

 

あなたを躍らせたい/エルスウェア紀行

2020年9月に始動したヒナタミユ (Vo.Gt)、トヨシ(Dr.Gt)による"どこでもない場所を旅する記録" という意味を標榜する二人バンド。80年代の香りを漂わせるイントロ。スタートからギターのサウンドが聞いていて気持ちいい。ステップを踏むようなサウンド。女性ボーカルのかわいらしくもあり、聞き心地のいい歌声。一つ一つが琴線に触れていく。今後も注目したいバンドだ。

 

 

TIME OUT/マイナスジジョウ

世田谷発ロックバンド。エモーショナルな雰囲気を漂わさるスタート。そのまま進んでいくと思えば1分弱のところでギターの存在感は増していき、リズムアップしていく。1曲の中でいろんな変化をだしていき、曲構成が面白く楽しめる楽曲に仕上がっている。

 

 

BABY/ビッグエディー

2022年12月より活動を開始。長野県上田発’00 4ピースロックバンド。疾走感のあるロックサウンドからスタートするイントロ。叫ぶように歌い上げるボーカルの歌声は、拳をグッと上げたくなっていく。活動開始から間もないが、今後インディーズシーンを盛り上げる存在となっていくことだろう。

 

 

以上が今週のオススメ16曲です。

 

AWAプレイリストでは追加14曲を収録。追加の収録曲はこちら↓

オリオンをなぞる/LiSA
ムーンライト伝説/LiSA
THE GIRLS/BLACKPINK
December/milet
エキスパート/Natural Lag
サファイア/CYNHN
眩しい、眩しすぎる/離婚伝説
過呼吸愛/トンボコープ
中華で満腹/パーカーズ
今、咲き乱れて/Sher Lock
夏霞み/ナガトモユリ
Darling you/汐れいら
鯔背/川口拓万
急転直下サマー/神谷志龍

 

プレイリストはこちら ↓ 

 

今週も読んでいただきありがとうございました!

今週紹介した楽曲までで8月のベストソングTOP10を決めます!お楽しみに!

 

【最新記事】

akiryo.hatenablog.com

GAGAFEST ✕ オフィス不知火 共同企画 Featuring 「36on - スリーロックオン」【ライブレポート】

8月18日心斎橋FootRock&BEERSにて、GAGAFEST ✕ オフィス不知火共同企画Featuring 「36on - スリーロックオン」が開催された。

 

会場に入るといつもの心斎橋FootRock&BEERSとは異なる景色が広がっていた。観客席にバンドセットが設置されている。そこをイベントを期待するまなざしで観客たちがぐるりと囲んでいく。今回のイベントは、GAGAFEST ✕ オフィス不知火  ✕ 「36on - スリーロックオン」の3つのイベントがコラボしたもの。

 

「36on - スリーロックオン」が心斎橋FootRock&BEERSで開催されることは今回が初めて。「36on - スリーロックオン」とは、当日ご来場のお客様と、配信チケットをご購入のお客様に、当日撮影した360°ライブVR動画の公開サイトのURLとパスワードを特典としてプレゼントする、ライブ当日も後日もライブを楽しんで頂けるというコンセプトの、新感覚ライブイベント。

36on.net

モニターやプロジェクターが周囲を囲み、独自の世界観が作られていく。そんな新たな試みが詰まったイベントがスタートした。

 


marvel in vain

イベントのトップを務めるのは、「あなたの人生のサウンドトラックに」をテーマに活動中のmarvel in vain。今回はベースが欠席をしていることもありアコースティック体制での出演。1曲目は、「絵空事」。アコギの音色と心に響く歌声。そこにエレキギターの音色が彩りを与え、海の映像に囲まれてより曲の世界に入り込んでいく。
『みんな向かいあわせで、同じ場所にエネルギーが集まってるように感じられます』とVo&Gt.平田勇也が普段のライブとは違った景色に喜びと緊張を語る。
続いては、「水たまり」を披露。ボーカルの歌声で静かに始まり、サビに向かうにつれてカホンエレキギターサウンドが盛り上がり、場内の空気感を作り上げていく。そんな観客たちの感情を表現するかのように周囲を囲むモニターには青く幻想的な映像が広がっていた。


『恋人が死んだ、そんな曲です。』と「流星群の夜」を披露。神秘的なギターの音色から曲は徐々に明るくなっていきバンドサウンドが強くなる。ハイトーンボイスで歌われる切ない思いが心の中にスーッと入り込んでいく。
『普段ない形態での披露ということもあり、楽しくもありドキドキもしています。』緊張しながらもバンドの練習スタイルに似ていることもあり、楽しさもあると伝えてる姿は笑顔で楽しさが伝わってきた。
『可愛い曲ですね!初恋メロンソーダ!』これまでと雰囲気を変えて、リズミカルでポップなメロディ。メロンソーダのようにポップに弾けた映像達が周囲を囲むライブステージはまるでMVの撮影に参加しているかのよう。
最後は、罪と罰と大雨の歌「ツバメ」。空を飛び回るようなツバメを彷彿させるギターのイントロ。哀愁のあるメロディが心をグッとくる。いつもの彼らとは全く違うスタイルの体制のライブだったからこそ見えた景色もあったのだろう。今回のイベントのスタートを見事に飾ってくれた。


セットリスト
1.絵空事
2.水たまり
3.流星群の夜
4.初恋メロンソーダ
5.環状線
6.ツバメ

twitter.com

 

 

miyabi-gt(s:cod)

