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「Enjoy Music Party in OSAKA DAY2」ライブレポート

【記事公開日:2022/06/06】

 


6月1日に行われた「Enjoy Music Party in OSAKA DAY2」

こちらのライブに先日行ってきました。

 


今回、毎週木曜日22:30よりNFRSラジオ「Radio Dream」で一緒にDJをしているナンカノユメのdaishiさんとの縁でライブレポートを書かせていただきました。

 


これまでオンラインライブのレポート記事は、書いたことがありました。ただ、リアルのライブのレポート記事を書くことは初めて。

このような機会をいただけてうれしいです。ありがとうございます。

 

 

今回のイベントのタイトルにも書かれている「Enjoy Music!」とは、SEKAI NO OWARIやゆずなどのアレンジやプロデュースを行っている音楽プロデューサーの保本真吾さんが手がける新人発掘プロジェクト。

 


略してジョイミュー。今回は、そんなジョイミューのライブイベントが大阪で2日間開催された。ジョイミュー所属のアーティスト4組と地元応援枠として1組。DAY2は、ナンカノユメが主催となり6月1日、阿倍野ROCKTOWNにて開催された。

 

「Enjoy Music Party 」、略してジョイパの各アーティストのライブレポートを出演順で紹介していきます。

 

それではよろしくお願いします。

 


松本由衣

ライブのスタートを務めたのはシンガーソングライターの松本由衣。今回の出演者で唯一の弾き語り。今回の「Enjoy Music Party 」のスタートに勢いをつけるかのように「パーティー」という楽曲で会場内を明るく楽しい空間にしてくれる。この曲含めて、2曲明るい楽曲が続く。2曲の中で強く印象に残ったのはギター演奏。アコースティックギターを打楽器のようにたたきながらギターの音色と共に曲の世界観を作りあげる。そして、彼女のきれいで元気のある歌声が合わさり早くもライブハウスの空気感を作り上げる。

MCを挟み「流れ星」「コンコース」とバラード曲が続いていく。ギターが奏でる音色と共に彼女の歌声が心にスーッと入ってくる。5曲目「クロス」では1番はお客さんの手拍子で盛りあがり、2番は手拍子を止めて曲の世界観により入り込ませてくれる。

最後の曲として、初めて作った楽曲「クロス」で締めくくり、見事に1番手を務めあげてくれた。ラジドリで紹介をした楽曲「FLIGHT」を聞いた時も思ったが、ギターの技術、きれいで個性のある歌声。韻を踏んだ歌詞。一つ一つのすばらしさをライブでより感じ取ることができた。

セットリスト

1.パーティー
2.trash
3.流れ星
4.コンコース
5.大丈夫
6.クロス

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modern times Bloom

 

2組目で登場をしたのはmodern times Bloom。Gt.Vo.中野大地さんとDr.モリホノカさんのユニット。『日常にこぼれ落ちた哀しみをそっと掬い取るような音楽を』をコンセプトに活動をしている。今回のライブではサポートメンバー2人と共に4人体制で出演。

1st demo singleの1曲「雫が零れ落ちたら」からスタート。ヴォーカルの大地さんのハイトーンボイスの歌声は原曲以上の魅力を感じられる。ピアノ音色と合わさり、1曲目から会場を魅了する。ベース、ドラム、ギター、キーボードの一つ一つの音色をしっかり感じられる楽曲が続く。

3曲目「この恋は夜に溶けて」では驚かされる。モダンやバラードのイメージが強いバンドだったからこそ、こんなロックでジャジーな楽曲をやるのかと思わされてイントロから心を奪われる。おしゃれでかっこいいサウンドだからこそ大地さんの歌声も違った魅力を放っているように感じられる。

最後の曲は、PVも作られており、ラジドリでも紹介をした「.epilogue」。きれいな歌声の歌いだしから始まり、感情的に歌い上げる。元恋人への後悔を歌ったこの曲は、ライブだからこそ原曲以上に歌詞が心に伝わってきた。いろんな魅力を見せてくれたライブ。今後の活動も楽しみだ。

セットリスト

1.雫が零れ落ちたら
2.bittersweet
3.この恋は夜に溶けて
4.スリーコードの曲みたいに
5.epilogue

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ブリッヂブックバンド

3組目はブリッヂブックバンド。Gt.Vo.橋本泰河、Ba.玉谷かほ、 Dr.兼高陸、Gt.Subの4人組バンド。先日COMING KOBE22にも出演をしたバンド。今回は、ベースの玉谷さんが不在の為3人で出演。ドラムの代わりにカホンを使い、エレキギターアコースティックギターというアコースティック編成だ。

