【記事公開日:2023/07/06】
今週の新曲ブログです。
今週は、296曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。
よろしくお願いします。
Candy Kiss/Travis Japan
3rd Digital Single。宇宙をイメージしたMVとリンクしているようなリズミカルなイントロで異空間にきたような不思議さがある。00年代を彷彿させるカラフルな衣装は、トレンドを感じられる。K-POPのような楽曲やMVではあるが、サウンドがバンドサウンドも目立つことから80年代の洋楽のような雰囲気もあり、若い世代には新しさ、年配層には懐かしさを感じられる1曲に仕上がっている。世界を見て活動をしてTravis Japanが多くの人に聞かれるきっかけになるべき楽曲だ。
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Crazy Love/XY
YOSHIKIプロデュースによるオーディション番組 『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』から誕生した13人組のボーイズバンド。こちらの映像は、『THE MUSIC DAY』でYOSHIKIとコラボした際の映像。切なさを感じさせるピアノのメロディがYOSHIKIの楽曲の真骨頂を感じられる。そこからのサウンドの変化。ボーカルの色気のあるハイトーンボイス。『THE MUSIC DAY』をきっかけにこの曲を知ったが今後の活動も注目していきたい。
マーメイド/水曜日のカンパネラ
自身が出演するコカ・コーラのCM「Coke STUDIO マーメイド」編のCMソング。人魚姫の物語をモチーフにしながら歌詞はマーメイドがェス会場に行ってみたいという気持ちを歌った楽曲。独自性がある歌詞というだけでなく、夏フェスシーズン前にリリースして、ライブ会場を盛り上げることを想定している。この独特であり、盛り上がるサウンド展開が水曜日のカンパネラらしくて好きだ。
ダーリン/大橋ちっぽけ
アーティスト活動5周年を迎えて、記念としてスタートした3カ月連続配信リリースの第一弾デジタルシングル。軽快なメロディとやさしい彼の歌声。サビの「ダーリン」というフレーズは中毒性があり、思わず口ずさみたくなってくる。メジャーデビュー後、初のフルアルバムのリリースも決まっている大橋ちっぽけ。今後のリリース曲も楽しみだ。
Arata/androp
JR西日本新幹線の旅「旅はのぞみだ」CMソング。成長や変化を受け入れる勇気と人間関係の大切さを歌ったメッセージソング。ピアノきれいなメロディが主軸となり、バンドサウンドが華やかに楽曲全体に彩りを与える。バンドとして史上最高のポップソングと銘打つ楽曲に仕上がっている。andropの新境地にも感じられる楽曲だ。
幸せ/Omoinotake
TVアニメ「ホリミヤ -piece-」オープニングテーマ。歌いだしと共に軽快なピアノ音色からスタート。徐々に明るくなっていくサウンドは、相手に対する愛情が深くなっていく様子を表していくかのように。メジャーデビュー後初のアルバム『Ammolite』を9月6日に発表したOmoinotake。これまで多くの楽曲を紹介してきたからこそ、どんな作品に仕上がっているのか楽しみだ。
ファンファーレ/BRADIO
アニメ「自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う」オープニング。日本が誇るファンクバンド。レーベル移籍第2弾となる新曲。おしゃれでムーディーなバンドサウンドからスタート。ホーン隊の奏でるサウンドが全体的に明るさを作り出し、聞くだけで元気をもらえる。間奏のベースラインとギターのサウンドがかっこいい。ファンクバンドとしての魅力が伝わってくる1曲。
オルゴール/板歯目
爬虫類系ロックバンド”ばんしもく” 。この楽曲はニューアルバム『遺伝子レベルのNO!!!』の収録曲。かき鳴らすようなギターのイントロ。力強くかっこいい女性ボーカルの歌声。全体的にバンドサウンドが際立っており、途中1分半ほど歌詞がなく演奏力で魅了する。そこからの「一触即発の夢が叶うとするならばずっと音を奏でるでしょう」という歌詞につなげるところは最高にカッコいい。
Run/Panorama Panama Town
2nd Full Album「Dance for Sorrow」の収録曲。ドラムのリズムから始まり、耳に残るギターのサウンド。Aメロ終わりにささやくように「Run」と歌うところはかっこよく色気を感じられる。サビはおしゃれさだけでなく中毒性もある。Panorama Panama Townの楽曲を久しぶりに聞いたかもしれないが、この楽曲を聞いてにニューアルバムを聞きたくなった。
瀬戸際ミーツガール/THREE1989
西暦1989年生まれの3人で構成されたグループ「THREE1989(読み:スリー)」。6か月ぶりとなる新曲をリリース。一夏の恋をテーマに描かれた歌詞。軽快なピアノの音色とどこか懐かしさを感じさせるシティポップの世界観。そこに夏の疾走感を表すような2stepのダンスビート。シティポップとダンスビートのいいとこどりを感じさせて、大人の一夏の恋を感じることができる。
Spotlight/新山詩織
4thアルバム「何者 〜十年十色〜」の収録曲。先日紹介をした「何者」は疾走感のあるロックサウンドの楽曲だったことに対して、ジャジーでアダルトな雰囲気のサウンドで心の闇を歌っている。10周年を記念した今回のアルバム、彼女のいろんな表情を見ることができるアルバムになっていることだろう。
Summer Wave/ザ・おめでたズ
富山を拠点に活動する5MC1DJからなるラップ・グループ、ザ・おめでたズ。実在する記念日や国民の祝日にまつわる楽曲を制作をしている彼ら。今回の楽曲は、7月3日に制定されている「波の日」をテーマに制作。波の音とチルサウンド、波をテーマにしたラップ。一つ一つがマッチする。これからの季節に聞きたくなる1曲だ。
いとをかし/chef's
2020年10月結成。 "おいしいおんがく" をテーマに東京都内を中心に活動する4ピースバンド。リズミカルな音色とベースラインでスタートは静かだが明るさを感じさせる。そこからバンドサウンドが入り、曲全体に彩りを与えてくれる。1曲の中の楽器の際立ちと全体のバランスがとてもいい。
踊楽園/CLAN QUEEN
「クリエイティブネオロック」を提唱する新世代ユニット。作詞/作曲/編曲の全てをメンバーのAOi本人が手掛けている。ショーのスタートを表すかのようなイントロ。そこから、ピアノの音色やバンドサウンドで華やかにサビを盛り上げていく。途中でラップが入るところも初見だといい意味で予想を裏切ってくれる。今回初めて知ったユニットだが今後も楽しみだ。
アロー/Awkmiu
4人組 J-POP band。読み方は “オークミュー”。TVアニメ『 ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』EDテーマ。物語のスタートを表すかのように、やさしく聞き心地のいいサウンドのイントロ。女性ボーカルのきれいかつかっこいい歌声は曲全体を華やかに明るくさせてくれる。
モナーク蝶/湯冷めラジオ
2022年に結成。都内を中心に活動中の4人組インディーズバンド。この楽曲は、愛を忘れないためには、揺るぎない強さが必要なのだと自分自身に言い聞かせるようにして制作された楽曲。エモーショナルな雰囲気を醸し出しながらも明るさも感じさせるバンドサウンドはまるで蝶がまっているかのよう。神秘的な雰囲気があるギターのサウンド。曲を聞いていると歌詞の情景が自然と浮かんでくる。
以上が今週のオススメ16曲です。
今週も読んでいただきありがとうございました。