通常メインステージとなる場所は今回転換ステージとしてアコースティックライブが行われる。アコースティックステージの1組目を飾るのは、miyabi-gt(s:cod)。

疾走感のあるギターのサウンドを聞いて、会場は自然と手拍子をとる。色気のあるかっこいい歌声とアップテンポのサウンドで空気感を作り上げていく。1曲目に披露された「detox」はアニメのオープニングで使われていてもおかしくないようなメロディ。
『特殊な会場だったので、入った瞬間戸惑いました!今回は10分の2ステージです。みなさんが楽しい夜になりますように。』ギターに合わせて『手拍子!』と煽り、彼のギターのカッティングに合わせて会場は手拍子で一つになる。踊るようにギターを演奏する彼の姿からはライブを楽しんでいる様子が伝わってくる。10分間という短い尺の中で存在感を出し盛り上げてくれた。

セットリスト
1.detox
2.continue

 

 

Cwondo

ガレージロックバンド、No Buses(ノーバシーズ)のフロントマンでもある近藤大彗のソロプロジェクトCwondo。音だけで、会場の空気を一気に変える。『近づいて聞いてもらっても大丈夫ですよ。』音が重なり合い、1つの世界を作り込んでいく。胸の鼓動、雨の降る様子、音が音を塗り替えて、また新たなサウンドへと変化する。体を揺さぶり、まるで踊っているかのように音作りを行っていく。変わり続けるサウンドは聞いている人達の心地良さと高揚感を両立させる。
スピードを上げ、広がり続けるサウンド。そして、リズムよくビートを刻み、一つの音として彼の歌声がミックスされていく。まるで近未来に来たかと錯覚してしまうような映像に囲まれて時間を忘れるくらい楽しませてくれる。

クラッチをいれて雰囲気をがらりと変えて、幻想的な空間に送り込まれたような感覚に。森の中足音が響き、鳥たちは鳴き、不気味な森の中を冒険しているかのよう。幻想感あふれる音楽から徐々にテイストを変えていき、会場の観客たちの体は踊り出していく。

 

『Cwondoです!よろしくお願いします!今日も暑かったんで水をのんでください。今僕がなんていったかわかりましたか?』囁くような声からは優しさを感じ取ることができた。一緒に出演をしているJunIzawaとツアー中で今回のイベントに参加をしたCwondo。『今後、曲を聞いてくれたら嬉しいです!』ギターの音色にのせて、囁くように歌う。ビートが重なり、場内に音が響き渡っていく。先程の歌声を一つのサウンドに変えて音を作り上げていく。リフレインする歌声から華麗に曲を展開していく。曲のミックス、DJ、制作、多くの技術が重なり合い、空間を作り上げていく。彼が作り出すサウンドは、頭では理解できないくらいどんどん変化していく。だが身体は、その変化を楽しさと踊りに変えてくれる。その感覚は人間の本能が音楽を楽しんでいるかのように。

 

『あと2曲!』アップテンポのリズムに身体は自然と踊りだす。また一味違う場内に響く様々な音たちに麻薬のような快楽を覚える。そんなサウンドの重なりに中毒性を求めてしまう。最後はリズミカルであり、エモーショナルなメロディを挟み、曲の世界観に入り込ませてくれる。かと思えばシャウトを入れてラウド感満載になっていく。音の無限の可能性を見せつけてくれる素晴らしいライブパフォーマンスとなった。

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木挽真典

アコースティックステージに続いて登場したのは、木挽真典。幕が開き、ギターの弦をゆっくりはじき、暗闇の中座りながら登場。先程までのフロアの雰囲気から大きく変化して、歌謡曲を歌いあげる。1曲目「in the dark」はシンプルなギター1本の音色がまっすぐであたたかい彼の歌声によって心の旋律に届いていく。
続いて、「ランプ」では独自性のある歌声が作り出す哀愁と懐かしさ。ギターの音色と共に会場1人1人の心に届けてくれた。今回のイベントのジャンルの振れ幅を大きく感じさせる流れとも言えるだろう。

セットリスト
1.in the dark
2.ランプ

 

JunIzawa

インストロックバンド「LITE」のベーシストでもあるJunIzawa。『久しぶりに帰ってきました!どこにいても大丈夫なので見やすいところで楽しんでください。ぶっ続けてやります!よろしくお願いします!』モニターには、映画が始まったかのような会話をしている映像が映る。徐々に映像は変化していき、変化と共に曲も作り込まれていく。リズムに乗りながら、ベースを生演奏。音の厚みを感じられながらも体を揺らしたくなるベースライン。サウンドと連動した映像の世界観。そんなサウンドの変化に会場は体を揺らす人たちが増えていく。音が止んだと思ったらどこか懐かしさを感じさせるシンセの音色と心の奥底からゆさぶられるベースライン。どんどん激しさを増していき、テンポアップ。電子サウンドと共に鳴り響く生演奏のベースとサウンドの二つの音が重なり合っていく。先程まで歌謡曲が響き渡っていた会場とは思えない。続いて、「INSIDE」では水中の奥深くに沈んでいくように世界を変えていく。

 

