【記事公開日:2023/01/21】
毎週水曜日に更新をしている新曲ブログ。最近は予定が立て込んでいることもあり、今週も土曜日に更新をしています。
今週は、292曲を聞いた中からオススメの16曲を紹介します。
よろしくお願いします。
テレパス/ヨルシカ
テレビアニメ「大雪海のカイナ」のオープニング。無私の共感はテレパシーたり得るという曲と自身で語っている。歌詞は物語のように会話をベースに作り上げられている。会話をしている場面風景をイメージしやすくするかのように会話部分ではきれいなピアノのメロディをループさせている。最後の歌詞でメロディも言葉もなくていいからというワードがあるが、それ以降、音が少しずつ少なくなっていき、ループの切り方も雑になっていく。歌詞の世界観をしっかりと表現しているのだろう。さすがヨルシカと言いたくなる1曲。
B∀LKfeat.suis (from ヨルシカ)/SawanoHiroyuki[nZk]
映画『ONE PIECE FILM RED』に「Tot Musica」を楽曲提供をした澤野弘之のプロジェクト。5th Album「V」をリリース。毎回有名アーティストとのコラボが話題のプロジェクトだが、今回は、ReN、河野純喜&與那城奨 (JO1)、秦基博などが参加している。この曲はヨルシカのヴォーカルsuisが参加した楽曲。suisの唯一無二の透き通る歌声と澤野弘之の独自性のあるサウンドが合わさり、ヨルシカとはまた違った一面を見せてくれる。
リンジュー・ラヴ/マカロニえんぴつ
金曜ドラマ「100万回 言えばよかった」主題歌。ドラマで佐藤健が演じる直木の目線で書かれた楽曲。落ち着きがあり独特なサウンドのイントロから始まり、徐々にバンドサウンドが増えていく。彼らならではの曲調の変化が激しい楽曲となっている。昨年「なんでもないよ、」が大ヒットした彼らだが、個人的には今回の新曲のような楽曲が好きなのでこういう曲を待っていた!という気持ちになることができた1曲だ。
万々歳/DISH//
5th Full Album『TRIANGLE』より先行配信。作詞を北村匠海、作曲をDISH//・新井弘毅で行っている。近年、ロックバンドとしての活躍を見せるDISH//だが、デビュー当時はダンスロックバンド、特にダンスをメインとして活動をしていた。そんな彼らの歴史を知りながら聞くと初期の楽曲たちを彷彿させる懐かしさも感じられる。ただ、それだけでなく、間奏で見せるかっこよくおしゃれさもあるバンドサウンドが今のDISH//らしさtとして垣間見れるのだ。DISH//の歴史をいれながら、進化した彼らを感じられる素晴らしい1曲。
蒲公英/幾田りら
NHKドラマ10『大奥』主題歌。ドラマの為に書き下ろした楽曲。アコースティックギターのサウンドと共にダークな雰囲気で始まり、サビではまるで別の曲を聞いてるかのように明るく変化をしていく。歌声や歌い方、メロディの変化で感情の変化を表現しているように感じられる。昨年は、「おもかげ」で紅白にコラボ出演をした幾多りら。今年の紅白はソロ出演の可能性もあるかもしれない。
BETTING/香取慎吾×SEVENTEEN
ドラマ「罠の戦争」の主題歌。香取慎吾が韓国のボーイズグループのSEVENTEENとコラボ。火曜サスペンスのテーマを彷彿させるような、スリリングでありながら日本のテイストを感じられるイントロ。おしゃれでかっこよく中毒性もあるダンスナンバー。今からMVがどんな仕上がりになっているか楽しみな作品だ。
宿縁/ASIAN KUNG-FU GENERATION
アニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のOP。ギターの音量が徐々に大きくなっていくイントロ。疾走感のあるサウンドは、アジカンとNARUTO -ナルト-シリーズのこれまでの歴史を感じさせてくれる。サビ前のドラムのリズムやギターやベースの音色。一つ一つがかっこよく、アジカンならではの安心感を感じることができる楽曲だ。
猿芝居/なとり
「Overdose」がロングヒット中の19歳のシンガーソングライターなとり。このブログの今年ブレイクアーティストにも選出をしたアーティストでもある。この曲は、以前からTikTok上で断片的に配信をしており、フルサイズで配信リリースとなる。スクラッチから始まるイントロから癖になる。「Overdose」とはまた違った楽曲の世界観と中毒性を持った楽曲だ。
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アイタリナイ feat. yama, ニト。/MAISONdes
