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KinKi Kids 4thアルバム『D album』

【記事公開日:2022/07/01】

 

7月になりました。今月はKinKi Kidsのデビュー月です。

本日の金スマをはじめ、今時点多くのテレビ出演やライブが決まっています。

 

このブログでは、定期的にアルバム全曲レビューをしています。

今月はこれまで以上のペースでアルバムレビュー記事を投稿していきます。

 

今回紹介するのは、4thアルバム『D album』

『D album』

リリース:2000年12月13日

オリコン2001年度年間44位

総売り上げ50.6万枚

 

 

それでは紹介していきます。

 

1.Burning Love 

「ライバル」などの作詞作曲をしているギタリスト、オオヤギヒロオが制作をした楽曲。シンセサイザーの音がメインとなり新時代を感じられるイントロ。曲調もなかなか歌うのが難しそうだがしっかりと二人とも個性と表現力を感じられる歌唱力。サビはキャッチー。間奏はギタリストを感じさせるロックチューン。

 

 

2.Back Fire

イントロのサウンドはかっこいい。サビはポップだが、AメロやBメロはベースやギターの音色がかっこよく曲を彩ってくれる。サビの歌詞【Burn Burn take it Burn】の部分は自然とくちづさんでしまう。このフレーズのところは以前に紹介をしたジャニーズWESTのアルバム曲「ガッテンアンセム」のフレーズを思い出した。

 

 

3.夏の王様

10thシングル。堂本剛主演のTBS系ドラマ『Summer Snow』主題歌。累計シングル売り上げは85万枚を記録している。

一度聞いたらインプットされる印象的なイントロ。サウンドや歌詞からは夏の華やかでトロピカルなイメージがわいてくる。歌詞の中にある【Oh!Summer time】はタイトルの夏の王様ともかかっており、遊び心も感じられる夏の名曲。

 

 

4.Misty

バンドメンバーでもあり多くの楽曲提供をしている堂島孝平からの初めての楽曲提供曲。ベストアルバム『39』にも収録されており当時のファン投票31位の曲。

サックスや打楽器もはいり、明るさもありながらミステリアスなサウンド。曲のアウトロは「夏の王様」の雰囲気をどこか感じられる。

 

 

5.エンジェル

きれいな音色からはじまり二人の歌声へと入っていく。バラードでもおかしくない歌詞とタイトルだが、DJのスクラッチなども入り新しさや明るい雰囲気も感じられる。Bメロに入るタイミングでのスクラッチの後1番は光一、2番は剛の歌いだしが力強くここでより曲の世界観い入らせてくれる。

 

 

6.十二月

剛のソロ楽曲。作詞作曲も自身が務めている。ピアノのきれいな音色と共に彼の歌声が際立つ楽曲。リリース時期となる12月を題材とした楽曲。ソロデビューは2002年だがソロの楽曲の雰囲気を醸し出している。

 

 

7.ナンとかしましょう 

SMAPの『Peace!』『Let It Be』の楽曲提供も務めたFace 2 fAKEが作曲と編曲を担当した楽曲。ベースラインなど一つ一つの楽器の音がジャジーでかっこいい。サビのコーラスワークが曲をより盛り上げてくれる。『Let It Be』を知っているからこそ、同じ人が作った曲ということが納得できる。

 

 

8.こたえはきっと心の中に

この曲も堂島孝平からの楽曲提供曲。他の曲と比べてパート構成が異質。1番が剛、2番が光一、ラスサビを二人で歌っている。音数の少ない曲だからこそ二人のソロパートからは歌唱力を感じられる。若さがまだ感じられる頃の歌声、今この曲を歌うと大きく雰囲気を変えるのだろう。

 

 

9.永遠の日々・・・

光一のソロ楽曲。作詞作曲も自身が務めている。剛の楽曲と同じく、ピアノの音色がきれいなバラード曲。サビで盛大になり、より心にスッと入ってくる。

 

 

10,欲望のレイン

ベスト・アルバム『39』がリリースされた当時のファン投票で25位となった楽曲。

かっこよく近未来を感じられるイントロ。Bメロは二人の掛け合いが印象的。この曲は、ジャニーズジュニアにも歌いつがれる名曲。ジュニア時代の山下智久生田斗真が一緒に歌っている映像も調べてみるとでてきた。

 

 

11.KinKi Kids forever 

2人が出演をした森永製菓「ダース」CMソング。CMは英語バージョンでベストアルバム『39』は英語バージョンが収録差入れている。日本語バージョンはこちらのみ収録されている。ライブでも何度も歌われている楽曲だ。

 

 

12.もう君以外愛せない 

堂本光一主演ドラマ『天使が消えた街』オープニングソング。10thシングルで「夏の王様」と両A面となっている。

ピアノの旋律から始まるイントロから心にスーッと入ってくる。ピアノ中心のバラード曲となっており、二人の歌声が合わさり気づけば聞き入ってしまう。

 

 

13.Hey!和 

これまでのアルバムは、シングル表題曲やライブの定番だった「たよりにしてまっせ」などがアルバムの最後を締めくくっていた。今回はアルバム初収録曲で締めくくる。バラードではなく明るくポップな楽曲で世界平和を歌った楽曲。ラップも入っているが、サビからはトランペットも入りFUNK要素もどこか感じられる。

 

 

以上の楽曲が収録曲です。

 

 

今回のアルバムから全編セルフプロデュースを行っている。だからなのかもしれないが、これまでのアルバムとはまた違ったKinKi Kidsの新しい一面を感じられる楽曲達が並んでいた。

 

また、二人の歌声もデビュー当時から変化を感じられる。特に光一の歌唱力が上がっているようだ。だからこそソロパートも二人のパートもデビュー当時以上にきれいで聞き心地がいい。この歌唱力がこれからどんどん上がっていくから面白い。

 

次回のアルバムも近々紹介します。

 

これからもよろしくお願いします。

 

 

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