『ここから最後まで盛り上げていくので応援をお願いします!みんなで暴れていきましょう!』と「AUTOMATA」を披露。一気に雰囲気は変わり激しいサウンドで会場のボルテージはどんどんあがっていく。スクリーンの【1・2】の合図が現れるとベースを激しく奏でていく。そんなベースのサウンドを聞いているとこれまで以上に身体は熱くなっていく。音の変化とスクリーンの【1・2】の合図で曲は何度も盛り上がりをみせていく。リズムにのせて、変化するスクリーンの映像には、ロボットが映る。アップデートしたかのような映像の後にベースを演奏する姿はスターそのもの。映像、生演奏、打ち込み、会場の空気感、全てを自身で作りこむ。弾け出すように演奏するベース。なにもかも圧倒されるステージで異空間に迷い込んだかのようだ。ベースの音色で心も体も踊り狂いたくなるようなサウンドで最高潮に。


先程最高のステージを見せたCwondoが登場。共作「ROLLIN」を作り上げていく。卵が割れていくような映像をバックにCwondoの歌声とJunIzawaのベースラインが重なり合い、最高のコラボを見せつける。2人の才能がぶつかり合った時間となった。
最後の曲、「Fubuku」では柔らかな雪の降る中メロディを奏でるベース。ギターの音も入り、電子的なサウンドが雪が降り荒れるイメージをさせる。これまでの楽曲とはまた違う感傷的な気持ちになれる音色たちの共演。異空間にいるかのような最高のステージをみせてくれた。


セットリスト
1.Last
2.I’s
3.INSIDE
4.AUTOMATA
5.Blink
6.D
7.ROLLIN
8.Fubuku

twitter.com

 

miyabi-gt(s:cod)

miyabi-gt(s:cod)が再度ステージに登場。『ガンガン上がるセトリを組んできましたが、会場が盛り上がっているのでアコースティックの曲を歌います!』と「星砂」を披露。
穏やかな気持ちになれるアコースティックギターの音色。バックの温かい照明と彼の優しい歌声で歌詞が心にスーッと入り込んでいく。
『呼んでいただきありがとうございました!2回も登場出来て嬉しいです。』もともとラウドロックでやっていたが、最近は弾き語りを中心に活動をしているmiyabi-gt(s:cod)。最後に「crescent」を披露。掻き鳴らすギターの音色と会場の手拍子で明るく楽しいステージ。ギター1本とは思えないかっこいいメロディにシャウトをきかせて、踊りながらギターを弾く姿は、ラウドロック時代の名残を感じられた。

セットリスト
1.星砂
2.crescent

twitter.com

 

 

夕刊とキャラメル

大阪シューゲイザー鬱ロック、夕刊とキャラメル。暗闇の中SEが会場内に響き渡る。「午前3時」からライブはスタート。エモーショナルなギターのサウンド。ドラムのリズム。gt.vo わたぬきの泣き叫ぶような歌声。彼女たちの音楽の独自性を表すかのように独特な映像がスクリーンに映し出される。力強くたたき割るようなドラムのリズムで胸に鼓動を打つかのように入り込んでいく。転調をしてリズムアップしていくバンドサウンドが走り抜けていく。『さっきまではお酒飲みながら楽しい感じの音楽やってましたが、お酒で楽しくさせる気は無いので音楽できもちよくなってください。』
続いて「天上世界」を披露。アダルトでスパイスを漂わせるような歌声、ベースラインが存在感を放つ。一つ一つの音が存在感を出し始めて会場を支配していく。「あってない日々」では浮遊感のあるサウンドはクセになり、途中から一気にテンポをかえて激しさを増していく。1曲の中で様々な変化をみせていく。


『Cwondoさんや井澤さんが盛り上げてくれてお酒が美味しかったです。その空間を自分たちで落とすのが快感になるので狙い通り暗い感じでできて嬉しいです。次の曲はライブハウスでおったやつのことを曲にしましたシャングリラ。』
歌い出しから恨み節ではじまり、そこからのバンドサウンドがしっかりと心を掴む。一度空白の時間をつくることで曲の盛り上がりとシャングリラというワードを輝かせてくれる。
今は1人で活動をしているvo.わたぬき。サポートメンバーを迎えて夕刊とキャラメルとしてバンド活動を行っている。そんなサポートメンバーに感謝を伝えて、最後の楽曲「バッドエンド」を披露する。鳴り響くサイレンのようなギターのサウンド。鼓動を上げるドラムのリズム。ここで盛り上がって欲しい、そんな希望を叶えてくれるようなバンドサウンドの変化。激しいロックサウンドが鼓動を高鳴らせていく。異彩を放つ空気感を作り上げて会場を盛り上げてくれた。


セットリスト
1.午前3時
2.天上世界
3.あってない日々
4.シャングリラ
5.環状線
6.バッドエンド

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木挽真典

アコースティックステージの最後を飾るのは木挽真典。ギターの音色と共に味のある歌声で空気を変える。1回目のステージとはまたテイストを変えて、「cure 」では踊るようなギターの音色が曲を輝かせてくれる。『アロエを昔もらって水をあげてがんばってましたが枯らしちゃって、茶色になってしまいました。最近再度頑張ってみようと茶色いものに水をあげてみたら緑になってきました。毎日嬉しく思いながら水を上げています。』と日常のささやかな幸せを語り、「ghost flowers」を披露。哀愁あるギターの音色。【ghost flowers】と歌うサビのフレーズは気付けば心に残っていく。最後は、「スーパーマーケット」を届けてステージを後にした。様々なジャンルの音楽が立ち並ぶイベントの中、独自の世界観を届けてくれた。

