ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

今週の新曲オススメの16曲【2023/05/31】

【記事公開日:2023/05/31】

 

本日で5月も最終日となりました。土曜日更新で先日お伝えをしたばかりですが、時間の余裕も出てきたこともありまして、水曜~土曜日の間での更新という形に変更をさせていただきます。

なるべく水曜日更新をしていきたい気持ちではありますが、スケジュールの関係で変更する場合がございます。

 

さて、今週は293曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。

 

よろしくお願いします。

 

アビが鳴く/ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティ×広島 コラボプロジェクト第1弾。この曲は、G7広島サミットを契機に『広島サミット応援ソング』として書き下ろされた楽曲。エモーショナルなイントロと昭仁さんの力強さもありながら優しい歌声から始まる。歌詞の中にある水上の神殿は、広島を代表する厳島神社のことだろう。故郷広島への思いと平和への祈りが歌詞全体から伝わってくる。間奏のギターソロはまるでアビの鳴き声のように哀愁を漂わせる。ポルノらしさを感じさせつつも、Cメロの歌い方や哀愁を感じさせるメロディからは新境地とも感じさせるたまらない1曲。

 

Stray Hearts/稲葉浩志

ドラマ「あなたがしてくれなくても」主題歌。先日、THE FIRST TAKEに出演をして話題となった稲葉浩志。心のざわめきを表現するかのようなイントロのギターサウンド。男女の心の距離を描いた歌詞を稲葉さんの力強く色気のある歌声で歌い上げる。間奏のピアノの音色が曲をより一層哀愁を漂わせてくれる。

 

 

エンドロールは悲しくない/DISH//

これまで楽曲提供や他アーティストとの共作も多かったDISH//。だからこそ、ジャンルレスな楽曲たちがバンドとしての力を上げてきた。そんな彼らだが今回の楽曲は、北村匠海が作詞作曲を務めている。ラブソングではあるが、ファンに向けた感謝も歌詞の節々から感じ取ることができる。さわやかさもあるバンドサウンドは聞き心地がいい。DISH//というバンドがまた一段階ステージを上げたようにも感じられた。

 

 

東京ミッドナイト/MY FIRST STORY 

12ヶ月連続リリースの第5弾。今回は、東京を題材としたセンチメンタルなロックナンバー。Hiroの儚さと力強さの両方を感じられる歌声で歌詞を表現させていく。サビに向かって徐々に盛り上がっているバンドサウンドは気持ちが上がっていく。毎月、いろんな一面を見せてくれる連続リリース。次回作も今から楽しみだ。

 

 

青梅/クリープハイプ

恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」のWeb CMの為に書き下ろされた楽曲。中毒性のあるイントロから始まるが、雰囲気を変えてチルサウンドで展開されていく。恋の始まりや出会いを未熟な青い梅干しに例えている。いろんな経験を経て最後は熟された赤い梅干しに変化する歌詞。エッジが聞いたバンドサウンドと文学的な歌詞は、まさにクリープハイプ

 

 

会いにいこう/UA 

JR東海「会いにいこう」のキャンペーンソング。「竜とそばかすの姫」で2022年日本アカデミー賞 最優秀音楽賞を受賞をした岩崎太整が作曲を担当。80年代の音楽を聴いているようなどこか懐かしさのあるメロディ。この懐かしさが安心感となり、旅行の気持ちをよりワクワクしたものにしてくれる。

 

 

Booorn!!/Tempalay

2023年初リリース楽曲。Tempalayのイマジネーションが爆発して仕上がったと語る今作。1曲の中にロック、ヒップホップ、ダンスミュージックなどの様々な音楽要素がミックスされており、1曲の中でいろんな味を楽しめることができる。やっぱり面白いバンドだなと再認識させてくれる1曲。

 

 

you n me/Chilli Beans. 

