2022年2月リリースアルバムレビュー
【記事公開日:2022/03/15】【記事更新日:2022/03/19】
2022年より1か月ごとでその月にリリースされたアルバムのレビューのまとめ記事を書いています。
はじめは、1年分を1つの記事で更新する予定でしたが、2か月ですごい量になりましたので1か月ごとで記事にすることにしました。
それでは、2月リリースアルバムのレビューです。
崎山蒼志 『Face To Time Case』
2ndアルバム
リリース日:2022年02月02日
サブスク配信あり オススメ→1.6.7.810.12
リーガルリリーや石崎ひゅーいとのコラボ楽曲やタイアップ曲で崎山蒼志の音楽の可能性を大きく広げてくれた1枚。独特なギターサウンドが彼の魅力だが、今作はいつもと違った一面を見せてくれる楽曲も多い。こんな曲も作るのかと驚かされるのだ。1曲での曲の変化は、崎山節といってもいいくらいの独特な変化をしていく。聞けば聞く程新たな発見をもらえる楽曲達が並んでいる。
eill 『PALETTE』
メジャー1stアルバム
リリース日:2022年02月02日
サブスク配信あり オススメ→2.6.7.8.11
昨年アニメ「東京リベンジャーズ」エンディング・テーマである「ここで息をして」をはじめ様々なタイアップ曲を担当した。そのタイアップ楽曲も収録されているアルバム。全体的におしゃれなサウンドの楽曲が多いが、ロックサウンドが入る曲などもあり面白い。おしゃれな楽曲達が並ぶ中「ただのギャル」はヒップホップ要素も強く彼女のまた違った一面を見せてくれる。
今年の飛躍が楽しみなアーティストの一人だ。
CYNHN 『Blue Cresc.』
2ndアルバム
リリース日:2022年02月02日
サブスク配信あり
CYNHN 2ndアルバム『Blue Cresc.』全曲レビュー - ただの音楽ファンが見る音楽業界
読み方は、スウィーニー。新曲ブログをきっかけに出会ったアーティスト。フォロワーさんからの依頼で聞いてみたアルバムだ。
グループ名である【青】をコンセプトに1曲1曲が【青】をテーマに作られている。いろんなジャンルの楽曲達と彼女たちの歌声が合わさりグループの個性を詰め込んだアルバムになっている。初めて聞いたグループだったがこれからも注目していきたい。全曲レビューで詳しく書いています。
(夜と)SAMPO 『はだかの世界』
2ndミニ・アルバム
リリース日:2022年02月02日
サブスク配信あり オススメ→1.2.3.7
ハンブレッダーズ、加速するラブズ、フィッシュライフ…と関西で話題を集めていたバンドの元メンバーを中心に結成されたバンド。昨年、サーキットイベント見放題でライブも見た。ライブがスタートするかのように1曲目より盛り上げてくれる。ポップなサウンドと歌声、存在感のあるギターのサウンド。一つ一つが曲を彩ってくれる。3曲目の「moonlieght」では1枚目のミニアルバムでは見せなかった音楽性も見せてくれる。
ØMI 『ANSWER...』
3rdフルアルバム
リリース日:2022年02月02日
サブスク配信あり オススメ→2.3.5.10
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのボーカル・登坂広臣のソロプロジェクト。
前作『Who Are You?』での問いかけに対する『ANSWER...』となるアルバム。サブスクだと1枚にまとまっているので、わかりづらいがCDだと2枚組になっている。
1つは、弱さや葛藤を表した「ANSWER... SHADOW」。もう一つは光り輝く部分を表した「ANSWER... SHINE」。光と闇、両方の答えがあることを示している。この記事を書くにあたって上記のことを知ったので改めて前作と今作のつながりや二つの答えに分けて聞いてみようと思う。
milet 『visions』
2ndフルアルバム
リリース日:2022年02月02日
サブスク配信あり オススメ→2.3.4.10.14
数多くのタイアップソングが収録された1枚。だからこそ1枚目以上に多くの人の日常に寄り添ったアルバムのように感じた。
1枚目は歌声と相性もあり洋楽っぽい曲が多いイメージだった。だからこそ、邦楽をメインで聞く自分にとってハマり切れない部分もあった。今作は、「Ordinary days」では、J-POP要素の強い曲。「Fly High」はオリンピックのテーマソングとなった応援ソング。「checkmate」ではかっこいい一面を見せてくれる。また、「jam with iri」ではiriとのコラボを見せてくれる。彼女の今後の可能性を見せてくれたアルバムにも感じられた。