セットリスト
1.cure 
2.ghost flowers
3.スーパーマーケット

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shandy Wz

イベントのラストを飾るのは、shandy Wz。勢いよくドラムから始まったのは、「棄民は振り向かない」。ベースラインは際立ち、明るくポップなサウンドで一音目からすでに楽しくなっていく。スクリーンに映し出されたポップなアニメーションを背景にMVを見ているような気持ちになっていく。Ba&Cho.中川 悠稀哉が踊りながら演奏して、フロア全体をステージに変えていく。
続いて「宝の地図」。疾走感のあるメロディと個性のある歌声が会場内に幸せな空気を作り上げていく。Vo&Gt.REIJIは手拍子を促し、手拍子のリズムで会場はひとつに。ギターの音色を輝かせて走り抜けるドラムのサウンドが幸せな気持ちをを増幅させる。

 

『今回は呼んでいただきありがとうございました。』15日に本当はライブがある予定だったが台風で流れてしまったshandy Wz。今回のライブまでの期間、早くライブをしたくてしょうがなかったと語る。『夏の曲を持ってきました、燃え尽き症候群!』
熱い日差しをイメージさせるギターの音色。駆け抜けるバンドサウンドでサビでは拳を振り上げる。Ba&Cho.中川 悠稀哉は会場を走り回り、一人一人の演奏から今日を楽しみにしていたことが伝わってきた。『ここにいる全員に歌ってくれ!』Dr.ナガシマツタヤは立ち上がりドラムをたたく。会場は一気に夏フェスの空間にを変化させてくれた。
目隠しをしてドラムをするパフォーマンス。演奏の途中でトラブルがあったが持ち直して素晴らしいパフォーマンスに変えていく。『夏で思い出すのは、打ち上げ花火。ずっとキラキラしているものよりいつかなくなってしまうものに儚さを感じられます。別れや切なさにも儚さがあります。最後の曲はパレードが降る夜に。』疾走感のあるドラムのリズム。儚さ感じさせるギターソロ。イベントの最後は若くエネルギーのあるバンドが夏フェスのように会場のボルテージをあげてイベントを締め括ってくれた。


セットリスト
1.棄民は振り向かない
2.宝の地図
3.燃え尽き症候群
4.プランB
5.パレードが降る夜に

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ジャンルレスという言葉では収まらないようなアーティストたちの共演は、まるで異種格闘技。夏を感じさせる熱く楽しいイベントに多くの人が熱狂したことだろう。

 

【関係者】

不知火 (@a_starphase25) / X

GAGAFEST(ガガフェス) (@GAGAFESTIVAL) / X

(カメラマン) 石子 (いしかわ まゆ) (@bass_ishiko) / X

 

 

RYO Weekly Music Selection【2023/08/23】

【記事公開日:2023/08/24】

 

おはようございます、音楽インフルエンサーのRYOです!

 

今週もストリーミングサービスのAWAが公開する【邦楽】今週の最新曲というプレイリストを全曲聞いた上でオススメの16曲を紹介します!

 

今週は、296曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介。

 

宜しくお願い致します。

 

 

Salvia -Anime Size-/ BE:FIRST

アニメ『範馬刃牙』地上最強の親子喧嘩編のエンディング。8月30日にSKY-HIとBE:FIRSTのスプリットシングルに収録される楽曲。音数が少ない中、メンバーの一人一人の歌声が際立つ。サウンドから感じ取れるダークな雰囲気。今回アニメサイズとなっているので紹介するか迷ったが、BESTYとしては取り上げたくなったので紹介。フルサイズが配信されたら再度レビューします。

 

CRUISIN’/IMP. 

滝沢秀明が代表を務める新会社TOBE所属のグループ。グループ名は、アイエムピー。口ずさみたくなるようなスタートから心を奪われる。キャッチーでありながらスタイリッシュさもありかっこいい。サビは中毒性があり何度も聞きたくなってくる。世界に発信することを意識している音楽性でありながら、日本らしさも感じ取れる。今後も注目のグループです。

 

 

Moon/Perfume

ドラマ「ばらかもん」主題歌。月明かりをイメージさせるような明るくもあり幻想的なサウンド。リズミカルで聞いていると思わず体が踊りだしたくなる。こちらのDance Practiceでは衣装で歌う姿とは違いラフでスポーティーな姿で踊る彼女たちを見れるのでぜひ見てほしい。

 

 

Cross/亀梨和也 

プロ野球中継「DRAMATIC BASEBALL 2023」 イメージソング/⽇本テレビ系 「Going! Sports&News」 テーマソング。ソロとしては4年ぶりのシングル。布袋寅泰が作曲。作詞は亀梨自身が行っており、これまで10年以上のスポーツ取材を行った彼が選手たちの思いを歌詞に込めている。かっこいいギターのサウンドが主軸となるサウンドと色気のある歌声が絶妙にミックスされる。氷室京介から楽曲提供を受けたKAT-TUN「Keep the faith」をいれるとBOØWYの2人から楽曲提供を受けたことになる。

 

 

インスタント/岡野昭仁

今週リリースされた1stアルバム「Walkin' with a song」の収録曲。ヨルシカのn-bunaが作詞作曲を担当。n-bunaが作り出す爽やかで疾走感のあるバンドサウンドと昭仁さんの伸びのある素晴らしい歌声がマッチして聞き心地のいい楽曲に仕上がっている。楽曲提供を中心とした今作は、岡野昭仁のアーティストとしての振れ幅を大きく広げた作品となったことだろう。

 

 

フロントメモリー feat. ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)/神聖かまってちゃん

2014年に川本真琴をゲストに迎えてリリースされた楽曲。今回結成15周年を迎えたことを記念してずっと真夜中でいいのに。のACAねをゲストに迎えて再収録。ACAねが昔、弾き語りで披露をしていた楽曲でもある。さわやかな夏の雰囲気を感じさせるサウンドはエモーショナルな雰囲気を感じさせる。両方違ったよさがあるので原曲とぜひ聞き比べてほしい。

