2022年下半期インディーズベストソング①
【記事公開日:2022/12/15】
毎週水曜日に更新をしている新曲ブログ。
こちらでは、メジャー・インディーズ、ジャンル問わず300曲近い楽曲を聞いたうえでオススメの16曲を紹介をしています。
2022年6月~11月に選曲をするために聞いた楽曲は7689曲。その中から新曲ブログで紹介をしたインディーズアーティストの楽曲、約120曲の中から特にすきだった16曲を2週にわたって紹介します。
今週はこちらの8曲です。紹介順はランキングではなくリリース順になります。
二日酔い/徒然書簡
2021年5月に東京を拠点に結成。Vo.Gt..kuuはぷらそにかのメンバーとしても活動をしている。かわいらしさもありながらきれいな歌声の歌いだしから始まる。ピアノのおしゃれな音色とかっこいいギターのロックサウンドがあわさりおしゃれなサウンドに。周りの人から悪い男と呼ばれるような人を好きになってしまった後悔や葛藤を二日酔いの状況に例えている歌詞。『二日酔い』というおしゃれさとほど遠いテーマでここまでおしゃれに世界観を作りあげている。今後より注目のバンドだ。
Twitter:徒然書簡 (@tsuredureshokan) / Twitter
Powder/ヨイズ × WALTZMORE
ロックバンドのヨイズと4人組音楽集団 WALTZMOREのコラボ楽曲。ヨイズのヴォーカルの歌いだしから始まり、渋さもありかっこいい歌声にWALTZMOREのきれいなハイトーンの歌声が絶妙に合わさる。繊細なピアノの音色で進んでいくかと思うと急にバンドサウンドが盛り上がる。ピアノが主軸の曲が多く綺麗な世界観の楽曲が多いWALTZMOREと疾走感のあるロックサウンドを得意とするヨイズの両方のいいところを組み合わせたコラボ楽曲となっている。
Twitter:ヨイズ (@YOI_S_) / Twitter
WALTZMORE (@waltzmore_jp) / Twitter
コインランドリー/ヤングスキニー
東京発の4ピースロックバンド 。"嘘だらけで、矛盾だらけな日常の歌を"をコンセプトに活動中。現在「本当はね、」がTikTokでヒットし、ストリーミングサービスのランキングでもロングヒット中。2023年2月にビクターよりメジャーデビューが決まっている。そんな大ヒット曲の2ヶ月前にリリースした楽曲。どこか懐かしさを感じさせるエモーショナルな雰囲気のサウンド。若さやお金がないそんな時だからこそコインランドリーすらデートになる。そんな些細な幸せを歌った楽曲。ヤングスキニーの楽曲の中でも新しい一面を見せてくれた楽曲となった。
Twitter:ヤングスキニー (@yang_skinny) / Twitter
サマーお化ケーション/ナツノコエ
愛知県豊橋市出身のシンガーソングライター「ナツ」によるソロプロジェクト。さわやかな夏の雰囲気もありながら、おしゃれさのあるサウンド。シティポップの雰囲気を感じられるサウンドはどこか懐かしさを感じられる。昔の恋人を思い出す気持ちを「サマーお化ケーション」と例えている言葉遊びも独自性があり面白い。かわいらしさもある言い回しの歌詞は中毒性があり何度も聞きたくなってくる。8月の月間ベストソングの10位にも選出をした楽曲。
Twitter:ナツノコエ🍬try listening to「hakka」 (@natsu_gaoo) / Twitter
I was/カネヨリマサル
「青春ロックを追い続ける」 大阪を拠点に活動するガールズ3ピースロックバンド。2023年1月にビクターよりメジャーデビューが決まっている。これまでも何度かブログで紹介をしてきたが、さわやかさを感じられる青春ロックが多いイメージだった。そんなイメージを覆してくれたのがこの曲。かき鳴らすギターのイントロから始まり疾走感のあるバンドサウンドがかっこいい。そのまま進んでいくかと思えば途中で転調をして雰囲気を変えていく。間奏のギターソロもかっこいい。カネヨリマサルの可能性を大きく広げてくれた1曲となった。メジャーデビュー後の活躍が楽しみだ。
Twitter:カネヨリマサル (@kaneyorimasaru) / Twitter
花火はいらない/modern times Bloom
大阪を拠点で活動中のバンド。『日常にこぼれ落ちた哀しみをそっと掬い取るような音楽を』をテーマに活動をしている。繊細なピアノの音色と中野大地のウィスパーヴォイスから切なさが漂ってくる。曲全体のサウンドからは神秘的な雰囲気を醸し出している。一つの小説を読んでいるような歌詞となっており、バンドとしての魅力が歌詞に詰まっている曲だろう。「Radio Dream」で初めてオンエアをした楽曲でもあり9月のベストソング6位にも選出をした。
Twitter:modern times Bloom (@mtb___official) / Twitter
初歩 / ヒラシマ サヤ
シンガーソングライター、ヒラシマ サヤ。まだまだ情報が少ないが、tiktokやInstagramなどで弾き語り動画を投稿している彼女。新曲ブログで紹介をする為には毎週300曲近い楽曲を聞いて選曲している。初めのチェック段階だとフルサイズで聞くことはもちろんできない。そんな中でも初めて聞いた時に思わず聞きこんでいた。彼女は200曲以上の楽曲の中でも埋もれない歌声だった。ギターとピアノがメインとなり音数も比較的少ないからこそ彼女の素晴らしい歌声が心にスーッと入っていく。ぜひ聞いてほしい1曲だ。
Twitter:ヒラシマ サヤ (@_sayahirashima_) / Twitter
サヨナ来世で / ayaho
Lalaのギターボーカルも務めるシンガーソングライターのayaho。かわいらしさもありながら力強さもある歌声で歌いだしから心をつかむ。80年代のイラストを彷彿させるMVの雰囲気とサウンドから漂う懐かしさ。懐かしさの中に元気をもらえるようなメロディが合わさり今っぽさもしっかりと感じられる。和ぬかからの楽曲提供曲「アミ」とはまた違った一面を見ることができる1曲でもある。来年はより飛躍すること間違いないだろう。
Twitter:ayaho (@ayaho_85) / Twitter
以上が今週ラジドリで紹介をした下半期インディーズベストソングに選出をした8曲です。今回紹介をした楽曲たちはAWAとSpotifyにてプレイリストを公開しています。
https://lit.link/ryomusicwriter
残り8曲は来週22日22:30~のNFRSラジオ「Radio Dream」で紹介をします。
こちらから全国どこからでも聞くことができます。
ぜひ、お楽しみに。
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