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KinKi Kids 3rdアルバム『C album』

【記事公開日:2022/06/26】

 

6月は上半期のベストソングの記事などもあり更新ができておらず遅くなり申し訳ありません。

 

それでは、今回は3rdアルバム『C album』を紹介します。

 

『C album』

リリース日:1999年8月4日

週間1位(オリコン)1999年度年間28位(オリコン

総売り上げ枚数81.2万枚

 

 

1.It's All Right

日本テレビ系「KinKi KidsのGyu!」エンディングテーマ。

ピアノのポップなサウンドで始まるイントロはこのアルバムのスタートを鮮やかに彩ってくれる。明日への挑戦や希望が詰まった応援ソングとなっている。自然と元気をもらえる。

 

 

2.ふらいんぐ・ぴーぷる '99

愛されるより 愛したい」「ビロードの闇」をはじめ、数多くKinKi Kidsの作品の編曲を担当したCHOKKAKUが編曲を担当。ベストアルバム『39』にも収録。1曲目から続きポップなサウンドが続く。今聞くと少し懐かしさのあるサウンドと90年代を感じられる歌詞の楽曲だ。

 

 

3.キミは泣いてツヨくなる

シンガーソングライターの荒木真樹彦が作曲をした楽曲。イントロのギターのサウンドがかっこいい。二人の歌声はもちろん、間奏のバンドサウンドが曲をより盛り上げてくれる。今の二人がバンドメンバーと歌い上げたらまた新たな魅力を見せてくれるだろう。ラスサビ後のサックスがとてもいい。

 

 

4.全部だきしめて

フジテレビ系音楽バラエティ番組『LOVE LOVE あいしてる』テーマソング。

吉田拓郎が作曲を務めた4thシングルの表題曲。このシングルの売り上げは115.5万でミリオンを記録している。吉田拓郎ならではのアコースティックサウンド。Aメロは早口で歌うことが難しいからこそ彼らの個性や歌唱力が際立つ。これまで何度聞いたかわからないが、年を取っていくにつれて歌詞の深さや温かさを感じられる。誰もが知っている名曲だ。

 

 

5.あのときの空

ハワイのような外国の海の風景が浮かぶようなボサノヴァ調のサウンド。落ち着いたサウンドでキンキの二人のこれまでとこれからの未来を考えている歌詞が印象に残る。今聞くと25周年を祝っているようにも感じられる。

 

 

6.Peaceful World

堂本光一のソロ曲。光一の作詞作曲。

子供たちの遊んでいる声から始まり、歌詞へとつながっていく。後半はコーラスが入り曲が壮大になっていく。この曲は、ソロシングル「妖 〜あやかし〜」のカップリングとして「Peaceful World -2009-」が再録されて収録されている。アレンジされて大人の魅力も増した楽曲はサブスクでも聞けるので聞いてほしい。

 

 

7.やめないで,PURE

堂本剛主演のドラマ『君といた未来のために 〜I'll be back〜』主題歌。

今回調べるまで知らなかったが、アルバムバージョンとなっている。シングルバージョンがアルバムに収録されているのは『The BEST』のみ。筒美京平が作曲を担当。少し怪しげのあるサウンドが印象に残る。

 

 

8.Natural Thang

米倉利徳が作詞作曲コーラスアレンジを務めた楽曲。『39』にも収録されており、その際のファン投票で34位となった。大人の愛を感じられる色気のある歌詞を少年から大人へと変わっていく年代の彼らが歌う。途中でラップも入り、当時だと斬新さもあっただろう。

 

 

9.フラワー

7枚目シングルの表題曲。CD累計売上は104.1万枚。ANA「'99パラダイス沖縄」キャンペーンCMソング。

いまでもジャニーズジュニアに歌い継がれる名曲。当時小学生だった自分がKinKi Kidsの楽曲と認識して聞いたのはおそらくこの曲が初めて。当たり前のように長年聴いていたが歌詞を改めてみると勇気をもらえる楽曲だと再認識できた。ひとつ前の楽曲とのギャップもいい。

 

 

10,BRAND NEW DAY

アコースティックギターの音色が際立つイントロ。おそらくオカリナの音色が入っており、その音色が穏やかな気持ちになっていく。大好きな人との未来を描い歌詞となっている。

 

 

11.さまざまな愛

堂本剛のソロ曲。自身で作詞作曲をしている楽曲。二人で歌っている楽曲以上に歌い方に個性を感じられる。前作のソロ曲でも感じられたが、今回の楽曲からよりシンガーソングライター堂本剛の片鱗を示している。

 

 

12.Rocketman

ギタリストや音楽プロデューサーとしても活動をしている西川進が作曲を務めた楽曲。ギタリストだからこそということもあるかもしれないがギターのサウンドがアルバムの中で一番際立ったおりロックな楽曲となっている。サビの盛り上がりやRocketmanと歌うところはライブで盛りあがることが間違いない。

 

 

13.青の時代

堂本剛主演ドラマ『青の時代』主題歌。

全部だきしめて」と両A面シングルとしてリリース。ピアノの音色から始まるイントロ。彼らの楽曲では珍しくソロパートがなくすべて二人で歌われる。落ち着いたバラードで二人の歌声が際立っており、アルバムの最後を見事に締めくくってくれる。

 

 

 

以上の13曲が収録楽曲です。

 

 

『C album』の収録曲全体から感じられたのはポップで明るい楽曲が多いこと。そして、全体的に未来や愛情を歌う楽曲が多い。

 

リリースされた99年は21世紀が迫っていた時代。新たな世紀というだれもが経験をしたことがないからこそ不安を感じさせるようなノストラダムスの大予言もあった。

だからこそ、未来への不安を払拭するかのように楽しく未来を感じられる楽曲が多かったのかもしれない。

 

 

さて、来月7月21日にデビュー25周年を迎えるKinKi Kids

実は、来月行われる京セラドームのライブに行くことが決まりました。そんなライブやデビュー日に向けて来月はこれまで以上にルバム紹介記事を更新していこうと思っています。

 

数も多いのでデビュー日までに全部は難しいと思いますが、一緒に歴史を振り返れたらうれしいです。またシングルリリースもきまりましたのでそちらの全曲レビュー記事も書く予定ですのでお楽しみに。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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