 

 

アダルト feat. アヴちゃん from 女王蜂 & RYUHEI from BE:FIRST/KERENMI

ケレン味の効いた音楽を。 」音楽プロデューサー"蔦谷好位置”による、 トラックメイカーとしての側面を強く打ち出したプロジェクト。今回は、女王蜂のアヴちゃんとBE:FIRSTのRYUHEIが参加。繊細さもありながらも曲がどんどん変化をしていき独自性を放っている。女王蜂、BE:FIRSTどちらのグループでも見ることができたない新たな一面を感じられる楽曲だ。

 

 

ROBO/SEKAI NO OWARI

ドラマ『シッコウ!!〜犬と私と執行官〜』主題歌。ロボットがショートしてしまったようなサウンドから始まる。機械音と共に聞き心地のいいメロディとやさしい歌声で切ない感情が歌われていく。今年に入りタイアップ楽曲がどんどん決まっているSEKAI NO OWARI。次回どんなアルバムに仕上がるから今から楽しみだ。



umi tsuki feat. iri (Prod. Chaki Zulu)/SIRUP

SIRUPとiriによる初コラボ作品。二人の思い出や実体験がもとになって制作された楽曲。個性ある二人の歌声の相性がよく、エモーショナルなサウンドに合わさり、夏にぴったりな楽曲に仕上がっている。ドライブをしながら聞きたい1曲だ。

 

 

紫煙/エゾシカグルメクラブ

新メンバーにqurosawa(Gt)を迎えて新体制となったエゾシカグルメクラブ。テクニカルなギターのサウンドエレクトリックなサウンドが作り出す80年代のシティポップを彷彿させるような懐かしさ。新体制となり、今後の活動がより楽しみだ。

 

 

深夜のレモンサワー/ネオンに恋して

新しいけど何処か懐かしい、『ネオレトロ』をテーマに活動中。前回リリースされた「SUMMER」は、男性ヴォーカル竜斗がメインヴォーカルを担当。今作は、女性ヴォーカルのしっぽがメインとなっている。レトロ感あふれるサウンドとやさしく歌声。レモンサワーというワードのチョイスが昭和世代と現代の若者の両方からも親近感がわくだろう。朝を感じさせる「SUMMER」と夜を感じさせる「深夜のレモンサワー」の両方で夏を感じてほしい。

 

 

8月32日/ギヤソーマ

大阪とインターネットを行き来する高熱量のシンガーソングライター。今回の楽曲は、8月32日という存在しないはずの日に一人取り残されて、夏の恋にしがみ続ける男のう歌。好きな人への感情を歌う歌詞。ギターのサウンドが太陽の日差しのように夏の暑さを感じさせる。疾走感のある中で感じさせるノスタルジックな雰囲気。ライブではまた違う雰囲気を見せる曲なのでぜひライブも見てほしい。

 

 

徒花/Dr. Smokin' Frog

2018年6月 タナカ ダイキ(Vo/Gt )タカハシ アオイ(Gt) ニシガキ トウヤ(Dr)マツキヒラ タカシ(Ba)によって結成されたロックバンド。3か月連続リリースの最後の楽曲。疾走感のあるロックサウンドでイントロから心を躍らせる。色気のあるボーカルの歌声は何度も聞きたくなるくらいかっこいい。今後も注目していきたい。

 

 

光射す場所で/22-78

読み方は、ニーニーナナハチ。2023年7月より始動した下北沢発5ピースバンド。疾走感のあるロックサウンドに女性ヴォーカルちひろの透き通るような歌声が彩りを与えてくれる。今回初めて知ったバンドだが、歌声やサウンドが個人的に好きで今後も注目していきたい。

 

 

ハナウラナイ/Romansquall

『貴方だけのロードショー』上映型バンド Romansquall-ロマンスコール-。やさしいく温かみのあるメロデイ。女性ヴォーカル辻村アリサのきれいな歌声が際立つ。ラストのギターの音色と彼女の歌声で作られたパートは心にスーッと入っていく。

 

 

めがねどこめがねどこ/ニャホ

2022年春に始動をした山下なおとによるソロプロジェクト。山下なおとはaoniというバンドのGt.Voも務めている。コミカルなタイトルとアーティスト名から得る印象とはギャップがある疾走感のあるサウンドのギターロック。このギャップに思わずやられた。今後も注目しています。

 

 

以上が今週のオススメ16曲です。

 

AWAプレイリストでは追加14曲を収録。追加の収録曲はこちら↓

ビューティフル/ゆず
ハイライトの中で僕らずっと/SCANDAL
たぶん、きっと、ぜったい/竹内アンナ
I've Got the Power/阿部真央
FOREVER YONG/KOTORI
チョット A MINUTE/山崎あおい
rose/KID FRESINO
Actor/Yo-Sea
94/DAYBAG
アンサー/anewhite
情けない日々/goomiey
スーパーヒーロー/606号室
その手の先に/Aftertalk
都合がいいな青春。/アスノポラリス

 

プレイリストはこちら↓

 

今週も読んでいただきありがとうございました!

来週もお楽しみに!

 

【最新記事】

akiryo.hatenablog.com

8月14日(月)わくわくキッズパーク『トランペッター田尻大喜』&『YOUR MUSIC』とは?

