『10月21日開催!GAGAFEST 主催者インタビュー!』
【記事公開日:2023/09/19】
10月21日京丹後森林公園スイス村BEATCAMPで開催されるGAGAFEST。コロナ渦を経て、今年第2回が開催されるこのイベントの魅力やイベントへの想いを聞くために主催のお二人にインタビューをしてきました!
主催者
システムエンジニアとして会社員をしているかじーさん
WEB関係の業務でフリーランスとして活動をしているみやびさん
お二人の出会いは?
かじーさん:出会ったきっかけは音楽でした。僕が19歳のときにソーシャル・ネットワーキング サービスの「mixi」って流行ってたんですよね。それで、神戸のフェス「GOING KOBE(※現在のCOMIN 'KOBE)」に1人参戦をする予定の人達が集まって一緒にいこうという、コミュニティがあったんです。当時、僕は音楽の趣味が合う友達がいなかったので、そのコミュニティを通じてGOING KOBEにいきました。
そこで出会った友達がマキシマム ザ ホルモンしか歌わないカラオケイベントの主催をやっていて、流れで一緒に主催をすることになりました。
当時、全国で開催をされていたというマキシマム ザ ホルモンのカラオケ。通称ホルカラ。かじーさんはもう1人の主催者と一緒に神戸でのイベントを主催していたという。
そこに友達の連れという形で2012年に初参加をしたのが、みやびさん。出会って5年くらいのタイミングで2人で飲むことがあり、仲良くなったのがきっかけでした。
GAGAFESTをスタートしたきっかけは?
かじーさん:2018年、平成最後の夏に何かできないかと話していたんです。その当時、流行っていたDAOKO×米津玄師の『打上花火』という楽曲を聞いて、「打ち上げ花火のイベント企画したらおもしろそう!」って思ったのがきっかけです。
みやびさん:ちょうど、現在もお世話になっている花火師さんが個人のプランを始めたところでした。デザイン花火も作れるということもあり、お客さんがホルカラきっかけで仲良くなった人も多くて、【MTH】(MTHはマキシマム ザ ホルモン の略)と書かれた花火の打ち上げもしました。
2018年に開催されたこの花火イベントがGAGAFESTの前身イベント。仲のいい人達が多く来てくれたこともあり、イベントとしては成功。ファンが打ち上げたデザイン花火は、Twitterでマキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君にも届き、彼が引用リツイートをしてくれたことで多くの人に届いた。ツイート内容も好意的なコメントをしてくれており、2人の中でイベントにいつかをマキシマム ザ ホルモンを呼びたいという思いが増えていったとのこと。
もともと音楽が好きだった2人。花火をするとなった時点で野外ステージがあったらおもしろいなと考えていたそう。そんな一つの夢を現実にしたいという気持ちで形にしたのが、2019年に初めて開催されたGAGAFEST。
イベント名、Good At Galaxy Art Festival。通称をGAGAFEST。音楽フェスではなくアートフェスのイメージで作ったのでこの名前が付けられた。またメインが花火ということもあり幅を広げていきたいという気持ちも込められている。また、GAGAにはクレイジーや夢中になるという意味もあり、自分たちにも近いと感じられるところもあったとのこと。
2019年第1回を開催した後の心境は?
みやびさん:正直、赤字が7桁を超えていました。ただ、なかなかできない経験や新しい出会いが今後に繋がるので、先行投資と考えていました。
運営をしていく中で正直、思い残すことも多くあり、後悔することが山ほどありました。リベンジしたいという思いでいっぱいでしたね。
かじーさん:何か話し合いをしたわけでもなく、自然と来年はどうしようという話になっていきましたね。
コロナ渦の活動や第2回で場所が変わった理由は?
