2022年下半期インディーズベストソング②
【記事公開日:2022/12/22】
毎週水曜日に更新をしている新曲ブログ。
こちらでは、メジャー・インディーズ、ジャンル問わず300曲近い楽曲を聞いたうえでオススメの16曲を紹介をしています。
2022年6月~11月に選曲をするために聞いた楽曲は7689曲。その中から新曲ブログで紹介をしたインディーズアーティストの楽曲、約120曲の中から特にすきだった16曲を2週にわたって紹介します。
先週はこちらの8曲です。
また、紹介順はランキングではなくリリース順になります。
ベイベイベイビー!/ねぐせ。
2020年に結成された名古屋発のロックバンド。TikTokでバズった「グッドな音楽を」
「スウェット」が収録されているミニアルバム『ワンダーランドに愛情を!』に収録されている楽曲。リリース前に「スーパー愛したい」もTikTokでバズり注目を集めていく反面、誹謗中傷を受けたりもした。そんな落ち込んだり、辛い現実に直面した気持ちを曲にしたのがこの楽曲。明るく元気をもらえるロックサウンドと勇気づけられる歌詞。2023年は今年以上にロックフェスの出演も増えていくだろう。
Twitter:ねぐせ。 (@neguseofficial_) / Twitter
美談にしないで./bokula.
2019年に結成された広島発4ピース、等身大ロックバンド。歌いだしのつかみがよく、疾走感のあるサウンドがかっこいい。付き合った彼女を他の男に奪われて未練の残る男の葛藤を描いた歌詞。大事にしなかった後悔が疾走感のあるバンドサウンドにのせてつづられている。美談にしていた男の思い出だが、振り返った時、後悔へと変化していく心情の移り変わりがバンドサウンドにも表れている。
Twitter:bokula. (@bokula_bandmate) / Twitter
Re act/anewhite
4人組ロックバンド。光が差していくかのように徐々に音が大きくなっていくイントロ。さわやかな歌声と疾走感のあるサウンド。サビに行くにつれて盛り上がっていく。ラスサビ前になると手拍子も入り、ライブ会場で一緒に盛り上がっているイメージがわいてくる。そこからそのまま進んでいくと思えば、一度音がやんでからバンドサウンドを一気に盛り上げてラスサビにはいる。この一瞬の空白がこの曲を数十倍もよくしている。この曲を聞くためにミナホでライブを見に行ったが、新曲とは思えないくらい盛り上がっていた。バンドとしてのキラーチューンになっていくだろう。
Twitter:anewhite (@anewhite_044) / Twitter
心海/ナンカノユメ
関西の歌ものポップロックバンド。3か月連続デジタルシングルをリリース第1弾。ピアノの音色とバンドサウンドが合わさりどこか懐かしさを感じさせる。ヴォーカル841のつややかな歌声がギターの音色と共に心にスーッと入っていく。落ち着いたテンポとアップテンポの塩梅が気持ちよく、聞き心地もいい楽曲に仕上がっている。最後の841の歌声はいつも以上にハイトーンで歌い上げており、曲をより一層盛り上げてくれる。1人でも多くの人に聞いてほしい楽曲です。
Twitter:ナンカノユメ【なんゆめふぁーむ】 (@nankanoyume2019) / Twitter
さよなら北千住/SPRINGMAN
東京を中心に活動している。sumika、マカロニえんぴつらが所属する音楽レーベル&マネジメントmurffin discs(マーフィン ディスクス)がオーディションでグランプリをとったバンドだ。どこか懐かしさを感じさせるイントロ。ギターのサウンドとヴォーカルの独自性のあるかっこいい歌声。タイトルにもなっている『さよなら北千住』を繰り返すサビは中毒性がある。80~90年代のロックバンドを聞いてるような懐かしさを個人的には感じられた。調べてみるとSPRINGMANというバンド名はUNICORNの8枚目のオリジナルアルバムのタイトルと同じ。ひょっとしたらUNICORNに影響を受けてバンドを始めたのかもしれない。
Twitter:SPRINGMAN (@Spring_Man_Bane) / Twitter
君の世界/スクう空氣
『きみをすくう音楽を。』をコンセプトに活動中。ピアノの音色とドラムのリズムがあわさりイントロからさわやかな空気を届けてくれる。ヴォーカル一山楓のハイトーンで個性のある歌声がピアノの綺麗な音色と共に心にスーッと入ってく。サビは疾走感があり、コーラスと共に曲を明るく盛り上げてくれる。音源で聞くのも素晴らしいが、ライブで見るとより楽しさをもらえる楽曲となっている。
Twitter:スクう空氣 (@suukuukuuki) / Twitter
歩道橋/Sleeping Girls
2016年7月結成。大分のレーベル「BEDROOM RECORDS」所属の3ピースロックバンド。ギターのサウンドと共に始まる歌いだし。かっこいい歌声でスタートから心を奪われる。疾走感のあるロックサウンドは心を震わせて、これぞロックンロールだと思わせてくれる。気づけば何度も聞きこんでいた。11月のベストソング10位にも選出をした楽曲だ。
Twitter:Sleeping Girls (@SleepingGirls_) / Twitter
City Girl/ボタニカルな暮らし。
「令和の時代に、捻くれ者たちが見つけた新たな楽園。」をコンセプトに活動中の東京発の6ピースPOPバンド。80年代のシティポップを聞いているような懐かしさと現代のおしゃれさをミックスしたようなサウンド。夜の街を表現してくれるサックスの音色。心を躍らせてくれるベースライン。聞き心地のいい女性ヴォーカルの歌声。一つ一つがまとまりがあり、何度も聞きたくなる。11月のベストソング5位にも選出をした楽曲。
Twitter:ボタニカルな暮らし。 (@Bota_Kura) / Twitter
以上が今週ラジドリで紹介をした下半期インディーズベストソングに選出をした8曲です。今回紹介をした楽曲たちはAWAとSpotifyにてプレイリストを公開しています。
この2週間で紹介していないアーティストやライブに行って出会ったインディーズバンドなど書ききれないくらい今年も多くのアーティストと出会いました。
2023年も多くのインディーズアーティストを紹介していきます。また、このブログが新たな出会いの場所になってくれたらうれしいです。
来年のインディーズベストソング上半期もお楽しみに。
今週も読んでくれてありがとうございました。
【関連記事】