ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

ジャニーズグループの新曲からみる各グループの挑戦

毎週新曲の紹介をこのブログでしています。

実は新曲紹介はAWAで配信されたもののみを紹介しているのでサブスク解禁していないアーティストは紹介する機会がありません。

 

大好きなアーティストでサブスク解禁をしていないのがジャニーズグループ。

いまだ嵐とENDRECHERI(堂本剛ソロ)以外がサブスク解禁をしていない。

 

中学時代からジャニーズが大好きでデビューグループはいまだすべてのグループのシングル曲はチェックしています。

過去ブログでも何度かジャニーズをテーマに書いたこともあります。

akiryo.hatenablog.com

 

 

先日、今年リリースされた楽曲を中心に曲を聞いたときに各グループが今までの枠組みにはなかった新しい挑戦をしていました。

 

どんな楽曲達を発表しているのか。各グループの最新曲を紹介していきます。

※2020年12月以降のPV発表をされているグループのみです。

 

NEWS

カナリヤ

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ビューティフル

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チンチャうまっか

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手越の脱退後初めてリリースされたトリプルAサイドシングル。NEWSの過去楽曲といえばジャニーズならではのトンチキソングでもある「チュムチュム」やメッセージ性の強い「生きろ」やさわやかな雰囲気をもった「さくらガール」などシングルだけをあげても様々な一面をもったグループ。手越脱退後のシングルがどんなものになるか蓋を開けたときこの3つの1面を3曲まとめてリリースしてきた。

3人でもどんな楽曲でも表現ができる。そんな自信の表れすら感じる。

まだリリース日も決まっていないが「半妖の犬夜叉」主題歌である「BURN」はラップもありパワフルなポップロックな楽曲になっており、新しいNEWSを表現している。

 

 

関ジャニ∞

キミトミタイセカイ

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木曜劇場「知ってるワイフ」主題歌。先日の「関ジャム 完全燃SHOW」でもこの曲が出来上がるまでの挑戦を番組で取り上げていた。メンバーそれぞれがボイトレにも通い、大倉は楽曲制作時のすべての工程にもかかわったこの曲。いままでバラード曲もあったがそれぞれの音域や歌い方が過去の楽曲と比べて大きく変わっている。

メインボーカル2人が脱退してから時間もたったがそのうえでのアーティストとしてより幅を広げるための挑戦が楽曲に如実に表れている。

 

 

KAT-TUN

Roar

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土曜ドラマ「レッドアイズ 監視捜査班」の主題歌。今年15周年を迎えるKAT-TUN。NEWSと関ジャニ∞と同じくメンバーの脱退が多かったのはこのグループも同じ。ただこのグループのすごさはデビュー時に今までのジャニーズにはなかった悪さを含むカッコよさや色気。そのため楽曲も比較的クールな楽曲も多い。

赤西が抜けたタイミングではさわやかな楽曲をリリースすることも多くあったが、15周年のこのタイミングで出すこの曲はデビュー当時のようなクールでかっこいい楽曲。これぞKAT-TUNというのを見せてくれた。

 

 

Kis-My-Ft2

Luv Bias

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TBS系 火曜ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』の主題歌。ピアノ&ストリングスアレンジが印象的な楽曲。前作の「ENDLESS SUMMER」はデビュー当時を思い出す振付があり元気なキスマイといった印象だったが今作は大人のキスマイを感じられる楽曲。歌唱部分以外のサウンドも新しさもありながら切ない感情を表現されている。

ドラマが若い世代に人気が出ていることもあり、キスマイとしては新たな代表曲となるだろう。キスマイは今までドラマ主題歌やCMソングのタイアップは多い。ただヒットドラマに恵まれなかった。もちろん大きな話題となるドラマとまでも今回はなっていないかもしれないがキスマイファン以外も巻き込む作品になっていることは確か。この楽曲を新しい層を巻き込むためにもサブスク解禁してほしいところ。

 

 

Sexy Zone

RIGHT NEXT TO YOU

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今回のブログはこの曲のことを書きたくて書いたといっても過言ではない。

