常に進化を続け、時代の最先端を走るグループ【w-inds.】
【記事公開日:2022/1/18】
12月に開催をしたw-inds.のファンリクエストAWA LOUNGE。
こちらは、Twitterのフォロワー感謝企画として行いました。
2021年は多くのアーティストのファンの方とTwitterでつながりました。
実は、まだまだフォロワーの少なかった時にw-inds.のオンラインライブの感想と共にw-inds.の魅力をお伝えする記事をブログで書きました。
その記事を多くのファンの方に見ていただきました。
その記事からつながってくれてる方本当にありがとうございます。
その感謝もこめて、12月にAWA LOUNGEを開催しました。
こちらのLOUNGEは、総視聴数310人。チャット数1300。リクエスト楽曲は88曲でした。この人数はAWAの公式からも反響をいただき、次の日にはこのLOUNGEがきっかけでw-inds.の公式LOUNGEが行われました。
改めて参加ありがとうございました。
今回は、88曲のリクエスト楽曲を改めてすべて聞いた上で16曲を厳選して紹介します。
どれも名曲でとても選曲が難しかったですが、彼らの歴史と幅広い音楽性を感じられるものになったかなと思っています。
もともと知っていた楽曲も一部ありますが、初めて知った楽曲達もあります。
それでは、紹介していきます。
Long Road
2003年リリースの10枚目シングル。ブルボン「アップルガム」CMソング。
NHK紅白歌合戦でも披露された楽曲で第45回日本レコード大賞 金賞受賞曲。
彼らの道が開かれていくようなイントロからスタートする。まだ若さもありながら芯が出来上がっている橘慶太さんの歌声が魅力的。
発売当時はおそらく何気なく聞いていた1曲。ただ、今聞くと緒方さんへの気持ちを歌っているように聞こえてくる。J-POPの王道のようなメロディはキャッチーで歌詞がしっかりと入ってくる。
いつか、虹の下で
2005年リリースの15枚目のシングル「変わりゆく空」のカップリング曲。
イントロのアコースティックギターの音色から心がつかまれる。徐々に楽器が増えてサビに向かうにつれて盛り上がるサウンド。哀愁と共にどこか懐かしさすら感じられる1曲。間奏のギターソロも曲をより盛り上げてくれる。「変わりゆく空」「いつか、虹の下で」という空をテーマで歌う楽曲が収録されたシングルは2曲とも名曲だ。
Color me
2005年リリースの4枚目アルバム「ageha」の収録曲。
橘慶太さんの歌いだしから始まり、ビートを刻みながら曲が進んでいく。子供から大人への成長中の彼の歌声からは、この当時だからこそ感じられる色気を感じられる。歌詞や歌声、メロディなどこの当時の彼らの変化をどこか感じられる楽曲となっている。
影法師
2006年にリリースされた5枚目のオリジナルアルバム「THANKS」の収録曲。
やさしくおちつくイントロ。いなくなった彼女を夕陽ともに影法師をみて思い出していく。そんな切ない楽曲。切なさを影法師で表現する歌詞も素晴らしい。また、楽曲はゆっくり進んでいくと思うと後半はゴスペルのように曲が変化していく。
TOKYO
2008年にリリースされた7枚目のオリジナルアルバム「Seventh Ave.」収録曲。
夢を追ってこの時に来た人に向けた応援歌。サビの歌詞の「此処、TOKYO」「もろ象徴」部分は韻が使われており聞いていて気持ちがいい。
東京というタイトルは、名曲が多い。東京という場所は夢を見て出てきたものが集まる場所だからだ。そんな東京とタイトルがつく名曲達と肩を並べることができる1曲であることは間違いないだろう。
I'm all yours
2015年にリリースされた11枚目のオリジナルアルバム「Blue Blood」収録。
サックスやベース、ドラムといった楽器の音がおしゃれに彩ってくれるイントロ。JAZZを聞いているような雰囲気もありながら彼らの歌声とあわさることでw-inds,だからこそ作り上げることができる世界観が生まれる。カフェでコーヒーを飲みながら聞きたくなるような楽曲だ。
HEADS UP
2015年にリリースされた35枚目のシングル「In Love With The Music」のカップリング。ピアノのきれいな音色から始まるイントロ。「大人になりたくない」そんな歌詞から始まっていく。夢に向かって歩いていく気持ちが書かれた歌詞は、彼らのこれまでの活動とリンクしていく。
Boom Word Up
2016年にリリースされた36枚目のシングルの表題曲。
リズムに乗せて自然と体がのりたくなるサウンド。中毒性のあるサビの歌詞やメロディ。カッコよさと共におしゃれさがある。こうやってリリース順で紹介していると彼らの歌声の表現力や英語の発音の成長が改めてすごいことに驚かされる。
ヒマワリ
2016年にリリースされた36枚目のシングル「Boom Word Up」のカップリング。