みやびさん:もともと翌年の2020年に2回目を開催する予定でしたが、コロナ渦になりできなくなりました。その後、なんとか動こうと模索しましたが、場所や集客の壁が大きく、開催が難しかったです。
コロナ渦では、ライブハウスに通って新しいアーティストとの出会いを大事にしたり、今後の為に小規模なイベントを開催していたという。そんな中、今年度開催するきっかけはどんなことがあったのか。
みやびさん:2023年に第2回目の開催が決定できたのは、良い会場が見つかったことが大きいです。第1回で開催された舞洲は、広すぎる会場で場所を持て余してしまっているところもありました。そこで他の候補地を探していました。
かじーさん:今回の会場「京丹後森林公園スイス村BEATCAMP」は、以前から知人に教えてもらっていて知っていたんです。そこで会場にコンタクトをとったのですが、大阪からだと数時間かかり小旅行くらいの距離ということもあり、行きながら難しいかなと内心思っていました。
みやびさん:いざ現地に行って、オーナーさんと話をしてみると熱意がすごく、これまでの会場で行われたイベント内容をお聞きして、ピースフルだなと感じました。1番の決め手は、なぜここをつくったのか。こういう場所にしたのかというオーナーの熱意です。そんな思いが自分達のやりたいイベントとリンクすることも多かったんです。
かじーさん:会場が夜中まで音楽を流すことができる。ごはんもお酒も美味しくていいイベントになるんじゃないかとなりました。その時、僕がキャンプにハマっていたのもあり、よりここでやりたい気持ちが高くなりました。
みやびさん:いろんな土地を候補地として、探していましたが夜中まで24時間音楽を楽しめる場所がなかなかありませんでした。京丹後市という土地も素晴らしい場所です。
共同主催って思いたくなるくらいBEATCAMPのオーナーさんが親身になってくれたことが会場を決めた理由です!
お客さんに感じてもらいたいところは?
みやびさん:景色もキレイでリラックスできる場所です。音楽はもちろん、ごはんもお酒も楽しめます。チルなイベントだけど、激しいロックもあります。それぞれが自由に楽しんでほしいです。
かじーさん:僕達はただの音楽ファンで、イベント会社でもレーベルでもありません。
ですが、音楽ファンがノリと勢い、そして熱意があれば野外フェスだって実現できる可能性を感じてほしいです。30代になって、実際に落ち着いている人達も多い中で、やりたいことを我慢せずやったら面白いよねと思ってほしいです。
今後どんなイベントにしていきたいですか?
みやびさん:やりたいことはいっぱいあります。まずは、マキシマムザホルモンを呼びたいです!これが一つのゴールだと思います。ただ、ホルモンを呼べたらもっとがんばろうとなると思います。やりたいことはどんどん増えていくと思います!
ASIAN KUNG-FU GENERATION・HUSKING BEE・サンボマスターなどの高校生の時に聞いていたバンドを呼びたいですね。自分の好きなアーティストを自分で呼んでタイムテーブルを組む。音楽ファンの夢を実現させたいです。現状確実に段階を踏んでいる自信もあります!
かじーさん:海外のアーティストを呼んだりしたいですね。オフスプリングを呼びたいですし、日本に限らずアジアのアーティストも呼んでいきたいですね!
最後に読んでくれた人へ伝えたいことはありますか?
みやびさん:今後GAGAFESTをもっと大きなイベントにしていくので今のうちから応援をお願いします!
あと一緒にやりたいと思ってくれたら連絡ください!
かじーさん:例え一般人でも自分でイベントやフェスを立ち上げたいと思っている人は、ぜひ挑戦してみてほしいです!何かイベントをやりたいという人は気軽に連絡が欲しいです!
コロナ渦を経て、第2回が開催されるGAGAFEST。このイベントは、音楽が好き、イベントが好きという熱い思いを持った2人の音楽ファンがきっかけにより作られていた。まだまだ発展途上ながらも夢への実現に向けて着実に動き出している。
音楽だけでなく、ロケーションや花火、キャンプとして楽しむことができるイベント。普段ライブに行かない人でも間違いなく楽しむことができるだろう。
ぜひ、GAGAFESTへお越しください!
HP
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