1曲目「Be the winner」ヴォーカルの橋本さんの歌声が会場に響き渡る。歌声と共にエレキギターのなつかしいサウンドカホンのリズムが心を躍らせる。2曲目では、ラジオでも紹介をした楽曲「この夜が明けたら」。明るい音楽と中毒性のある歌詞で楽しい空間がうまれて思わず一緒に口づさみたくなってしまう。MCでは、若さを感じられるからこライブ中とのギャップがあり、よりライブの世界観に引き込まれていく。

「自転車ビュンビュン」では、昭和レトロを彷彿させるような懐かしいサウンド。ここでも彼の歌声が心をうつ。最後は、「コースインコースアウト」は哀愁のあるギターのイントロから始まり、最後まで圧巻のステージを見せてくれる。

ラジオで紹介をした「この夜が明けたら」の明るく中毒性のあるイメージがあったが、そのイメージはいい意味で裏切ってくれた。昭和を感じられるレトロなサウンドと力強い歌声。中毒性のある歌詞。若いからこそこれからどんな楽曲を生み出し活動するのかが楽しみだ。

セットリスト

1.Be the winner
2.この夜が明けたら
3.個人クルーズ
4.自転車ビュンビュン
5.コースインコースアウト

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シンパシンドローム

4組目は、大阪のバンドしてゲスト出演をしたシンパシンドローム。Vo.HiDEAKi、Gt.ウエダユウキ、Gt.なかじー、Ba.ルナ、Dr.RYOTAの5人組ロックバンド。

SEと共に、メンバーの登場から期待が膨らんでいく。1曲目は「Bloom」からロックなサウンドでライブのスタートをきめる。「存在証明STORY」では、がらりとイメージを変えてシンセサイザーが印象的でダンサブルなサウンド。「あるときないとき」のコーラスと共に会場のファンがしっかりと○×の振りで盛り上げがっていることは印象に残る。大阪のCMを彷彿させるような振付で盛り上げてくれる。

MCで曲への思いを語り「たったそれだけ」を歌い上げる。最後の曲は、「君の声、僕の声」。サブスク展開もされているこちらの楽曲。歌いだしから始まり、ライブに来ている人に勇気を与える応援歌。サビのwowの部分は思わず一緒に歌いたくなってくる。ジョイミュー企画という彼らにとってはアウェーの空間だったかもしれない。そんな中でもバンドらしさを見せてトリのナンカノユメにつないでくれた。

セットリスト

1.Bloom
2.存在証明STORY
3.たったそれだけ
4.君の声、僕の声

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ナンカノユメ

今回のジョイパのトリを務めるのは、ナンカノユメ。Vo.841、Gt.daishiの2人組ポップロックバンド。ベースとドラムのサポートメンバーと共に4人体制での出演。出演者4組のバトンを受け継いで1曲目「キツネノヨメイリ」がスタートする。90年代のJ-POPを彷彿させるような懐かしいサウンドとヴォーカル841さんの艶やかな歌声が会場を盛り上げる。つなぎを見事に「Burny」で会場のボルテージをより上げてくれる。PVも公開をされている楽曲でバンドサウンドのかっこよさとライブならではの楽しさを感じられる。

そして、しっとりと落ち着いたサウンドがヴォーカルの高音の歌声が際立つ「心海」、元カレのことを書いた曲とMCで語る「君の残像」と曲は続いてく。MCでは、主宰として行った今回のイベントや出演者への感謝を語る。そして、「ヒーローベルト」で締めくくってくれる。

会場のボルテージもさがる間もなく、自然とアンコールの拍手がわいてくる。バンドとしても初のアンコール。そんなアンコールで841さんから重大告知。2023年1月11日初のワンマンライブを今回の会場阿倍野ROCKTOWNで行われることが発表された。ワンマンへの気持ちや今後の夢に向かっていく思いを「レンブラント」にのせてライブを締めくくった。これまで何度も見たことあるナンカノユメのライブ。私が知っているかぎり、最高ののライブを見せてくれた。

セットリスト

1.キツネノヨメイリ
2.Burny
3.心海
4.君の残像
5.ヒーローベルト
en.レンブラント

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今回のイベントは、5組ともジャンル違うアーティストが並んでいた。インディーズアーティストのライブとは思えない程の熱量のあるライブ。そして、1組1組の個性や魅力が感じられる1日となった。

 


ラジオでもこれまで1組ずつ紹介をしてきた。音源で聞いた時の良さはもちろん、各アーティストが新たなイメージを持たせてくれた。

 


今回の「Enjoy Music Party in OSAKA DAY2」の感想については、6月16日のNFRSラジオ「Radio Dream」の中でも特集をさせていただきます。

 


こちらのライブレポートで気になった方はぜひラジオも聞いてください。

 


また、各アーティストを気になった方はSNSYoutubeをぜひチェックしてください。

こちらのブログでは今後も応援しています。

 


今後もよろしくお願いします。

 

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