Twitterでもこの曲のカッコよさは書かせてもらったが、この曲はジャニーズファンのみならず多くの音楽好きからの評価をうけている楽曲。

2020年よりデビュー時からいたポニーキャニオンから、ジャニーズ事務所ユニバーサルミュージックがタッグを組んで設立された「Top J Records」に移籍した。この移籍以降Sexy Zoneの楽曲の路線変更が如実に表れた。海外を視野に向けた事務所移籍。移籍後すぐにリリースされた「RUN」は疾走感がありロックを感じる楽曲。「NOT FOUND」はカラフルさや楽器音を主軸とした楽曲。

そして今回完全に海外を視野に向けた楽曲が生まれた。K-POPみたいとコメントしている人もいるがそれともまた違う。何より新鮮だったのがジャニーズがサビに歌をメインとするのではなくビートをメインにしていること。今までのジャニーズの常識にはない、海外を視野にしたこの楽曲をサブスクで配信するべきだろう。

 

 

ジャニーズWEST

週刊うまくいく曜日

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Big Dipper

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デビュー曲の「ええじゃないか」や「ズンドコ パラダイス」など関西弁で元気な楽曲の印象が強いジャニーズWEST。実はつい最近までシングル楽曲がそのようなネタ要素が強い楽曲や元気ソングが多かった。でも2019年「Big Shot!!」以降のこのグループは違う。次にリリースされた「証拠」はメッセージソングとなり、いままでにないカッコよさをより感じられる。「週刊うまくいく曜日」は今までのジャニーズWESTっぽさもあるのだが作詞はサンボマスターの山口ということもありその歌詞から伝わる思いがこのグループに新しい要素を与えている。

そして今回のアルバムのリード曲「Big Dipper」でまた世間に新しい印象を与えるだろう。ここまでクールでかっこいいダンスの印象があっただろうか。w-indsやK-POPの楽曲のようなスタイリッシュでおしゃれな楽曲となっている。幅を広げまくっている彼らがより大きな活動をするだろう。

 

 

Snow Man

Grandeur

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去年デビューのSnow Manの3rdシングル。ダンスのクオリティと海外志向な楽曲。その楽曲の印象とバラエティの一人一人のギャップからジャニーズの新しいファン層を作ったことがグループが人気になった要因ともいわれている。デビュー時からの楽曲一つ一つがジャニーズっぽさのある楽曲というよりK-POPに近い楽曲が多い印象。それはダンスのレベルが高い彼らだからこそできた方向性なのだろう。

 

 

SixTONES

僕が僕じゃないみたいだ

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うやむや

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デビュー時から感じることだが本当にSixTONESSnow Manの差別化が本当にうまいと思う。Snow ManがダンスならSixTONESが歌唱力の高さだろう。そしていろんなジャンルの楽曲を出し続けていると毎回リリースする楽曲で感じる。

もちろん去年リリースした3曲のシングル曲も大好きなのだが、「うやむや」を聞いたときは衝撃だった。今の若い世代に刺さるだろうボカロっぽい楽曲。PVにも本人たちはでずアニメ映像のみ。ボーカロイド的なアプローチの仕方。このやり方を顔を売りにしているジャニーズがまさかしてくるとは。そして新曲の「僕が僕じゃないみたいだ」は去年までの楽曲はKAT-TUNが築いてきたカッコよくてクールな楽曲が続いていたのに、これは今までのジャニーズにはなかった新しい路線ともいえる楽曲となっているからおもしろい。音楽的な幅の広さをどのグループよりも感じられる。

 

 

未だサブスク解禁をほぼしていないジャニーズ。正直数年前までPVすらなかったので当時のことを思うとすごい変化ではある。ただ時代としてサブスクで継続して聞かれることでヒット曲が生まれる時代。各グループの挑戦を多くの人に聞いてほしい。

 

嵐がサブスク解禁をしたのが20周年のタイミングだった。実は今年、KAT-TUNが15周年・Kis-My-Ft2Sexy Zoneが10周年という記念すべき時期でもある。このタイミングでサブスク解禁は可能性は十分あるのではないか。

 

今後のジャニーズグループの楽曲にも注目したい。また、定期的にジャニーズの新曲をまとめて紹介したいとも思います。