 

暑い日差しと台風が近づいていることを感じさせる雨の匂いのある8月14日。地下鉄本町駅より徒歩2分の場所にある北御堂にて、『わくわくキッズパーク』が開催された。イベントでは、子供が楽しむことができる縁日からスポーツ体験まで家族で楽しみにきた方が大勢参加していた。

 

今回、私は株式会社ゆあみゅからライブレポートの依頼を受けた。株式会社ゆあみゅが運営するECプラットフォーム『YOUR MUSIC』。音楽活動に尽力する全ての方を応援したいという思いから始まったデジタル音楽コンテンツの販売サービス。こちらのサービスを利用している人を笑顔にするトランペッター田尻大喜のステージの様子をお伝えしたい。

台風が近づく中、曇り空ではあるものの天候に恵まれる場内。子供達が楽しめるスポーツ体験ブース。夏を感じられるビニールプールや水鉄砲。夏を表現するかのような幸せな空間が広がっている。

人を笑顔にするトランペッター田尻大喜は、風情ある浴衣を着てステージに登場。ピアノの音色と共に、彼のジャジーで美しいトランペットの音色が会場内に響き渡る。優しく、一度音を聞くと聞き込んでしまう魅力のある演奏で「アヴェ・マリア」を披露。
『北御堂さん、皆さん盛り上がってますか!東京から今回来ました。台風がきているので心配をしてましたが、みなさん日頃の行いがいいですね!』明るくやさしく会場内に挨拶。


これまで矢沢英吉やSEKAI NO OWARIのサポートミュージシャンも担当をしていた彼。熊本地震の復興支援をきっかけに多くの人に笑顔を届ける為にソロ活動をスタートした。


『お子さんがいっぱいいらっしゃると聞いたので、ジブリの曲を持ってきました!』映画「天空の城ラピュタ」の劇中でパズーが演奏する「ハトと少年」を披露。明るく華やかなトランペットのサウンドを聞いていると脳内でジブリの世界が広がっていく。
続いては、「魔女の宅急便」の楽曲「海の見える街」をジャズアレンジで披露。演奏途中、強風でスピーカーがたおれるトラブルがあったが、『日頃の行いが良くてなにもなくてよかった。』と明るく対応し、再度初めからスタート。ジャジーなピアノの音色をバックに踊り歌うかのようなメロディ。空に向かって歌い上げるかのようなトランペットパフォーマンス。観客は徐々に増えていき、会場が彼の虜になっていく。

 

『みんなで楽しめるような楽曲を持ってきました!』地元である熊本の豪雨をきっかけに制作をした楽曲「ソラシドレインボー」。手話にもなっている振り付けを会場のお客さんに説明。ポップなサウンドと合わさる会場の手拍子。歌詞がないのに曲に込めた想いがトランペットの音色にのせて伝わってくるようだ。サビでは振り付けをお客さんと行い、会場は一つになる。本来ピアノのソロパートの部分を会場の子供達にトランペットを触ってもらい一緒に演奏。『みなさん、振り付けをしていただきありがとうございました!』

 

演奏を通してみなさんに笑顔になってほしい。彼の夢は、外国に多くいるストリートチルドレン。彼らがもつ武器を楽器に変えたい。そして、ストリートチルドレンの演奏隊を作っていきたい。そんな思いを込めたプロジェクト「JUST ONE WORLD PROJECT 」音楽やスポーツを通して子供たちが戦争を止めてくれるような世の中にしていきたい。
そんな彼の夢と想いを込めた楽曲「JUST ONE WORLD 」を最後に披露。
明るい未来や平和を願ったことが伝わってくる美しく明るいメロディ。1番はトランペット。2番は彼自身が歌を披露。
イベントに出演していたけん玉パフォーマーが急遽リズムに乗せてけん玉を披露。彼の音楽が作り出す空間はどんどん笑顔で溢れていく。最後は会場全体が『ラララ』と歌い一つになった。


イベントの最後は、これまでの出演者が集合をして「情熱大陸」を披露。情熱を感じさせるトランペット、美しい音色のヴィオラ、心にしみわたるような中国の伝統楽器二胡。けん玉パフォーマーも楽曲を盛り上げる。小雨降る会場を情熱的な音楽で会場の熱気をあげていく。大人から子供まで多くの人を笑顔にして、『わくわくキッズパーク』は幕を閉じた。



『YOUR MUSIC』とは?


さて、今回出演された田尻大喜さんもサービスを利用している、株式会社ゆあみゅが運営するECプラットフォーム『YOUR MUSIC』はどんなサービスなのか?


ストリーミング配信サービス(サブスク)やYouTubeなどの普及によって無料で音楽を楽しむことができるようになった現代。だからこそ、音楽の価値が希薄化したと嘆く声もある。

そんな現代に、アーティストとファンがより豊かになれる新時代のプラットフォームとなるのが、『YOUR MUSIC』。こちらは、デジタル音楽コンテンツをCD・DVD・チケットのように購入し、スマホやPCの中でコレクション・視聴閲覧することが可能となるサービス。​

従来、音楽のコンテンツは、楽曲、チケット、グッズなど「モノ」に依存をしていたが、そこをスマホ1台で、販売・購入から視聴・閲覧・コレクションまでを可能にした。

 

例えば、ご利用方法としてはこちら!
①音源コレクションの販売・購入
→数量限定の楽曲音源、記念ライブの特別音源

②画像コレクションの販売・購入
→アーティスト写真、記念ライブチケット

アーティストはもちろん、アーティストを支援するカメラマンなども活用することができるサービスとなっている。


どのように利用できるの?