ドラマ25「クールドジ男子」オープニングテーマ。今勢いのある3ピースバンド、Chilli Beans. 。今作はドラマの脚本をもとに書き下ろした楽曲となっている。レトロな雰囲気を漂わせながらポップでおしゃれなナンバー。心地よいリズムと明るくかわいらしさのある歌後で何度も聞きたくなってくる。

 

 

在夜市再見 feat.タブゾンビ(SOIL&"PIMP"SESSIONS)/Cody・Lee(李)

2月にライブで訪れた台湾での経験を基に書き下ろされた楽曲。タブゾンビ(SOIL&"PIMP"SESSIONS)をゲストに迎えている。彼のトランペットの音色が台湾の夜の情景を浮かばせてくれる。ジャジーサウンドのこの曲は、バンドとしての新境地を感じられる1曲に仕上がっている。

 

 

 Clap Clap/ボタニカルな暮らし。

「令和の時代に、捻くれ者たちが見つけた新たな楽園。」をコンセプトに活動中の東京発の6ピースPOPバンド。オンラインで出会った二人をテーマに普遍的な恋愛模様を描いた、現代のラブポップチューン。どこか懐かしさのあるシティポップサウンドに、手拍子がはいることでよりポップなナンバーに。ライブでも盛り上がる1曲になるだろう。毎回新たな一面を見せてくれるボタニカルな暮らし。ライブでいつか見てみたいバンドだ。

 

 

ランデブー/POP ART TOWN

大阪・キラキラ系POPミュージックバンド。ドラムのリズムから始まり、80年代のシティポップを彷彿させるようなアーバンなサウンド。女性ボーカルの艶やかできれいな歌声が曲をポップに彩を与えてくれる。

 

 

緑地化計画/文藝天国

色彩作家すみあいか と 音楽作家ko shinonome によるオルタナ的藝術徒党。音楽と映像による作品を軸としつつ、スイーツコースを提供する “喫茶文藝” や、フレグランスブランド “PARFUM de bungei” など様々な表現手段によって「天国」をつくり続けている。疾走感のあるサウンドのイントロ。途中から存在感を増していくギターのサウンド。女性ボーカルのかわいらしく澄み渡るような歌声。一度音がやみ曲調が変化するところも面白い。独自の世界観で活動をし続ける文藝天国が今後も楽しみだ。

 

 

メリーゴーランド/oldflame

群馬県発スリーピースロックバンド。「想いを言葉に、感情を歌にー。」をコンセプトに活動中。EP「はなたば」の収録曲。メリーゴーランドが回っているようなギターのエモーショナルなサウンドから始まる。好きな人を思う女性の心の葛藤を描いた歌詞。他の収録曲も聞いてみたい。

 

 

赤い金魚/大東まみ

大阪を中心に活動中のシンガーソングライター。リラックスるようなピアノのイントロはまるで金魚が泳いでいるかのよう。やさしく透き通るような歌声で歌詞の世界観をイメージさせてくれる。好きな人を思う心を赤い金魚に例えたかわいらしくもあり切なさも感じられる楽曲となっている。

 

 

二番目/アンと私

二口(Vo, G)、キイリョウタ(G)、ヤマモトマキ(B)、岩本充生(Dr)の4名からなるロックバンド。自称「裏アカでしか呟かれないバンド」。キャッチーで疾走感のあるバンドサウンドのイントロ。二番目の男という立ち位置を葛藤と共に描いており、バンドのキャッチコピーが表現されたような1曲だ。

 

 

声の鳴る方へ/フラスコテーション

神戸の男女3人組ロックバンド。疾走感のあるイントロ。女性ボーカルの歌声がかっこよくきれいな歌声がバンドサウンドと合わさり、サビはより盛り上がりを見せる。今後の活躍が楽しみなバンドだ。

 

 

以上が今週のオススメ16曲です。

 

本日紹介楽曲までで5月のベストソングTOP10を決めます。

 

また、昨年12月~今年5月で新曲ブログで紹介をした楽曲からメジャーとインディーズにわけて2023年上半期ベストソング記事を6月~7月で公開予定となっております。

 

そちらもお楽しみに。