アニメ『うる星やつら』ED。1期、OPと同じくMAISONdesが担当。yamaが今回は参加をしている。ボカロ曲のような中毒性のあるサウンドにyamaのかっこいい歌声が合わさる。アップテンポなサウンドはより中毒性があり、聞けば聞くほど癖になっていく。『うる星やつら』の楽曲たちはどれもキャッチーなものばかりで聞いていて楽しくなっていく。
いつも、エンドレス/OKAMOTO'S
1月25日にリリースされるOKAMOTO’S初のメンバーコラボレーションアルバム『Flowers』から先行配信。イントロのベースラインから心をつかまれる。80年代の楽曲を彷彿させるような楽器のサウンドがどこか懐かしさもある。これまでのOKAMOTO'Sの楽曲達とはまた違った雰囲気を感じることができて、おもしろさもあるのだ。この曲が収録されるアルバムの仕上がりが楽しみになった。
This Is Not The Ending/MONKEY MAJIK×GAGLE
仙台在住の二組のコラボ曲。コラボ相手は、ヒップホップユニットGAGLE。宮城のエフエムラジオ局「Date fm」の開局40周年“Fantastic Forty”の為に政策をされた楽曲。心地のいいイントロからMONKEY MAJIKのおしゃれでかっこいい歌声が入っていく。GAGLEのラップが入ることで曲は、より一層盛り上がっていく。今回の楽曲は、1月25日にリリースされるアルバム『curtain call』に収録されれるので、アルバムもチェックしたい。
Cinderella/TOMOO
Spotifyが2023年に躍進を期待する次世代アーティスト「RADAR:Early Noise 2023」に選出されたアーティスト。今回の選出でTOMOOの楽曲を初めて知った。低く聞き心地のいい歌声にピアノの繊細できれいなメロディが曲に彩りをあたえる。また、この曲は高木祥太(BREIMEN)がアレンジにもかかわっている。「Early Noise 」は、これまで多くのブレイクアーティストを選出してきた信頼の高いもの。今年より飛躍していくことだろう。
INSIDE/JunIzawa × 千愛(from Suichuu Spica)
インストロックバンド「LITE」のベーシストでもある井澤 惇。昨年は縁があり、ライブレポートを書かせていただきました。今回の楽曲は、水中スピカのギタリスト千愛とのコラボ曲。耳なじみのいいサウンドでリラックスして聞くことができる。まるで、海の底に沈んでいくかのような世界観。何度でも聞きたくなる1曲だ。
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スパンコールの女/離婚伝説
2022年1月に結成した、松田歩(Vo.)、別府純(Gt.)からなる、音源、映像ともにセルフプロデュースを行う2人組バンド。今回、初めて知ったバンド。一癖あるバンド名が興味をそそらせる。コミックバンドかと思えば、ジャジーでおしゃれな世界観の楽曲でギャップを見せてくれる。どこか懐かしさも感じられて初めて聞いた時も安心感がある。今後も注目していきたいバンドです。
HENSHIИ/Mlle.
読み方は、(マドモアゼル)。2019年に新ジャンルRJP(レトロジャズポップ)を構築すべく結成されたバンド。これまで縁もあり、ライブレポートを書かせていただいたことが何度かあるが新曲ブログは初めて。レトロジャズポップの所以を感じられる明るく疾走感のあるイントロ。後半になると落ち着いたテンポになり、ピアノの音色が際立つ。だからこそ、ラストは気持ちをグッと高まらせてくれる。ライブでみると楽しいこと間違いない。
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大人になりたくない/アカネサス
高知県・四万十発3ピースロックバンド。このブログでも何度も紹介をしてきたアカネサスが新曲をリリース。新曲をリリースするたびに楽曲のエネルギーやバンドサウンドの力強さがパワーアップしてる。それくらいこの1年間で現場を踏んできたのだろう。20歳という年齢が近づいた彼女たちの心の叫びが歌になってリスナーの心を揺さぶる。今年より飛躍する1年になることだろう。これからも注目しています。
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以上の16曲が今週の新曲ブログです。
来週ではやくも1月最後の新曲ブログ。1月のベストソングは来週紹介する楽曲までが選曲対象となります。
来週もよろしくお願いします。
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