販売方法 (出品者)
①アカウント作成、有料会員登録
②販売するデジタルコレクションの詳細を決める
③出品ボタンから出品申請 ※混雑状況により0~2営業日程で完了
④出品完了

 

どのように購入・閲覧できるの?

①アカウント作成、有料会員登録
②購入したい商品の詳細ページで「日本円で購入」を推す
③決済ページで必要情報を入し、決済
④アカウントマイページの保有一覧から閲覧視聴いただける

詳しい内容は下記画像をチェック

 

 

 

デジタル音源を販売する他サービスとの大きな違いは販売手数料は0円。
そして、購入販売は出品者に100%還元

下記資料を見てほしい。


従来のモデルだと販売手数料が5%かかるが、こちらのサービスの場合月額500円のみ。その為、アーティストが一定の収益を得るために必要な販売総額が下がる。下がった分の額は音楽活動や他のグッズ制作費に充てられるようにもなる。

 

また、購入者側も月額性のメリットはある。購入にあたり、どんな商品でも手数料がかかることが多い。ただ、こちらのサービスの場合は月額500円のみなので、買えば買うほど従来のモデルよりお得となる。
また、お好きな時にひと月のみでのご利用も可能となる。

 


現在、私は多くのアーティストの方やイベンターの方、音楽関係者の方と関わっている。その中で物販の売り上げの重要性や取り置きキャンセルの問題についてもよく話を聞く。

 

このサービスであれば、付加価値をつけたデジタルチケットの販売やここでしか買うことができないライブ写真、サブスクにも配信をしていないライブ音源などの販売もできる。コストを下げて利益を上げることができるのだ。

 

また、ファンの方々はどうにかしてアーティストの支援をしたいと考えている。そんなファンの方々にとっても配信コンテンツの投げ銭とはまた違う応援方法となる。

今年5月にスタートをしたサービスということもあり、現在販売を行っているアーティストは少ない状況。こちらのサービス『YOUR MUSIC』をインディーズアーティスト(バンドやシンガーソングライター)にも是非使ってほしいと創業者の東海さんは語っていた。

 

大好きな音楽。音楽活動に尽力する全ての方を応援したい。彼の音楽愛とアーティストの方々へのリスペクトがあり、始まったこのサービス。ぜひ、多くのアーティストの方々にご利用をしてほしい。

 

 

また、今回のこのブログを読んでくれた方は、公開記念クーポンをゲットできます!

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RYO Weekly Music Selection【2023/08/16】

【記事公開日:2023/08/17】

 

音楽ライターのRYOです!

 

関西は、先日台風で大変でしたが皆さんのお住いの地域は大丈夫でしたでしょうか?

私は、問題なく家でゆっくりしながら仕事をしておりました。

 

さて、RYO Weekly Music Selectionです。こちらは、ストリーミングサービスのAWAが公開する【邦楽】今週の最新曲というプレイリストを全曲聞いた上でオススメの16曲を紹介している記事となります。

 

今週は、237曲を聞いた中からオススメを紹介をします。

 

それでは宜しくお願い致します。

 

生命体/星野源

世界陸上アジア大会TBS系テーマ曲。リズムよく明るくスタート。多くの人を応援するストレートな歌詞と星野源イズムを感じさせる心地よいサウンド。間奏のサックスは聞いていると楽しくなり思わず体は踊りだす。MVには元乃木坂46齋藤飛鳥も登場をしている。今後より話題の楽曲になることは間違いないだろう。

 

 

ハイファイ浪漫/岡野昭仁

8月23日リリースの岡野昭仁 1stアルバム「Walkin' with a song」より先行配信。Eveからの楽曲提供。全体的なサウンドから感じられるEveの世界観。この世界観を見事にのりこなし、昭仁さんの持ち味もミックスされているからすごい。ポルノでは聞くことができないような楽曲だが、どこかカップリングに入っててもおかしくないんじゃないかという安心感もある。MVには、ポルノファンが楽しめるような遊び心が詰まっているのでじっくり見てほしい。

 

 

悲しみはバスに乗って/マカロニえんぴつ

8月30日にリリースされる2nd フルアルバム「大人の涙」より先行配信。落ち着きのあるサウンドではっとりの歌声が主軸となりサビに向かっていく。サビになると音数も増えて盛り上がりを見せる。ピアノの音色からバスに乗り、動き出している様子が伝わってくる。後半の転調で明るくなるところはバンドらしさを感じられた。

 

 

忘れっぽいんだ/indigo la End 

10月25日にアルバム『哀愁演劇』のリリースを発表したindigo la End。悲しさがより伝わってくるような鍵盤の音色とジャジーなメロディが哀愁を漂わせる。やさしく問いかけるような歌声で繰り返される【忘れっぽいんだ】というフレーズ。今年のindigo la End は個人的にも大好きな曲が多い。どんなアルバムに仕上がるのか今から楽しみだ。

 

 

命日/ちゃんみな

ドラマ『ハヤブサ消防団』の主題歌。ちゃんみながドラマの原作を読んで書き下ろした楽曲。ラテンのリズムで始まるイントロからは色気と共にどこか懐かしさを漂わせる。歌謡曲を聞いているかのようなこぶしの聞いた歌い方。途中のラップでちゃんみなの個性を打ち出していく。聞けば聞くほど中毒性の高い楽曲となっている。ドラマはまだ見れていないが、この曲を聞いてより見たいと思った。

 

 