ずっと真夜中でいいのに。『伸び仕草懲りて暇乞い』
4thミニアルバム
リリース日:2022年02月16日
サブスク配信あり オススメ→全曲
6曲中4曲が新曲ブログで紹介をした楽曲。昨年リリースしたアルバムも2021年ベストアルバムに選出したこともあり期待値が高い作品だった。そんな期待を一切裏切らない。半分が事前に配信された楽曲でありながら統一性のあるサウンドの世界観。転調が多い楽曲で構成されているので1曲1曲の密度が濃い作品となっている。
アルバムの中で初めて聞いた楽曲「夜中のキスミ」も独自性の強い楽曲。16ビートのサンバテイストなリズムで展開していくと思えば、ストリングスがメインとなり曲が彩られていく。進化し続けるずとまよを見ることができる1枚。
Da-iCE 『REVERSi』
1st EP
リリース日:2022年02月16日
サブスク配信あり
Da-iCE CONCEPT EP『REVERSi』全曲レビュー - ただの音楽ファンが見る音楽業界
2021年「CITRUS」でブレイクを果たしたDa-iCE。EPでは、ジャンルレスな彼らの姿を堪能することができる。自身で作詞作曲をした楽曲をはじめ、andropの内澤崇仁と佐藤千亜妃の楽曲提供曲も収録されている。白黒つけるというテーマを持ったコンセプトアルバムからは、実力や実績で変えてやるというグループの決意を感じ取れる。「CITRUS」をきっかけで知った人には、このEPを必ず聞いてほしい。上記URLより全曲レビューあります。
SUPER BEAVER 『東京』
8thアルバム
リリース日:2022年02月23日
サブスク配信あり オススメ→1,5.9.10.11,12
映画『東京リベンジャーズ』主題歌をはじめ、タイアップ曲も多数収録されたメジャー再契約後2枚目のアルバム。昨年リリースされたアルバムは2021年ベストアルバムにも選出をした。前作は、メジャー復帰後1作目のアルバムということもあり決意表明をイメージさせる楽曲が多かった。
今作は、初期から変わらないSUPER BEAVERの揺るぎないスタイルを色濃く感じる作品だった。ストレートな歌詞、どこか泥臭さを感じるロックサウンド。1回目聞いた時も素晴らしさを感じるのだが、聞けば聞く程味が出る楽曲が多く存在する。ストレートな楽曲達が心にスッと入ってくる。
iri『neon』
5thアルバム
リリース日:2022年02月23日
サブスク配信あり オススメ→2.3.4.7.12
先日「関ジャム 完全燃SHOW」に出演をしたシンガーソングライターiri。コロナ渦になり初めて制作をしたアルバム。彼女自身が感じたコロナに対する思いが表現された1枚となっている。特に3曲目まではコロナ渦での怖さや闇を感じていた2020年夏ごろのリアルな心境が表れている。ライブがなくなり先の見えない不安が描かれている。4曲目「摩天楼」で明るさと共に揺れ動く気持ち。
楽曲が進むにつれて彼女のコロナ渦での心境の変化が感じられるアルバム。全体的に音数の少ない曲も多く彼女の武器である歌声が堪能できる。今の時代を象徴したアルバムとなっている。
AI『DREAM』
12thアルバム
リリース日:2022年02月23日
サブスク配信あり オススメ→1.2.3.5.7
5年半ぶりのオリジナルアルバム。話題のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主題歌「アルデバラン」から始まる。また、三浦大知、.RIEHATA、¥ellow Bucksという多方面のアーティストとのコラボ楽曲も収録されている。そんなアルバムは、R&B、HIPHOP、ゴスペル、J-POPといったジャンルが織り交ぜられながらも統一感があるものとなっている。その統一感は、アルバムのテーマとなった世界平和。『DREAM』というタイトルに込められた思いを様々なジャンルと合わさり心に響かせる。AIの真骨頂を感じられる1枚だ。
以上が2月リリースで聞いたアルバムです。
すべてサブスク配信されているアルバムなので、気になるものがあればぜひ聞いてみてください。
2月リリースで今後聞いたものがあればこちらに更新します。
読んでいただきありがとうございました。
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