ただの音楽ファンが見る音楽業界

楽器経験もない音楽ファンが毎週200曲以上の新曲から好きだったものを紹介。音楽業界についてやおすすめのアーティストも定期的に書いてます。

アーティストが売れたと思う基準について

9月に入り週4投稿を目標にしました。

曜日により投稿する記事内容を決めて書いています。

 

土日の投稿は音楽業界について個人的に思うことを書いていこうと思います。

 

今回はアーティストが売れたと思う基準がどこにあるのか。

 

そもそも、私が音楽を好きになったのは中学1年生の時です。実家でスペースシャワーTVを契約したことがきっかけでした。

様々なPVを見た時に幅広いジャンルの音楽を知ることができたので世間的な知名度関係なくアーティストの新曲を聴くことができていました。音楽を聴くようになってからはテレビでは歌番組をすべてチェックしてランキング上位の曲がどんな曲なのか。

80年90年代の音楽が流れるときはどういう人なのかなどを調べていました。

 

 

でも高校生の私は、テレビで流れてくる楽曲やCDセールスがいいアーティストが売れているアーティストという認識でした。

 

 

ただ大学生に入りフェスに行くようになりバンドにはまるようになりました。

野外のステージで3万人以上の人が見ている中で演奏するバンドをみて生演奏のすごさやかっこよさを感じるようになりました。

 

 

大型のフェスだとステージが7つほどあるものもあるので知名度や集客力でステージがかわるので年々あがっていると売れていくことが実感します。

 

 

でも1つ上のステージで演奏することやメジャーデビューが決まることで売れたなあというファンの声を聴く中でいつも思うことがあります。

 

 

知名度増えたなとかファンが増えたなと思うがほんとに売れたのかな。

そもそもどこまでいくと売れたことになるんだろうということを感じます。

 

 

Official髭男dism・King Gnuくらい誰もがしっている曲があることや新曲が都度ランキング上位になるアーティストが売れていると感じます。

正直自分自身の売れているという基準が高いのだとは思っています。

 

 

そもそも売れるという基準が人によってまったく違うこと。アーティストによっても目標にしてる場所が違っている。この2つが大きな理由だと思います。

 

 

 

①売れるという基準が人によって違う。

ファンになったタイミングによってそのアーティストに対しての認識も変わってくる。

小さいキャパでやっていた時代から応援してきて人にとって1ランク上のライブハウスでのワンマンやテレビ出演は自分のように成長を感じる。

だからこそメジャーデビューや周りの友達が知った瞬間に売れたことを実感すると思います。

 

 

②アーティストによって目標が違う。

メジャーデビューをするとメディア露出やタイアップが増えて多くの人に知ってもらう機会が増えます。その分サブスクで聞かれる回数も増えていき注目度も上がっていきます。でもすべてのアーティストがメディア露出や全世代に知られるようなアーティストというわけではない。世間的に知られていなくても、バンド主催のフェスを開催するアーティストやさいたまスーパーアリーナを満員にする声優歌手などもいる。

 

 

特にここ10年は、アニソン・バンド・K-pop・アイドルなどジャンルの多様化やYoutubeなどもメディアの広がりで好きなものだけを極めることができるようになった。そのジャンルしか聞かない人だけでも数万人規模もイベントが成り立つ時代になった。だからこそ、世間的な大ヒットが難しい時代にもなりました。

 

 

そんな時代だから売れるにも何段階かあると思います。

バンドを例に大きく分けてこのような感じ。(関西でイメージしています)

 

第一フェーズ

フェス出演(3つステージがある一番小さいステージ)

700人キャパでワンマン(CLUB QUATTROなど )

 

 

第二フェーズ

フェスのサブステージ

メジャーデビュー

→深夜アニメのタイアップ・深夜番組のエンディング・ネット番組

1000人キャパでワンマン(なんばHatchなど)

バカリズムに出演

 

第3フェーズ

フェスのメインステージ

事務所の期待値が高いタイアップ

→ジャンプ系アニメのOP・ドラマの主題歌・CMソング・映画主題歌

ホール単発ワンマン・ZEPPツアー

ミュージックステーションの出演

アーティスト例

sumika/緑黄色社会/Creepy Nuts/SUPER BEAVER/BLUE ENCOUNTなど

 

第4フェーズ

フェスのオオトリ

アーティストへの楽曲依頼タイアップ

→製作サイドからアーティスト側に依頼があったパターンや国民的人気な作品

ランキング上位。(CD/サブスク/YouTubeなど)

ホールツアーもしくはドームワンマン

アーティスト例

LiSA/Official髭男dism/King Gnu/あいみょんなど

 

大きくわけてこんな感じだと思います。

 

このように段階を追って売れていくアーティストもいれば、いきなり注目されて第4フェーズまでいく場合もある。

逆に第4フェーズのアーティストが第2フェーズまで戻ることもあるからこの音楽で売れ続けるというのは本当にすごいことだと思っている。

 

世間的認知の売れ方でまとめたので、自身のやりたいことを大事にして売れているアーティストはいっぱいいる。

 

売れ方を型を決めるわけではないが、アーティストたちがどこを目標にしているのか。それを知った上で応援をしていけたらより楽しめるのではないだろうか。

 

メジャーデビューが決まった瞬間、楽曲を聴かなくなる人は正直多い。もちろん、それが悪いわけではない。でもメジャーデビューを決めたアーティストはその先の目標に向かって通過点としてのメジャーデビューを決めたはず、その後どんな状況出れ応援できるファンが各アーティストに増えるとより音楽業界が盛り上がるかもしれない。