Moment/INI

「バーチャル冒険王2023」のテーマソング。エモーショナルなギターのサウンドが主軸となり、メンバーそれぞれのきれいでハイトーンの歌声が際立つ楽曲となっている。ロックサウンドの強い楽曲が今年は多かったからこそ、今回の楽曲はギャップすら感じることができる。INIの新たな魅力を多くの人に知ってもらえるきっかけとなる楽曲になるだろう。

 

 

LIGHTNING/MAZZEL

SKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル「BMSG」から誕生したグループMAZZEL。闇を感じさせる恐ろしくもかっこいいイントロ。Dance Performance Videoをみているとパフォーマンスと合わさり楽曲のみとはまた違う良さを感じられる。衣装チェンジと共に楽曲の世界観も変わり、グループの多様性を感じさせる。今後の活動が楽しみなグループだ。

 

 

踏んでしまった/乃木坂46

33rdシングルアンダー楽曲。疾走感のあるバンドサウンドがメインとなったイントロで心をしっかりつかまれた。アニメのオープニングで使われても違和感はないだろう。ピアノがメインとなるものやポップな楽曲の多い印象があった乃木坂。アンダー楽曲でこんなにカッコいい楽曲をもっているのかと思わせられた。カップリングやアルバム曲もチェックしなくては。

 

 

アイドルなんかじゃなかったら/ AKB48

9月27日に発売されるシングルの表題曲。“恋するアイドル”をテーマにした切ないラブソング。ポップで疾走感のあるメロディ。中毒性のあるサビのメロディはキャッチーで何度も聞きたくなる。80年代のアイドル曲を感じさせるようなどこか懐かしさのあるサウンドがより癖になっていく。

 

 

PSYCHO/Furui Riho

Spotify『RADAR: Early Noise 2023』への選出されたFurui Riho。キュートな歌声とジャジーでスタイリッシュなサウンドが絶妙にマッチする。軽快なリズムで聞いていると思わず体が動き出したくなる。Furui Rihoの楽曲はこれまでも紹介をしたことが何度か聞いたことがあったが新たな一面を見れたように感じられた。

 

 

会いたくなって、飛んだバイト/yutori

思わず聞きたくなるような若さと感情がすべて詰まったタイトル。このタイトルから始まる歌いだしはしっかりと聞きたいと思わせてくれる。疾走感のバンドサウンドが失恋のつらさをあふれ出させている。特に間奏のギターは悲しさの涙を流しているかのように。Cメロの歌声からははちきれない思いを感じ取れる。

 

 

ミックス/マルシィ

消せない記憶と生きていくあなたの記憶をうたうバンド。ポップで明るいメロディ。サビに向かうにつれて盛り上がるサウンド。聞いているだけで気持ちは明るく楽しくなっていく。失恋曲のイメージがあったからこそ、幸せな歌詞とメロディでギャップを感じられた。

 

 

茶しばきロック/気づいたら劇団

4人と1匹 キラキラミュージカルバンド「気づいたら劇団」。90年代のアニメのオープニングを彷彿させるようなMV。どこか懐かしさもありながら中毒性の強いメロディとかわいらしさのある歌声が作り上げる楽曲の世界観。ライブを見たことがあるが、ロックサウンドがかっこいいバンド。音源とライブの両面で素晴らしいギャップをもらえるバンドなのでぜひ聞いてほしい。

 

 

群青色/HYLUL

憂いを帯びた歌声とキャッチーなメロディーで多彩なロックサウンドを奏でるzig (Composer, Guitar) / mingo (Vocal, Guitar)からなる男女2人組ロックバンド。読み方は、ハイルル。エモーショナルできれいな女性ボーカルの歌声。疾走感のあるロックサウンドはかっこよく、何度も聞きたくなる。

 

 

ひとめ惚れ/ルイ

22歳のシンガーソングライタールイ。アコギの音から入り、ジャジーなピアノのサウンド。甘さもあり個性をのある歌声。ひとめ惚れをしたことに気づいた感情を歌にした歌詞は甘酸っぱさも感じられる。今回初めて知ったシンガーだが、今後も注目していきたいと思う。

 

 

夏のまぼろし/アフターアワーズ

大阪発「転んでないのに泥だらけ」で突っ走るスリーピースロックバンド。ギターのサウンドとボーカルの歌声から始まり、徐々に増えるサウンド。エモーショナルでどこか懐かしさのあるメロディ。夏の終わりに聞きたくなるサマーチューンとなっている。

 

 

以上が今週のオススメ16曲です。

 

先週よりAWA公式ユーザーとなり、AWAのプレイリストでは30曲のオススメ楽曲を収録しています。上記16曲以外に収録をしている14曲はこちら。

 

ENCORE/ao
インマイルームフェス/CENT
Kiss and Kiss/Maica_n
COOL CHINESE/SUKEROQUE
ノスタルジア/Absolute area
SAYONARA MAYBE/NOMELON NOMELON
曇りくらいが丁度いい/um-hum
スクリーンショット/月と徒花
Similar/放課後ホタル
ファインダー/PLOT SCRAPS
夜行列車/RIP DISHONOR
爛漫サマー/sucola
最後の恋/アルコサイト
Blue/リーベレイク

 

プレイリストはこちら↓

 

 

また、先日RYO Music Selection【Summer】というプレイリストも公開しました!誰もが知っているだろう名曲から聴いてほしいインディーズアーティストの楽曲まで夏をテーマにした楽曲を50曲収録しています。ぜひこちらもお聞きください!

 

 

今週もありがとうございました!