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「小川健介 2枚同時発売!  レコ発ワンマン 四季盤 秋冬編 -サーガ- 」ライブレポート&楽曲レビュー

【記事公開日:2022/12/28】

 

2022年12月1日 (木)に心斎橋FootRock&BEERSで開催された「小川健介 2枚同時発売!
 レコ発ワンマン 四季盤 秋冬編 -サーガ- 」

シンガーソングライターとして活動をする小川健介が3rdシングル「瞳の中で」、4thシングル「boys, be right」の同時発売を記念したレコ発ワンマンを開催した。四季をテーマにしたシングルをリリースしており、今回の同時リリースされた2枚は秋と冬をテーマにした作品となっている。彼自身、今回が初めてのワンマンライブ。会場には彼の記念するワンマンライブを見に来たお客さんで溢れていた。


緊張感と期待した気持ちが漂う会場の空気感。そんな空気の中、芝生ステージに小川健介が登場をした。

今回のライブは、二部編成となっており、第一部は、アコースティック編成。声にならないよとスクう空氣で活動をしてるHiRoがキーボード。ハレガサとスクう空氣として活動をしているとらがカホンを務めサポートとして参加をする。ライブのスタートは「追憶の街」。あたたかみのあるギターときれいな鍵盤の音色、リズムよくカホンが心地よく彩る。そんな穏やかな気持ちになれるようなサウンドと共に彼の甘くかっこいい歌声が会場の空気を作り上げる。MCでは、今日ライブに来てくれた方への感謝を伝え、2nd Single「キミノレンジャー」に収録されている「Holiday」を歌い上げる。疾走感のあるアコースティックギターの音色からさわやかな風が吹いてくるかのように。

サポートメンバーとして参加をしてくれた二人への感謝を伝えこの1年間での出会いを振り返る。盟友でもありライバルでもある、スクう空氣のヴォーカル一山楓が主催する逆転カンサイFES.。そのイベントの出演も果たした今年。自身にとっても特別な思いのあるこのイベントの思いを語り、本日リリースされたシングル表題曲「瞳の中で」を歌い上げ、第一部は幕を閉じた。

 

【第一部セットリスト】
1.追憶の街 
2.Only lonely life
3.Holiday 
4.ムーン 
5.君へ 
6.瞳の中で 

 

アコースティックバンドセット

Key:HiRo-声にならないよ- (@HiRo_koenara) / Twitter

cajōn:とら ハレガサ スクう空氣 (@tora_haregasa) / Twitter

Photographer:VERYTOOL_PHOTO@Masaya Suzuki (@verytoolphoto) / Twitter

 

 

第二部は、バンド編成。メインステージに演奏場所を移してライブはスタート。バンド編成のライブの1曲目を飾ったのは、「季節はずれのこの雨が」。やさしくあたたかみのあるアコースティック編成とは違い、力強い歌声とロックサウンドの強いサウンドで第一部とのギャップを見せつけてくれる。「未完成ユートピア」では彼のルーツの一つでもあるFIELD OF VIEWを彷彿させるような、どこか懐かしさがありながらさわやかさを感じられる世界観で観客を魅了する。改めてワンマンへの思いや今回ライブに来てくれた人への感謝。そして今回のライブをサポートしてくれたメンバーに対しての感謝を語る。昔から歌ってきた思い出の楽曲「セカンド クライ」が始まる。彼の力強く心のこもった歌声が心の中にスーッと入っていく。続いて、四季盤シングルの第一弾「華」を続けて歌い上げる。1曲1曲から彼のシンガーソングライターとしての歴史やこのワンマンへの熱量が感じられてくる。メインステージを締めくくるのは、「キミノレンジャー」。かっこいいバンドサウンドは、思わず拳を上げたくなる。感情がこめられた歌声と疾走感のあるバンドサウンドで会場を一つにしてステージを後にした。

会場からは、彼の活動に賞賛を与えるかのように自然とアンコールの手拍子が響き渡る。ギターを持って1人でステージに戻ってくると弾き語りで「わたしのきおく」を歌い始める。弾き語りで見せる歌声は先ほどまでの熱量のあるステージと違いやさしく温かみのある歌声だった。サポートメンバーを1人1人紹介しながらステージに迎え入れる。彼の独特なサポートメンバーの紹介が会場に笑いを誘う。そんな彼の紹介をやさしさを感じられながらも愛のある返しでサポートメンバーかツッコミを入れていく。全員がそろったところで本日リリースされた新曲「boys, be right」を歌い上げて、今回のワンマンライブを見事に締めくくってくれた。


【第二部セットリスト】
1.季節はずれのこの雨が 
2.未完成ユートピア 
3.Just..a lip 
4.セカンド クライ 
5.華 
6.果てしなきこの世界 
7.やさしいひと。
8.キミノレンジャー 
9.わたしのきおく
10.boys, be right 

 

バンドセット

Gt:ichiro@iSON!C (@xxichixxx) / Twitter

Gt:おーしゃん (@llllOceanlllll) / Twitter

Ba:洋樹 (@hi_bass_ist) / Twitter

Dr:かず@iSON!C (@akaba_kazuhiro) / Twitter

Photographer:VERYTOOL_PHOTO@Masaya Suzuki (@verytoolphoto) / Twitter

 

そんな素晴らしいワンマン当日にリリースされた楽曲達を紹介します。

 

 

瞳の中で

3rdシングルの表題曲。エモーショナルなギターのサウンドから始まるイントロ。切なさを感じさせる歌詞を彼の感情のこもった歌声で表現されていく。間奏では雨が降り注ぐようなギターソロで情景が浮かんび、どこか懐かしさを感じられるアウトロのギターのソロからは哀愁が漂ってくる。

 

 

やさしいひと

3rdシングルのカップリング曲。鍵盤やギターの音色で彩られ、明るくポップなサウンド。打ちひしがれる時やしんどい時もあるけどまた頑張っていこうという気持ちを歌った応援歌となっている。聞き心地のいいサウンドで聞いていると元気をもらえる1曲だ。

 

 

boys, be right 

4thシングルの表題曲。華やかなバンドサウンドから始まる。歌いだしと共にアコースティックギターの音色が中心となり歌声が心にスーと入っていく。【心が強くなっていく生き物だと】という歌詞と共にバンドサウンドは大きくなっていき、歌詞の中の心情の変化を表したサウンドで歌詞の表現が鮮明にイメージできるものとなっている。

 

 

Unisense

4thシングルのカップリング。歌いだしから始まり、他の楽曲と比べて軽快なスタート。全体から90年代の楽曲のようなどこか懐かしい雰囲気を感じることができる。あたたかく、前向きな歌詞が楽しい気持ちにさせてくれる。

 

以上の4曲が今回リリースされた楽曲です。

 

ワンマンを乗り越え、今後に向けて走り出した小川健介。今回のライブレポートや楽曲紹介で興味を持ってくれた方がいたら、ぜひライブに遊びに行ってほしい。

 

ライブ情報などはこちらのTwitterから

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読んでいただきありがとうございました。

 

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