この曲をLOUNGEで聞いた時は、初期の楽曲だっと思っていたので「Boom Word Up」のカップリングと知った時は驚いた。
ただそういう感覚になったのは、初期の楽曲多く手掛けた葉山拓亮さんが作った曲だからだ。どこか懐かしさを感じられるイントロは印象的。
初めて知ったがすぐに好きになった。
Drop Drop
2016年にリリースされた37枚目シングル「Backstage」の収録曲。
ベース音を主軸にビートを刻みながら曲は進んでいく。そこに合わさるハイトーンの歌声。2016年の楽曲であるが、ここ数年のリリースでも全く違和感のなさがある。ビートの刻み方が似ているのかビリー・アイリッシュ「Bad Guy」が個人的には脳内に浮かんだ。でもこの楽曲のほうがリリースが早いので彼らの音楽性が最先端を走っていることをより感じられた。この曲は初回盤Bのみに収録するような曲ではないはず。
A Trip In My Hard Days
2017年にリリースされた39枚目のシングル「Time Has Gone」のカップリング。
w-inds.として初の涼平さんと龍一さんによる歌唱曲。楽曲も龍一さんと慶太さんの共作となっている。ラップを中心にヒップホップテイストの強い楽曲でこれまでの楽曲の世界観とは全く違う音楽性。初めて聞いた時は驚いた。
Dirty Talk
2018年にリリースされた40枚目のシングルの表題曲。橘慶太セルフプロデュース楽曲第3弾。日本テレビ系 「スッキリ」 2018年3月度テーマソング。
イントロは、初期楽曲の雰囲気をどこか醸し出してくる。ただそこからサウンドやメロディはおしゃれでスタイリッシュに展開していく。中毒性のあるサビ、ハイトーンの歌声、ラップと彼らの魅力が存分に味わえる楽曲。
Temporary
2018年にリリースされた13枚目のオリジナルアルバム「100」の収録曲。
このアルバムは、初の完全セルフプロデュース作品。4年前の楽曲とは思えないくらい最近の流行りの楽曲達に通じるものを感じる。おそらくサビの歌がないところやそぎ落とされたうえで世界観が広がっていくサウンドの影響だろう。この曲を昨日リリースされた楽曲といわれても違和感ないだろう。
Get Down
2019年にリリースされた41枚目のシングルの表題曲。
こちらも橘慶太セルフプロデュース楽曲である。これまでおしゃれさやきれいな楽曲達がプロデュース楽曲では続いていた。そんな中、ワイルドでアグレッシブなダンスナンバーとなっている。ここまでどんどん音楽性を広げているのにまた広げてくれるから面白い。
Show Me Your Love
2021年にリリースされた14枚目のオリジナルアルバム「20XX “We are”」の収録曲。
2人体制となって初のアルバム。こちらも橘慶太が全曲プロデュースを担当している。
橘慶太さんのハイトーンかつ歌声と共にギターの音が印象的な歌いだしから始まる。2人が交互に歌い、徐々に楽器の音も増えていく。インストで聞いても聞き心地がいいだろう。
With You
こちらも14枚目のオリジナルアルバム「20XX “We are”」の収録曲。
1曲の変化が面白い楽曲。それはサウンドの変化はもちろん二人の歌声や歌い方の表現の仕方の変化が激しいのだ。歌詞からは、コロナ渦の世の中の変化を感じられる内容となっている。今日紹介した2曲以外にも素晴らしい楽曲が多く収録されたアルバムだったのでどこかで全曲レビューもしたい。
以上の16曲です。
本当に難しい選曲でした。
88曲のリクエストをいただいた楽曲は、どの曲も素晴らしかったです。
ただその中で自分が衝撃を受けたものやw-inds.の音楽性の広さを知ってもらえる記事になればと思い選曲しました。
デビューから数年は、楽曲提供が多くJ-POPの王道を走る楽曲達も多く見られた。
ただ、そこから世界を視野に入れた幅広い楽曲性の提供曲を自分たちのものにして、今では全曲セルフプロデュースをしている。
今のセルフプロデュース曲達は、世界基準でも最先端を走る楽曲達なのではないだろうか。ただ、そんな楽曲達を作れているのは過去の楽曲提供やどんな楽曲にも適応してきたグループとしての力だろう。
また、過去の楽曲をこうやって聞いてみると5年前の曲が今流行ってもおかしくないと思える楽曲達も多い。
サブスクが主流となりいつの楽曲が流行ってもおかしくな時代となった。
彼らの数ある名曲達が輝く時代になったのかもしれない。
いや、時代がやっとw-inds.に追い付いてきたのだろう。
多くの楽曲を知ることができました。
リクエストしてくれた方本当にありがとうございます。
アルバム曲やカップリングなど知らない楽曲はまだまだあります。
すぐには難しいですが、過去のアルバムを順番に全曲レビューがしたいなと思いました。その時はよろしくお願いします。
読んでくれてありがとうございました。
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